広瀬すず&大原櫻子“さくすず”はやっぱり似てる?改めて出会いから仲良しぶり、空気感、関係性を掘り下げてみた!<モデルプレスインタビュー>
2017.03.23 17:30
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“さくすず”―――これを聞いただけで嬉しくなっちゃう女の子も多いはず。広瀬すず(18)と大原櫻子(21)の2人を指す愛称だ。現在ソフトバンクのCMで共演中、そして公開中の広瀬主演映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』では主題歌と挿入歌を大原が担当した。
これまで彼女たちのSNSなどを通してその仲良しぶりが話題になってきたが、ここにきて“さくすず”コンビがより幅広い世代まで浸透中。ではここで改めて“さくすず”の出会いから、2人の仲良しぶり、空気感、関係性などたっぷりと掘り下げようではないか?―――ということでモデルプレスは2人を直撃した!
目次
相思相愛の2人!惹かれた部分は…
― まずは2人の出会いを改めて教えてください。大原:「第93回高校サッカー選手権大会」ですずちゃんが応援マネージャー、私が応援ソングを担当させていただいて、そこからプライベートでも会うようになりました。
広瀬:ドラマや映画などで共通の友だちが多くて、それも大きかったかもしれないです。
大原:そうなんです。共通の友だちが多くて!それですずちゃんのお誕生日祝いを兼ねて焼肉しようってなって。
広瀬:あ、そうだ!サプライズしてくれたんだ!
大原:それが入口かな?
広瀬:うん!
― そこから頻繁に会うほど仲良くなったのはお互いに何か惹かれる部分があったのでは?
広瀬:なんでだろう…。
大原:髪型とか雰囲気が似てるっていろんな人から言われたよね(笑)。
広瀬:そうそう!メールもよくしていたね。いま私の中では一番メールをしている人かもしれない。
大原:そうなの?嬉しい!でも私もすずちゃんとばっかりメールしてる。メールで「生きてる?」とかも送ったりするよね(笑)。最近はお仕事でも一緒になることが多いから、今年だけでもかなり会っている気がする。
広瀬:今年だけで5~6回会っているよね。月2~3回ってことだからすごいね(笑)。
2人で会うと何する?「癒やしを求めて…」
― 会った時はご飯に行くんですか?大原:ご飯に行ったり…。
広瀬:でもさ、私、思い出したんだけど、ちゃんと2人で外でご飯を食べたことはなくない?
大原:いや何言ってんだい!(笑)。
広瀬:そうだっけ?(笑)でもデトックスとかの方が多いよね?
大原:確かに。
広瀬:二人で汗かいているイメージしかない。
大原:ジムに一緒に行ったり、お菓子を作ったり。あとは…
広瀬:砂風呂。
大原:砂風呂ね(笑)。2回も一緒に行ったね。
広瀬:なんか私たち常に癒やしを求めているような…逆におじさんだよね(笑)。一緒の場でね「あ~いいわ~」って(笑)。
大原:こういう友だちは他にいないですね。やっぱり友だちだとまずご飯に行こうよ、ってなると思うんですけど、もはやなんかそれを超えた関係(笑)。
― お出かけって感じだと行ったことがあるのは?
大原:昨年の京都旅行ですね。
広瀬:でもお互いに人が多いところがそんなに好きではないので、どっちかの家に行ったり、砂風呂とか癒やしの方が多いよね(笑)。
2人の関係性は…友だち?姉妹?
― 年齢は広瀬さんが18歳で、大原さんが21歳で3つ離れていますが、関係性は友だちが近い?姉妹が近い?大原:私は友だちだと思ってる。
広瀬:うん、友だちかも。
大原:年下っていうことをあまり意識したことはないですね。
広瀬:でもいざという時はやっぱりお姉ちゃんだから引っ張ってくれる!
大原:え、本当!?
広瀬:うん。だって私は自分の行きたい願望だけを伝えて、あとはいつも全部さくちゃんが予約とか準備してくれるから(笑)。
大原:でも私はそれが好きで楽しんでる(笑)。逆に私の中にはいろんな情報がないんだと…。行きたいなっていうのがないから、人からここに行きたいって言われると、「あっ、私もそこに行きたいかも」と思って調べ始めちゃう。
“すずちゃん”に出会って変わった!“さくちゃん”に出会って変わった!
