フジテレビ倉田大誠アナ、栄誉も「悔しい」と本音　その理由と“夢を叶える秘訣”の回答がカッコ良い＜第34回FNSアナウンス大賞＞

「FNSアナウンス大賞」とは

フジテレビとFNS系列28局が所属するアナウンサーの中で毎年優秀なアナウンサーに対し与えられる同賞。1985年、FNS系列各局のアナウンサーの資質向上を目的にスタートし、今年で34回目を迎える。今年の大賞はテレビ西日本（TNC）の坂梨公俊アナウンサー。倉田アナは『みんなのケイバ「G1 天皇賞・秋」』での活躍が評価された。

倉田大誠アナウンサーを直撃

― 受賞おめでとうございます！まず感想からお願いします。

倉田アナ：アナウンス大賞を狙っているので素直な気持ちは「悔しい」です。登壇者の顔ぶれを見ていただけると分かると思いますが、若い年次の方が多いんですよ。そんな中、（自分は）14、15年目の中堅なので、｢大賞を獲らないと｣と思っているのですが…。でも、非常にありがたいです。

― 今回の受賞に関して、先輩や後輩の方からはなにかありましたか？

倉田アナ：今回の寸評でお褒めの言葉もたくさんいただきましたが、もう少しこうした方がいいというアドバイスもたくさんもらいました。100点満点はないと思っていますし、常にいろんな人がいろんなことを言ってくださるので、それが面白いです。

― 倉田さんの考える夢を叶える秘訣を教えてください。

倉田アナ：叶ってないからなぁ…（笑）。でも簡単に叶うものじゃないと思いますし、だからこそ頑張れるんだと思います。先ほど15年目の中堅と言いましたが、尊敬する大先輩はたくさんいますので、ここで夢が叶ってしまったらね…。階段は高いところが見えるのはいいですが、まず目の前の段を上らないと次が見えてこないですよね？大賞を獲ることが夢だとすると、そういう意味では今回は上れなかった。ただ、悔しい思いはなによりも次へのモチベーションになると思います。上手くいくことはそんなにないって思うと気が楽じゃないですか、置かれた環境に素直に向いて、やっていくのが良いんじゃないかな。ただ、失敗は誰のせいにもしない方が良いと思います。ついつい言い訳をしてしまいがちですが、夢を本当に叶えるには環境でもないし、お金でもない。もちろん、めぐり合わせも大事ですが、あまり周りのせいにしないほうが良いと思います。

― 4月2日から新番組「プライムニュース　イブニング」（月～金曜午後4時50分～7時）も始まりますが、倉田さんの今の夢はなんですか？

倉田アナ：視聴率、横並びトップ！今は4番手なので、そこでトップを取れるようにしたいです。会社の一員として責任をもって挑みます。報道番組はあまり自由がきかないものですが、良い番組を作って、視聴者の皆さんに見てもらうようにしたいです。なので夢は横並びでトップを取ること！ちなみに結婚という夢もあるかもしれません（笑）。

― （笑）。ちなみにご予定は…？

倉田アナ：だいぶ曇ってございます（笑）。

― ありがとうございました。

（modelpress編集部）

倉田大誠（くらた・たいせい）プロフィール

生年月日：1982年3月4日／血液型：A型／出身地：長野県／趣味：ソフトテニス、アニマルプラネット

＜担当番組＞
直撃LIVE グッディ！（月～金）
めざましテレビ　スポーツ（火・水）
プロ野球、ゴルフ、バレーボール、スケート各種スポーツ中継

第34回FNSアナウンス大賞　審査結果一覧

アナウンス大賞：テレビ西日本　坂梨公俊／ホークス１ダホー！LIVE2017　プロ野球中継（ソフトバンク 対 西武）

＜新人部門（※キャリア3年目まで）＞

アナウンス賞：仙台放送牧広大／春の高校バレー　第70回全日本バレーボール高等学校選手権（宮城県大会「仙台商業 対 東北」）
奨励賞：秋田テレビ　佐藤征潤／AKTみんなのニュース
奨励賞：東海テレビ放送　森夏美／スイッチ！「堂上蜂屋柿」生中継
奨励賞：関西テレビ放送　服部優陽／春の高校バレー（奈良大会男子決勝「添上 対 天理」）
奨励賞：テレビ宮崎　瀬良有里奈／ニュース情報番組 U-doki「うなぎ特集」
奨励賞：鹿児島テレビ放送　美川愛実／ナマ・イキVOICE「これ、みんなとシェアしたい！！」

＜番組部門＞

アナウンス賞：テレビ宮崎　武田華奈／じゃがじゃがサタデー「うまいの秘密」
敢闘賞：フジテレビジョン　木村拓也／みんなのニュース「上を向いて歩こう」
敢闘賞：鹿児島テレビ放送　庄村奈津美／ナマ・イキVOICE「すぐそこにあるリゾート ナツタビin種子島」
ブロック賞：長野放送　松山航大／土曜はこれダネッ！
ブロック賞：富山テレビ放送　南條早紀／富山いかがde SHOW「釣りたてごはん」
ブロック賞：岡山放送　篠田吉央／みんなのニュース「高齢化する岡山刑務所」

＜スポーツ部門＞

アナウンス賞：北海道文化放送　中村剛大／2016-17　B1リーグ最終節「レバンガ北海道 対 千葉ジェッツ」
敢闘賞：東海テレビ放送　加藤晃／競馬BEAT第47回高松宮記念
ブロック賞：フジテレビジョン　倉田大誠／みんなのケイバ「G1 天皇賞・秋」
ブロック賞：テレビ新広島　青坂匠／TSS全力応援 Carp中継（広島東洋カープ 対 中日ドラゴンズ）
ブロック賞：テレビ大分　田辺智彦／JAPAN RUGBY TOPLEAGUE 2017-2018 （第5節 キヤノンイーグルス 対 ヤマハ発動機ジュビロ）

＜ナレーション部門＞

アナウンス賞：フジテレビジョン竹内友佳／坂上忍のどうぶつ珍プレー好プレー大賞
敢闘賞：福井テレビジョン放送　井上愛梨／ママは乳がん「若年性患者たちの今」
敢闘賞：東海テレビ放送　長島弘樹／みんなのニュースOne　「医師が駆ける"移動病院”命の現場へ　ドクターカーに密着」
ブロック賞：テレビ静岡北村花絵／道標