西内まりや＆flumpool山村隆太のキスシーン裏話「申し訳ない気持ちになりました」、「高級な…」誕生日プレゼントとは？　モデルプレスインタビュー

西内まりやから見た山村隆太はどんな人？

― 撮影も進んでいるそうですが、キュンとくるセリフやシーンはありましたか？

西内：まだキュンとするシーンは撮っていません（笑）。でもセリフ合わせの時に、実際にキュンとしたシーンはありました。泣きそうになる私に普段クールな名波竜さん（山村）が、無言でタオルをポンと投げるシーンがあるのですが、そういう言葉がない行動でも、やっぱり女心をくすぐるんだなって感じました。（名波は）ふとした瞬間に優しいことを言ったり、ふいに素直になったり…ずるいですよね（笑）。

― 西内さんから見た山村さんの印象はいかがですか？

西内：いい意味でゆるキャラです（笑）！

― どういう点がゆるキャラなんですか？

西内：もっとピシッとハキハキしているイメージだったのですが、常に笑ってます（笑）。良い意味で余裕がある人だと思いました。なので（ドラマの）現場は初めてなのに、客観的に見ている山村さんがいて…。どれだけ現場がバタバタしていても、焦らないんです。「こんな風に撮っているんだね」とか「こんな感じでやるの？」みたいな（笑）。でも「これ無理でしょ」などと言っていても、次に現場に来た時は、ちゃんと周りの期待を超えて来るんです。だから一見すると、すごくゆるくやっているように見えていても、裏ではめちゃくちゃ努力していると思います。短期間で吸収して自分のものにしようとしている山村さんの姿を見ると、私も刺激を受けますね。山村さんは、すごい勢いで吸収していくので、現場が良い空気感です。

― 山村さんは、今回が演技初挑戦ですが共演してどうですか？

西内：こないだも私が「いつでもセリフ合わせをするので、遠慮なく言ってくださいね」って声をかけたら、「ちょっと練習して良い？」って言われて、セリフ合わせを何時間もやりました（笑）。また山村さんは、現場でも変なフィルターをかけずに、色々と聞いてくださるんですよ。「これってなんなの？」「なんで“…”があるの？」「ここで立ち止まるってどうして？」とか。私も自分が伝えられることは伝えようと思って、遠慮なくバシバシ言わせてもらっています（笑）。flumpoolさんはアーティストさんとして私がずっと見てきた方なのですが、今は共演者として現場で接しさせてもらっています。

キスシーンの裏話も…「申し訳ない気持ちになりました（笑）」

―作品を作っていく中で、山村さんとの相性はいかがですか？

西内：山村さんの撮影初日がキスシーンだったんです！そのキスが感情的なキスではなくて、ハプニングキスだったので、私はキスシーンという感覚ではなくて…、うっかり前日に焼肉を食べに行って、撮影の直前も昼食にカツカレーを食べてしまったんです（笑）。それで「よし、気合いを入れて頑張るぞ！」と撮影に向かったら、山村さんに「カツカレー食べたの？なんで？」と言われて。どうやら山村さんは1週間前からにんにくを避けて食事をしていたそうで…申し訳ない気持ちになりました（笑）。

― 山村さんとはプライベートのお話などもしますか？

西内：まだプライベートの話をする余裕はないです。でも昨年12月24日の私の誕生日に、マヌカハニーという高級なはちみつを山村さんがプレゼントしてくださいました！食べると風邪を引かないそうで「これでこのクールは乗り切ってね」って。


― 現場の雰囲気も良さそうですね。西内さんが主演ということで、率先して雰囲気作りなどをされているんですか？

西内：私が引っ張っていく、というよりも、現場は皆で作っているイメージです。本当にたくさんのスタッフさんがこの作品に対してずっと考えているので、その想いが映像になって視聴者の皆さんに届けばいいなと思っています。映像には現場の空気感や作品に対する想いも込められると思うので、そこは私も空気に馴染むようにしたいですね。

― ありがとうございます。最後に1話に向けてメッセージをお願いします。

西内：今回のドラマは結婚をテーマに、リアルと夢が詰まった作品なので、結婚観が多様化した現代社会で、皆さんがこのドラマをきっかけに結婚に対する価値観・考えを改めて築いてくれたら嬉しいです。あとは男性からこういう言葉を言われたらキュンとするよね、といった女性が夢中になるようなシーンが沢山あるので、女性が心を持っていかれるような作品になると思います。果たしてあすかは結婚することができるのか？温かく見守ってください。

― ありがとうございました。

人気コミック「突然ですが、明日結婚します」実写ドラマ化

同作は、20～30代の女性を中心に人気を博しているコミック誌『プチコミック』（小学館）にて2014年5月号より連載中の宮園いづみ氏による同名の人気漫画が原作。「専業主婦になりたい女」と「絶対に結婚したくない男」が出会い、全く結婚観が合わないながらも次第に強烈にひかれ合う、複雑で滑稽でリアルな恋愛模様が描かれる。

西内は大手銀行に勤め、数々の金融に関する資格を持ち、誰よりも仕事熱心で仕事がデキる20代OLだが、結婚願望の強い“専業主婦になりたい女”・高梨あすか役。一方、イケメン人気アナウンサーで、いま急増中と言われる「嫌婚男子」、“絶対に結婚したくない男” 名波竜を俳優初挑戦となる山村が演じる。（modelpress編集部）

番組では、放送に先駆け公式Twitter（@totsuzen_fuji）もオープン。撮影現場の裏側や、オフショットも公開している。

西内まりや（にしうちまりや）プロフィール

1993年生まれ。福岡県出身。2007年7月より、ローティーン向けファッション雑誌『ニコラ』の専属モデルとしてモデルデビュー。2015年10月、5年半にわたって専属モデルを務めた『Seventeen』を卒業した。女優デビューは2008年放送のドラマ『正義の味方』　（日本テレビ系）。その後、『スイッチガール!!』（フジテレビ系）、『山田くんと7人の魔女』（フジテレビ）、『ホテルコンシェルジュ』（TBS系）など次々と主演を務め、昨年秋には初主演映画『CUTIE HONEY -TEARS-』が公開された。

さらに2014年8月、シングル『LOVE EVOLUTION』で歌手デビューし、この楽曲で同年の「日本レコード大賞 最優秀新人賞」「日本有線大賞 新人賞」を受賞。2015年は『ありがとうForever…』、2016年は『BELIEVE』と2年連続でレコード大賞優秀作品賞を受賞している。