神木隆之介&吉沢亮が歌って踊る「ハンサム」って何だ!?人気俳優が年に一度のお祭りに「本気」な理由 モデルプレスインタビュー
2016.08.31 12:00
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2005年から年末恒例で開催されるアミューズ所属の若手俳優によるファン感謝祭『SUPER ハンサム LIVE』が今年、『Amuse Presents HANDSOME FESTIVAL 2016』としてリニューアル開催されることが決定。12月17日・18日、TOKYO DOME CITY HALLにて全4回公演、9200人を動員予定だ。モデルプレスは年々勢いを増す“ハンサム人気”の理由を紐解くべく、2009年から毎年出演する神木隆之介(23)と吉沢亮(22)の2ショットインタビューを実施。「俳優が歌って踊るって実際どうなの!?」という率直な疑問をぶつけてみると、年に一度、俳優とファンが一体になることで生まれる様々な“相乗効果”が見えてきた。
普段は映画やドラマ、舞台で活躍する人気俳優たちが、歌にダンスにコントにミュージカルに…ジャンルを超えた多彩なパフォーマンスを披露する『ハンサム―』。単なるファンイベントと侮るなかれ、2012年以降はイベントのためのオリジナル楽曲を制作し、セットリストもほぼオリジナル楽曲で構成できるほど。各自多忙なスケジュールの合間を縫って練習に励み、一致団結してクオリティの高いステージを目指す“本気”がファンの熱量に直結する。
2014年の10周年を経て、昨年はDVD発売のみで惜しむ声も上がっていただけに、今年の“リニューアル復活”には自ずと期待が高まる。小出恵介(32)、平岡祐太(31)、三浦春馬(26)、佐藤健(27)、賀来賢人(27)らもそのステージを踏んだ歴史ある『ハンサム―』がどう変わるのか。同い年コンビ、神木&吉沢が「ハンサムとは」を改めて語る。
神木:嬉しかったです。
吉沢:嬉しかったですね。
神木:僕は最初にflumpoolをソロで歌わせていただいたんです。2階から登場する演出だったのですが、なぜか一瞬音にのれなくて、お辞儀をしてからのり始めるという、ぎこちない出方でした(笑)。でも楽しかったです。ダンスも初めてやらせていただいて、その時は本当にただ楽しい一心だったので、初々しかったなと思います。今ももちろん楽しいのですが、どういう見せ方がいいかとか、他のこともきちんと見ながらやれているから、大人になったんだなと思います。
吉沢:初めては…どんな感じだったかな。楽しかったかな?楽しいと思った記憶ないかも(笑)。
― 緊張のほうが大きかった?
吉沢:その時は事務所に入ってすぐだったので。
神木:そっか~。事務所にも慣れていなかったんだね。
吉沢:当時は役者として仕事をしていたわけでもないし、明確なやりたいこともなくて。とりあえず目の前のものをやってるって感じだったから、それを「楽しい」と思えなかったのかもしれないですね。普通に緊張していたというか。だって今までそんな仕事もしてなかったくせに、いきなり大勢の前に出されて「吉沢亮でーす!」って挨拶して。「恥ずかしっ!」みたいな(笑)。
― お2人とも歌や踊りへの抵抗はなかったんですか?
神木:歌はもともと好きだったとはいえ、カラオケレベルですし、踊りを習ったこともないし、右も左もわからない。「全然違う畑に踏み込んでいるな」という感じでした。
― やはり違いますよね。具体的にどういう所が?
神木:すぐ隣にうまい人がいるんです。(平間)壮一くんのように、いつも舞台に立って歌って踊っている人だったり。そういう人達を近くで見ているから「自分はこうしたい」とイメージしやすいのですが、それを実際やろうとすると、体が全く言うことを聞かないんです。
吉沢:それあるよね。
神木:理想と自分の力量はやはり全然違うなと思います。それは初めてのことでしたし、もう練習するしかない。お金を払って観に来ていただくので、自分達なりにもがきながらクオリティを上げていかなければと思うのですが、難しいです。全然本業ではないので。
吉沢:歌や踊りがうまい人が周りにバンッ!っているから、怖いですよねアミューズって(笑)。その人達と同じ土俵で、同じクオリティを求められる雰囲気になるから、「こわっ!」ってなりましたね。
― 振り付けの方とは別に、キャスト同士で教え合うことも?
