モデルプレスのインタビューに応じた新田真剣佑(C)モデルプレス

「トドメの接吻」新田真剣佑インタビュー“最難関”な役に向き合う 山崎賢人にキュンとした現場での姿とは?

2018.01.28 05:00

山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)主演ドラマ「トドメの接吻(読み:キス)」(日本テレビ系、日曜よる10時30分~)に出演中の新田真剣佑(21)が、モデルプレスのインタビューに応じた。今作は、山崎演じる“愛に歪んだクズなナンバーワンホスト”堂島旺太郎(エイト)が、謎の女・佐藤宰子(門脇麦)のキスによって繰り返される“死のタイムリープ”に翻ろうされながらも、カネと権力で成り上がろうとする刺激的なラブストーリー。新田が演じるのは、旺太郎のライバルとなる“完璧紳士の御曹司” 並樹尊氏役。血の繋がっていない妹・美尊(新木優子)へ特別な思いを寄せながら、ある秘密を抱えるキーパーソンとなる役どころを好演している。

  

新田真剣佑、“完璧紳士の御曹司” キラキラ役は「苦手」

― 今回は謎の多いイケメン御曹司役ですが演じていていかがですか?

新田:最初にオファーを頂いた時は、前回ドラマで演じた役がちょっと嫌な役だったので、こういった役も挑戦したいと思いました。後半になるにつれて変わっていく人物なので面白い役です。でも僕はこういうキラキラ系が苦手なんですよ。

― それは意外です!

新田:苦手ですね(笑)。最も難しいと思うので、そういう役を多く演じてきた賢人はすごいなと思います。考えすぎてしまっても空回りしてしまうので、すごく難しいところで…。自分の演技を見るとたくさん弱点が見つかってなかなか克服は出来ないですけど、頑張っています。

佐野勇斗、新田真剣佑(画像提供:日本テレビ)

役作りはビジュアルから “溺愛”妹との展開は…

― 今回は役作りのためにパーマもかけられたそうですね。役を作るにあたって意識されていることは?

新田:役作りでは、そこから役のヒントをもらえるので、ビジュアルから入ることが多いです。全て自分で作っていくので、パーマをかけるというのも自分から提案しました。それから尊氏は抱えているものもあって、重圧がすごい中で生きているので、そういった部分を自分なりに考えて役の中に入れて、このドラマの中で生きられるようにしています。

新田真剣佑、新木優子(画像提供:日本テレビ)
― 新木さん演じる美尊との関係性も注目されています。

新田:役の関係性を作る上で意識して現場で何かするということはないんですが、新木さんとは兄妹役なのであまり敬語は使わないようにしています。ちゃんと「美尊」と名前で呼ぶようにもしています。たまに美尊が敬語を使うので、それはやめてと言ったり(笑)。そのおかげで距離が縮まった感じはあります。

美尊に対しては旺太郎が狙ってくるので、それをかばうお兄ちゃんの顔もありますし、また違った顔も見えてくる。本当に謎に包まれているので、掘れば掘るほど出てくる感じが面白いなと思います。

新田真剣佑、“親友”山崎賢人との撮影現場は―

新田真剣佑(C)モデルプレス
― プライベートでも仲のいい山崎さんとのライバル役はいかがですか。

新田:ライバルといっても旺太郎がライバル心を燃やすだけで尊氏はあんまり相手にしていない感じで。でもだんだんと旺太郎によってそれが変えられていく。どこまでも変えられていくので、尊氏の気持ちの変化に注目してほしいですし、旺太郎がタイムリープして何が変わったのかという点も注目して楽しんでいただきたいです。

― 旺太郎との関係性の変化も今後のポイントですね。

新田:尊氏はタイムリープしていることを知らないので、旺太郎の手の上でコロコロ転がされている感じですよね。物語として話を重ねるごとに面白く、全く予想もできない結末が待っているので、ぜひついてきてもらいたいなと思います。

山崎賢人、新田真剣佑、新木優子(画像提供:日本テレビ)
― 現場での山崎さんはどんな印象ですか。

新田:ライバル役ではあるんですが、現場では距離を取ったりすることも全くなく、いつも通り和気あいあいとやっています。いつもの山崎賢人だなと思いながら。でも普段よりも頑張っていて忙しそうですし、ちゃんと寝られているかなって心配したりもしています(笑)。

