モデルプレスのインタビューに応じた、秋元真夏(C)モデルプレス

乃木坂46秋元真夏が語る“戦友”高山一実、3期生に仲間を発見!“ずっきゅん”のこだわりも…<モデルプレスインタビュー>

2017.06.08 20:10

乃木坂46秋元真夏(あきもとまなつ/23)。3rdアルバム『生まれてから初めて見た夢』(発売中)では高山一実とユニットを組んだ。モデルプレスでは乃木坂46のバラエティ担当としてお茶の間に笑顔を届ける“まなったん”に、かずみんとの関係や、自分と同じ匂いのする3期生、“ずっきゅん”のこだわりなどを本人に聞いた。

  

意識したのは“カッコ可愛い”

秋元真夏(C)モデルプレス
― 高山さんと2人でユニットを組むと聞いた時の心境について改めてお聞かせください。

秋元:びっくりしましたね。かずみん!?って。それから2人って聞いてさらに衝撃(笑)。でも2人で「嬉しいね。どんな曲が来るんだろう?」って話しました。2人とも可愛い曲をやってみたいって思っている派なので「ぶりぶりかもよ?」みたいなことを言っていたんですけど、全然真逆の、むしろ自分が男だっていう歌詞で、戦士とか戦ってるようなカッコ良い曲でした(笑)。

― レコーディングはいかがでしたか?

秋元:かずみんと2人でレコーディングをしたんですけど、交互に歌っていく歌なので、声質が全然違うのが際立つというか。かずみんはカッコ良いのに、私はなんか高くてちょっとオロオロしてるみたいな(笑)。でもサビで2人が合わさったところは、すごく聴きやすくなっていると思います。カッコ良いけど懐かしさもあるような曲なので、私たちなりの“カッコ可愛い”感じを出せたらなっていうのは意識しました。

― “カッコ可愛い”ですね。2人を組み合わせた狙いみたいなものはお聞きしていますか?

秋元:狙いは聞いていないんですけど、ちょうど秋元(康)先生に『生まれてから初めて見た夢』のタイトルの意味を聞いた時があって『忘却と美学』の歌詞の話もしたんです。そうしたら高山と秋元を思い浮かべて、2人は戦友みたいな感じで戦っているから書いたと言っていて。私たちのことを思い浮かべて書いてくれたことがすごく嬉しいなって思いました。

2人の共通点は…

秋元真夏(C)モデルプレス
― 2人の共通点といえば、やはり乃木坂46を代表するバラエティ担当なのかなと。

秋元:歌詞を全部読んでみたら、私が傷つけられてかずみんと一緒にいるけど、かずみんも残ったら一緒に傷つけられて死んじゃうから、私のことを置いて行ってくれって言っていて。でもかずみんは、置いていけないから待ってるよ、一緒に死んでもいいから待ってるって。ずっと一緒に戦っていくというか同じ土俵にいる、今、バラエティというところでやらせてもらっているんですけど、どっちがどっちを潰すとかではなくて、一緒に上っていこうっていうのが歌詞に表れているのかなって勝手に解釈しています。

― バラエティ以外で共通点はありますか?

秋元:う~ん、なんだろうな。一つは同い年っていうのと、あとは…お互い王道アイドルに憧れている(笑)。可愛くてキャピキャピしてキラキラして…でも実際の自分たちを見てみると、ちょっとズレたところにいるっていう(笑)。でもだからと言ってすごい悲観するわけでもなく、その場を楽しんでるっていうところはすごく似てるかなって思います。

かずみんにあって自分にないもの

秋元真夏(C)モデルプレス
― 同じ土俵ということで場合によっては一つの席を取り合うといったことも…お互いにライバル意識はありますか?

秋元:乃木坂46でバラエティに出ている子って結構限られては来るんですけど、お互いにスケジュールを見て「えっ、この番組に出るなんてすごい」「この番組は誰々いるから緊張しそうだね」とか話すと最後は「頑張ってきてね」って声をかけ合うんです。他のグループだったらもしかしたら、そのバラエティの枠をバチバチに取り合うこともあるかもしれないけど、乃木坂46は誰かが行くとなったらそれを応援しようっていう空気に自然となる。それはとても居心地が良いし、頑張ろうって思えるんです。

― それが乃木坂46らしさなのかもしれないですね。高山さんが出演するバラエティ番組などは見られますか?

秋元:見ます。準レギュラーのような『(くりぃむクイズ)ミラクル9』とかだと、普通に楽しんでるなっていう目線で見るんですけど、初めての番組だとすっごい応援しちゃって。かずみん喋って喋ってみたいな(笑)。あとは自分がその場にいたらっていうのを想像して、これはよく喋る出演者の方が多いから入って行きにくいよなぁ、とか共感したりしてます(笑)。

― バラエティにおいて、高山さんにあって自分にはないものってどんなところですか?

