EXILE白濱亜嵐「突然キスをするシーン」がお気に入り?“大きな出会い”の先で掴んだモノ…俳優として「1つのターニングポイントに」<モデルプレスインタビュー>
ダンス&ボーカルグループEXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEのパフォーマー白濱亜嵐(23)が、モデルプレスのインタビューに応じた。3月24日に公開される映画「ひるなかの流星」に出演するなど、活躍の幅が広がる白濱。今回のインタビューでは、撮影秘話はもちろん、俳優としての今後、役にまつわる恋愛観など、様々な角度から彼の本音を探った。
俳優として新境地に挑む
2011年~2014年まで集英社「マーガレット」で連載され、コミックス累計発行部数は250万部を突破、女子中高生の“初恋のバイブル”として絶大な支持を集めている「ひるなかの流星」(やまもり三香/集英社マーガレットコミックス刊)を実写化した同作。
主人公の女子高生・与謝野すずめ役を主演の永野芽郁、すずめが初めて恋に落ちる担任教師・獅子尾五月役を三浦翔平、獅子尾に対するすずめの想いを知りながらも、徐々に彼女に惹かれていく“女子が大の苦手”なクラスメイト・馬村大輝役を白濱がそれぞれ演じる。
白濱は、GENERATIONSとしてデビューする前より、俳優としての活動を開始し、近年は「GTO」や「HiGH&LOW」などに出演。グループの中でも先陣を切って、その道を切り拓いてきた。
映画「ひるなかの流星」では、バックハグ、床ドン、鼻チョン…と胸キュンシーンも描かれており、本人も「ここまでキラキラした作品は初めて」と語るほど。俳優として新境地に挑んだ先で掴んだものは――?
「僕にとって大きな出会い」
― 白濱さんが演じた馬村を観て、「こんなクラスメイトいてほしい!」と思う女子高生が続出すると思います!白濱:ありがとうございます。演じていた僕からすると、すずめのことをすごく好きな高校生ってだけで、現実にもいそうな気がしているんです。原作も読ませていただいて、読めば読むほど印象も深くなり、終わった今は、純粋に馬村を演じさせていただくことができて、本当に良かったなと思っています。
― 作品としては「HiGH&LOW」シリーズ(2015年~)以来、高校生役としては映画「セブンデイズ リポート」(2014年)以来でしょうか。これまでご出演されてきた作品とは少し違うテイストのように感じますが、オファーを受けたときの心境を教えてください。
白濱:「とりあえずやってみたい」とすぐに言いました。ここまでキラキラした作品っていうのは、今しかできないと思ったので、とにかくやりたいと思いました。“キラキラ映画といえば新城殻彦監督”ってくらいの方と一緒にやらせてもらえたので、それは僕にとって大きな出会いでした。
減量で役作り その方法は…
― 今回、役作りで3キロから5キロほど減量されたといことですが、詳しくお伺いできますか?白濱:監督とプロデューサーさんに会ったとき、「漫画のキャラクターに近づけるために、痩せてください」とか「日焼けは控えてください」とか指示をいただいたので、そこは寄せられるだけ寄せました。ほぼ食事制限で減量して、あとはトレーニング。筋肉をつけることをやめて、徐々に寄せていきました。あまり時間がなくて、1ヶ月半くらいで持っていかないといけなかったので、結構大変でした。
― ほかの活動も平行しながら?
白濱:GENERATIONSのツアーと。体力は落とさずにやらないといけなかったので、そこが大変で。食事はほぼサラダにして、1日のうちのカロリーを決めて、昼は食べて夜は抜くってずっとやってました。
― LDHの方は、過酷な減量法もサラッとお話される印象があります。
白濱:普通ですね。もちろん、ずっとじゃないですけど、ライブのリハーサル期間とか、映像のお仕事をいただいたときには、トレーニングにプラスしてそうやって調整するので。
― ストイックです。ほかに高校生に見せるという部分で、気をつけた点はありますか?
白濱:一緒にいる同級生の男の子2人がいるんですけど、2人とも実際に高校2年生だったので、楽屋でも一緒にはしゃいでコミュニーケーションをとっていました。画で観たときに、歳の差を感じないようにしたいなって思ってました。
― 具体的にどんなお話をされていたんですか?
