「イイ波のってんね」が大流行!17年ぶりパラパラブーム復活 発信源のファッキングラビッツを直撃<モデルプレスインタビュー>
2018.05.11 22:12
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SNSを通して「いい波のってんね~!」というフレーズを1度は聞いたことがあるのではないだろうか?女子中高生を中心に口パク動画が続々アップされ、その人気はきゃりーぱみゅぱみゅやりゅうちぇるも反応するほどの一大パラパラブーム復活と言える現象が起きている。しかし、その大もとがどんな曲で、誰が歌っているか知っている人は多くはないだろう。今回モデルプレスは、流行の源流である「イイ波のってん☆NIGHT」を歌う4人組・FxxkingRabbits(ファッキングラビッツ)にインタビューし、彼女たちの正体に迫った。
あいかりん、橘咲良(たちばな・さくら)、芹野莉奈(せりの・りな)、さぁちむの4人からなるダンサーユニット・ファッキングラビッツ。それぞれ個別の活動をしながら、グループとしてはゴーゴーダンサーや、アーティスト、YouTuberな一面も持っている。
現在、全国のクラブから出演オファーが殺到し、「パラパラブーム復活」の先頭を走るファッキングラビッツの「イイ波のってん☆NIGHT」。
SNSではこの曲の振りマネ動画が多数投稿され、若者たちは学校や飲み会などで「イイ波のってんね!」の掛け声で盛り上がるという現象が起きている。また、4月より主要カラオケでの配信も始まっている。
https://www.youtube.com/watch?v=SYAgOpWYDlc
また、東京・渋谷のファッションビル「SHIBUYA 109」1Fエントランスのデジタルサイネージビジョンにて、「イイ波のってん☆NIGHT」パラパラ教則動画の放映がスタート。2018年5月16日から約1ヶ月、毎日毎時間放映。(都合によりスケジュールの変更の可能性あり。)
1994~1995年頃の第二次パラパラブームでは、エイベックスのユーロビート・コンピレーションCD「SUPER EUROBEAT」シリーズに火が付き、ブームが到来。安室奈美恵やMAXなどの日本人アーティストによる楽曲もヒットした。
1999~2001年頃の第三次パラパラブームでは、フジテレビ「SMAP x SMAP」で木村拓哉による「バッキー木村」が踊るユーロビート曲「Night of Fire」が社会現象に。
時を同じくして、東京ディズニーランドも夜のレギュラーショー「スーパーダンシン・マニア」をスタートし「ミッキーマウスマーチ(ユーロビートバージョン)」のパラパラをミッキーやキャラクターたちが踊って大きな話題に。さらにアーケードゲーム「パラパラパラダイス」などもヒットし、大人から子どもまで巻き込む国民的ムーブメントとなった。
2010年以降、スマートフォンの普及で手元で気軽に動画が見られる時代となり、2016年の星野源「恋」ダンスのブームが起きるなど、振付をマネする環境は十分に整ってきており、ついに今回、実に約17年ぶりのパラパラブームの兆候が現れ始めている。
現在そのムーブメントをけん引するファッキングラビッツのメンバーたちにこれまでの軌跡を語ってもらった。
さぁちむ:さぁちむです、22歳の最年少です。ファッキングラビッツの活動以外には、格闘技やキャバクラをやってます。
芹野:芹野莉奈です。25歳の最年長です。ファッキングラビッツとYouTube、最近はやってないですけどDJもやってます。
あいかりん:あいかりんです。ファッキングラビッツのリーダーです。音楽、ダンサー、キャバクラ、格闘技のラウンドガール、AVにも出たり色々です。
橘:橘咲良です。えっと年齢は23歳…あ、違う24歳(笑)。
芹野:あ、サバ読んだ(笑)。私も低く言えばよかった(笑)。
橘:24歳(笑)。もともと、あいかりんに誘われてファッキングラビッツが結成された時からいます。もともとAVの事務所も一緒だったんですけど…。
芹野:長くなりそうだね(笑)。
橘:(笑)。現役でAV女優をしていて、銀座のホステスもしています。
― ありがとうございます。今、橘さんからちょっと出ましたが、ファッキングラビッツはどのようにして誕生したんですか?