吉沢:はい、僕らは逆に教えてもらうことしかない(笑)。
神木:壮一くん、(植原)卓也くん、(水田)航生くん…彼らは僕達の先生です。
吉沢:彼らがいないとハンサムは成り立たない。
― そういう機会が毎年あると自ずと結束が強まりますよね。
吉沢:同じ事務所でも活動のジャンルが違うと接点が少なくて知り合いにもならないと思うんですけど、アミューズはハンサムがあるから年末に必ず集まれる。そういう意味では他の事務所よりも仲がいいかもしれませんね。
神木:振りはなんとなく覚えられるようになりました。でもまだ全然です。うまい人達を見ても「こうやりたいな」と思う動きには全然ならないです。
吉沢:あの頃と比べたらうまくなっているとは思うけど。
神木:比べたらね(笑)。
吉沢:でも本当に、最初の時よりも楽しめてやれていると思います。
― 余裕が出てきたということですか?
吉沢:まあ必死なんですけど(笑)。
神木:冷静な目でも見れるようになってきました。
吉沢:振りでガチガチっていうよりは、「ここでちょっと抜いたほうがかっこよく見えるんじゃないか?」って所まで考えられるようになりました。
― お互いのパフォーマンスを見て「すごい」と思う部分は?
神木:イケメン!
― 即答ですね(笑)。
神木:「王子」と呼んでいますから。
吉沢:嘘つけ(笑)。
神木:吉沢さんはカッコイイ動きがわかっていらっしゃる方です。映像で振り返ってみても、マイクの持ち方や角度、ここでカメラ見たらドーン!というような流れをわかっていらっしゃる。
吉沢:バカにしてるでしょ!?(笑)
神木:いやいや、さすがです。
吉沢:でも自分がただ単にダンスをしたって勝てないっていうのはわかっているので、ポイントポイントでの工夫は大事にしています。ちょっとした振り付けを何回も繰り返してみたり、カメラに抜かれそうなポイントとかっていうのは、意識して練習しているかもしれないですね。でも彼こそ本当にうまいですよ、見せ方が。「バン!」って抜かれた時にしっかり持っていく。ファンの皆さんも「ここで神木隆之介が来る!」ってわかっていて待ち構えているんですけど、その期待を超えてくるって感じなんです。
― その“見せ方”を磨いていくと本業に活かせる部分も多そうですね。
神木:舞台挨拶での度胸がついた!
吉沢:それあるわ!
神木:コメントの言い方、挨拶の仕方などで緊張しなくなりました。今まではすごく噛んだり、自分で考えた言葉を一字一句間違えないように…というふうにしていたのですが、自分の中でいい意味で厳しくなくなって、楽になりました。
吉沢:いまだに慣れはしないし面白いことも言えないけど、人前に出ることに対して心臓が強くなったと思います。
神木:ライブではなく“フェスティバル”というところですよね。今年はお客さん達と関われる時間が増えるかもしれないです。これまでよりもさらに温かい内容で、「やっぱりアミューズの人達は仲いいんだな」という部分が伝わればいいなと思います。今年は、再発進みたいなところもあるので、期待してください。
― お2人にとって『ハンサム―』とは?
神木:役や作品を気にせず、神木隆之介として立てる唯一の場所。普段は皆さんともなかなかお会いできないので、とてもありがたく、僕にとっては特殊な場でもあると思っています。
吉沢:毎年年末に開催されるので、その年の締めって感じですよね。年の瀬にハンサムメンバーとファンの皆さんが集まって「また来年も頑張りましょう」みたいな、大いなる打ち上げのようなテンションで(笑)。当日までの練習はつらいけど、やってみたらめちゃめちゃ楽しいし、きっとファンの皆さんもそういう風に思ってくれてるんじゃないかな。年々、皆さんの熱が上がっているのを感じるし、その分こちらが吸収できることも多いので、毎年そこをゴールとしてやっているところはありますね。
――― 年に一度の機会で「成長」し、「感謝」を伝えるキャスト陣と、それを受け止めるファン。2つのベクトルが交わる、ひとつのファミリーのような空間にあなたも仲間入りしてみてはいかがだろうか。
★後日更新のインタビュー後編では、2人が特に印象に残っているステージ、その舞台裏で起きた事件、「天才」と口を揃えるあのハンサムのこと…そして珍しい2ショット?の神木&吉沢コンビが初対面を振り返ったりと、さらにディープなハンサムトークをお届けする。(modelpress編集部)
12月17日(土)
13:00開場/14:00開演
18:00開場/19:00開演
12月18日(日)
12:00開場/13:00開演
17:00開場/18:00開演
<会場>