― お互いがお互いに影響されたことはありますか?大原:影響されたことかぁ、なんだろう。でもオススメされたことはやっちゃってるな。
広瀬:私は帰る時間!さくちゃんは、夜の9時10時に近づくと「もうそろそろ帰る時間」ってなるんです。それがすごくいいなって。
大原:それは良かった(笑)。やっぱりすずちゃんを見ていると、大変だなって思うし、絶対に寝る時間も大事だろうなとか思うの。
広瀬:あとさくちゃんは家族との時間をものすごく大切にしていて、それがすごく素敵だなと思っています。
大原:いやいやいや…(笑)。
広瀬:私もそういう時間が増えたかもしれないです。
大原:私はすずちゃんの度胸の座り方が半端じゃなさすぎて、私も頑張らなきゃっていう刺激を受けることがありますね。
一番の理想が叶った!
― 今回、広瀬さん主演の映画で、大原さんが主題歌『ひらり』と挿入歌『青い季節』を担当することになったわけですが、改めていかがですか?広瀬:自分が主演をさせていただいた映画で、親友が主題歌を歌ってくれるのは本当に嬉しい気持ちになりました。もちろん他のアーティストさんも好きですし、聴いたりとかもしますし、作品によっては男性の声、女性の声がいいとかもあると思うんですけど、『チア☆ダン』でさくちゃんっていうのは、一番の理想が叶った感じです。力強くて、元気があって、パワフルなイメージ、それに同世代の子たちの感情を一番歌ってくれるのはさくちゃんだってイメージがもともとあったので。…(少し声のトーンを上げて)「あ~嬉しい!!」。
大原:(笑)。私もめちゃくちゃ嬉しいです!挿入歌の方は本当にすずちゃんの想いを入れたかったので、すずに電話していろんなことを聞いたんです。その時も「もしもし何してる?」って言ったら「いま韓国にいるんだよね」って(笑)。夜の10時とか11時だったかな。本当に忙しい中、歌詞に協力してくれました。
次の目標は“さくすず”でW主演!?
― 次の展開としては“さくすず”でW主演ですかね?大原:ないないない(笑)。
広瀬:なくない!やりたい!!
大原:ムリムリムリムリ(笑)。
広瀬:やろーよー!(笑)。
― そのまま2人で主題歌とかも。
広瀬:いや、それはちょっと大丈夫です(笑)。
大原:それは逆にしようよ!(笑)
広瀬:じゃあW主演も!さくちゃんもお芝居しているし!
― その場合、2人はどんな設定がいいですかね?親友?姉妹?
大原:なんだろう、私もう母親役とか(笑)。
広瀬:逆にガツガツぶつかる設定とかはどう?
大原:戦う?「この野郎!櫻子ー!」とか言ったり(笑)。「負けねえぞ!」みたいな(笑)
広瀬:それ面白い(笑)。
2人はライバルなの?
― それだとライバル的な間柄になるんですかね。実際に今、ライバル的な意識はあるんですか?大原:私はびっくりするくらいないんですよね。でもすずちゃんはどうなんだろう?
広瀬:私もないかも。たぶんさくちゃんは舞台をやっていることも多いし、アーティストとして歌もやっているからかな。
大原:でも正直、ないのは逆にいいのかな?って思う部分も少しだけある。
広瀬:でも良い意味でないと思う。もしさくちゃんがドラマや映画がメインになってきたら生まれるかもしれない。お互いにプライドとか根性とかはある方だと思うんです。今はとりあえず一番のファンって感じ(笑)。
大原:確かに!(笑)。『チア☆ダン』を見ながらストーリーで泣いたというのももちろんあるけど、その涙にはすずちゃんと撮影中にいろんなことをメールして、大変だったことを知っているというのもあると思うんですよね。それを思い出したら涙が止まらなくて(笑)。
広瀬:めっちゃ泣いていたんですよ(笑)。
大原:頑張ってる、頑張ってる、とか思うと「あ~」って(笑)。見終わった後、ちょうど入れ違いだったんですけど、その時にもう「すず~(泣)」みたいな(笑)。めっちゃ泣いていました。
似てるのは見た目だけ?性格は似てる?