橘:最初はあいかりんと、あいかりんの親友の一般の子、私の3人でスタートしました。そこからAV女優のグループを作りたいということになって、もともとキャバクラが同じだった先輩の芹野莉奈ちゃんを誘って、その後に色々と…。
芹野:私とさぁちむは、途中参加メンバーなんです。
あいかりん:何人かいたんですけど、やめたり抜けたりして今の4人になりました。
― 色々あった末の4人なんですね。
芹野:今さら入れてくれっていう人も多いですけど…(笑)。
さぁちむ:確かに(笑)。
― そうなんですね(笑)。最初にあいかりんさんや橘さんが集まったのは、何をやろうしたからなんですか?
橘:ゴーゴーダンサーです。
― ちなみにグループ名の由来は?
橘:性欲の強いウサギをモチーフにみたいな(笑)。
― 結成から約3年、今はクラブなどのイベント出演がメインなんでしょうか?
あいかりん:結構メインになってきてます。
さぁちむ:今年はフェスも多いです。
― 今年はかなり声がかかっているんじゃないですか?
橘:もう10月の予定まで入ってます。ヤバイです。
― ファッキングラビッツの特徴を挙げるとしたら?
芹野:もともとゴーゴーダンサーズのチームとして組んだとき「何か他のゴーゴーダンサーより特化したい」「他とは一緒にはなりたくない」という気持ちがありました。
橘:そういうことで、オリジナルの曲を出そうっていう話になり、歌をリリースするようになりました。
― そこから今「イイ波のってん☆NIGHT」に人気大爆発につながるんですね。
さぁちむ:テレビに取り上げられたり、きゃりーぱみゅぱみゅさんがSNSやってくれたり本当にありがたいです。
芹野:テレビに取り上げられたのはすごいよね。
― オファーも増えてるんじゃないですか?
芹野:ありがたいことに。
― 4人のSNSへの反響はいかがですか?
さぁちむ:フォロワーが増えました。
橘:もうすごい!もともとAVとかやってましたけど、それ以上の力があります。
芹野:女の子のファン増えましたね。
あいかりん:あと若い。
さぁちむ:中高生とか。
あいかりん:小学生とか。
さぁちむ:子どもにやらせてる感があるムービーもめっちゃありますよね(笑)。
一同:(笑)
さぁちむ:でもそうやって真似してくれること自体本当に嬉しいです。地元の友だちがカラオケで歌ってくれたのも嬉しかったです。
芹野:カラオケに入ったのも大きいよね。歌ってくれている動画が一気に増えました。
芹野:AVやっている時は街で気付かれてもコソコソされて話しかけづらかったみたいですけど、今はめっちゃ話しかけてくれます。
あいかりん:この前、遠くから「いい波乗ってんね~!」って叫ばれました。
一同:(笑)。
― そういう時ってどうするんですか?
あいかりん:言い返すします。「いい波のってんね~!」って(笑)。
さぁちむ:走ってる車の中から「いい波のってん…(消えていく)」みたいなのもあります。
芹野:でも「いい波のってんね~!」の単語だけ勝手にバズってるところもあるよね。
さぁちむ:そうですね、うちらはまだ無名というかまだ追いついてないです。
芹野:うちらが歌ってることがまだ浸透していない部分もあります。
芹野:セクシー女優を中心に結成したことで、あまり認められないみたいな部分があるんですけど、私自身AV出身でどこまで行けるかっていうことに興味があります。私もAVデビューした時に結構言われたんですよ「あいつ落ちたな」みたいな。でも、飯島愛さんだってAVで活動していてあんなに活躍していたので。
橘:うんうんうんうん。
あいかりん:でも、それは人の捉え方であって今の時代関係ないと思うんです。いけるとこまではみんなで頑張っていこうかなと思ってます。
― 実際、AV出身ということは風当たりが強いんですか?
