DISH//「“やばいヤツら”になりたい」急成長遂げる理由は「人間、やってみりゃあ出来るもん」 モデルプレスインタビュー
2016.12.14 18:00
4人組次世代型ダンスロックバンドDISH//がモデルプレスのインタビューに応じた。12月14日の2ndアルバム「召し上がれのガトリング」をリリースする彼らは、今年のクリスマス、12月25日に結成5年を迎える。今年は結成5周年を記念し、持ち歌55曲を披露するライブなど、精力的に活動してきた。この5年間に積み上げてきた実績、そして見据えるさらなる5年後とは―。
新作アルバムには、綾小路翔作詞の「俺たちルーキーズ」や大黒摩季作詞の「イエ~ィ!!☆夏休み」といったシングルや、ガガガSPの山本聡がアレンジした大黒摩季の「ら・ら・ら」のカバー、そして4人それぞれが作詞作曲をした曲も収録。充実のラインナップとなっている。
ダンスロックバンドと新たなジャンルを開拓し、ステージで歌って、踊って、楽器をかき鳴らす圧巻のパフォーマンスを繰り出すDISH//。そんな4人が音楽活動を開始したのは、5年前の結成時。それまで音楽に触れることがなかったという彼らがみな、歌って楽器を弾くだけでなく、作詞作曲までをこなすというのだから驚きだ。
TAKUMI:僕たちは胸を張ってかっこいい1枚に仕上がったと思っています。バラエティに富んだ1stアルバムに対して、今回は全曲通してみると、これまであまり見せてこなかったDISH//のかっこよさや、ロックな部分が見えるアルバムになりました。メンバーそれぞれが作詞作曲した曲もあり、バンドDISH//としての大きな一歩になったアルバムです。
To-i:全13曲中8曲、僕たちが作詞作曲に関わっています。僕たちは全部自分たちでプロデュースした作品を出すという目標を持っていて、今回の作品でそこに近づいていると感じました。
― 思い出の1曲とそれにまつわるエピソードをお聞かせください。
To-i:「愛の導火線」はすごく好きな1曲です。作詞作曲には関わっていないのですが、レコーディングのときも楽しくて、これまでのDISH//らしさもありつつ、今までにないDISH//の盛り上げナンバーになりそうです。レコーディングから「この曲好きだな」と思っていました。
MASAKI:僕は「My memory」。昔からAメロBメロはミュートでズンズンズンズン弾いて、サビで急にテンポハーフになるといった曲が好きで、そういう曲を作りたいと言ったんです。そうしたら、その案が採用されて、みんなで作った曲が「My memory」になります。めっちゃ聴いてますし、すごく好きな曲です。
TAKUMI:僕はガガガSPの山本聡さんにアレンジとディレクションしていただいた「ら・ら・ら」。尊敬しているバンドの方と一緒に曲を作ることができて嬉しかったです。大黒摩季さんの名曲のカバー曲ということでも思い入れが深いですね。
RYUJI:表題曲の「JUMPer」はこれまでライブでも披露してきたのですが、とても盛り上がる曲です。前回のシングル「HIGH-VOLTAGE DANCER」と同じタイミングで作ったのですが、ライブでもよく歌っています。今回、アルバムに入り、CDでも聴いていただけることはとても嬉しいです。
To-i:「Loop.」には、おしゃれな曲を作ってみたいという思いがありました。それから、休日に掃除しながら自然と耳に入ってくるような曲にしたいとも。歌詞も自分が書きたいことをつらつらとつづり、全体的に韻を踏んでいきたいというイメージも形になりました。イメージのままに編曲していただき、ラップ調の自分の理想の曲ができました。今回の「Loop.」をきっかけに、もっと曲を書いてみたいという思いが芽生えましたね。
MASAKI:僕はみんなの中で最後に「僕の太陽」という曲を作ったのですが、みんなが作った3曲がバラードやスローテンポだったので、アップテンポで以前歌っていたようなモテない男の歌を歌いたいという思いがありました。メロディは、遊び気分でサビから入ってAメロへ、Bメロはすっ飛ばしてサビへいってといった仕掛けをしました。歌詞も仕掛けて作ろうと思い、童貞男子に好きな人ができたけど、それは夢の中のお話だったという夢オチのある歌詞にしてみました。
TAKUMI:僕は結構前から、今回のアルバムに収録される「モノクロ」という曲を一人で作っていました。ですが詞だけがずっと出てこなくて…。そんなとき、カメラが趣味なのですが、モノクロのフィルムで写真を撮っているときに、自分の中で詞というか物語が浮かび上がってきたんです。詞を書くことは、自分の頭の中で映像化されているものを言葉にしていくという作業で、その結果、モノクロの男の子とカラフルな女の子の物語ができました。自分らしい世界観を形にできたように思います。この曲を聴いて、まったり休日や情景を思い浮かべながら、ゆったりしてもらえたらいいなと願っています。
RYUJI:「SIGH」はバラードロックのお別れソングですが、リアリティのある深い歌詞が特徴です。聴いてるだけで、みんなも僕が想像していたような情景が浮かんでくるはず。目をつぶりながら聴いて、いろんなことを想像して泣いていただけると嬉しいです。
― バンド活動5年目にして、全員が作詞作曲をこなせることに驚きました。みなさんは幼いころからピアノを習っていたなど、音楽に触れていたのでしょうか?