― 今日はお二人のテンションの高さに圧倒されているのですが、普段から2人でいる時はこんな感じですか?大原:いや、無言の時も全然ありますよ。無言で砂風呂に入っているくらいですから(笑)。
広瀬:それか私がずっと一人で何かを食べているか(笑)。
大原:確かに何かを食べてる(笑)。
広瀬:なんでだろう?私昨日も思ったの。なんかずっと私だけ食べているなって(笑)。でもなんでみんな食べないでいられるんだろう?とも思った(笑)。
大原:私は太りやすいから。すずちゃんは全然太らない。ずるい(笑)。
広瀬:いやいや太るよ!昨日もダメだなって思いながらも手が止まらなくて。病気なんじゃないかって思ったくらい(笑)。
― 性格が似てるなって思うこともありますか?
広瀬:ものの捉え方。だから話が合うんだと思う。
大原:でもそうかもしれない。
広瀬:性格がすごく似てるってわけじゃないんですけど。たぶん根にあるトーンが似てる。
大原:ちょっとドライだよね、冷めているというか(笑)。
広瀬:確かに冷めてる。私も冷めてるってよく言われます(笑)。
大原:でも私もそうだけど、作品への愛情とか熱は誰にも負けないつもりでいるよね。あとすずちゃんは責任感がすごいと思ってる。
広瀬:え、本当に?初めて言われた。
大原:嘘でしょ?
広瀬:(笑)
“さくすず”からメッセージ!
― では最後に映画の見どころをお願いします。広瀬:みんなのいろんな表情が見られます。辛い時も嬉しい時も悔しい時も。10代だからこそ、好きなものにすべてをかけてがむしゃらに泥臭く頑張っている姿、3年間を2時間でまとめているのがもったいないなって思うくらいの熱量、それを感じてほしいです。そしてさくちゃんの歌が流れるタイミングがやばくて、そこでグッと来ちゃうはず。ひかりが思っていることを言葉にして歌にしているので、そこもゆっくり聴いてほしいなって思います。
大原:この映画を見て、私も部活を頑張っていたことを思い出しました。仲間がいて一生懸命に頑張って、とにかく好きだってシンプルな気持ち。今回、よりそこに近づけるような歌を歌うために、レコーディングの前日には母校にも行ってきました。自分の原点をもう一度見てみようと思って。青春時代の素晴らしさを思い出せると思いますし、ぜひ大人の方にも見ていただきたいです。
― ありがとうございました。
広瀬&大原:ありがとうございました。
インタビューメモ/撮影にノリノリの2人は……
撮影から始めた今回のインタビュー。2人は登場からテンションが高くてポージングのリクエストにもノリノリで応えてくれました。もっと顔を近づけて!もっと仲良しぶりをアピールして!ちょっとふざけて!ちょっと見つめ合って!……たまに照れちゃう2人がとっても可愛かったです。次は“W主演”!?ぜひとも実現してもらいたい。“さくすず”ファンもきっとそう思っているはず。(modelpress編集部)広瀬すず(ひろせ・すず)プロフィール
1998年6月19日生まれ。静岡県出身。2012年、雑誌『Seventeen』の“ミスセブンティーン”に選ばれ専属モデルとなる。『幽かな彼女』(13年/CX)で女優デビュー。『学校のカイダン』(15年/NTV)で連続ドラマ初主演。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にエントリーされた『海街diary』(15年)では、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の賞を受賞。主な主演作に、劇場アニメ『バケモノの子』(15年/声の出演)、『ちはやふる-上の句-・-下の句-』(16年)、『怒り』(16年)、『四月は君の嘘』(16年)など。大原櫻子(おおはら・さくらこ)プロフィール
1996年1月10日生まれ。東京都出身。2013年、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の全国ヒロインオーディションで抜てきされ、スクリーン&CD同時デビュー。2014年には、女優として「日本映画批評家大賞“新人賞”」を、シンガーとして「第56回輝く!日本レコード大賞“新人賞”」をダブル受賞、年末にはソロデビュー満1年でのNHK紅白歌合戦への出場を果たし紅組トップバッターを務めた。2016年のツアーファイナルでは自身初となる日本武道館公演(追加公演含めて2DAYS)を実施。2017年5月からは初の主演舞台『Little Voice(リトル・ヴォイス)』の出演が決定している。
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