馬場ふみか「コード・ブルー」出演で喜びとプレッシャー…山下智久・新垣結衣らの先輩ぶり明かす<モデルプレスインタビュー>
2017.07.17 20:40
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馬場ふみか、ただいま奮闘中!―― モデルで女優の馬場ふみか(ばばふみか/22)が新ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(7月17日スタート/フジテレビ系、毎週月曜よる9時~)に出演する。演じるのはフライトナースを目指す雪村双葉役。モデルプレスは撮影中の馬場にインタビューを実施し、現場の様子や女優業について話を聞いた。
目次
馬場が演じる双葉は、プライドが高く向上心も強いナース。1日も早く周りから認められようと気負うばかりについ実力以上の物言いをしてしまうことも…という役柄だ。
『コード・ブルー』オーディションで迫真の演技
― 馬場さんにとって初のゴールデンタイムのドラマ、そして初の月9ですね。馬場:今まで朝の仮面ライダーや深夜ドラマへの出演が続いていたのでゴールデンタイムというのは、1つの目標でした。もともと小さい頃から医療ドラマが好きで、『コード・ブルー』も見ていましたし、作品のファンです。まさか自分がシーズン3に出られるとは思っていなかったので、オーディションで役を頂き本当に嬉しかったです。
― ご家族も喜んでいたのではないですか?
馬場:喜んでいました。ちょうど前クール『貴族探偵』の終わりに予告で少し映るシーンがあったのですが、それを写真に撮って送ってきました。4つ上の姉からは『コード・ブルー』を一緒に見ていたので「頑張ってー」って(笑)。楽しみにしてくれています。
― そうなのですね。オーディション時の動画を拝見いたしましたが、涙の演技もすごかったです。
馬場:その映像を仮面ライダーの時の助監督さんが見てくれていて、先日お会いした時に「成長したね」と言って頂き、すごく嬉しかったです。仮面ライダーの時は本当に初めての現場で、何も出来なかったので(苦笑い)。出来ない頃を知っている方に「うまくなったね」とか「成長したね」と言ってもらえるのは励みになる。「もっともっと頑張ります」といった気持ちになりました。
― 自分がもともとファンだった作品に入る、というのはどういう感じですか?
馬場:もちろん嬉しいのですが、その分プレッシャーや不安もあります。選んで頂いたからには、自分が入って良い作品にならないと意味が無い。これで「馬場ふみかダメだったね」とか「新しく入ったけど入んないほうが良かった」と思われたくないので、しっかりやらなきゃいけないな、と感じています。
現場の雰囲気は?
― 共演者の方とはもうお話なさいましたか?馬場:先輩方も優しく話しかけて下さいますし、最近はセットで撮影をすることも増えてきたので、お話をする機会は多いです。この前も私の誕生日(6月21日)にお祝いして頂きました。その日はヘリポートでの撮影だったのですが、私の撮影後に「少し待っていて」と声をかけられ「なんだろう?」と思いつつ待っていたら、有岡(大貴)さんと成田(凌)くんがケーキを持っていて…びっくりしましたが、本当に嬉しかったです。
―温かい現場ですね。
馬場:そうなんです。もう2シーズンやっていて、すでに良い雰囲気が出来上がっている中で、途中から参加させて頂いたので、最初は「中に入っていけるかな」といった不安もありましたが、いざ飛び込んだら皆さんすごく温かく迎えてくださいました。
― 今回一緒に有岡さん、成田さん、新木(優子)さんが新キャストとして入っていますが、もう仲良くなられましたか?
馬場:お昼に4人でフジテレビの食堂に行って「きっとここからもっと大変だよね」など話しながらご飯を食べています(笑)。「みんなで頑張ろう」「この回のこのシーン絶対大変だからみんなで頑張ろう」「まだまだ今日の撮影長いけど頑張ろう」と励まし合うことも多いです。
― 現場は結構ハードなのですか?
馬場:初めての医療ドラマなので、もちろん専門用語など慣れないことも多いです。それに手術シーンではマスクで顔が覆われているので、目だけでしっかりお芝居を伝えていかなきゃいけない。そこにすごく難しさを感じていて、監督からも「もうちょっと目線の使い方を考えてやって下さい」とアドバイスを頂いています。
山下智久の印象は「背中を見せて下さる」
― 双葉は勝ち気なキャラクターですが、馬場さんとの共通点はありますか?馬場:(新木)優子ちゃんが女の子らしいキャラクターを演じていて、対照的に双葉はクールでサバサバしています。クールな部分は素と近いと思いますが、私は双葉ほど自信はないです(笑)。双葉の自信はすごいな、と憧れます。
― 双葉役のヘアやメイクには、馬場さんの意見も反映されているのですか?
馬場:キャラクターの設定がとにかく真面目。なので、とくにヘアメイクで遊ぶような感じはありませんが、こういう聴診器の色とかボールペンとかは、キャラクターを考えて監督と皆で選びます。私はまだ聴診器は使っておらず、ずっと首にかけっぱなしなのですけどね(笑)。
― まだ撮影も始まったばかりですもんね(この日は2話を撮影)。
馬場:そうですね。始まったばかりです。双葉はフライトナースを目指している役なので、これからドクターヘリに乗って現場にも行くと思いますし、他にも難しいシーンがたくさんあると思うので、そういう現場を1つずつこなして学びたいです。
― 高所恐怖症ではないのですか?
馬場:ではないんです!撮影では本当にヘリに乗るので、高所恐怖症だと大変です。良かった(笑)。
― 今は手術のシーンなどが多いのですか?
