やすだちひろ「すごく不安な部分がありました」バンド「MINT mate box」にかける思いとは?<インタビュー>
2018.02.07 07:00
インスタグラムで多数のフォロワーを有し、10代女性を中心に圧倒的な人気を誇るファッションアイコン・やすだちひろをベースに従える3人組バンド・MINT mate box。1st E.P『present』をリリースするや否やDAM 6月度「D-PUSH」アーティストへの抜擢を含め、CM、複数の音楽番組のタイアップを獲得し、スマッシュヒットを記録。下積み経験のない新人バンドがサウンドプロデューサーにヤマモトショウ(ex ふぇのたす)を迎えて、わずか1ヶ月であっという間に注目を集めることとなった。
インスタグラムは3人合わせて15万人ものフォロワーに支持されていて、やすだは自身のブランド『CHIHIROYASUDA』のデザイナーとしても活躍。音楽だけでなく、SNSでの影響力や、ファッション性の高さも備えた異色の経歴が音楽関係者を含めて多くのリスナーを惹きつけた。
「そもそも実績がないし、音楽的な評価を受けてリリースできたわけじゃなかったと思うんです。内心はバンド経験の少なさを含めてすごく不安な部分がありました」(やすだ)。
そもそもMINT mate boxが結成された大きな要因としては、やすだが2年前に病気を患ったことが1つのきっかけであった。「命に関わる重い病気にかかっている可能性がある、と医師から言われて。結局大丈夫だったのですが、“まだやり残していること、たくさんあるな”と思って。その時に一番やり残しているなと思ったのが”音楽”だったんですよ」そうして結成されたのがMINT mate box。
その後、やすだはSNSでmahocatoが歌っている動画を発見して、彼女をバンドに誘った。
「声をかけてもらった時、私は広島で英語の先生をしていて“東京へ行ったら私は変われるかもしれない”と上京した頃でした。しかも弾き語りの動画配信も始めたタイミングだったので、誘われたことが嬉しくて即決でOKしました」(mahocato)
そんな不思議な縁で結ばれた3人はバンドを組み、本格始動からわずか4ヶ月でデビュー作をリリースすることとなった。しかもMV制作にクラウドファンディングを使って支援を募り、「リサイクル」を完成させるという独自の切り口で新しい試みも行った。
ステージで披露する前に音源発信をした前作とは違って、今作は去年の夏からライブで演奏してきた楽曲を収録。しかも、ライブではお馴染みの「ラブラブファイヤー」は音源化を求めるファンの要望に応えて、ライブ会場&WEB数量限定でカセットテープとして発売し大きな反響を呼んだ。それが今回CD化されるということで、ファンにとっても待望の作品となる。
2作目にして段違いにアプローチの幅は広がっており、アコギやシンセを取り入れたことでいろんな景色を見せてくれる名盤を完成させた。しかも、今作は2月度邦楽”タワレコメン”に選出。さらに、4月14日からは初の自主企画ライブ『”DOMINO ROUND TOUR”』の開催も決まっている。2017年1月に本格的な活動を開始して早1年、一皮も二皮も向けた彼女たちがそこにいた。
「昔はSNSでMINTの活動を載せなかったんです。元々、私に興味を持ってフォローしてくれた方たちは、MINTじゃなくてファッションに興味があったわけじゃないですか。だったら求められていない情報を載せてどうするんだろう、と躊躇してたんです。だけど、ブランド等の事をやっている私も本当の私だし、バンドも本当の私だと思ったので今はどちらも結びつけていこうと思ってます」(やすだ)
音楽=ファッションこの2つの要素をつなげる架け橋として、今後のMINT mate boxがどのような道を歩んでいくのか注目だ。(modelpress編集部)
1. メイクキュート
2. 青春っていつも何かがたりない
3. ラブラブファイヤー
4. ストリート
5. アシンメトリー
4月21日(土)心斎橋VARON
4月22日(日)名古屋 Ell.SIZE
2月19日(月)新宿LOFT
見放題東京2018
3月3日 (土)
5th ANNIVERSARY「OTOEMON FESTA 2018」Supported by Eggs
3月18日(日)LIVE SQUARE 2nd LINE