芹野:DJの女の子とか(笑)。クラブ業界でいきなりAV女優のユニットって言ったらちょっと…って。
あいかりん:そういうのはどこでもそうですね、キャバクラでもすごい。
芹野:あぁ(笑)。
橘:言われて忘れられないのは「ダンサーじゃない」「ダンスじゃない、ただエロを売りにしてるだけ」って。
芹野:言われるね。
橘:でも、そういうことを言われたからダンスのクオリティとかを高くしなきゃってみんなでレッスンしたり、悔しさがバネになっているもの事実です。
さぁちむ:事務所とか入ってる人たちも多いけど、ファッキングラビッツは全部フリーでやってます。
あいかりん:できるだけ大人と関わりたくないんで。
一同:(笑)
芹野:間違いない。
― 今の一言は重みがありますね。
芹野:自分たちでやってきて学びました。
橘:ファッキングラビッツをプロデュースするよって言ってくれたり、大人たちが色んな声をかけてくるんですけど、そこは冷静にみんなで考えて流されないようにしてます。
― 敢えて事務所に入らず、自分たちでやっているんですね。
あいかりん:あまりにも仕事に携わっていることをアピールされたり、ファンの子にファッキングラビッツの情報流されたりしているのが困るんですけど…。
芹野:オフショットとか勝手に上がってることもありました。
一同:(笑)
芹野:なんかちょっと流行ってるからそういう風なことも多いです。
さぁちむ:めちゃめちゃ忙しい。
あいかりん:週末は空いてる日がないです。
芹野:1日にイベントが2件入ることも。
― オファーが多すぎても断ることはない?
あいかりん:極力出ます。
芹野:最近は私たちにスケジュールを合わせてくれるようなりました。
橘:そんな中あいかりんは動画、PVの編集も寝る間を惜しんでやってくれてます。
― あのPV、あいかりんさんが編集したんですか!?
橘:「イイ波のってん☆NIGHT」も全部です。
― すごい!そこまで忙しいと心身ともに疲れると思いますが、大人に任せず自分たちの力を注げる原動力は何なのでしょうか?
あいかりん:時間がもったいないなって思っちゃうんですよね。自分でなんでも出来ると思っちゃうんです。
芹野:事務所とか入って色々指示されながら活動するよりも、自分たちでやったほうが全然やりやすいんです。
あいかりん:人に任せて納得いかなかった時に文句言うのが気まずいし、そうやって気を遣うのが面倒くさいんですよ。だったら言い合える仲間でやったほうが気が楽です。
芹野:一発屋にならないためにまたみんなで考えながらやっていきます。
― ちなみに一発屋にならないために考えていることはありますか?
芹野:この現状を満足しないことが絶対大事だと思います。忙しくてただブッキングされていることだけをこなす日々になって消えていった人をたくさんも見ているので。
橘:確かに忙しいですけど、4人で直接会えなくても合間合間にスマホで打ち合わせして、その都度熱い思いをぶつけてます。
― その中で喧嘩することはないんですか?
橘:価値観が違うから誤解が生じることもありますけど、その都度話し合って、そこで共感し合ってよりみんなのことを知れるんです。
さぁちむ:だから成り立ってるのかなって感じですね。
― ぶつかり合うなかで「やめよう」って思った瞬間はない?
橘:私はない。
さぁちむ:ない。
芹野:私もない。
あいかりん:ない。
橘:もう、おばあちゃんになってもやってたい。
一同:(笑)
芹野:嬉しいかも。
ー おばあちゃんになってこのノリが出せたらすごくカッコいいですね!
さぁちむ:おばあちゃんになったファッキングラビッツ(笑)。
一同:(笑)
さぁちむ:ふわふわ(笑)。
橘:そのふわふわしてるキャラクターも必要なのかなとは思います。
― このギャップは知れば知るほどハマっちゃいますね。
あいかりん:でも、観ている人には「バカやってるな」って思われたほうが嬉しいです。
橘:「日本も終わったな」みたいな(笑)。
あいかりん:そういう言葉が嬉しいです。
― では最後に、リーダーのあいかりんさんから、モデルプレス読者、ファンの方にメッセージを頂きたいです。
あいかりん:昔から私たちファッキングラビッツを知っていて応援してくれている方々も、最近の活動で知ってくれた方々も、これからどんどん私たちは上を向いて色んなことに挑戦して頑張っていくので、これからも応援していただけたらと思います。よろしくお願いします。
ー ありがとうございました。
(modelpress編集部)
Twitter https://twitter.com/fxxking_rabbits/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCN6R1YTlwGoKpE9YQUKgyuQ
現在、全国のクラブから出演オファーが殺到し、「パラパラブーム復活」の先頭を走るファッキングラビッツの「イイ波のってん☆NIGHT」。
SNSではこの曲の振りマネ動画が多数投稿され、若者たちは学校や飲み会などで「イイ波のってんね!」の掛け声で盛り上がるという現象が起きている。また、4月より主要カラオケでの配信も始まっている。
「イイ波のってん☆NIGHT」振付を覚えたい!パラパラ教則動画
https://www.youtube.com/watch?v=SYAgOpWYDlc
また、東京・渋谷のファッションビル「SHIBUYA 109」1Fエントランスのデジタルサイネージビジョンにて、「イイ波のってん☆NIGHT」パラパラ教則動画の放映がスタート。2018年5月16日から約1ヶ月、毎日毎時間放映。(都合によりスケジュールの変更の可能性あり。)
パラパラとは?
