<乃木坂46“No.1美脚”高山一実インタビュー>どんどん美しくなる“かずみん”…ビジュアル絶賛の声に本人は?
2016.11.10 19:30
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乃木坂46の高山一実(たかやまかずみ・22)。グループのムードメーカーであり、テレビ朝日系『しくじり先生 俺みたいになるな!!』などソロでバラエティ番組にも出演する。メンバー随一の美脚の持ち主としても知られ、“最近ますます可愛くなった、綺麗になった”とファンからも評判だ。最新シングル『サヨナラの意味』(11月9日発売)では初の一列目を経験している。そのことはもちろん、美しさに磨きがかかった理由、最近始めた料理についてなど、モデルプレスは高山本人に話を聞いた。
目次
意外だった一列目への抜てき
― 16枚目のシングル『サヨナラの意味』。橋本奈々未さんの卒業シングルにもあたりますが、高山さんはこの曲からどのような印象を受けましたか?高山:曲調がすごくバラードかといえばそうではない。ピアノの旋律から始まるので、しっとりはしているんですけど、自分が前を向きたい時にすごく良いと思いました。私自身、街を一人で歩いているといろんなことを考えてしまう。東京の特に渋谷を歩いている時とか、世界はこんな感じか…って(笑)。人の流れを見ながらいろいろ考えるのが好きなんですよね。この曲はそれにとても合うBGM。今までもこれからも人との出会いはたくさん繰り返されていきますが、誰しもが経験する歌詞になっているからこそ共感できる。幅広い層に聴いてもらいたい曲に仕上がりました。
― 高山さん自身、この曲で初めて一列目に抜てきされました。実際に歌番組、ミュージックビデオなどで一列目に立ってみて、いかがですか?
高山:一番前なので、ダンスの振り入れとかで「鏡が見える!」って感動しました(笑)。5年間、後ろの列のことが多くて、でも最近になって二列目も経験させていただいて。二列目ってすごく良いポジションなんです。一列目ほどプレッシャーもなくて、だからといって全く映らないわけでもない。そこに居心地の良さを感じてしまっている部分も少なからずありました。卒業するまでに一回はセンターを経験したいと思っているんですけど、一列目は正直非現実的というか、なんとなく行かないだろうなと思っていて。行きたいっていう思いの前に、いや、行かないだろうみたいな。変な感じですね(笑)。でも今は素直に「良いポジションをいただいたからには頑張ろう」という気持ちです。
初のソロ写真集を経て…
― 前作と今作の間で高山さんにとって一番大きな出来事といえば初のソロ写真集『恋かもしれない』の発売でしょうか? 高山さんの魅力が詰まった出来栄えにファンの間でも非常に反響が大きかったです。高山:ありがとうございます。何万冊も売れて、本当にファンの皆さんのおかげです。実は神宮(明治神宮野球場)のライブでも告知しようと思っていて。神宮の人が全員買ってくださったら9万枚も売れる計算で…(笑)。でも一日目は時間があったけど、二日目、三日目は本当に時間がなくて、スタッフの方から「MCで長い話はしちゃダメ」と言われて、その中でぶっ込めるメンタルを私は持っていなかったです(笑)。
― 同時期にメンバーの西野七瀬さんが二冊目のソロ写真集『風を着替えて』を発売しました。
高山:そうなんです。本当に良かったですよね、なーちゃんだからこそ似合うカットがたくさんあって。あとなーちゃんから話を聞いたんですけど、二冊目は行きたい場所も国もタイトルも表紙も自分で好きなものを選べたらしいんです。そんなに自由度が高くなるなら、私は他のメンバーが全員出した後、何年かかってもいいので、二冊目を出したいなと思いました。その時までにもっと大人の女性になることが一つの目標ですね。でもそのためにはこの一冊目の写真集がもっと売れないと…(苦笑い)。
どんどん美しくなる“かずみん”――その理由は?
― 写真集で見せた表情もですが、ファンの間では高山さんが「どんどん可愛くなっている」「美しさが一気に増した」などビジュアルを絶賛する声が相次いでいます。ご自身ではどのように思っていますか?高山:もちろん素直に嬉しいです。“ある時”からテレビに映っている時は、それがたとえバラエティでも、主軸を全部ふざけに持っていくのではなくて、アイドルとしての意識は忘れないようにしようと思うようになりました。そうしたら少しずつ、バラエティに出た時にファンの方が増えていくのが実感できるようになって。乃木坂46ってみんな可愛いじゃないですか? やっぱり見た目は良いに越したことはないんだなと、より思うようになって、それからです。限度はあるかもしれないけど、自分で可愛いを追求していくことはアイドルをやっていく以上、大切にしようと思いました。そんなこんなでソロ写真集も発売することになって、乃木坂46に入って初めてちゃんとダイエットをしたり、メイクや髪型も考え始めました。それが皆さんの声に繋がっているのであれば、本当に嬉しいですね。
― “ある時”とはいつ頃ですか?
