「ボク運」晴子(木村文乃)の“フレンチトラッド”スタイルが大人可愛い!真似しやすいポイントは?<スタイリストインタビュー>
KAT-TUNの亀梨和也が主演を、女優の木村文乃がヒロインを務める日本テレビ系ドラマ「ボク、運命の人です。」(毎週土曜よる10時~)。“自称・神”と名乗る謎の男(山下智久)から「あなたたちは絶対に恋をしなければならない『運命の二人』だと」と言われたことから始まる正木誠(亀梨和也)と湖月晴子(木村文乃)の“運命の恋”を描いた物語だが、晴子のシンプルなのにオシャレに見えるファッションにも注目が集まっている。今回、モデルプレスではスタイリングを担当する藤井享子氏に話を聞いた。
晴子さん(木村文乃)のファッションのテーマは?
― スタイリングのテーマや方向性を教えてください。藤井氏:晴子さんは、マーケティングリサーチの会社に勤務する30歳間近の女性ということで、通勤スタイルはガチガチのOLファッションではなく、ちょっと柔らかさのあるスタイルを心がけています。“フレンチトラッド”というフランスのトラディショナルなスタイルをベースに、流行のガウチョパンツなど、ゆるっとしたシルエットのものを取り入れています。
スーツがマストの会社ではないですが、ジャケットを着るときはノーカラーやストレッチの効いたジャージー素材など着やすいものが多いですね。あとは文乃ちゃんと最近MA-1が流行っているという話をして、ベージュのブルゾンもよく着せています。
― “フレンチトラッド”というのは、最近だと少し新鮮に感じます。派手すぎず品の良いコーディネートは晴子さんの性格のようですよね。
藤井氏:そうですね。晴子さんは性格的にも真面目で、どちらかと言うと固いタイプ。ファッションも、地味ではないけど落ち着いたものを好むと思うんですね。
晴子さんは実家暮らしというのもあって、ちょっと古風な面もある。ひとつのものを長く大事に使っている感じも出したかったので、バッグはあえて同じものを使いまわしています。
― そういえばブラウンのバッグがよく登場していますね。晴子さんはあまりスカートを履かない人なんでしょうか?
藤井氏:決めているわけではないんですが、どうやらそうみたいです(笑)。晴子さんもよく着ていますが、今はスカーチョとかスカートのように見えるパンツも増えていますよね。スカート気分なんですけど、動きやすいですし、晴子さんの性格的にはこっちなのかなと思っています。
“晴子スタイル”を真似したい!コーディネートのポイントは?
― 視聴者が真似しやすいコーディネートのポイントはありますか?藤井氏:そうですね。晴子さんはあまり冒険的なアイテムは使っていませんし、むしろちょっとレトロなくらいですけど、全体のシルエットはトレンドの“ふわゆる”っとした感じにまとめるというところでしょうか。エンディングの“ボク運ダンス”のときのコーディネートも、体型を選ばずに着られるコーディネートだと思います。
― 今年はトップスもボトムもゆるいシルエットがトレンドですよね。でも、一歩間違えるとスタイルが悪く見えてしまったりとか、色を抑えると地味になってしまうんですが…。
藤井氏:そうですね。晴子さんもよくやっているんですが、ロングカーディガンとか、縦長のラインを作ってくれるアイテムを合わせると細く見えやすいと思います。もしくは、トップスをコンパクトにする。晴子さんの場合、ノーカラーのショート丈ジャケットですね。これなら下にボリュームを持たせてもすっきり見えると思います。
― 晴子さんのコーディネートがゆるいシルエットでもキレイに見えるのはそういうところがポイントなんですね。色使いで気をつけていることはありますか?
藤井氏:亀梨さん演じる誠がよく青のブルゾンを着ているので、晴子さんにはあまり青を使わないようにしています。一緒にならないシーンを狙って使ったりもしていますが。あとはどちらかというと寒色が多いですね。サックスブルーやミント系でしょうか。使わない色は特に決めていませんが、ビビッドカラーはそこまで使わないですね。派手な色味は菜々緒さん演じる親友の三恵さんがよく着ているので。
― たしかに三恵と晴子の衣装は対照的ですよね。小物使いに何かこだわりはありますか?
藤井氏:三恵さんはわりと大振りなアクセサリーをしていますけど、晴子さんはベーシックなものを愛用するタイプ。バッグと同じで、ネックレスも“H”のイニシャルのネックレスを使いまわしています。ピアスも、通勤スタイルのときはあまり大きくないシンプルなものをチョイスしていますね。
― ブランドにこだわりはあるんでしょうか?
藤井氏:「URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)」や「ANAYI(アナイ)」、「組曲」とかいろんなブランドを使っています。
― 本当にOLさんがよく着ていそうなブランドから選ばれているんですね。
藤井氏:そうです。ひとつのブランドで統一したコーディネートはないですね。
実家感のあるリラックスコーデにも注目
― オフの日や、お家でのスタイルもまた雰囲気が変わって素敵です。藤井氏:オフの日は、オールインワンとかいつもよりちょっとカジュアルめというか。ちょっと柔らかさのある大人のナチュラルスタイルって感じですかね。お家の中では、古着のトレーナーにゆるいパンツが定番です。パンツが何種類かありますね。
― リラックスしていて“実家感”がありますよね。
藤井氏:晴子さんの実家は古くてあたたかい温もりのあるお家なので、やっぱりあんまり今っぽくないスタイルが合うと思ったんです。晴子さんはどちらかと言うと、女子力もそれほど高くなくてボーイッシュな人だし、このぐらい力の抜けた感じがしっくりきますよね。
― 貴重なお話、ありがとうございました。物語と合わせてより注目してみたいと思います。
(modelpress編集部)
殻に閉じこもりかけた晴子に光を射す、笑いと感動の第4話<あらすじ>
誠(亀梨)と定岡(満島)は、三恵(菜々緒)から「恋愛のスイッチを失った人物」だという悩みの中に入ってしまった晴子(木村)の気持ちを聞かされる。定岡があっさり晴子のことをあきらめる一方、「あきらめるつもりはない」と言う誠。彼は晴子に電話して、考え直してほしいと説得するものの、断られる。謎の男(山下)は「30年後の地球を救うためによく頑張ってくれた」と、完璧にフラれた誠を労い、誠と晴子の結婚をあきらめていた。しかし、誠は「地球のことなんてどうだっていい。彼女を本気で好きになった」と、晴子へのアタックを続行すると宣言。
そんな誠に謎の男は、“ニンジン嫌いの烏田部長(田辺誠一)にニンジンを食べてもらう”というミッションを与える。晴子を振り向かせるために、なぜ烏田にニンジンを食べてもらわなければならないのか、さっぱり分からない誠だったが、晴子の心を開くきっかけになればと、そのミッションに取り組むことに。
誠は烏田をランチに誘い、ステーキの付け合わせとして出てきたニンジンを食べてほしいと頼む。しかし、普段は温厚な烏田がニンジンのこととなると、きっぱりと拒絶。その頑なな態度から、烏田にニンジンを食べてもらうのは、かなりの難関と思われた。
営業の仕事でも門前払いを食らい、落ち込む誠。そんな中、誠は関原(大倉孝二)から、相手にしてくれない客の心をつかむ極意を聞く。それが誠にとって、烏田の心を動かすためのヒントになる…。
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