1986~1989年頃の第一次パラパラブームでは、アーハの「テイク・オン・ミー」のヒットに伴い、青山のクラブ「King&Queen」、麻布十番「マハラジャ」などで始まる。1994~1995年頃の第二次パラパラブームでは、エイベックスのユーロビート・コンピレーションCD「SUPER EUROBEAT」シリーズに火が付き、ブームが到来。安室奈美恵やMAXなどの日本人アーティストによる楽曲もヒットした。
1999~2001年頃の第三次パラパラブームでは、フジテレビ「SMAP x SMAP」で木村拓哉による「バッキー木村」が踊るユーロビート曲「Night of Fire」が社会現象に。
時を同じくして、東京ディズニーランドも夜のレギュラーショー「スーパーダンシン・マニア」をスタートし「ミッキーマウスマーチ(ユーロビートバージョン)」のパラパラをミッキーやキャラクターたちが踊って大きな話題に。さらにアーケードゲーム「パラパラパラダイス」などもヒットし、大人から子どもまで巻き込む国民的ムーブメントとなった。
2010年以降、スマートフォンの普及で手元で気軽に動画が見られる時代となり、2016年の星野源「恋」ダンスのブームが起きるなど、振付をマネする環境は十分に整ってきており、ついに今回、実に約17年ぶりのパラパラブームの兆候が現れ始めている。
現在そのムーブメントをけん引するファッキングラビッツのメンバーたちにこれまでの軌跡を語ってもらった。
ファッキングラビッツって何者?
― まず、お1人ずつ自己紹介をお願いします。さぁちむ:さぁちむです、22歳の最年少です。ファッキングラビッツの活動以外には、格闘技やキャバクラをやってます。
芹野:芹野莉奈です。25歳の最年長です。ファッキングラビッツとYouTube、最近はやってないですけどDJもやってます。
あいかりん:あいかりんです。ファッキングラビッツのリーダーです。音楽、ダンサー、キャバクラ、格闘技のラウンドガール、AVにも出たり色々です。
橘:橘咲良です。えっと年齢は23歳…あ、違う24歳(笑)。
芹野:あ、サバ読んだ(笑)。私も低く言えばよかった(笑)。
橘:24歳(笑)。もともと、あいかりんに誘われてファッキングラビッツが結成された時からいます。もともとAVの事務所も一緒だったんですけど…。
芹野:長くなりそうだね(笑)。
橘:(笑)。現役でAV女優をしていて、銀座のホステスもしています。
― ありがとうございます。今、橘さんからちょっと出ましたが、ファッキングラビッツはどのようにして誕生したんですか?
橘:最初はあいかりんと、あいかりんの親友の一般の子、私の3人でスタートしました。そこからAV女優のグループを作りたいということになって、もともとキャバクラが同じだった先輩の芹野莉奈ちゃんを誘って、その後に色々と…。
芹野:私とさぁちむは、途中参加メンバーなんです。
あいかりん:何人かいたんですけど、やめたり抜けたりして今の4人になりました。
― 色々あった末の4人なんですね。
芹野:今さら入れてくれっていう人も多いですけど…(笑)。
さぁちむ:確かに(笑)。
― そうなんですね(笑)。最初にあいかりんさんや橘さんが集まったのは、何をやろうしたからなんですか?
橘:ゴーゴーダンサーです。
― ちなみにグループ名の由来は?
橘:性欲の強いウサギをモチーフにみたいな(笑)。
― 結成から約3年、今はクラブなどのイベント出演がメインなんでしょうか?
あいかりん:結構メインになってきてます。
さぁちむ:今年はフェスも多いです。
― 今年はかなり声がかかっているんじゃないですか?
橘:もう10月の予定まで入ってます。ヤバイです。
「いい波のってんね~!」の反響
― ファッキングラビッツの特徴を挙げるとしたら?
