モデルプレスのインタビューに応じた藤田ニコル(にこるん)(C)モデルプレス

藤田ニコル「重いけど一途、寂しいと死んじゃう」本音で語る恋愛観“元カレとの危機にグイグイ”だった モデルプレスインタビュー

2016.08.04 12:00

雑誌「Popteen」モデルでタレントの“にこるん”こと藤田ニコルが、8月3日に「Bye Bye」で歌手デビュー!初曲なのに“失恋ソング?”…ということで今回、気になる恋愛事情や、「重いけど一途」「寂しいと死んじゃう」といった恋愛観を詰め込んだ歌詞、アーティストとしての夢などを語ってもらった。

  

“にこるん”のリアルな恋愛

― 今回実際に歌詞をの制作に参加されたそうですが、どうでしたか?

にこるん:実体験を詰め込んでいるので「にこるんの恋愛ってこんな感じだな」って思ってもらえると思います。「既読スルー」というフレーズは、夜中3時まで返信を待っていたり、「思わせぶりな態度」はまさにされてきたし、「うさぎすぎる私」は、うさぎ系女子の意味で入れたんですけど、うさぎって寂しいと死んじゃうって言うじゃないですか。私もそういうタイプなので、曲を聞いてもらえれば私の「ちょっと重たいけど、一途な恋愛」がわかると思います。

― “ちょっと重たい一途な”エピソードは何かありますか?

にこるん:わたしが「好き好き」ってたくさん言っちゃうから相手も余裕を持っちゃって、思わせぶりなことも沢山されました。高校生の時も、中学生の時も、今だって。例えば中学生の時に、ちょっと気になってる人がいて、その人には彼女がいないと思ってたんですよ。それで普通に遊んだり、LINEもしたりしていたら、彼女らしき人物から「なんでそんなに話してんの?」って言われて、「は?なに?」ってなって…。それで呼び出しくらって詰められた経験はあった(笑)。

― その時、にこるんさんも譲らないんですか?

にこるん:やっぱりサッカーと一緒で、ゴールは1つじゃないですか。フリーのひとはたくさんライバルがいるかもしれないけど、彼女がいる人だったら、その1人しかライバルがいない。だから逆にいいんじゃないですか。

― なるほど!そういう考え方もありますね。

にこるん:でもそれは本当に好きだった場合ね!本当に本当に好きで狙うときだけ。自分が彼女だったら絶対嫌だし…。でも本当に「この人しかいない」って思ったらそういう手もありなんじゃないですか。

― 今までもゴールを奪い合ったことがあるんですか?

にこるん:前に付き合っていた彼氏が元カノと戻りそうな時があって…その時は反抗して私もグイグイいってました!でも今振り返ってみたら、グイグイいって良かったことはあまりないかも。そろそろグイグイは止めたいよね(笑)。

― 今回リアルな恋愛が詰め込まれているから、共感する人も多そうですね。

にこるん:はい!若い子たちは共感出来るんじゃないかな。中高生の時に付き合う彼氏だったり、好きな人だったりは、こんな男子が多いと思います。大人になったら多分こうはならないと思うけど(笑)。

― メロディもとっても聴きやすく、耳に残るので、カラオケなどでも盛り上がりそう!

にこるん:サビは1回聴いただけで口ずさめるようになるので、みんなで楽しんで欲しいです!「Bye Bye」ってフレーズのあとを自分の恋愛に替え歌すると楽しいと思います!

曲名の「Bye Bye」は、恋を諦める前に決まっていた

― ちなみに曲名の「Bye Bye」には、どんな意味を込めたんですか?

にこるん:失恋したことや、嫌なことにバイバイしようみたいな。

― それは最近の恋についても?

にこるん:でも、諦める前にもうタイトルは決まってました。だから本当に今の私にピッタリな曲。高校生もバイバイしたし、1人暮らしをはじめたので、家族ともバイバイしたし…色んなバイバイが込められてます!

「Bye Bye」ミュージックビデオの撮影エピソード

― ミュージックビデオを原宿や渋谷で撮影したと思いますが、印象深かったエピソードがあれば教えて下さい。

にこるん:スマホ5台を付けられる「にこるん棒」を持って、渋谷のスクランブル交差点をセルフィーしながら歩いたんですけど、めっちゃ恥ずかしかった。でも、自分は渋谷から全てが始まったし、「Popteen」で初めてカットが載った号も渋谷だし、ファッションに興味を持ち始めたのも渋谷。そういった場所で撮影出来たことは嬉しかったです。

― 声をかけられたりもしたんじゃないですか?

にこるん:いや、全然かけられなかった(笑)。原宿へ行った時は「わぁ~!にこるんだ~」って立ち止まる人もいたんですけど、渋谷はとりあえず見たり写真取って立ち去るみたいな。でも、その日は写真が一枚も載らなかったので、そういうところはしっかりしてるんだなって思いました(笑)。

にこるんの目標、藤田ニコルの野心

―では歌手としての目標を教えて下さい。

にこるん:ライブをたくさんしたい!私のファンの子たちって、すっごく熱いんですよ。イベントの時も「大丈夫?」ってくらいお腹から声を出してくれるから、ライブだったらすごく盛り上がるじゃん!って思ってます。

― ちなみに、アーティストとして尊敬している人はいますか?

