モデルプレスのインタビューに応じた白洲迅(C)モデルプレス

今、気になるイケメンを直撃!「愛してたって、秘密はある。」虎太郎役・白洲迅ってどんな人?福士蒼汰と交わした“約束”も明かす<モデルプレスインタビュー>

2017.09.03 22:00

俳優の福士蒼汰主演の日本テレビ系ドラマ「愛してたって、秘密はある。」(毎週日曜よる10:30~)。今回、謎が謎を呼び話題を集める同作に出演中の白洲迅(24)が、モデルプレスのインタビューに応じた。

  

今、気になるイケメンを直撃!

「愛してたって、秘密はある。」より(画像提供:日本テレビ)
同作の企画原案は、AKBグループ関連作を除くと『着信アリ』(2005年)以来、約12年ぶりにテレビドラマを手がける秋元康氏。人を殺した、という「秘密」を抱えながら、恋人との結婚を目前に何者かに追い詰められていく“自問自答ラブミステリー”となっている。

誰にも言えない秘密を抱える主人公・奥森黎(おくもりれい)役をミステリー初挑戦の福士、黎の“秘密”を全く知らないまま恋に落ち、一途に愛するヒロイン・立花爽(たちばなさわ)を川口春奈がつとめ、白洲は黎の友人で司法修習生仲間の安達虎太郎を演じている。

白洲迅(C)モデルプレス
2010年、「第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」をきっかけに芸能界入りした白洲。ミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」(2011年~2012年)・鳳長太郎役で俳優デビューを果たし、 「ごめんね青春!」(2014年、TBS)、「学校のカイダン」(2015年、日本テレビ)など学園ドラマにメイン生徒役として出演し、注目を浴びた。

「愛してたって、秘密はある。」より(画像提供:日本テレビ)
「愛してたって、秘密はある。」で演じる虎太郎は、有名食品メーカー創業一家の次男坊で、ナルシスト気味だが、お調子者で気さく、という役どころ。実は、爽に好意を抱いており、裏では怪しい動きも…?今、気になるイケメンに、ドラマの裏話や芸能界入りの秘話などを聞いた。

初共演・福士蒼汰と交わした約束とは…?

「愛してたって、秘密はある。」より(画像提供:日本テレビ)
― 「先の読めない展開が気になる」と大きな反響が集まっていますね。

白洲:僕らもまだ先をしらなくて、「もしかしたら僕かも」と思いながら、現場でも「一体誰が犯人なのか…」って探り合いです(笑)。皆怪しくて、何を企んでるか分からない演出をされています。

― 虎太郎は、演じてみていかがですか?

白洲:テンションが高くお調子者で、僕の性格とは真反対です。なぜか明るい役を演じることも多いんです(笑)。

― 撮影現場の雰囲気はいかがでしょうか?

白洲:ミステリー要素の強い作品ですが、現場は和気あいあいと。僕は福士蒼汰くんとの2人のシーンがほとんどなので、よく話します。お互いわちゃわちゃする性格ではないので、打ち解けやすかったです。

― SNSでも仲良しショットを公開されていましたね。

白洲:同じ空気を感じるんです。なかなかスケジュールが合わず、まだご飯に行けてないんですけど、いつか実現させたいなと思っています。あとは、福士くんの家に行くっていう約束も勝手にしてます(笑)。

― 勝手に?

白洲:一応「来ていいよ」とは言われてるんですけど…。今日も「いつ行っていいの?」って聞いたんですけど、毎回答えを濁されます(笑)。「いつでもいいよ」っていうのに、「今日行くね」って言うと「今日はダメ」とか言うんです。「このドラマ撮ってる間に絶対行くからな!」って宣言しました(笑)。

― 逆に白洲さんが自宅に招くのは、いかがですか?

白洲:ダメです(即答)。

― きっぱり!

白洲:僕は“人を家に呼ばない系男子”なので。

― 人のお家には行きたいけど…

白洲:来るのはダメ(笑)。潔癖とかではないんですけど、行く方がいいです。人の家には興味あります!

白洲迅(C)モデルプレス
― 友人の家に遊びに行くことは多いですか?

白洲:あまり…。ロードバイクにハマって、少し出るようになりましたけど、基本はインドア派なので。

― ハマったきっかけを教えてください。

白洲:「弱虫ペダル」というアニメです。自転車競技を題材にした作品なんですけど、熱中して観てたら自分でも自転車がほしくなって買いました。そしたら、見事にハマりました。1番ハマってたときは、トレーニングがてらに乗ってて、遠いときだと往復100kmくらい。服装もロードバイク用のピタピタのものを買って。乗ってる間に筋肉がついて、脚が太くなりました。夏は焼けてしまうのと、暑いのであんまり乗ってないんですけど、涼しくなってきたら、広島の尾道とかに“チャリ旅”しようと思ってます。チャリ乗りには有名らしく、色々なポイントがあるみたいなので、1人で行こうと思います。

― 1人旅?

白洲:身近にロードバイクが趣味って人もあんまりいないし、基本わちゃわちゃ大勢で楽しむってタイプでもないので、最初は1人旅で。

― 1人で行動することの方が多いタイプですか?

