モデルプレスのインタビューに応じたアレッシア・カーラ&加藤ミリヤ(C)モデルプレス

加藤ミリヤ×アレッシア・カーラ、アナ雪「Let It Go」に続けるのか…ディズニー史上初「モアナと伝説の海」日米エンドソングアーティスト対談

2017.03.10 12:00

『アナと雪の女王』、『ズートピア』に次ぐ、ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』が3月10日に公開された。『モアナと伝説の海』のエンドソングは世界全24ヵ国バージョンがあり、日本語バージョン「どこまでも ~How Far I’ll Go~」はアーティストの加藤ミリヤ、英語バージョン「How Far I’ll Go」はカナダ出身のシンガーソングライターのアレッシア・カーラが歌う。先日、アレッシアが初来日し、初対面を果たした2人。ディズニーの日米エンドソングアーティストが対面するのは史上初!モデルプレスではアレッシアとミリヤの2人にインタビューを行った。

  

『モアナと伝説の海』とは

『モアナと伝説の海』より(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
アナとエルサに続くディズニーの新ヒロイン“モアナ”は、海を愛し、海に選ばれた16才の少女。愛する人々と世界を闇から守るため、戸惑い、悩みながらも仲間に支えられながら大海原へ旅立つというストーリー。

すでに、『アナと雪の女王』の「Let It Go」に続く注目の主題歌として「How Far I’ll Go」が注目を集めている!

初来日で初対面のアレッシア・カーラ&加藤ミリヤ

アレッシア・カーラ、加藤ミリヤ(C)モデルプレス
― 本日初対面とのことですが、お互いの印象を教えてください。

ミリヤ:キュート!可愛くて、頭がいい!

アレッシア:賢い人!

― アレッシアさんは初来日とのことですが、日本を楽しめていますか?

アレッシア:もちろん、楽しんでます!すごく美しい街で、とにかく人々がハッピーな感じがする。みんなすごく優しいし、落ち着いているし、大好きになりました!

― 初来日のアレッシアさんに、ミリヤさんからのおすすめは?

ミリヤ:日本のおすすめは私のブランド「KAWI JAMELE」があるラフォーレ原宿(笑)。1日オフがあって、原宿に行きたいと言っていたので、是非行ってほしいです!

アレッシア:ミリヤのお店に行きたい!

『モアナと伝説の海』エンドソングに抜てき

― お互いのエンドソングを聴いた感想も教えてください。

ミリヤ:私が日本版エンドソングを担当すると決まったとき、アレッシアの英語バージョンを最初に聴きました。譜面には日本語が記載されていたのですが、音源は英語バージョンしかなかったため、英語を聴きながら日本語バージョンを覚えました。それはすごく大変でしたが、アレッシアの歌をたくさん聴きました。何度聴いても飽きないぐらい大好きになってしまって。元々私はアレッシアの1stシングルから聴いていたので、今回の映画の世界観に合っているなって、素敵でした。

アレッシア:ありがとう!ミリヤが歌う日本語バージョンも聴いて素敵だと思いましたし、あの歌を日本語で歌っているなんて、すごく上手だなと思いました。多分、違う言語で解釈をし直すということは、すごく難しかったと思います。大変だと思うのですが、それが出来たということがすごいと思うし、同じ歌を歌っている者として、すごく嬉しい!

今日会ってみて、力強さを感じた。素晴らしくて優しくて、彼女の歌をもっと聴きたいと思って。実はカナダの私のファンがミリヤのことを調べていて、すごく前から彼女のことを聞いていたのですが、もっともっと彼女の音楽を聴いてみたいと思いました。

― 今回『アナと雪の女王』の「Let It Go」に続く楽曲で、世界各国バージョンで歌われていますが、プレッシャーなどを感じていますか?

ミリヤ:『Let It Go』に続いて「どこまでも ~How Far I’ll Go~」も大ヒットしてほしい!『モアナと伝説の海』は、本当に素晴らしい映画なんですよ。みんなに勧めたいディズニー映画です。私が日本版エンドソングを担当していなくても、すごく面白い映画って言っていたと思います。映像が美しいだけでなく、たくさんのキャラクターが歌を歌っていて、聴いているだけでも楽しい。最初から最後までずっとワクワクしていられる素晴らしい映画です。そんな映画のエンドソングを担当して、プレッシャーかどうかと聞かれると、うーん…って感じですが、いつも通りにできたので、映画として観て、聴いていただきたいです。

アレッシア:プレッシャーと聞かれるとわからないですが、ディズニー映画はすごい規模が大きいので、怖さみたいなものはあります。ましてや、自分みたいな新人が抜てきされるなんて…。結果はどう転ぶのかわからないところはあったのですが、それよりも、歌、それから映画自体に共感することができたので、歌うことがすごく楽しかったですし、自分にとっても意味のある作品として残るので、是非やりたいと思いました。本当にミリヤ言う通り素晴らしい映画です。主人公の女の子は、大きな問題に1人で立ち向かってみんなに支えられながらもそれを解決しながら乗り越えていく映画のメッセージも本当に素晴らしいなと思うことができました。