にこるん:「なんでこんな歌詞が思いつくんだろう?」っていう人は、西野カナさんと加藤ミリヤさん。やっぱり女の子の気持ちをわかってるし、みんなが体験してるようなことをリアルに語ってるから、素直に「すごいな」って思う。加藤さんの『Aitai』がすごく好きで、病んだ時は絶対聴くね。自分に当てはめちゃいます。

― では、歌手デビューも果たした“藤田ニコル”の次なる野望は?

にこるん:いま日本人タレントのTwitterフォロワーランキングが44位くらいなんですけど、どうにかひと桁まで上り詰めたい!1日平均2000~3000人増えていて、まだ1回も止まったことがないんですよ。だから、止まる日がちょっと怖い。そうなった時って自分が何も変化していなくて、何かが足りなくなった時なんでしょうね。

― やっぱり、にこるんさんは「野心」がスゴいです。

にこるん:今の子たちって自分から何も言わない人が多いですよね。「Popteen」にも後輩がいっぱい入ってきたけど、すぐ遠慮しちゃう。自分のやりたいことは絶対言った方がいいし、本当に潰す勢いで来て欲しいんです!でも来ないから嫌なの!ただ可愛いだけじゃダメなんですよ。

― 絶対に叶えてやる!という情熱が足りないんでしょうか。

にこるん:自分で言うのも気持ち悪いけど、私は情熱や個性が絶対にあると思う!すごいガツガツしてるから(笑)。だって大して可愛くなくても、つぶやきが面白かったらそれも良くないですか?今どきの子たちは恋愛も隠すし、なんかなぁーって。オープンじゃない!なにを隠してんの?って思っちゃう(笑)。

― 今回の歌手デビューも、ガツガツするハングリー精神があったからこそ?

にこるん:はい!2016年は、モデルとテレビ以外も色々なことをしようって決めていたから叶いました。私はすぐ口に出して言うんですよ。どうやら言霊の力があるみたいで。

にこるん、次に恋をするなら?

― ちなみに今はどんなことを口に出しているんですか?

にこるん:最近は何を言ってるかなぁ…。あ、いまの口癖は、「なんかいいことないかな~」です。だからそろそろ来てもいいんじゃないですか?プライベート的なことでもいいし!

― いいですね!次に恋するならどんな男性がいいですか?

にこるん:落ち着いた人がいいな~。それでずっと愛してくれる人がいい!自分も一途だから、一途な人がいいよね。

― ルックスなどはどうですか?

にこるん:出来ればイケメンで性格が良い人がいいけど、そんな人なんていないから。マンガだけ。

夢を叶える秘訣

― では最後に、にこるんさんの考える“夢を叶える秘訣”を教えて下さい。

にこるん:常に向上心!だって自分の人生って自分で決めるんですよ。向上心がないと損しません?そのためには、メラメラする気持ちだったり、負けたくないライバルの存在も大切。「Popteen」の後輩たちも、常に向上心を持って欲しいですね!

― ありがとうございました。

恋愛は一途に突っ走り、夢に向かってはガツガツと負けない精神で取り組んでいく。テレビで見せるキャラクターとは、また一味ちがった素顔がそこにはあった。今回の歌手デビューも、ほかの誰でもない自分の力で叶えた夢。最近は女優デビューも果たすなど、やりたいことを「言霊の力」でどんどん実現させている。快進撃を続ける“にこるん”の野心は、まだまだ膨らんでいくだろう。(modelpress編集部)

藤田ニコル(ふじた・にこる)プロフィール

藤田ニコル(にこるん)(C)モデルプレス
生年月日:1998年2月20日
出身地:埼玉県
血液型:A型
身長:165cm
趣味:短距離走

ロシアとポーランドのハーフの父と、日本人の母を両親に持ち、3歳までニュージーランドで育つ。第13回ニコラモデルグランプリを経て2009年より雑誌「nicola」専属モデルに。「nicola」で唯一カラコンを許されるなど、異色のギャルモデルとして活躍し、2014年4月に同誌卒業。同年6月に「Popteen」に電撃加入。「ポップティーン」2015年7月号では単独で表紙を飾り、同誌の顔に。2015年12月1日には初スタイルブック「にこるんです。」を出版。

20015年にはバラエティ番組への出演を増やし、ギャル語を交えながら繰り出す珍発言で“新おバカ女王”として人気急上昇。2016年月7月期の9ドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)のスピンオフドラマ「好きな人がいること~サマサマキュンキュン大作戦~」で女優デビュー。同年8月3日にシングル「Bye Bye」で歌手デビューを果たす。

藤田ニコル/デビュー・シングル「Bye Bye」

発売日:2016年8月3日(水)

【形態】
初回生産限定盤A(CD+DVD+フォトブックレットA)
初回生産限定盤B(CD+DVD+フォトブックレットB)
初回仕様限定盤 (CD ONLY)

【収録楽曲】(共通)
1.Bye Bye
2.やめられない とめられない girl♡
3.E.E.O!
4.Bye Bye -Instrumental-

【リリースイベント】
「“Bye Bye”だけど会いに行くよ)♡」
※ミニライブ&握手会。握手会はCD購入者対象。
2016年8月6日(土)愛知県・イオンモール木曽川
2016年8月7日(日)大阪府・イオンモールりんくう泉南
【Not Sponsored 記事】

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