JY(知英)「好きな人がいること」だけじゃない!「すごく悩ましい」“第2章”への思いとは<モデルプレスインタビュー>
2017.06.01 22:00
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アーティスト・JY(知英・ジヨン/23)の1stライブツアー「Many Faces 2017」が5月21日、東京・Zepp DiverCity TOKYOでファイナル公演を迎えた。モデルプレスでは公演前に彼女へインタビューを実施。ここではアルバムについてや、今後のJYに関して語ってもらった。
目次
ソロデビュー1年で目標を達成
― ソロデビューから1年が経過しました。デビュー当時のインタビューでは「JY」という名前にまだ慣れないとおっしゃっていましたね。JY:そうですね、懐かしい(笑)。でも今はもう「JY」という名前に慣れました!
― その時、JYとしての目標に「アルバムを出すこと」をあげていました。
JY:そうなんです、夢が叶いました!今ツアー中なのですが(※インタビューは東京公演前に実施)、ライブでファンの皆さんに「アルバム聴きました?どの曲が一番好きですか?」と聞くと「新しく作った曲が好きー!」と返ってくるのがとても嬉しかったです。
JYの魅力がつまった『Many Faces~多面性~』
― この1年、可愛らしい姿からクールで大人びた表情まで、イメージを固定してこなかった印象です。初めてのアルバム『Many Faces~多面性~』でもそれがそのまま反映されて、JYさんの魅力が凝縮された作品になっていますね。JY:アルバムでは『最後のサヨナラ』、『好きな人がいること』、『フェイク』などのシングルも入りながら、バラードからポップ、カッコ良い曲…本当にいろんなジャンルの曲に挑戦できたと思います。キャッチコピーも“私はいろんな女で出来てる”ということで、様々なJYを見せることを意識しました。
― アルバムでお気に入りはどの曲ですか?
JY:悩みますが一曲を選ぶなら『Come Back』です。今までJYとしてはやったことのない曲調。コンサートでもカッコ良くバリバリに踊るのでそれも理由の一つです。
― リード曲の『女子モドキ』は、フジテレビ系木10ドラマ『人は見た目が100パーセント』の主題歌ということもあって人気が高いです。サビ部分で披露される“女子モドキ”ダンスも女子中高生を中心に話題を集めています。
JY:みんなが真似してるよっていう話をよく聞きます。本当に嬉しいです。『女子モドキ』もライブで盛り上がる曲になったらいいですね。
― 名古屋、大阪と2公演行ってきましたが、ライブではどこが一番盛り上がっていますか?
JY:やっぱりアンコールかな。あとは『Radio』『Up In The Air』など英語の曲を今回初めてステージの上で歌ったんですけど、その時はみんなが「きゃー」って言ってくれて。英語曲は歌ってほしかったっていう声が多かったです。
JYにとって「好きな人がいること」とは
― アンコールは『好きな人がいること』で始まりますね。「関西コレクション」「GirlsAward」と今年の春は、女の子向けの大型ファッションイベントにも出演していて、そこで『好きな人がいること』が流れ始めた時の歓声は本当にすごくて。JYさんにとって『好きな人がいること』って改めてどんな曲かをお聞きしたいです。JY:曲が流れると皆さん「きゃー!」と言ってくれるので、ありがたいなって思いますし、この曲に出会えて良かったです。コンサートでも本当に盛り上がるし、この曲を歌っている時にステージからお客さんの顔を見ると、一緒に歌ってくれたりするんです。それを見てもすごく嬉しいです。
それに『好きな人がいること』は2ndシングルで、ドラマの主題歌にもなって、たくさんの人が聴いて下さったので、その頃からどこへ行っても「あっ、JYだ!」と言っていただけるようになりました。一年前では考えられなかったこと。
この間ダンサーさんが「友だちの娘さんが、スキコトが大好きでいつもカラオケで歌っているよ」と言って動画を見せてくれたんです。小学生のお子さんだったのですが、すごく嬉しくて。そのくらいの年齢だと、KARAのことを知らないじゃないですか。最近の活動から私のことを知った、という方の存在は励みになります。
― ファン層も変わったような気がします。
JY:そうですね。最初の方は、あまり若い女の子が「きゃー!」という感じではなく、男性の方が多かったんですけど、最近では女性の方がたくさん応援してくれています。KARA時代の私を知らない人も多いです。
― JYさんの歌でファンになる方と女優のジヨンさんを見てファンになるのと、今はどっちが多いんですか?
