EXILE TETSUYA「ガチな姿なので恥ずかしい」2年間の挑戦、2018年に向けて…“夢”を語る モデルプレスインタビュー
EXILE TETSUYAが、モデルプレスのインタビューに応じた。EXILE THE SECOND、DANCE EARTH PARTYのパフォーマーとしても活躍中。様々な形でダンスの魅力を伝えている彼は、2014年より淑徳大学人文学部表現学科で客員教授として教檀に立ち講義を行ってきた。そして、その軌跡をドキュメンタリームービーとしてまとめた作品『EXILE UNIVERSITY ~あなたの夢はなんですか?~』が完成。今回のインタビューでは、ドキュメンタリームービーのテーマともなっている“夢”を中心に様々な話を聞いた。
EXILE TETSUYAが“先生”に
― まずは、完成したドキュメンタリーをご覧になった感想を教えてください。TETSUYA:こんなに良く切り取ってもらえるんだとびっくりしました。(映像化することは)最初からあった企画というわけでもないですし、2年間撮っていただいたものを繋ぎ合わせたガチな姿なので、恥ずかしい部分も…。でも、すごく素敵なものにしていただいたなと感謝しています。
― 客員教授として生徒達の前に立つことについては、いかがでしたか?
TETSUYA:別世界でしたね。映像にも出てきますが、最初とかスーパー緊張していますし(笑)。ちょっと手が震えてるのを、指し棒触って隠してるんです(笑)。
― 完全に先生でした。
TETSUYA:先生って正解がよく分からないじゃないですか。先生の数だけ正解があると思うし、個人に対しての正解、集団に対しての正解、そのクラスへの正解…僕が良かったのかも悪かったのかも分からないっていうのが本音なんですが、学生さんの中に何が残ったか、何を訴えかければ良いのか、ということだけを毎年気にしながらチャレンジできたので、すごく充実していました。
― 映像では、学生の方がTETSUYAさんは「先生に向いている」とコメントをしていましたね。
TETSUYA:そうであれば、すごく嬉しいです。ただ、人に物を伝えたり、こういう時間を過ごすことが好きな方なのかもしれないと思いました。
― それは今回のチャレンジの中で、発見したことでしょうか?
TETSUYA:これまでも、街のダンススタジオやEXPG(=EXILE PROFESSIONAL GYM/ダンススクール)で教えることがあって、そこでは「向いているのかも」って感じてたけど、大学での講義となると別次元で、「やっぱり、こういうことが好きなのかも」と思えたのは終わったとき。始まるときは緊張してるし「明日始まっちゃうじゃん、どうしよう。準備忘れたことないかな」って印象だったんですけど、全部の講義が終わると「やってよかったな」ってなるんです。「明日からの自分の活動も頑張ろう」って気持ちにさせてもらいました。
― 学生の方々から、TETSUYAさんもパワーをもらっているんですね。
TETSUYA:そうですね。結構波もあって、最初はお互い緊張して会うんですけど、僕の掴みが良ければすぐに波に乗れて。それが出来ない年がもちろんあって、次の講義ではどんなことを用意していこう、みんなが楽しめる時間を毎回作ろうって考えていました。どこまで伝えられるかは分からないけど、自分が経験してきたことや感じたこと、夢を叶えるために必要なことっていうのを、1つでも多く伝えたい、という気持ちです。
2018年に向けて…「“EXILE初○○”を作っていきたい」
― EXILEのメンバーには、様々なジャンルで活躍する方が多いですが、今回の活動はその中でも特殊に感じます。この活動はTETSUYAさんにとって、どのような位置づけですか?TETSUYA:言葉にすると複雑に聞こえちゃったりもするんですけど、こういう特殊な活動も“EXILEである”ってことを証明するためにしているんです。メンバーもたくさんいるし、1面1面が分厚く広がれば、EXILEが未来に輝けるチャンスも広がると思うんです。EXILE15周年の今年にこういう作品が出来たのは、意味があることだなと感じています。それに、やっぱりEXILEの軸はステージに立つこと。自分の個を強くするっていうのは今年から2018年の目標でもあるので、ハイクオリティなパフォーマンスを掘り下げていったら、ここまで来た…という感覚です。
― 2018年に向けた意識も?