秋元:すごいあります。私は真面目に淡々と、特に道を逸れることもなく生きてきちゃったんですけど、と言ってもかずみんが逸れてきたわけではなくて、かずみんは今まで育ってきた環境の中でも周りの友だちが面白かったり、かずみん自身もなんか発想がちょっと面白かったり、笑わせるつもりがなくても面白いことがパッと出てくる感じなんですよね。きっと狙ってない。狙わずとも人を笑わせられるのは羨ましいなっていつも思います。

秋元真夏(C)モデルプレス
― そんなところを盗みたいと頑張っている?でもそれって頑張ったらもう手に入らないような…

秋元:そうなんです!私もそうなれるようにちゃんと勉強していろいろ学ばなきゃって思うんですけど、でもそれを勉強している時点ですでにかずみんとは違うんです(苦笑い)。

― 最近バラエティ番組でした後悔はありますか?

秋元:例えば外に出ていくと、アイドルっていう枠だけで褒められたりとか可愛いって言ってもらえたりすることが多くて。でも乃木坂46内だと私が自分で可愛いって言っても、いやそんなことないよってなる(笑)。外と内ではそういうギャップがあるんです。そこにまだちゃんと慣れてなくて。外で可愛いって言われた時、素直に「いやそんなことないですよ」ってちょっと否定するだけみたいな。そんなの否定しても何も生まれないのに、だったらそこに何かプラスすればよかったなってすごく後悔しちゃいます。

3期生に仲間を発見

秋元真夏(C)モデルプレス
― 3期生と絡む機会がすごく増えてきましたが、同じ空気を感じるメンバーはいますか?

秋元:同じ空気は…向井葉月ちゃんですかね。

― やっぱり(笑)。

秋元:「(3人の)プリンシパル」を見に行ったんですけど、その時、まだ活動して間もないのにすでにイジられてたんですよ。それを見て「あれ?私みたい」と思って(笑)。

― (笑)。

秋元:これは私予備軍だって勝手に思っちゃって(笑)。楽屋に行って「すごくイジられるの?」って聞いたら「そうなんですよ。スタッフさんもメンバーもみんなイジってきます」って言っていたので「これは仲間かもしれない」って(笑)。そこから目をつけています。

― 向井さんってイジられることに貪欲というか…

秋元:葉月ちゃんはイジられるネタを自分から提供するタイプ。でも入ったばっかりでそんなにイジられて大丈夫かなと思って「大丈夫?自分でつらいと思ってたら早めに言った方がいいよ」って聞いたら「私は楽しい。イジってもらえるのもありがたいって思ってる」と言っていて。そう思えているなら、そのキャラを伸ばせていけたらいいなって思いました。

― 期待ですね。逆に高山さんタイプの3期生はいますか?

秋元:う~ん、かずみんタイプはいないかもしれないですね。でも佐藤楓ちゃんは3期生だけの時、楽屋ですごい面白いらしいんですよ。それがまだ出てきていないので、それを出したら良い感じに面白キャラになるのかなって思います。

“ずっきゅん”のこだわり

秋元真夏(C)モデルプレス
― 最近の『乃木坂工事中』で再び“ずっきゅん”にスポットが当たっていましたが、そもそも“ずっきゅん”以外の必殺技は作らないんですか?

秋元:そうなんですよ(笑)。それこそ2年くらい前に、さすがにこの“ずっきゅん”一本で戦える気がしなくなってきて、なにか作った方がいいんじゃないかなって思ったんですけど、その時は結局止めました。“ずっきゅん”は乃木坂46内では知ってもらえたけど、外ではまだ誰も知らないと思って。

― なるほど(笑)。

秋元:その状況で別のに移ったらもっと知らなくなっちゃうと思って、なので私はとりあえずこの武器だけで戦おう、“ずっきゅん”だけをやり続けていこうって決めました。

― 「GirlsAward」の舞台で“ずっきゅん”見たかったです(笑)。

秋元:本当ですか!?(笑)

― やらなかったですよね?(笑)

秋元:やらなかったです。私にはスイッチが2つあって、自由なモードとかっちりモードがあるんです。アイドルスイッチが入る方は自由なモードで。その時はもうふざけ放題というか何をしてもいいみたいな。でもそれをやるのはメンバーがいる時とか、すごいツッコミをしてくださる浜田(雅功)さんの時って限られているんです。ガルアワはMCという立場で主役ではない、出演者を引き立てる役なので、かっちりモードで臨んでいました。

※中編、後編に続く。


(modelpress編集部)

秋元真夏(あきもと・まなつ)プロフィール

秋元真夏(C)モデルプレス
1993年8月20日生まれ。埼玉県出身。血液型:B型。身長156cm。乃木坂46の第1期生ながら学業の関係で4thシングルから本格的に活動を始める。本人曰く“1.5期生”。愛称は「まなったん」。乃木坂46での活動のほか、ソロではバラエティ番組にも多数出演する。

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