― エンドソングに抜てきされたときの心境も教えてください。

アレッシア:ディズニーからメールが届いたんですよ。「今度『モアナと伝説の海』という映画をやるので、是非エンドソングを歌ってほしい」って。ディズニーからオファーがくるのもですが、子どもの頃から慣れ親しんだディズニー作品に携われることが非常に光栄で、すごく嬉しくてすぐにOKと返事を出しました。

ミリヤ:私は想像していなかったんですよ。自分がディズニー作品と関わることがあるなんて。だから決まったときはすごくビックリしたのですが、ありがたい話なので、絶対にベストを尽くしたいなと思いました。たくさんの人がこれから先もずっと聴いてくれる歌になればいいなと、この瞬間のベストを尽くしたいなと思いました。

「How Far I’ll Go」を歌うには

― アメリカではすでに公開されていますが、反響はいかがですか?

アレッシア:本当にすごいですよ。信じられないですけど、地元のカナダでもすごくて。ポスターが街中にあるんですよ。音楽という小さな形ですが、製作段階から関わることができて、世に出したらこれだけ大きな反響があるということは、自分としてもすごく嬉しいです。

― 「Let It Go」は多くの人たちが歌っていましたが、「How Far I’ll Go」を歌うコツを教えてください。

ミリヤ:いつもの自分の歌より、滑舌良くはっきりと歌うように意識しています。それが1番大事だと思っていて、ハキハキとハッピーに歌ってください。

アレッシア:言葉、歌詞をはっきりときちんと発音して歌うことに私も心掛けました。曲に込められたメッセージもそうですが、映画を観たお客さんが聴いてすぐに歌詞が伝わるようにということを心掛けました。歌い方のアドバイスは、心から歌うこと。みんな思いっきり自分の心から歌えば、それでいいと思います。

夢を叶える秘訣を語る

― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

アレッシア:自分もかつては夢を叶えたいと、すごく大きな夢を抱いていた16歳だったわけで、そのときは自分にもできるのかわからないし、無理かもしれないと思ったのですが、大事なことは自分の直感と心を信じること。周りがなんと言おうと、自分には出来るんだと信じてほしいです。大人たちって「君には無理だよ」って言ってきたりするわけですが、自分にはそれだけの力があることを信じて、自分のことは自分が1番わかっていることを信じて、頑張っていけば叶うと思います。

ミリヤ:私も今思うと、強い心を持つことが大事だと思います。そのために努力する。たくさん自分のことを愛せるようになるために努力して、自分を信じること。アレッシアが言ってくれたんですけど、いろいろなことに惑わされないで、答えは全部自分で決めること。自分の中に絶対答えがあると思って進むことが大事です。

― 今回また1つ夢を叶えたってことですよね。

ミリヤ:そうですね。頑張っていればいいことってあるんだなと思いました。これは神様からのギフトと思って、一生懸命頑張ります!

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

アレッシア・カーラ、加藤ミリヤ(C)モデルプレス

アレッシア・カーラ プロフィール

カナダ出身、現在20歳のシンガーソングライター。自らYouTubeに投稿したパフォーマンス映像から人気に火が付き、メジャーデビューが決定。デビューアルバム『ノウ・イット・オール』は全米アルバムチャール9位を獲得し、シングル『ヒア』は全米シングルチャートTOP5、『スカーズ・トゥ・ユア・ビューティフル』はTOP13と、アメリカのティーンから絶大な支持を得ている。

JUNO AWARDS(ジュノー賞2016)では、最優秀新人賞を受賞し、同年夏にはコールドプレイのライブ・ツアーにメイン・サポート・アクトとして出演。全米興行収入3週連続1位に輝いたディズニー最新アニメーション映画『モアナと伝説の海』のエンドソングを担当。

加藤ミリヤ(かとうみりや)プロフィール

1988年6月22日愛知県生まれ。2004年9月に『Never let go/夜空』でメジャーデビューするとリアルで等身大な歌詞とメロディセンス、生き様が支持され瞬く間に“女子高生のカリスマ”として注目を集める。ファッションデザイナーとしても活躍する彼女の髪型やメイク、ファッションを真似する“ミリヤー”現象を巻き起こし、『VOGUE JAPAN WOMAN OF THE YEAR 2010』に選ばれる。現在は小説家としても才能を発揮。デビュー12年を経て、現在も現代女性の愛や葛藤を歌い続け、“時代の代弁者”と呼ばれている。4月12日には約1年ぶりのフルアルバム「Utopia」をリリースし、アルバム「Utopia」を携えて18カ所、19公演に及ぶ 2017年の全国ツアー“Utopia” tour 2017を行うことが決定している。オフィシャルモバイルサイト「加藤ミリヤ/MILIYAH」チケット先行受付中。




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