清原果耶「nicola」卒業で新たなスタート デビューから止まらぬ快進撃が向かう先は…?「ちはやふる」で得た刺激も<モデルプレスインタビュー>
『nicola』専属モデルで女優の清原果耶(きよはら・かや/16)がモデルプレスのインタビューに応じた。3月28日に行われる「ニコラ東京開放日2018」で同誌モデル(ニコモ)を卒業、その直後には「マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER」出演を控えている清原。オーディションでグランプリを獲得してデビューした後、モデルとしても女優としても一線で活躍し続けてきた彼女は“転機”を前に何を思っているのか。今後の活動もふまえ本人に聞いた。
以後、ドラマ『精霊の守り人』(NHK)、『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS)、『死幣―DEATH CASH―』(TBS)、『セトウツミ』(テレビ東京)、『BORDER 衝動~検視官・比嘉ミカ~』(テレビ朝日)や、映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『3月のライオン』、『ユリゴコロ』、『ちはやふる -結び-』と、まさに“次世代ブレイクの筆頭候補”として止まらない活躍を見せている。
「嬉しくて号泣」“ニコモ”清原果耶の思い出
― まず、2015年3月から務めてきた『nicola』モデルを卒業するお気持ちを教えてください。清原:初めて『nicola』の撮影をした日のことを今でもすごく鮮明に覚えているので、「もう卒業するのか」って感じています。1年前、先輩方が卒業したときに、私も「あと1年だよ」と編集部の方に言われていたのですが全然実感が沸かなくて「最後の舞台で何言おうかな」と同期の子と話していたことを思い出します。卒業をすぐそこに控えて、長いようで短い3年間でした。
― 3年間ニコモとして活動してきた中で、印象に残っていることはなんですか?
清原:『nicola』の撮影は、毎回本当に楽しかったです。ファッションページはもちろん、色んな企画をやらせていただいて、それこそ体力測定など自分の持っている能力やステータスを試すようなものまで(笑)。その中でも初めて表紙を飾らせてもらった時の撮影はすごく良く覚えていてます。大好きな青島妃菜ちゃんと2人で表紙をさせてもらったんですけど、本当に嬉しくて号泣していました。
― 表紙といえば、2018年1月号は初の単独表紙でしたね。
清原:嬉しかったですけど、自分の1人の表紙が本屋さんに並ぶって考えたらもう怖くて…。ファンの子たちはすごく喜んでくれて「果耶ちゃん、何冊買ったよ」ってブログにコメントくれていたんですけど、やっぱり1人で載るっていう責任感とか不安もたくさんありました。でも、いざ発売されたら、友だちから連絡が来たり、お婆ちゃんが喜んでくれたりして安心しました。
― 喜んでくれる方がいることがまた嬉しいですよね。清原さんは自分の表紙が並んでいる様子を見ましたか?
清原:見ました。さらっと通り過ぎて「うわ、いる」と思って…そのまま本屋さん出ました(笑)。
― えぇ!自分が表紙の雑誌を自分で買うのはかなり貴重な経験なのに…。
清原:私の家は毎月お父さんが買ってくるんです。
― そうだったんですね。お父さんも喜んでくれていました?
清原:何冊も買ってきてくれました。保管用って言って(笑)。
“モデル”清原果耶として「TGC」へ
― ニコモを卒業する「ニコラ東京開放日2018」のすぐ後には、「東京ガールズコレクション(TGC)」も控えています。清原:はい。緊張します。
― あれだけのお客さんと、名だたるモデルさんたちが揃うステージですから緊張しますよね。
清原:TGCに向けてウォーキングのレッスンも受けていてるのですが、まだあの舞台に私がモデルとして立つことに対する実感は湧いてないです。本番が近づくにつれて緊張していくんだと思います。
“清原果耶”としての今後
― オーディションに合格してからすぐCMに出演して、『nicola』加入、朝ドラ出演、ドラマ・映画のヒロイン、そして「TGC」出演とずっと進み続けてきましたので、今回の“『nicola』卒業”は、これまでの活動の中では区切り、新たなスタートになるかと思います。今後はどんな活動をしていきたいですか?清原:今は女優さんのお仕事がすごく楽しいので、もっと勉強したいですし、もっとお芝居がしたいと思っていますが、モデルさんのお仕事もまた違った楽しさがあるので、挑戦する機会があればやらせていただきたいです。
― 清原さん自身がこれまでを振り返った時に、ターニングポイントというか、「これを乗り越えられたから成長できた」と思う瞬間はありますか?