芹野:もともとゴーゴーダンサーズのチームとして組んだとき「何か他のゴーゴーダンサーより特化したい」「他とは一緒にはなりたくない」という気持ちがありました。
橘:そういうことで、オリジナルの曲を出そうっていう話になり、歌をリリースするようになりました。
― そこから今「イイ波のってん☆NIGHT」に人気大爆発につながるんですね。
さぁちむ:テレビに取り上げられたり、きゃりーぱみゅぱみゅさんがSNSやってくれたり本当にありがたいです。
芹野:テレビに取り上げられたのはすごいよね。
― オファーも増えてるんじゃないですか?
芹野:ありがたいことに。
― 4人のSNSへの反響はいかがですか?
さぁちむ:フォロワーが増えました。
橘:もうすごい!もともとAVとかやってましたけど、それ以上の力があります。
芹野:女の子のファン増えましたね。
あいかりん:あと若い。
さぁちむ:中高生とか。
あいかりん:小学生とか。
さぁちむ:子どもにやらせてる感があるムービーもめっちゃありますよね(笑)。
一同:(笑)
さぁちむ:でもそうやって真似してくれること自体本当に嬉しいです。地元の友だちがカラオケで歌ってくれたのも嬉しかったです。
芹野:カラオケに入ったのも大きいよね。歌ってくれている動画が一気に増えました。
「いい波のってんね~!」って叫ばれるファッキングラビッツ
― 実際に街で声をかけられることもあるのでは?芹野:AVやっている時は街で気付かれてもコソコソされて話しかけづらかったみたいですけど、今はめっちゃ話しかけてくれます。
あいかりん:この前、遠くから「いい波乗ってんね~!」って叫ばれました。
一同:(笑)。
― そういう時ってどうするんですか?
あいかりん:言い返すします。「いい波のってんね~!」って(笑)。
さぁちむ:走ってる車の中から「いい波のってん…(消えていく)」みたいなのもあります。
芹野:でも「いい波のってんね~!」の単語だけ勝手にバズってるところもあるよね。
さぁちむ:そうですね、うちらはまだ無名というかまだ追いついてないです。
芹野:うちらが歌ってることがまだ浸透していない部分もあります。
ファッキングラビッツの今後…「どこまで行けるか」
― 楽曲がブームになりましたが、今後はグループとしてどんなことを目標に、どういう活動をしていく予定ですか?芹野:セクシー女優を中心に結成したことで、あまり認められないみたいな部分があるんですけど、私自身AV出身でどこまで行けるかっていうことに興味があります。私もAVデビューした時に結構言われたんですよ「あいつ落ちたな」みたいな。でも、飯島愛さんだってAVで活動していてあんなに活躍していたので。
橘:うんうんうんうん。
あいかりん:でも、それは人の捉え方であって今の時代関係ないと思うんです。いけるとこまではみんなで頑張っていこうかなと思ってます。
― 実際、AV出身ということは風当たりが強いんですか?
芹野:DJの女の子とか(笑)。クラブ業界でいきなりAV女優のユニットって言ったらちょっと…って。
あいかりん:そういうのはどこでもそうですね、キャバクラでもすごい。
芹野:あぁ(笑)。
橘:言われて忘れられないのは「ダンサーじゃない」「ダンスじゃない、ただエロを売りにしてるだけ」って。
芹野:言われるね。
橘:でも、そういうことを言われたからダンスのクオリティとかを高くしなきゃってみんなでレッスンしたり、悔しさがバネになっているもの事実です。
ファッキングラビッツは“敢えて自分たちでやる”
― 曲自体はトラックメーカーに作ってもらってるそうですが、歌詞や振りは自分たちで作ってるんですよね。 そこまで制作に携わっているのは珍しいかと思うのですが?さぁちむ:事務所とか入ってる人たちも多いけど、ファッキングラビッツは全部フリーでやってます。
あいかりん:できるだけ大人と関わりたくないんで。
一同:(笑)
芹野:間違いない。
― 今の一言は重みがありますね。
芹野:自分たちでやってきて学びました。
橘:ファッキングラビッツをプロデュースするよって言ってくれたり、大人たちが色んな声をかけてくるんですけど、そこは冷静にみんなで考えて流されないようにしてます。
― 敢えて事務所に入らず、自分たちでやっているんですね。
あいかりん:あまりにも仕事に携わっていることをアピールされたり、ファンの子にファッキングラビッツの情報流されたりしているのが困るんですけど…。
芹野:オフショットとか勝手に上がってることもありました。
一同:(笑)
芹野:なんかちょっと流行ってるからそういう風なことも多いです。
全国から出演オファー殺到中
― でも、忙しい中で事務所に頼らず自分たちでやっていうのは難しくないですか?さぁちむ:めちゃめちゃ忙しい。
あいかりん:週末は空いてる日がないです。
芹野:1日にイベントが2件入ることも。
― オファーが多すぎても断ることはない?