TAKUMI:いえ、DISH//を結成してから音楽を始めました。
To-i:楽器も触ったことがない状況でしたね。
― 5年でものすごい成長ですね!
TAKUMI:ありがとうございます。この5年で、作詞作曲ができるまでになりました。自分たちで曲をしっかり作るようになったのは、今年1月の武道館公演を終えてから。技術云々より「作りたい!」という気持ちが大切なんだと思います。人間、やってみりゃあ出来るもんだという思いも、このアルバムに詰まっています。
MASAKI:おしゃれな街並みで、立っているだけで雰囲気が出て、画になるジャケットに仕上がりました。ニューヨークの街中で撮っているとき、とてもテンションが上がったので、素敵なジャケットに仕上がったかと思います。
RYUJI:ジャケット撮影とは別に、TAKUMIにたくさん写真を撮ってもらいました。帰国してからデータを送ってもらったのですが、気に入っていろんなトップ画像にしています。
TAKUMI:結構良く撮れたよね。
RYUJI:うん!お気に入りです。
TAKUMI:そうですね、DISH//を結成して丸5年。短かったかもしれないなぁ。
RYUJI:早いよね。でも「まだ5年か」という気もします。
To-i:いろいろ詰まりすぎているよね。
TAKUMI:5年と聞くと長いように思いますが、あっという間で短かった不思議な感覚がしますね。DISH//の活動を始めたのは中学生の頃ですが、今はもう学生ではありませんし。同級生のMASAKIを除いて、年上だけどRYUJIとTo-iはまだ高校生の感覚(笑)。
MASAKI:5年間、たくさんのことを経験してきて、気づけばイメージしていた武道館でライブをしていました。今年は5周年イヤーで、5周年の企画をやっていて…。年末に差し掛かり、1年が過ぎるには本当に早いと感じているので、DISH//での活動を1日1日、大切にしていきたいと思っています。
― 5年間の成長が著しいみなさんですが、さらに5年後のビジョンをどのように思い描いていますか?
TAKUMI:10年目にはもっと大きい舞台に立っていたいですね。
RYUJI:ワールドツアーとか?
TAKUMI:ワールドツアー?世界ですか(笑)?
RYUJI:夢は大きくね!
TAKUMI:そうですね。日本だけでなく、大きなグループになって世界中にDISH//の名を広げていければと思います。ほかのグループのプロデュースをするなど、個々でもそれぞれ活動して、“やばいヤツら”になりたいですね。MASAKIはアイドルをプロデュースして(笑)、To-iはたくさんDJプレイして(笑)。そんな感じで、みんなが強い存在感を持って、DISH//として集まったときに、本当に大きな存在になっていたいです。活動10周年だと、24歳とか25歳かぁ。
RYUJI:でも、まだ25歳(笑)。
TAKUMI:自分で言ってちょっとびっくりしたわ(笑)。その年齢でプロデュースだなんてと思いますが、どんどん活動の幅を広げていきたいですね。
TAKUMI:メジャーデビューが決まったお台場のダイバーシティでのフリーライブに、武道館での公演を発表した日比谷野外大音楽堂でのライブ、初めてのワンマンのライブや初めての武道館…とたくさんあります。いろんなことを経験し、徐々に出来上がってきたのが今のDISH//。なので「これ!」と一言では言えませんね。
MASAKI:ライブでの重大発表はどれもターニングポイントです。本当に僕たちも知らず、ライブの終盤に急にサイレンが鳴って、モニターに映し出されてその場で僕たちも知るというパターンが多いのですが、どれも大きな出来事ばかりです。
RYUJI:僕は今年から本当に楽器が好きになったように思います。エンジンがかかったので、これからとばしていきます(笑)!