やすだちひろ&mahocatoの胸の内
好調な出だしを切ったように見える一方で、当時のことを振り返ると世間の評価と自分たちの自信に大きな隔たりを感じていたようだ。「そもそも実績がないし、音楽的な評価を受けてリリースできたわけじゃなかったと思うんです。内心はバンド経験の少なさを含めてすごく不安な部分がありました」(やすだ)。
そもそもMINT mate boxが結成された大きな要因としては、やすだが2年前に病気を患ったことが1つのきっかけであった。「命に関わる重い病気にかかっている可能性がある、と医師から言われて。結局大丈夫だったのですが、“まだやり残していること、たくさんあるな”と思って。その時に一番やり残しているなと思ったのが”音楽”だったんですよ」そうして結成されたのがMINT mate box。
その後、やすだはSNSでmahocatoが歌っている動画を発見して、彼女をバンドに誘った。
「声をかけてもらった時、私は広島で英語の先生をしていて“東京へ行ったら私は変われるかもしれない”と上京した頃でした。しかも弾き語りの動画配信も始めたタイミングだったので、誘われたことが嬉しくて即決でOKしました」(mahocato)
そんな不思議な縁で結ばれた3人はバンドを組み、本格始動からわずか4ヶ月でデビュー作をリリースすることとなった。しかもMV制作にクラウドファンディングを使って支援を募り、「リサイクル」を完成させるという独自の切り口で新しい試みも行った。
経験積んだMINT mate boxの待望のリリース
1st E.P『present』以降、彼女たちはコンプレックスであった経験値の少なさを払拭するために、FM802主催の400組ものアーティストが参加した『MINAMI WHEEL』をはじめ、数々の大型イベントに立て続けに出演し実力をつけていった。そして2018年2月7日に10ヶ月ぶりとなる、2nd E.P.『beside』をリリースする。ステージで披露する前に音源発信をした前作とは違って、今作は去年の夏からライブで演奏してきた楽曲を収録。しかも、ライブではお馴染みの「ラブラブファイヤー」は音源化を求めるファンの要望に応えて、ライブ会場&WEB数量限定でカセットテープとして発売し大きな反響を呼んだ。それが今回CD化されるということで、ファンにとっても待望の作品となる。
2作目にして段違いにアプローチの幅は広がっており、アコギやシンセを取り入れたことでいろんな景色を見せてくれる名盤を完成させた。しかも、今作は2月度邦楽”タワレコメン”に選出。さらに、4月14日からは初の自主企画ライブ『”DOMINO ROUND TOUR”』の開催も決まっている。2017年1月に本格的な活動を開始して早1年、一皮も二皮も向けた彼女たちがそこにいた。
「昔はSNSでMINTの活動を載せなかったんです。元々、私に興味を持ってフォローしてくれた方たちは、MINTじゃなくてファッションに興味があったわけじゃないですか。だったら求められていない情報を載せてどうするんだろう、と躊躇してたんです。だけど、ブランド等の事をやっている私も本当の私だし、バンドも本当の私だと思ったので今はどちらも結びつけていこうと思ってます」(やすだ)
音楽=ファッションこの2つの要素をつなげる架け橋として、今後のMINT mate boxがどのような道を歩んでいくのか注目だ。(modelpress編集部)
MINT mate box 2nd EP『beside』
2月7日(水)リリース1. メイクキュート
2. 青春っていつも何かがたりない
3. ラブラブファイヤー
4. ストリート
5. アシンメトリー
MINT mate box『DOMINO ROUND TOUR』
4月14日(土)新代田FEVER4月21日(土)心斎橋VARON
4月22日(日)名古屋 Ell.SIZE
ライブ情報
ヤマモトショウpresents「誕生日、おれ2018」2月19日(月)新宿LOFT
見放題東京2018
3月3日 (土)
5th ANNIVERSARY「OTOEMON FESTA 2018」Supported by Eggs
3月18日(日)LIVE SQUARE 2nd LINE
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