― 今回は山崎さん、新木さんはじめ同世代の役者さんが多いかと思いますが、刺激を受けることはありますか。

新田:そうですね。刺激を受けることもあります。でもやっぱりベテラン俳優さんとの絡みが1番刺激的で、今回だと(並木グループ社長秘書・新井役の)小市慢太郎さん。シビれました。僕もお芝居をしっかり頑張りたいなと思いました。それから同世代だと以前共演した北村匠海(DISH//)が気になりますね。

新田真剣佑の2018年は―

― 「トドメの接吻」から始まった2018年、どんな年にしたいですか?

新田:いろんなことに挑戦する1年にしたいです。そして、役者としてレベルアップできたらいいなと思います。まずはミュージカルが始まるのでしっかり務めたいなと。それから作品では、ヒューマンドラマの重い映画にも挑戦してみたいです。

新田真剣佑に効く“トドメの○○”

新田真剣佑(C)モデルプレス
― では最後に、女性から言われたりされたりしたらたまらない、新田さんに効く“トドメの○○”を教えてください。

新田:なんだろうな。僕何にも弱くないと思いますよ。僕をキュンとはさせられないと思います。

― おお(笑)。鉄壁。

新田:(笑)。でもやっぱり笑顔ですかね。笑顔は絶対見ちゃいますし、いいなと思います。あとはトドメの賢人!

― さすが山崎さん(笑)。

新田:朝の寝癖とか、撮影が終わって髪をグシャグシャとしているところとか、肌もきれいです(笑)。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

新田真剣佑(あらた・まっけんゆう)プロフィール

1996年11月16日生まれ。ロサンゼルス出身で、2014年より日本での活動をスタート。2016年公開の映画「ちはやふる」(上の句・下の句)では第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ドラマ、映画と多数の話題作に出演し、今後は映画「不能犯」(2月1日公開)、「ちはやふる-結び-」(3月17日公開)、「パシフィック・リム: アップライジング」 (4月公開)、「OVER DRIVE」 (6月1日公開)の公開を控える。また、4月より舞台「地球ゴージャスプロデュース公演Vol.15『ZEROTOPIA』」に出演する。
【Not Sponsored 記事】

あわせて読みたい

  1. 新田真剣佑、沢尻エリカのお弁当に歓喜「すごいおいしかった」<不能犯>

    モデルプレス

  2. 広瀬すず&新田真剣佑「兄妹感すごい」2ショットにファン歓喜「頭ポンッやばい」「めっちゃ素」

    モデルプレス

  3. 新田真剣佑“おでこコツん”の破壊力に視聴者悶絶 新木優子にまさかの直球プロポーズ<トドメの接吻>

    モデルプレス

  4. 山崎賢人“水中キス”に「エロきゅん」の声 あの手この手で迫る姿に「最高」「強め壁ドンも良い」<トドメの接吻>

    モデルプレス

  5. 旺太郎(山崎賢人)、形勢逆転 キスの秘密とは?「トドメの接吻」<第3話あらすじ>

    モデルプレス

  6. 「トドメの接吻」門脇麦インタビュー 山崎賢人と“キス連発”の撮影裏、同世代役者への思い語る

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 【エントリー受付中】モデルプレスの読者モデルを募集

    特集

  2. 11月カバーモデルはドラマ&映画『【推しの子】』齋藤飛鳥

    特集

  3. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  4. 「2024年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  5. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  6. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  7. インフルエンサー影響力ランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  9. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  10. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    【「光る君へ」道長役・柄本佑インタビュー】出家シーンで実際に剃髪「一気にグッと来ました」 最高権力者の孤独を演じて思うこと

    モデルプレス

  2. 02

    羽田美智子、大人の髪悩みはどう乗り越えた?ツヤ髪をキープする秘訣「髪を染めることが楽しみに」

    ホーユー株式会社

    PR
  3. 03

    「光る君へ」敦明親王役・阿佐辰美が話題 大河ドラマ初出演の心境&共演者に“救われた”エピソード明かす【注目の人物】

    モデルプレス

  4. 04

    「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」

    モデルプレス

  5. 05

    “怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】

    モデルプレス