白濱:最近流行っている携帯ゲームの話とか。被ってはないですけど、1人、僕の高校の後輩の子だったので、その話とか…。あと、僕らの時代はまだガラケーの人がいたんですけど、今はスマホが普通になってるって話や、昔は家でやっていたオンラインゲームをスマホでやってるって話に驚きました(笑)。
永野芽郁&三浦翔平と共演
― ジェネレーションギャップ!三角関係を演じた永野芽郁さん、三浦翔平さんはいかがでしたか?白濱:芽郁ちゃんは今後、女優さんとして日本の映像の世界を盛り上げていく方になっていくんだろうなって感じました。きつくても弱音を吐かないんですよ。ずっとキラキしていて、すごいオーラとエネルギーがありましたし、会う度会う度素敵な女性になっているので、ますます活躍されるだろうなと思います。これは、翔平くんも言ってたんですけど、「現場で芽郁ちゃんに会えると元気がもらえるね」って。翔平くんとも、すごく仲良くさせていただいて、何度か食事にも行かせていただきました。役では先生と生徒でしたけど、少し上の先輩って感覚で一緒にいて気が楽です。色んな話ができますし、LDHの先輩じゃないからこそ話せる話もありました。
― 刺激を受けながら。
白濱:役者さんって現場で1人で戦ってるじゃないですか?僕らはグループなので、どこに行くにも7人だし、帰ってくる場所があるんですけど、あくまで個人なので、その中でやっていくメンタルってすごいなって、大切だなって本当に勉強させていただきました。
― そういったお話もされましたか?
白濱:翔平くんとしましたね。「グループってどうなの?」って言われたり、「逆に個人の方が大変じゃないですか?」って聞いたり。ないものねだりなのかなとは思いましたけど(笑)。
恋愛観に共感できた?「思春期って純粋な思いがぶつかる年頃」
― 演じた馬村は、とてもシャイな男の子でしたが、共感できましたか?白濱:ん~…共感できる部分とできない部分と、両方ありました。
― 1番共感できたところは?
白濱:男友達と話してるときと、すずめと接してるときの顔の違いとか。やっぱり高校生くらいの男の子って、女の子といるときは分かりやすく顔が変わるので、それは「分かるな」って思ってました。
― では、1番共感できなかったのは?
白濱:最初の方、すずめにすごくそっけない態度をとる場面。「ここまで女の子に冷たくしねぇだろ!」って思ってました(笑)。
― 高校生ならではの照れが可愛らしかったです(笑)。すずめのような真っ直ぐな女の子はいかがですか?
白濱:素敵ですね。ただ、今の歳ですずめのような子と出会うとまた印象が違うのかなと思います。高校生だからこその真っ直ぐさがあるというか。
― 青春の美しさですよね。お気に入りの胸キュンシーンはどこですか?
白濱:突然、すずめにキスをするシーンは結構好きです。思春期って純粋な思いがぶつかる年頃だと思うので、高校生の子は共感できるんじゃないかなって思います。
メンバーから刺激、俳優としての飛躍
― この作品は、“俳優・白濱亜嵐”をより多くの方が知るきっかけになりそうですね。白濱:1つのターニングポイントになるだろうなと感じています。今回の作品を経験したことで、もっとお芝居をやっていきたい、続けていきたいなとも思いました。これ初めて言うんですけど、20代前半の“今しかできない役”っていうのは多いと思うので、色んな作品に出て、今後の自分の俳優人生にとって、大きな作品に出会いたいと思っています。
― 今、お芝居に対して意欲的になっていると。
白濱:はい。「このまま続けてやりたいです」って話はさせていただいていますし、「ひるなかの流星」が公開されたあと、間を空けずに次の作品に出れたらと思っています。
― GENERATIONSには、片寄涼太さん、佐野玲於さんなど俳優業としても活躍されているメンバーがいるかと思いますが、演技についてお話することはありますか?