清原:『nicola』の撮影でも、女優のお仕事でも、作品が終わるごとになにか成長していたいっていう気持ちはあります。なので、具体的に“ココ”ってはっきりは言えないですが、そういう意味では1つ1つのお仕事が終わるごとに自分の中で変わっていくものがあるのかなって思います。
― お仕事が「楽しい」と感じる中で、壁にあたって「仕事を投げ出したい」って思ったことはないですか?
清原:投げ出したくなるというよりかは、負けず嫌いなのでそこに食らいついていこうとしています。頑張りたいって思う気持ちのほうが大きくなるんです。それこそ『nicola』の企画で体力テストをやったときに、後輩のモデルちゃんたちより腹筋が出来なかったときも悔しくて「もう1回やらせてください」って(笑)。お芝居も毎回本気で、悩んだり相談したりしています。
“女優”として刺激を受けた『ちはやふる』
― お芝居だと、つい数日前まで『宇宙(そら)を駆けるよだか』(Netflix)の撮影をしていたんだとか。清原:はい。山場のシーンを撮り終えた時は、富田望生ちゃんと感動のあまり抱きついて騒いでました(笑)。
― 映画『ちはやふる-結び-』も公開されましたね。撮影はいかがでしたか?
清原:これまでの作品に比べて歳の近い方々が多くて新鮮で楽しかったです。共演させていただいた広瀬(すず)さんや(新田)真剣佑さん、上白石(萌音)さんとか、みなさんすごく優しくて、毎日「果耶、果耶ーって」って遊んでくれて、本当のお兄ちゃんお姉ちゃんみたいな存在が出来て嬉しかったです。
― 同世代の方が多いと刺激を受けることも多いのでは?
清原:休憩中はみんなで歌ったり踊ったり、すごくガヤガヤして楽しい時間なんですけど、いざ撮影が始まると緊迫した試合を繰り広げていて、みなさんのオンオフの切り替えがビシっとしていて圧倒されました。「自分も頑張らなきゃ」って思ういい時間を過ごすことが出来ました。
― 清原さんは、日頃からスイッチを切り替えられる方ですか?
清原:作品とか役柄にもよりますけど『ちはやふる』の時は、仲間意識がやっぱり強かったので、私はそこまでオンオフっていうのを考えずにいました。
― 実力がある役だったので、かるたの練習も大変だったのでは?
清原:大変でしたけど、そこは負けず嫌いなので(笑)。取れなかったら悔しい、負けたくないっていう方向で考えるので無我夢中でやっていました。
目指す“女優像”
― 清原さんが目指す女優像があればお聞かせ下さい。清原:幅広くいろんなお芝居が出来る女優さんになりたいです。
― その目標に向けて努力していることはありますか?
清原:お休みの日は、1人で1日中ずっと映画館で映画を観て勉強しています。
― 最近は何をご覧になりました?
清原:『リバーズ・エッジ』を観て、『羊の木』を観て、『祈りの幕が下りる時』を3本連続で観ました。
― 割りと重めの作品が続きましたね(笑)。
清原:はい、もう全部重厚でした(笑)。でもすごく勉強になりました。
― では最後に『nicola』卒業に合わせて、応援してくれているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
清原:『nicola』に入ってから同世代や、年下のファンの方がすごく増えて、そういう方たちがいろんな方向から私を応援して支えてくださってくれたりしったことが、辛くて苦しいときに支えになって頑張れました。本当に感謝しかありません。これからも、モデルとしても女優としても頑張っていきたいと思っているので、応援よろしくお願いします。
― ありがとうございました。
3万2214人の中からグランプリに選ばれてから3年半、ブレイク街道をひた走ってきた清原の言葉から感じたのは“真っ直ぐさ”。「もちろん大変な時もありましたけど、事務所のオーディションに受かってから今日この日まで、すごく楽しんでお仕事をやってこれました」と話す表情も実に楽しそうで、真っ直ぐな眼差しだった。
「作品が終わるごとになにか成長していたい」。常に上を目指す清原の活躍は、まだまだ続くに違いない。(modelpress編集部)
清原果耶(きよはら・かや)プロフィール
2002年1月30日生まれ、大阪府出身。2014年に行われたアミューズオーディションフェス2014でグランプリに選ばれる。その後、異例のスピードで2つのCM契約、さらに新潮社『nicola(ニコラ)』の専属モデルが立て続けに決定。NHK連続テレビ小説『あさが来た』(15~16年)で女優デビューし、存在感を放つ。以後、ドラマ『精霊の守り人(シーズン1)』(NHK)『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS)、映画『3月のライオン』、映画『ユリゴコロ』など立て続けにヒット作に出演。2018年は映画『ちはやふる -結び-』(公開中)、『宇宙を駆けるよだか』(Netflixにて配信予定)ほか、『マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER』にも出演する。あわせて読みたい
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