馬場:そうですね。あとは病院の初療室で、運ばれてきた患者さんを治療するシーンが今のところ多いです。山下(智久)さんとも初めてご一緒させて頂き、ずっとテレビで見ていた方なので、緊張しました。でも本当に優しくて温かい方で…。「ついていきます」という感じです。直接言葉で何かを教えて下さる、ということではありませんが、芝居中の姿勢などを見て後ろから付いて学んでいます。新垣(結衣)さんとも、ちょこちょこお話していて色々と気遣って頂いています。
「1回1回のチャンスを掴んでいきたい」
― 馬場さんというとグラビアやモデルなど各方面でご活躍なさっていますが、女優のお仕事も着実に増えていますね。馬場:ずっと女優になりたいと言っていて、最近少しずつ演技のお仕事も増えてきたので、嬉しいです。もっといろんな作品に出たいです。
― 3月は『お前はまだグンマを知らない』、4月は『ファイナルファンタジーXⅣ 光のお父さん』、5月は『怪獣倶楽部~空想特撮青春記~』そして7月が『コード・ブルー』。ドラマへの出演が途切れていないので、すごいです!
馬場:はい、とても嬉しいです。でもここからもっと頑張らなきゃ、と思っています。まだまだ、やっとスタートラインに立ったようなイメージです。
― 女優さんとしての目標を教えてください。
馬場:1つのイメージに囚われないで、普通の女の子役から非現実的な役まで出来る女優になりたいです。「馬場ふみかってこういうイメージあるよね」ではなくて、「本当に何でもやるよね。どういう役でもできるよね」と世間の方に思ってもらえたら良いですね。
― 今回はオーディションでしたが、他にもオーディションを受けることは多いのですか?
馬場:オーディションは事務所に入ってからたくさん受けさせて頂いています。1つ1つのオーディションは確実に掴みたいと思っています。
馬場ふみかの夢を叶える秘訣
― では馬場さんの夢を叶える秘訣を教えてください。馬場:口に出すこと。私も「これをやりたい」とか「こういう風になりたい」と事務所に入る前から、口に出して言っています。そうすることによって周りも応援してくれたり、達成するための方法を皆で考えたり出来るので。口に出すことは大事だなと思います。
― 最近口に出している夢はなんですか?
馬場:「お芝居がしたい」とずっと言っています(笑)。去年はグラビアのお仕事をメインにしながら、舞台もやって。その時「これからはもっとたくさんの方に見て頂きたいので、ドラマにも出たい」と口に出していたら、今年は少しずつ叶ってきたので嬉しいです。やっぱり言わないと誰も感じてくれないですから(笑)。
― では最後に『コード・ブルー』への意気込みをお願いします!
馬場:今まで愛されてきた作品ですが、ここから新しい4人が加わって、さらに盛り上げていけるよう頑張ります。たくさんの方にこのドラマを見て楽しんで頂きたいです。
― ありがとうございました。
女性誌でモデルとして活躍する傍ら、抜群のプロポーションを武器にグラビアアイドルとしても注目を集める馬場。モデル&グラビアで人気を確実なものにする一方、女優としても着実に結果を残してきた。しかし馬場本人は「やっとスタートラインに立った」と、いたって謙虚な姿勢で向上心を見せる。人気シリーズに新加入した馬場。1つの目標でもあった舞台でどんな姿を見せるのか楽しみにしたい。(modelpress編集部)
馬場ふみか(ばば・ふみか)プロフィール
1995年6月21日生まれ、新潟県出身。血液型:AB型。身長167cm B83・W56・H84。2014年3月 映画『パズル』で女優デビュー。2015年『仮面ライダードライブ』に悪役ヒロイン「メディック」役として出演し話題を呼び、映画『黒い暴動』で初主演。2015年4月より『non-no』の専属モデルに。2017年はドラマ『お前はまただグンマを知らない』(日本テレビ)や『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』 (毎日放送)にヒロイン役で出演し、注目を集める。
『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』第1話あらすじ(7月17日放送)
医師として10年以上のキャリアを持った彼らは仕事もプライベートも自分の人生と向き合い始める年代に達しそれぞれの道を歩みだしていた。藍沢耕作(山下智久)は翔陽大学附属北部病院の救命救急センターを離れ、脳外科医として研鑽をつみさらなる高みをめざし日々オペを行っている。白石恵(新垣結衣)は人手不足の翔北救命救急センターで今やフライトドクターのスタッフリーダーとして奮闘していた。かつてはともにフライトドクターを目指していた緋山美帆子(戸田恵梨香) は、翔北病院を離れ周産期医療センターで産婦人科医としての道を歩んでいた。冴島はるか(比嘉愛未)は、今もフライトナースとしての道を究め続けエースとして活躍中。また藤川一男(浅利陽介)も白石と共に翔北救命救急センターを支える整形外科専門の救命医となっていた。彼らの成長を語る上で橘啓輔(椎名桔平)の名を挙げないわけにはいかない。そんな橘は救命医として活躍を続けているが現在、息子についてある厳しい局面に立たされていた。橘が葛藤する理由とは。そんな救命センターに新たにフライトドクターを目指すフェロー・名取颯馬(有岡大貴)、灰谷俊平(成田 凌)、横峯あかり(新木優子)、フライトナースを目指す雪村双葉(馬場ふみか)がやってくる。フェローたちは使い物にならないと救命センターの誰もが嘆く中、白石は人材不足の中、彼らを戦力にするしかないと必死に育てようと努力する。
脳外科医として信頼を既に得ている藍沢には強力なライバル、新海広紀(安藤政信)が現れる。脳外科では世界屈指の水準を誇るトロント大へ臨床医師として選ばれるかどうかの席を争っていた。
それぞれの道を歩むかつてのフェローたち、新たなフェローたち、そして彼らの仲間たちによって『コード・ブルー』第三シーズンがついに始まる。
【Not Sponsored 記事】