TOKYO DOME CITY HALL
<出演者>
青柳塁斗、石賀和輝、伊村製作所(伊藤直人、吉村卓也)、植原卓也、甲斐翔真、金子大地、神木隆之介、許峰、CROSS GENE(SANGMIN、SEYOUNG)、小関裕太、桜田通、DearDream(石原壮馬、太田将熙、富田健太郎、正木郁、溝口琢矢)、戸谷公人、平間壮一、松岡広大、松島庄汰、水田航生、吉沢亮、渡部秀
※出演者は変更となる可能性がございます。
※最新情報はオフィシャルサイトにてご確認ください。
2014年の10周年を経て、昨年はDVD発売のみで惜しむ声も上がっていただけに、今年の“リニューアル復活”には自ずと期待が高まる。小出恵介(32)、平岡祐太(31)、三浦春馬(26)、佐藤健(27)、賀来賢人(27)らもそのステージを踏んだ歴史ある『ハンサム―』がどう変わるのか。同い年コンビ、神木&吉沢が「ハンサムとは」を改めて語る。
神木「全然違う畑に踏み込んでいる」 吉沢「アミューズこわっ!て(笑)」
― 初めて『ハンサム―』のステージに立った時のことを振り返るといかがですか?神木:嬉しかったです。
吉沢:嬉しかったですね。
神木:僕は最初にflumpoolをソロで歌わせていただいたんです。2階から登場する演出だったのですが、なぜか一瞬音にのれなくて、お辞儀をしてからのり始めるという、ぎこちない出方でした(笑)。でも楽しかったです。ダンスも初めてやらせていただいて、その時は本当にただ楽しい一心だったので、初々しかったなと思います。今ももちろん楽しいのですが、どういう見せ方がいいかとか、他のこともきちんと見ながらやれているから、大人になったんだなと思います。
吉沢:初めては…どんな感じだったかな。楽しかったかな?楽しいと思った記憶ないかも(笑)。
― 緊張のほうが大きかった?
吉沢:その時は事務所に入ってすぐだったので。
神木:そっか~。事務所にも慣れていなかったんだね。
吉沢:当時は役者として仕事をしていたわけでもないし、明確なやりたいこともなくて。とりあえず目の前のものをやってるって感じだったから、それを「楽しい」と思えなかったのかもしれないですね。普通に緊張していたというか。だって今までそんな仕事もしてなかったくせに、いきなり大勢の前に出されて「吉沢亮でーす!」って挨拶して。「恥ずかしっ!」みたいな(笑)。
― お2人とも歌や踊りへの抵抗はなかったんですか?
神木:歌はもともと好きだったとはいえ、カラオケレベルですし、踊りを習ったこともないし、右も左もわからない。「全然違う畑に踏み込んでいるな」という感じでした。
― やはり違いますよね。具体的にどういう所が?
神木:すぐ隣にうまい人がいるんです。(平間)壮一くんのように、いつも舞台に立って歌って踊っている人だったり。そういう人達を近くで見ているから「自分はこうしたい」とイメージしやすいのですが、それを実際やろうとすると、体が全く言うことを聞かないんです。
吉沢:それあるよね。
神木:理想と自分の力量はやはり全然違うなと思います。それは初めてのことでしたし、もう練習するしかない。お金を払って観に来ていただくので、自分達なりにもがきながらクオリティを上げていかなければと思うのですが、難しいです。全然本業ではないので。
吉沢:歌や踊りがうまい人が周りにバンッ!っているから、怖いですよねアミューズって(笑)。その人達と同じ土俵で、同じクオリティを求められる雰囲気になるから、「こわっ!」ってなりましたね。
― 振り付けの方とは別に、キャスト同士で教え合うことも?
吉沢:はい、僕らは逆に教えてもらうことしかない(笑)。
神木:壮一くん、(植原)卓也くん、(水田)航生くん…彼らは僕達の先生です。
吉沢:彼らがいないとハンサムは成り立たない。
― そういう機会が毎年あると自ずと結束が強まりますよね。
吉沢:同じ事務所でも活動のジャンルが違うと接点が少なくて知り合いにもならないと思うんですけど、アミューズはハンサムがあるから年末に必ず集まれる。そういう意味では他の事務所よりも仲がいいかもしれませんね。
やっぱり吉沢亮はカッコイイ!神木「見せ方をわかっていらっしゃる」
― 謙遜しているお2人も、毎年レベルアップしているのではないでしょうか?神木:振りはなんとなく覚えられるようになりました。でもまだ全然です。うまい人達を見ても「こうやりたいな」と思う動きには全然ならないです。
吉沢:あの頃と比べたらうまくなっているとは思うけど。
神木:比べたらね(笑)。
吉沢:でも本当に、最初の時よりも楽しめてやれていると思います。
― 余裕が出てきたということですか?