白濱:涼太からは、「外の現場ってどうなんですか?」とか「亜嵐くんの現場ってどんな感じですか?」とか、聞かれました。僕もあんまり生意気に言えないので、「こんなだったよ」って話したり、「それは特殊だね」って僕なりに伝えたりしています。
― 刺激になりますね。
白濱:純粋に嬉しいですね。最初は僕しかやってなかったことが、広がっていって、グループとしても楽しみです。
夢を叶える秘訣
― 次々に新たな夢を追いかける白濱さんから、モデルプレス読者に“夢を叶える秘訣”やアドバイスを教えてください。白濱:僕はずっと将来の夢について、周りの人に言うようにしています。言葉にすることは大事だと思いますし、10年後でも5年後でも将来のことを想像すれば、その途中で何をすればいいのか見えてくると思うので。僕は今、30歳になったときの自分を想像していて、どうすればその理想に近づけるかってことを考えています。先を見据えていれば夢は自ずと近づいていくると思いますし、もし苦しいことや辛いことがあったとしても、夢が叶ったときには大したことなかったなって思えるだろうし。それに、違うなとか無理だなって思ったら、やめればいいと思うんです。無理せず先を見て…が秘訣だと思います。
― その考え方は昔から?
白濱:そこまで深く考えていたわけじゃないですけど、漠然とした将来の夢は昔からいっぱいありました。コロコロ夢が変わる性格で、野球をやってるときは野球選手になりたい、サッカーをやってるときはサッカー選手になりたいとか。そんな中でも、EXILEになりたいって夢はずっとあって、なるためにはどうすればいいかなって考えて、当時はあんまり演技に興味がなかったんですけど、劇団EXILEのオーディションを受けました。それがきっかけで、今があります。
― 今、見据えている場所は?
白濱:30歳の頃には、音楽を作る側になりたいってことかな。あとは、将来、自分のレコード会社を持ちたいんです。レコード会社の社長になって、音楽作って。パフォーマーも俳優も続けてると思うんですけど、プロデュースの部分にも関わっていきたいです。それで、世界中のフェスに出れたらと思います。もっともっと活躍したいです。
― 夢が広がりますね。
白濱:僕が本当に「レーベルが作りたいんです」って言ったら、HIROさんたちは「じゃあ協力してあげるから、作ってみなよ」って言ってくださる気がしています。夢に溢れた会社ですし、自分でも楽しみにしています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
白濱亜嵐(しらはま・あらん)プロフィール
1993年8月4日生まれ、愛媛県出身。2012年、GENERATIONS from EXILE TRIBEのリーダーとして活動開始。2014年2月に開催されたEXILE新パフォーマーオーディション「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」にEXILE TRIBEとして合宿審査から参加。同年4月27日 日本武道館にて開催された「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」FINALにてEXILE新パフォーマーに決定し、EXILEに加入。2015年10月、日本テレビ系ドラマ「HiGH&LOW」、翌年には映画「HiGH&LOW THE MOVIE」に出演。今後もEXILEと兼任しながらGENERATIONSとしても活動し、俳優としてもマルチに活躍の場を広げていく。
映画「ひるなかの流星」(3月24日公開)
監督:新城毅彦キャスト:永野芽郁、三浦翔平、白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)/山本舞香、佐藤隆太ら
<ストーリー>
田舎でのんびりと暮らす高校生の与謝野すずめ(永野芽郁)は、両親の海外転勤を機に、東京に住む叔父・諭吉のもとに預けられることになった。
転校先の高校で出会ったのは担任教師のイケメン・獅子尾(三浦翔平)。“女子が大の苦手”で一見無愛想なクラスメイト・馬村(白濱亜嵐)。誰にでも愛想の良いクラス一の美女・ゆゆか(山本舞香)。
困った時にいつも助けてくれるヒーローのような獅子尾に、すずめは生まれて初めて恋をする。獅子尾は、すずめの真っ直ぐで純真な様子に惹かれながらも、「教師」という立場から自分に素直になることができないでいた。
一方、馬村も最初は鬱陶しく感じるが、いつも明るく分けへだてなく接してくれるすずめに、獅子尾のことが好きだと知りつつ惹かれていく。すずめは切ない初恋にもがきながらも徐々にクラスに馴染んでいくが、馬村を慕うゆゆかの想いに気づく。
すずめ、獅子尾、馬村。それぞれが、自分の気持ちに向き合い、相手の気持ちに向き合った時、迎えるエンディングとは…。すずめの初恋の行方は!?
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