JY:両方あります。女優の知英さんを見て好きになりました、っていう方もいるし、JYの歌を聴いて好きになりました、っていう方もいる。もちろんKARAの時から好きだったよっていう方もたくさんいる。今回のツアーでもMCで「私がソロで活動してから好きになってくれた方いますかー?」って聞いたら結構多くて。それがすごく嬉しかったです。もっと頑張ろうって思いました。
JYと知英―違い&影響するところ
― アーティスト活動と並行して、女優としても目覚ましい活躍を見せていますが、スバリ!“JY”と“知英”だと何か違いますか?JY:一緒です(笑)。あえて言えば、JYは自分のそのままを曲に乗せて、そのカラーを出していますが、知英だと女優として役に入って演じるので、自分がなくなります。でもやっている仕事が違うので、切り替えるというような意識は特にないですね。
― 2つやっていることでお互いに良い影響はありますか?
JY:女優業もやっていることで、例えばレコーディングをする時に、歌詞一つひとつを感じることができるようになりました。どういう風に感情を表現すればもっと歌が良くなるのか、そういう意識を持てていいるだけでも、かなり良い影響を受けていると思います。
次のJYはどうなる?
― この一年、JYさんはそこだけに頼らずにいろんな面を見せてきて、ある意味、“JYの第一章”が幕を閉じようとしているのかなって。JYさん自身、今後はどんな風に「JY」を育てていきたいと思っていますか?JY:それは本当に難しいところなんです。今回のコンサートで、カッコ良いパフォーマンスのパートが良かったと言ってくださる声は確かにあって、でもやっぱり『好きな人がいること』のようなイメージを引き続き活かした方がいいんじゃないかって思う部分もあって。私は本音を言うとちょっとカッコ良いのをやりたい…(笑)。でもこれはすごく悩ましい問題。
― なるほど。アルバム、ツアー、2つの目標を達成した今、新たな夢は描いていますか?
JY:そういう意味では、もしかしたら世間的には私に対して『好きな人がいること』みたいな可愛いイメージを持っているかもしれませんが、今回のアルバムとツアーでは本当にいろんなジャンルの曲を歌っているので、もっといろんなJYを知ってもらうことが夢です。
※後編に続く。
(modelpress編集部)
JY 1st ALBUM 「Many Faces ~多面性~」(発売中)
-Track List-1. 好きな人がいること
2. 恋をしていたこと
3. このままで
4. 君にキスを君にハグを君に愛を
5. フェイク
6. Come Back
7. 女子モドキ
8.Many Faces
9. ブギウギ
10. 大切な時間
11. 最後のサヨナラ
12. LETTER
-Bonus Track-
13. Radio
14. I’m just not into you
15. Up In The Air
・完全生産限定盤〈CD+豪華スペシャルフォトセット+Bonus Track〉
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・通常盤〈CDのみ〉
JY(知英)プロフィール
1994年1月18日生まれ。韓国出身。2008年K-POPユニット・KARAとしてデビューしブレイク。2014年4月に卒業し、8月より日本を中心に女優活動をスタート。人気ドラマ・映画へ続々と出演。2015年3月にアーティスト名「JY」名義でシングル「最後のサヨナラ」で日本ソロデビュー。2016年7月に月9ドラマ「好きな人がいること」(フジテレビ)の主題歌に抜擢。現在、女優の桐谷美玲が主演するフジテレビ系木10ドラマ「人は見た目が100パーセント」の主題歌「女子モドキ」を担当する。
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