吉沢:まあ必死なんですけど(笑)。
神木:冷静な目でも見れるようになってきました。
吉沢:振りでガチガチっていうよりは、「ここでちょっと抜いたほうがかっこよく見えるんじゃないか?」って所まで考えられるようになりました。
― お互いのパフォーマンスを見て「すごい」と思う部分は?
神木:イケメン!
― 即答ですね(笑)。
神木:「王子」と呼んでいますから。
吉沢:嘘つけ(笑)。
神木:吉沢さんはカッコイイ動きがわかっていらっしゃる方です。映像で振り返ってみても、マイクの持ち方や角度、ここでカメラ見たらドーン!というような流れをわかっていらっしゃる。
吉沢:バカにしてるでしょ!?(笑)
神木:いやいや、さすがです。
吉沢:でも自分がただ単にダンスをしたって勝てないっていうのはわかっているので、ポイントポイントでの工夫は大事にしています。ちょっとした振り付けを何回も繰り返してみたり、カメラに抜かれそうなポイントとかっていうのは、意識して練習しているかもしれないですね。でも彼こそ本当にうまいですよ、見せ方が。「バン!」って抜かれた時にしっかり持っていく。ファンの皆さんも「ここで神木隆之介が来る!」ってわかっていて待ち構えているんですけど、その期待を超えてくるって感じなんです。
― その“見せ方”を磨いていくと本業に活かせる部分も多そうですね。
神木:舞台挨拶での度胸がついた!
吉沢:それあるわ!
神木:コメントの言い方、挨拶の仕方などで緊張しなくなりました。今まではすごく噛んだり、自分で考えた言葉を一字一句間違えないように…というふうにしていたのですが、自分の中でいい意味で厳しくなくなって、楽になりました。
吉沢:いまだに慣れはしないし面白いことも言えないけど、人前に出ることに対して心臓が強くなったと思います。
ハンサムはどう進化する?「さらに温かく、ファンと関われる時間を」
― そして今年『HANDSOME FESTIVAL』とタイトルを一新し、内容がどう変わるのか注目です。神木:ライブではなく“フェスティバル”というところですよね。今年はお客さん達と関われる時間が増えるかもしれないです。これまでよりもさらに温かい内容で、「やっぱりアミューズの人達は仲いいんだな」という部分が伝わればいいなと思います。今年は、再発進みたいなところもあるので、期待してください。
― お2人にとって『ハンサム―』とは?
神木:役や作品を気にせず、神木隆之介として立てる唯一の場所。普段は皆さんともなかなかお会いできないので、とてもありがたく、僕にとっては特殊な場でもあると思っています。
吉沢:毎年年末に開催されるので、その年の締めって感じですよね。年の瀬にハンサムメンバーとファンの皆さんが集まって「また来年も頑張りましょう」みたいな、大いなる打ち上げのようなテンションで(笑)。当日までの練習はつらいけど、やってみたらめちゃめちゃ楽しいし、きっとファンの皆さんもそういう風に思ってくれてるんじゃないかな。年々、皆さんの熱が上がっているのを感じるし、その分こちらが吸収できることも多いので、毎年そこをゴールとしてやっているところはありますね。
――― 年に一度の機会で「成長」し、「感謝」を伝えるキャスト陣と、それを受け止めるファン。2つのベクトルが交わる、ひとつのファミリーのような空間にあなたも仲間入りしてみてはいかがだろうか。
★後日更新のインタビュー後編では、2人が特に印象に残っているステージ、その舞台裏で起きた事件、「天才」と口を揃えるあのハンサムのこと…そして珍しい2ショット?の神木&吉沢コンビが初対面を振り返ったりと、さらにディープなハンサムトークをお届けする。(modelpress編集部)
『HANDSOME FESTIVAL 2016』
<日時>12月17日(土)
13:00開場/14:00開演
18:00開場/19:00開演
12月18日(日)
12:00開場/13:00開演
17:00開場/18:00開演
<会場>
TOKYO DOME CITY HALL
<出演者>
青柳塁斗、石賀和輝、伊村製作所(伊藤直人、吉村卓也)、植原卓也、甲斐翔真、金子大地、神木隆之介、許峰、CROSS GENE(SANGMIN、SEYOUNG)、小関裕太、桜田通、DearDream(石原壮馬、太田将熙、富田健太郎、正木郁、溝口琢矢)、戸谷公人、平間壮一、松岡広大、松島庄汰、水田航生、吉沢亮、渡部秀
※出演者は変更となる可能性がございます。
※最新情報はオフィシャルサイトにてご確認ください。
【Not Sponsored 記事】