白洲:結構多いです。それに、撮影中はご飯に行ったり、家に行ったりしますが、終わってしまうとどうしても頻繁には会えないですし…。でも、「ごめんね青春!」のメンバーとはいまだに会います。

友人の母の勧めで芸能界入り

白洲迅(C)モデルプレス
― 白洲さんといえば、「ごめんね青春!」で注目を浴びたかと思いますが。

白洲:あの作品で知ったって言ってくださる方もいて、反響がすごく大きかったです。そのあとが、「学校のカイダン」だったんですど、民法のゴールデンタイムのドラマにレギュラー出演したのは「ごめんね青春!」が初めてだったんです。

― デビューから3年ほど。

白洲:それくらいだと思います。デビューはミュージカルの「テニスの王子様」(2ndシーズン)で、「ごめんね青春!」は映像のお仕事をやりはじめたばかりの頃でした。

― デビューのきっかけは何ですか?

白洲:「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」(2010年)です。よく聞く話ですけど、友達の親から勧められ、最初は断ってたんですけど、毎年毎年勧められるので、プンプン怒りながら写真を撮って送りました(笑)。人前に出るなんてもってのほかと思っていたんですけど、当時は特にやりたいこともなく、とりあえず大学に入学したタイミングだったので、そのままこの業界に飛び込んで。それで受けた最初のオーディションが、ミュージカル「テニスの王子様」だったんです。

白洲迅(C)モデルプレス
― そこからお芝居に目覚めていったという感覚でしょうか?

白洲:受かったことは嬉しかったんですけど、本当に右も左も分からない状態だったので、「稽古って何?」レベルでした。毎日大変で必死でした。出演者が男性しかないので、部活みたいな感覚だったんだと思います。目の前のことをしっかりやろうって。初日のことは緊張しすぎて、何も覚えてないですね。千秋楽を迎える頃には、舞台に立つということに少し慣れてきて、楽しさややりがいを感じるようになっていました。

― 舞台で経験を積みながら、徐々に映像の世界にも。

白洲:最初に舞台を経験させていただいたので、映像もやってみたいなと自然と興味を持つようになりました。その頃にはお芝居をすることって楽しいなと思うようになっていたんですけど、いざ映像の世界に入ってみると、舞台とは全く違って、最初は難しかったです。

― この仕事を続けていこうと決意が固まったのはいつ頃ですか?

白洲:20歳くらいだと思います。ミュージカル「テニスの王子様」は2年位あって、その間は大学もずっと休学して、行き直すのは無理だなと思って大学はそのまま辞めたんです。そのタイミングで決意したんだと思います。目の前のことを投げ出せない性格なので、一生懸命になっていました。とりあえずやってみて、そこから楽しさを見出していこうって。でも、大学を辞める決意ができたのは、すでにお芝居って楽しいって思えていたからだと思います。

今後の目標、“夢を叶える秘訣”は?

白洲迅(C)モデルプレス
― 今後、チャレンジしてみたい役柄や作品は何ですか?

白洲:王道キラキラ系の作品に出てみたいです。元々、少女漫画が好きですし、「君に届け」「ストロボエッジ」「僕等がいた」みたいなキラキラした作品に。あとは、すごいクズとか嫌なヤツとか、ちょっと3枚目な役とか。

― 「CRISIS(公安機動捜査隊特捜班)」では、かなりインパクトのある犯人役も…。

白洲:あれはとんでもないクズでしたね(笑)。結構そういう役も多くて、色々挑戦させていただいているなと思います。最近、「コードネームミラージュ」というドラマでがっつりアクションをさせてもらったんですけど、それもすごく楽しかったです。難しさはあったんですけど、動きが決まっているのでダンスのような感覚もあって。またやりたいなと思いました。

― 白洲さんが考える“夢を叶える秘訣”を教えてください。

白洲:まず、夢があるということが本当に素敵なことだと思います。僕もまだ夢を叶えられてないですが、確実に1つ言えるのは“続けること”だと思います。当たり前ですが、諦めたら終わりですし、ちょっとずつでもいいから進んでいくことが秘訣になるのかなと。辛くても続けていれば、何か見えてくると思います。

― 夢は何ですか?

白洲:夢…はなんだろう…。役者としては、分かりやすく言うと“売れること”が目標ではありますが、それが夢かと聞かれると、そうではないし。もっと大きなところで考えるなら、何かに興味を持ち続けられること、かな?元々、色々なことに対して興味が薄いタイプなので、今芸能界にいて、ご飯が食べれてるってことがまず夢のようなんです。人前に出ることが苦手で、辞めたいって何度も思いましたけど、今続けてきてよかったなと思う自分がいることも確かなので、興味を持ってこれからも続けていきたいです。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

白洲迅(しらす・じん)プロフィール

白洲迅(C)モデルプレス
1992年生まれ、東京都出身。

2011年、ミュージカル『テニスの王子様』で俳優デビュー。長身で品のある佇まいで注目を集める一方、シリアスな作品からナンセンスコメディまで、多様な作品に出演。次世代俳優として大きな注目を集める1人。主な出演作品に、ドラマ TBS『ごめんね青春!』(14)、CX『おわらないものがたり』(14)主演、NTV『学校のカイダン』(15)、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16)、AMAZONオリジナル『はぴまり~Happy Marriage!?~』(16)、CX『キャリア~掟破りの警察署長~』(16) 、舞台『花より男子 The Musical』花沢類役(16)、映画『HERO SHOW』(15)主演<ロサンゼルス映画祭にて主演男優賞にノミネート>。

白洲迅(C)モデルプレス
現在、日本テレビ「愛してたって、秘密はある。」(毎週日曜22時30分)に出演中。2017年冬には、Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」配信もスタートされる(小林賢也役)。
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