高山:去年の冬頃です。
― メイクや髪型などはどのように考えて変化を加えましたか?
高山:自分の名前を今までネットで検索するのは怖かったですが、自分の名前で画像検索をしてこれまでの髪型を研究しました。肩くらいのボブの時もあれば、ロングの時もあって、前髪が長い時もあれば短い時もあって。気づいたらいろんな髪型を試していたので、「この髪型は似合っている」「この髪型の時は映りが良い」と思ったものを取り入れるようにしました。あと撮影前日は夕飯を調整したり、そうすると塩分を摂らなくなるので、顔がむくまなくなって良かったです。
料理を勉強中!美味しくできたのは…
― 以前、神宮のライブに合わせてダイエットをしていたと話していましたが、いざ体を絞ると決めた時、食生活などはどのようにしていますか?高山:私の場合、サラダの食べる割合を増やしますが、かといってサラダが好きなわけではないので、ちょっと苦痛になってしまうこともあって。でもベビーリーフが大量にパックになったものをスーパーで買って、それにモッツァレラチーズとトマト、オリーブオイルと塩コショウでカプレーゼみたいにするとすごく美味しくて、それをよく食べています。
― オシャレですね。料理はよくしますか?
高山:最近するようになりました。今までは鍋の素を買ってきて、それに野菜を入れていればとりあえず鍋になるという程度しかしてこなかったんですけど、そこから進歩していろんな料理に挑戦しています。先日は明太子クリームパスタがすごく美味しくできました。ソースは辛子明太子を買ってきて生クリームと混ぜて。
― すごい!ネットなり、本なり、何かを見ながら料理していますか?
高山:実はお母さんが調理師の免許を持っていてすごく料理が上手なんです。一ヶ月に一回くらい東京に来てくれるんですけど、その時に教えてもらったり。お味噌汁とか簡単な料理はおばあちゃんに電話をして作り方を聞くこともあります。
― 得意料理はありますか?
高山:得意料理はまだないですね。ベタにハンバーグを作ったことがないので、次はハンバーグを作りたいと思っています。
乃木坂46“No.1”美脚の持ち主
― 運動はダンス以外で何かしていますか?高山:この間、プライベートで友だちとボルダリングに行きました。友だちはもう3回目とかだったので、一緒に3時間くらいみっちりと。意外とライブでしか体を動かすことってないので、とても良い気分転換になりました。
― 高山さんといえば、雑誌『anan』の美脚選抜でメンバーから“No.1”と評された美脚の持ち主でもありますね。スタイルキープのために食事や運動で意識していることはありつつ、脚を綺麗に見せる、保つことだけにフィーチャーさせると、何か特別なことはしていますか?
高山:冬場もスカートを穿いて、脚は極力出しています。去年はガウチョパンツとかも流行っていましたが、私は一切穿かなかったですね。あとは私の場合、たまたま腕に肉がつきやすく、脚に肉がつきにくい体質なので、実はその分、上は隠しているんです。上は黒とか暗い色で引き締めて、脚をちょっと露出する。なおかつ靴はスニーカーよりもヒールを常に履くことを意識していて。自分に自信のない部分はとことん隠して、自信のある部分は積極的に出す。そうすると気持ちも前向きになれます。
私のこんなところを見て!
― 乃木坂46には男性だけではなく、女性ファンも非常に多いですが、高山さんが改めて女の子には「ここを見てほしい」というところはありますか?高山:私は乃木坂46に入るまで、女の子から嫌われないための生き方をしてきました。なので高校の時は男友だちがすごく少ない。それは男子と仲良くしていると女子の目が気になったし、同性からの嫉妬とかいじめに巻き込まれたくなかったから。それを避けるように、自ずとちょっとモテない女子になろうとしていたんですよね。がさつな女子を演じるみたいな。乃木坂46には可愛くて憧れるタイプの子がいっぱいいるので、私に対しては友だちになりたいという目線で注目していただけたら嬉しいです。
※後編に続く。
(modelpress編集部)
高山一実(たかやま・かずみ)プロフィール
1994年2月8日生まれ。千葉県出身。血液型:A型。身長161cm。乃木坂46の第1期生。ニックネーム:かずみん。乃木坂46での活動のほか、ソロではバラエティ番組にも多数出演。2016年4月から雑誌『ダ・ヴィンチ』誌上にて小説「トラペジウム」を連載中。初のソロ写真集『恋かもしれない』が発売中。
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