To-i:僕も今年の5大企画は強く残っており、バンドとしてもこれまで以上に力を入れるようになったと感じています。ダンスロックバンドの完成形も、今年見せられたと思います。
― 楽器やパフォーマンスにおいて、気持ちの持ち方や成長を感じることはありますか?
TAKUMI:そういった点では、大人になったと感じています。DISH//のことを話すときも、昔より4人それぞれがしっかり意見を持っているし、やりたいこともあります。真剣に楽しむというライブにおけるスタンスは変わっていませんが、大人になるにつれてきっとこの先、もっと意識が高くなっていくかと思います。自分たちでやりたいことも増えて、曲も作って、ライブもプロデュースしていければいいですね。なので、年をとるのが楽しみです(笑)。
RYUJI:最近はDISH//4人の向く方向が揃ってきたなと思っています。みんながそれに向かってちゃんと集中できているので、大人になったなぁと。スイッチが入ったら一直線です。
MASAKI:僕らはダンスロックバンドですが、どんなジャンルの曲でも歌えます。どんなジャンルの歌でも違和感なく「DISH//らしい」と思える点がDISH//の音楽の魅力かと思っています。楽器や歌を本格的に始めたのは、DISH//を結成してからで、みんなそれぞれ今まで聴いてきた音楽は違います。今回のアルバムでは、4人それぞれが作詞作曲した楽曲に個性が表れました。個性的な4人が揃ったからこそ、どんなジャンルでも歌える。それがDISH//らしい音楽になるのが、僕たちの音楽の魅力です。
To-i:MASAKIが言ったように、オールジャンル歌えるというのがDISH//の強みです。R&Bやヒップホップ調、ロックにポップな曲、それから洋楽のカバーも!いろんな曲を歌えるので、どんな音楽が好きな方でもライブを楽しんでもらえるかと思います。毎回いろんなテーマでライブをしていますが、僕自身、もしDISH//でなかったらDISH//のファンになっているかと思います。
― ありがとうございました。
結成5周年イヤーの今年は、メンバーにとって色濃く残る1年となった。その締めくくりとも言える2nd「召し上がれのガトリング」は、今の彼らが音楽に注ぐ情熱が詰め込まれている。
ゼロからのスタートだった4人が5年で作詞作曲をこなせることには驚きだが、それは「自分たちで、自分たちの音楽を作りたい」という強い思いがあったからこそ。平均年齢19歳という彼らが描く未来はまさに無限大。この5年間の成長からもわかるように、DISH//の未来は計り知れない。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
2012年6月10日に「It’s alright!」で待望のインディーズデビューを果たし、グループ名の“ディッシュ=お皿”から連想されたライブ中の皿投げサービスは安定の盛り上がりをみせる。
2013年6月19日、SonyMusicRecordより「I Can Hear」でメジャーデビュー。2016年12月14日に2年ぶりとなるニューアルバム「召し上がれのガトリング」をリリースする。
4人は俳優活動も行い、なかでもTAKUMI(北村匠海)は2016年に映画4本に出演し、TVドラマでは日本テレビ系「ゆとりですがなにか」やTBS系「仰げば尊し」にメインキャストでレギュラー出演、さらに2017年エフティ資生堂「シーブリーズ」の出演者に決定するなど、大注目を集めている。
2.俺たちルーキーズ
3.イエ~ィ!!☆夏休み
4.ら・ら・ら
5.モノクロ
6.Loop.