あいかりん:極力出ます。
芹野:最近は私たちにスケジュールを合わせてくれるようなりました。
橘:そんな中あいかりんは動画、PVの編集も寝る間を惜しんでやってくれてます。
― あのPV、あいかりんさんが編集したんですか!?
橘:「イイ波のってん☆NIGHT」も全部です。
― すごい!そこまで忙しいと心身ともに疲れると思いますが、大人に任せず自分たちの力を注げる原動力は何なのでしょうか?
あいかりん:時間がもったいないなって思っちゃうんですよね。自分でなんでも出来ると思っちゃうんです。
芹野:事務所とか入って色々指示されながら活動するよりも、自分たちでやったほうが全然やりやすいんです。
あいかりん:人に任せて納得いかなかった時に文句言うのが気まずいし、そうやって気を遣うのが面倒くさいんですよ。だったら言い合える仲間でやったほうが気が楽です。
おばあちゃんになっても“ファッキングラビッツ”で…?
― では今後も4人で新しいことを仕掛けていくんですね。芹野:一発屋にならないためにまたみんなで考えながらやっていきます。
― ちなみに一発屋にならないために考えていることはありますか?
芹野:この現状を満足しないことが絶対大事だと思います。忙しくてただブッキングされていることだけをこなす日々になって消えていった人をたくさんも見ているので。
橘:確かに忙しいですけど、4人で直接会えなくても合間合間にスマホで打ち合わせして、その都度熱い思いをぶつけてます。
― その中で喧嘩することはないんですか?
橘:価値観が違うから誤解が生じることもありますけど、その都度話し合って、そこで共感し合ってよりみんなのことを知れるんです。
さぁちむ:だから成り立ってるのかなって感じですね。
― ぶつかり合うなかで「やめよう」って思った瞬間はない?
橘:私はない。
さぁちむ:ない。
芹野:私もない。
あいかりん:ない。
橘:もう、おばあちゃんになってもやってたい。
一同:(笑)
芹野:嬉しいかも。
ー おばあちゃんになってこのノリが出せたらすごくカッコいいですね!
さぁちむ:おばあちゃんになったファッキングラビッツ(笑)。
一同:(笑)
ファッキングラビッツはギャップがスゴかった!
― ここまでのお話を聞いていると、内に秘めた想いが真っ直ぐで熱いですよね。失礼かもしれないですけど、最初はもっとふわふわしてる人たちだと思ってました(笑)。さぁちむ:ふわふわ(笑)。
橘:そのふわふわしてるキャラクターも必要なのかなとは思います。
― このギャップは知れば知るほどハマっちゃいますね。
あいかりん:でも、観ている人には「バカやってるな」って思われたほうが嬉しいです。
橘:「日本も終わったな」みたいな(笑)。
あいかりん:そういう言葉が嬉しいです。
― では最後に、リーダーのあいかりんさんから、モデルプレス読者、ファンの方にメッセージを頂きたいです。
あいかりん:昔から私たちファッキングラビッツを知っていて応援してくれている方々も、最近の活動で知ってくれた方々も、これからどんどん私たちは上を向いて色んなことに挑戦して頑張っていくので、これからも応援していただけたらと思います。よろしくお願いします。
ー ありがとうございました。
(modelpress編集部)
FxxkingRabbits(ファッキングラビッツ)プロフィール
セクシー女優を中心に結成したゴーゴーダンサーズ。メンバーはあいかりん、橘咲良、芹野莉奈、さぁちむの4人。これまで「スケべな豚野郎」「ふざけんな」「キレイゴト」「マジ卍」「メリークリxxス」「億りビットボーイ」などの楽曲を配信。2018年は「イイ波のってん☆NIGHT」がSNSから火がつく一大ブームになっている。Twitter https://twitter.com/fxxking_rabbits/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCN6R1YTlwGoKpE9YQUKgyuQ
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