TETSUYA:これをステップにしていきたいですし、また教壇に立つ機会があれば、もちろんやらせていただきたいと思っています。この先も、“EXILE初○○”ということを作っていきたいです。やりたいなと思うことも浮かんでいるので、発表できるタイミングになったら皆さんにお伝えしたいなと思っています。
― 構想は広がっていると。
TETSUYA:ものすごくたくさんあります。僕のやっている活動の幅って結構広く見えると思うんですけど、全部繋がっていて“For EXILE”“For EXILE Future”とベクトルは揃っているんです。それを皆さんに繋ぎ合わせてもらえたら、面白い答えが導き出されるんじゃないかなと思います。
EXILE TETSUYAが語った“夢を叶える秘訣”
― 映像の中で、夢について「伝えること、発信することが大事。1人じゃ何も出来ないと実感した」とおっしゃっていましたが、改めてモデルプレス読者に向けて、夢を叶えるためのアドバイスをお願いします。TETSUYA:EXILEになれたということもそうですし、そこからさらに夢が広がっていく中で、周りにいてくださる皆さんへの感謝なくしては、絶対に夢は叶わないと分かりました。あとは、自分に嘘をつかない。心の声に従うっていうのは、もしかしたら1番の近道なのかなと思います。例えば、「夢を色紙に書いてください」って言われたら、どうしますか?そのとき、きっと考えると思うんです。夢がある人、ない人いるだろうけど、ないなら「今、明確に言えることはないです」って書けるか、書けないかってすごく大事なことなんじゃないかと、毎年講義でやってみて感じるんですよね。「じゃあ、一応○○って書いておこうかな」って気持ちなら、「ない」って書いた方が、応援したくなる。僕の心は、そう思いました。
― 「ない」という勇気も必要。
TETSUYA:大事だと思います。本当はこれをやりたいけど、言えない子も、もちろんいるんです。「お前には、無理だって思われるかも」って。だけど、そんなことは関係なくて「俺はこれがやりたいんです」って皆の前で発表できるかは、きっと自分次第だと思うし、そういう心の声を伝えられるか、伝えられないかっていうのは大きいと思います。
― では、最後になりますが、TETSUYAさんの夢を教えてください。
TETSUYA:僕の夢はいっぱいあります。EXILEがこの先、20周年、30周年ってアニバーサリーを迎えるために、自分が先輩から受け継いで、後輩に受け渡していけるか、ジョイントである自分の、その接合部分をどれだけガッチガチにしておけるかってこともそうです。最強の金属にして、後輩に繋いでいくっていうのが僕の使命だと思っているので、その面を本当に強くしていきたいというのが、大きな夢です。もちろん大好きなダンスは一生続けていきたいし、その可能性っていうのを広げるために、こういった活動も引き続きやっていきたいです。それは全部、“For EXILE”“For EXILE Future”=ファンの皆さんへという気持ちに繋がっています。僕の夢には、それが軸にあります。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
EXILE TETSUYA(エグザイル・テツヤ)プロフィール
2007年、二代目J Soul Brothersのメンバーに抜擢。2009年3月1日、EXILEにパフォーマーとして加入。
2011年~橘ケンチ、黒木啓司、TETSUYA、NESMITH、SHOKICHIの5人から成る、EXILE THE SECONDとしても活動を開始。同年、月刊EXILEにて、自身が所長を務める「EXILEパフォーマンス研究所(E.P.I.)」の連載を開始。
2013年よりNHK Eテレ「Eダンスアカデミー」に講師として出演。同年、眠り of the year 2013「ベストネムリスト」受賞。
2014年に開設された淑徳大学人文学部表現学科の客員教授に就任。同年、adidasとの共同開発による世界初のダンスパフォーマンスシューズ「DP.01」発売。2015年には新色モデルも発売。
2015年USA・TETSUYA・Shizukaからなる「DANCE EARTH PARTY」の正式メンバーに決定し本格的に始動。
2016年、美作大学客員准教授に就任。
役者として、NHK「行列48時間」、BS朝日「家族法廷」などのテレビドラマ、「DANCE EARTH~生命の鼓動(イノチノリズム)~」、劇団方南ぐみ企画公演「袋のねずみ」などの舞台に出演するなど、役者としても活動中。
EXILE TETSUYA プレミアムドキュメンタリー『EXILE UNIVERSITY~あなたの夢はなんですか?~』
2014年にTETSUYAの新たな挑戦として始まった淑徳大学人文学部表現学科での客員教授としての経験。学生とTETSUYAが表現を通して、共に歩んだ3年間の軌跡がこの作品に詰まっている。<スケジュール>※上映は随時決定。
11/13(日)
時間:14:00(1回目)/16:30(2回目)
劇場:シネプレックス枚方(大阪府)
11/18(金)
時間:17:30
劇場:ユナイテッド・シネマ岸和田(大阪府)
※各回上映時、EXILE TETSUYAによる特別講義イベントあり。
※上映時間:75分
※本作はODS上映となり、一般上映とは異なる。
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