7.SIGH
8.僕の太陽
9.HIGH-VOLTAGE DANCER
10.No One Else
11.My memory
12. 愛の導火線
13.サクラボシ
ダンスロックバンドと新たなジャンルを開拓し、ステージで歌って、踊って、楽器をかき鳴らす圧巻のパフォーマンスを繰り出すDISH//。そんな4人が音楽活動を開始したのは、5年前の結成時。それまで音楽に触れることがなかったという彼らがみな、歌って楽器を弾くだけでなく、作詞作曲までをこなすというのだから驚きだ。
「召し上がれのガトリング」メンバーのお気に入りの1曲
― 聴きどころたっぷりの2ndアルバム「召し上がれのガトリング」ですが、どのような1枚に仕上がりましたか?TAKUMI:僕たちは胸を張ってかっこいい1枚に仕上がったと思っています。バラエティに富んだ1stアルバムに対して、今回は全曲通してみると、これまであまり見せてこなかったDISH//のかっこよさや、ロックな部分が見えるアルバムになりました。メンバーそれぞれが作詞作曲した曲もあり、バンドDISH//としての大きな一歩になったアルバムです。
To-i:全13曲中8曲、僕たちが作詞作曲に関わっています。僕たちは全部自分たちでプロデュースした作品を出すという目標を持っていて、今回の作品でそこに近づいていると感じました。
― 思い出の1曲とそれにまつわるエピソードをお聞かせください。
To-i:「愛の導火線」はすごく好きな1曲です。作詞作曲には関わっていないのですが、レコーディングのときも楽しくて、これまでのDISH//らしさもありつつ、今までにないDISH//の盛り上げナンバーになりそうです。レコーディングから「この曲好きだな」と思っていました。
MASAKI:僕は「My memory」。昔からAメロBメロはミュートでズンズンズンズン弾いて、サビで急にテンポハーフになるといった曲が好きで、そういう曲を作りたいと言ったんです。そうしたら、その案が採用されて、みんなで作った曲が「My memory」になります。めっちゃ聴いてますし、すごく好きな曲です。
TAKUMI:僕はガガガSPの山本聡さんにアレンジとディレクションしていただいた「ら・ら・ら」。尊敬しているバンドの方と一緒に曲を作ることができて嬉しかったです。大黒摩季さんの名曲のカバー曲ということでも思い入れが深いですね。
RYUJI:表題曲の「JUMPer」はこれまでライブでも披露してきたのですが、とても盛り上がる曲です。前回のシングル「HIGH-VOLTAGE DANCER」と同じタイミングで作ったのですが、ライブでもよく歌っています。今回、アルバムに入り、CDでも聴いていただけることはとても嬉しいです。
DISH//メンバーが作詞作曲した曲に込めた思い
― お一人ずつ作詞作曲された楽曲も収録されますが、ご自身が作詞作曲された曲への思いを教えてください。To-i:「Loop.」には、おしゃれな曲を作ってみたいという思いがありました。それから、休日に掃除しながら自然と耳に入ってくるような曲にしたいとも。歌詞も自分が書きたいことをつらつらとつづり、全体的に韻を踏んでいきたいというイメージも形になりました。イメージのままに編曲していただき、ラップ調の自分の理想の曲ができました。今回の「Loop.」をきっかけに、もっと曲を書いてみたいという思いが芽生えましたね。
MASAKI:僕はみんなの中で最後に「僕の太陽」という曲を作ったのですが、みんなが作った3曲がバラードやスローテンポだったので、アップテンポで以前歌っていたようなモテない男の歌を歌いたいという思いがありました。メロディは、遊び気分でサビから入ってAメロへ、Bメロはすっ飛ばしてサビへいってといった仕掛けをしました。歌詞も仕掛けて作ろうと思い、童貞男子に好きな人ができたけど、それは夢の中のお話だったという夢オチのある歌詞にしてみました。
TAKUMI:僕は結構前から、今回のアルバムに収録される「モノクロ」という曲を一人で作っていました。ですが詞だけがずっと出てこなくて…。そんなとき、カメラが趣味なのですが、モノクロのフィルムで写真を撮っているときに、自分の中で詞というか物語が浮かび上がってきたんです。詞を書くことは、自分の頭の中で映像化されているものを言葉にしていくという作業で、その結果、モノクロの男の子とカラフルな女の子の物語ができました。自分らしい世界観を形にできたように思います。この曲を聴いて、まったり休日や情景を思い浮かべながら、ゆったりしてもらえたらいいなと願っています。
RYUJI:「SIGH」はバラードロックのお別れソングですが、リアリティのある深い歌詞が特徴です。聴いてるだけで、みんなも僕が想像していたような情景が浮かんでくるはず。目をつぶりながら聴いて、いろんなことを想像して泣いていただけると嬉しいです。
― バンド活動5年目にして、全員が作詞作曲をこなせることに驚きました。みなさんは幼いころからピアノを習っていたなど、音楽に触れていたのでしょうか?
TAKUMI:いえ、DISH//を結成してから音楽を始めました。
To-i:楽器も触ったことがない状況でしたね。
― 5年でものすごい成長ですね!
TAKUMI:ありがとうございます。この5年で、作詞作曲ができるまでになりました。自分たちで曲をしっかり作るようになったのは、今年1月の武道館公演を終えてから。技術云々より「作りたい!」という気持ちが大切なんだと思います。人間、やってみりゃあ出来るもんだという思いも、このアルバムに詰まっています。
ジャケットはニューヨークで撮影
― ジャケットはニューヨークで撮影されたということですが、現地でのエピソードをお願いします。MASAKI:おしゃれな街並みで、立っているだけで雰囲気が出て、画になるジャケットに仕上がりました。ニューヨークの街中で撮っているとき、とてもテンションが上がったので、素敵なジャケットに仕上がったかと思います。
RYUJI:ジャケット撮影とは別に、TAKUMIにたくさん写真を撮ってもらいました。帰国してからデータを送ってもらったのですが、気に入っていろんなトップ画像にしています。
TAKUMI:結構良く撮れたよね。
RYUJI:うん!お気に入りです。
DISH//での5年間と見据える未来
― 今年はDISH//結成5周年イヤーということで様々なライブなど行ってきたみなさん。まもなく結成丸5年を迎えますが、振り返ってみていかがですか?TAKUMI:そうですね、DISH//を結成して丸5年。短かったかもしれないなぁ。
RYUJI:早いよね。でも「まだ5年か」という気もします。
To-i:いろいろ詰まりすぎているよね。
TAKUMI:5年と聞くと長いように思いますが、あっという間で短かった不思議な感覚がしますね。DISH//の活動を始めたのは中学生の頃ですが、今はもう学生ではありませんし。同級生のMASAKIを除いて、年上だけどRYUJIとTo-iはまだ高校生の感覚(笑)。
MASAKI:5年間、たくさんのことを経験してきて、気づけばイメージしていた武道館でライブをしていました。今年は5周年イヤーで、5周年の企画をやっていて…。年末に差し掛かり、1年が過ぎるには本当に早いと感じているので、DISH//での活動を1日1日、大切にしていきたいと思っています。
― 5年間の成長が著しいみなさんですが、さらに5年後のビジョンをどのように思い描いていますか?
TAKUMI:10年目にはもっと大きい舞台に立っていたいですね。
RYUJI:ワールドツアーとか?
TAKUMI:ワールドツアー?世界ですか(笑)?
RYUJI:夢は大きくね!
TAKUMI:そうですね。日本だけでなく、大きなグループになって世界中にDISH//の名を広げていければと思います。ほかのグループのプロデュースをするなど、個々でもそれぞれ活動して、“やばいヤツら”になりたいですね。MASAKIはアイドルをプロデュースして(笑)、To-iはたくさんDJプレイして(笑)。そんな感じで、みんなが強い存在感を持って、DISH//として集まったときに、本当に大きな存在になっていたいです。活動10周年だと、24歳とか25歳かぁ。
RYUJI:でも、まだ25歳(笑)。
TAKUMI:自分で言ってちょっとびっくりしたわ(笑)。その年齢でプロデュースだなんてと思いますが、どんどん活動の幅を広げていきたいですね。
成長著しいDISH//の意識が変わった瞬間
― これまでの活動の中で意識が変わったタイミングや出来事を教えてください。TAKUMI:メジャーデビューが決まったお台場のダイバーシティでのフリーライブに、武道館での公演を発表した日比谷野外大音楽堂でのライブ、初めてのワンマンのライブや初めての武道館…とたくさんあります。いろんなことを経験し、徐々に出来上がってきたのが今のDISH//。なので「これ!」と一言では言えませんね。
MASAKI:ライブでの重大発表はどれもターニングポイントです。本当に僕たちも知らず、ライブの終盤に急にサイレンが鳴って、モニターに映し出されてその場で僕たちも知るというパターンが多いのですが、どれも大きな出来事ばかりです。
RYUJI:僕は今年から本当に楽器が好きになったように思います。エンジンがかかったので、これからとばしていきます(笑)!
To-i:僕も今年の5大企画は強く残っており、バンドとしてもこれまで以上に力を入れるようになったと感じています。ダンスロックバンドの完成形も、今年見せられたと思います。
― 楽器やパフォーマンスにおいて、気持ちの持ち方や成長を感じることはありますか?
TAKUMI:そういった点では、大人になったと感じています。DISH//のことを話すときも、昔より4人それぞれがしっかり意見を持っているし、やりたいこともあります。真剣に楽しむというライブにおけるスタンスは変わっていませんが、大人になるにつれてきっとこの先、もっと意識が高くなっていくかと思います。自分たちでやりたいことも増えて、曲も作って、ライブもプロデュースしていければいいですね。なので、年をとるのが楽しみです(笑)。
RYUJI:最近はDISH//4人の向く方向が揃ってきたなと思っています。みんながそれに向かってちゃんと集中できているので、大人になったなぁと。スイッチが入ったら一直線です。
DISH//の音楽の魅力とは?
― 急成長を遂げているみなさんですが、みなさんが思うDISH//の音楽の魅力を教えてください。MASAKI:僕らはダンスロックバンドですが、どんなジャンルの曲でも歌えます。どんなジャンルの歌でも違和感なく「DISH//らしい」と思える点がDISH//の音楽の魅力かと思っています。楽器や歌を本格的に始めたのは、DISH//を結成してからで、みんなそれぞれ今まで聴いてきた音楽は違います。今回のアルバムでは、4人それぞれが作詞作曲した楽曲に個性が表れました。個性的な4人が揃ったからこそ、どんなジャンルでも歌える。それがDISH//らしい音楽になるのが、僕たちの音楽の魅力です。
To-i:MASAKIが言ったように、オールジャンル歌えるというのがDISH//の強みです。R&Bやヒップホップ調、ロックにポップな曲、それから洋楽のカバーも!いろんな曲を歌えるので、どんな音楽が好きな方でもライブを楽しんでもらえるかと思います。毎回いろんなテーマでライブをしていますが、僕自身、もしDISH//でなかったらDISH//のファンになっているかと思います。
― ありがとうございました。
結成5周年イヤーの今年は、メンバーにとって色濃く残る1年となった。その締めくくりとも言える2nd「召し上がれのガトリング」は、今の彼らが音楽に注ぐ情熱が詰め込まれている。
ゼロからのスタートだった4人が5年で作詞作曲をこなせることには驚きだが、それは「自分たちで、自分たちの音楽を作りたい」という強い思いがあったからこそ。平均年齢19歳という彼らが描く未来はまさに無限大。この5年間の成長からもわかるように、DISH//の未来は計り知れない。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
DISH//プロフィール
2011年12月に結成。TAKUMI、MASAKI、RYUJI、To-iの4人で構成された演奏しながら歌って踊るダンスロックバンド。ギター、ベース、DJを武器に繰り広げるステージは「こんなの見たことない…」と観客を驚かせる。2012年6月10日に「It’s alright!」で待望のインディーズデビューを果たし、グループ名の“ディッシュ=お皿”から連想されたライブ中の皿投げサービスは安定の盛り上がりをみせる。
2013年6月19日、SonyMusicRecordより「I Can Hear」でメジャーデビュー。2016年12月14日に2年ぶりとなるニューアルバム「召し上がれのガトリング」をリリースする。
4人は俳優活動も行い、なかでもTAKUMI(北村匠海)は2016年に映画4本に出演し、TVドラマでは日本テレビ系「ゆとりですがなにか」やTBS系「仰げば尊し」にメインキャストでレギュラー出演、さらに2017年エフティ資生堂「シーブリーズ」の出演者に決定するなど、大注目を集めている。
DISH//2ndアルバム「召し上がれのガトリング」(12月14日発売)
1.JUMPer2.俺たちルーキーズ
3.イエ~ィ!!☆夏休み
4.ら・ら・ら
5.モノクロ
6.Loop.
7.SIGH
8.僕の太陽
9.HIGH-VOLTAGE DANCER
10.No One Else
11.My memory
12. 愛の導火線
13.サクラボシ