EXILE岩田剛典“王子様”の本当の心…コンプレックスが生んだ決意「自分の人生は自分で切り開きたい」 モデルプレスインタビュー
EXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典(27)が、モデルプレスのインタビューに応じた。本格的に俳優業をスタートさせたのは2014年の頃。映画『クローズEXPLODE』(2014年)で強面の番長を演じたかと思えば、初の連続ドラマにレギュラー出演した「ディア・シスター」(フジテレビ系、2014年)ではイメージ一新“弟キャラ”を好演し、俳優としても一躍ブレイクを果たした。そして、6月4日には女優の高畑充希とW主演を務める映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』が公開。今作では、女性の願望が詰まった“王子様”を演じる。
「僕の半生のようだった」人知れず抱くコンプレックス…「自分の人生は自分で切り開きたい」
中学受験を経て慶應義塾普通部に合格、それを機に地元名古屋から母親と2人で上京した岩田。その後は、慶應義塾高校、慶應義塾大学と進学。そして、大手企業の内定を辞退し、2010年、三代目JSBのメンバーとしてデビューした“異色の経歴の持ち主”。今では、甘いマスクや卓越したダンススキルも相まって、“ミスター・パーフェクト”“王子様”など様々なキャッチフレーズがついた。そんな彼は、今回演じた樹について「僕の半生のような役柄だった」と共感を覚えている。順風満帆に見える人生も、本人からすれば「家族環境やバックボーンに対してのコンプレックスを抱えて生きてきました」と他人には分からない部分がある。樹も似た悩みを抱え、岩田が「ダンス」に全てを捧げたように、「植物」に心血を注いでいく。
「『自分の人生は自分で切り開きたい』って気持ちは、僕も男として同じように思っているので、すごく共感できました。夢を叶えたいって強く思うこと、それまではって耐える想いとか、自分に重なるなと思う部分も多かったです」。
話題の“お手”シーンは「恥ずかしくて観てられない」
料理が得意という設定のため、映画ではエプロン姿でキッチンに立つ、女性必見シーンも多数登場。そのほかにも、予告編に収録されている話題の “お手”シーンなど、胸キュン要素がたっぷり。それらのシーンに関して「完成した映画を観たときは、正直恥ずかしかったです…」と照れ笑いを浮かべる場面もあったが、一方で「撮影中には恥ずかしいと思ったことは1回もないんです。役に徹しているので、台詞に抵抗がないんですよね」と振り返る。
「例えば、“お手”のシーンは、台本に『膝に手を置く』って書いてあったので、それを両手でやるか片手でやるか、とかは監督とディスカッションして決めました。台本を読んだ段階では『これ言えないだろ』『恥ずかしいな』って思ってたんですけど、本番になると違和感なく言えるんですよね(笑)。僕じゃない人を演じるので、恥ずかしい台詞を言うことは、大きな問題ではなかったのかなと思います」。
本人曰く、「役に入ってるときは、完全にスイッチが切り替わるタイプ」。現場では相手役の高畑を役名で呼び、「スイッチを出来る限り、切らないようにしていました」。そう真剣に語る最中、映画のワンシーンでも思い出したのか「やっぱり思い返すと恥ずかしいな…。今はもう役の感覚もないし、観てられない(笑)」と再び顔を赤らめた。
夢を叶える秘訣は?
「“王子様”を拾う」というファンタジーから始まる今作は、一緒に料理をしたり何気ない日常を過ごしたりと、誰にでも訪れそうなリアリティある描写も見どころ。そんな中で、キーとなるのは樹の“夢”だ。樹や岩田自身がそうであったように、夢を追いかけるという覚悟は簡単にできることではない。その覚悟を決め、夢を掴み、今、多くの人々に夢を与え続ける岩田に「夢を叶える秘訣」を尋ねると、「『継続は力なり』だと思います。努力して、続けて、諦めない。色々な誘惑があるし、しがらみも出てくるし、継続することって難しいとは思いますが、自分の夢を忘れずに、強い気持ちでいることが大事だと思います」と語った。
そして、夢への想いを継続するためには「リラックスできる場所を作っておくことが大切」だと続ける。
「例えば、ご飯を食べる、お酒を飲む、友だちと会う、趣味を作る…人でも空間でも何でもいいんです。僕なら、友だちに会うこと。睡眠時間を30分削ってでも、1杯飲むだけでもいい。いろいろしゃべってストレスを発散するんです。仕事関係以外の人と話すことで、パンクする前にデトックスしている感覚です。息抜きの場があれば、いつでも帰れるという安心感も生まれるし、気持ちを充電するができると思います」。
映画では、高畑演じるさやかにとっての“それ”が樹。「壁ドンとか顎クイとかはないけど、『あ~恋っていいな。恋をしたくなった』と思えて、ほっこりできる映画です」。 “俳優・岩田剛典”の新たな1ページがまた刻まれていく。(modelpress編集部)
岩田剛典(いわた たかのり)プロフィール
生年月日:1989年3月6日出身地:愛知県
血液型:B型
2010年7月、NAOKIに誘われ三代目J Soul Brothersのパフォーマー候補者となる。2010年9月、正式メンバーとして加入。2010年11月10日、シングル「Best Friend's Girl」でデビューを果たす。個人としては2014年3月6日、初の単独写真集『G 岩田剛典 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE』を発売。また2014年4月12日公開の映画『クローズEXPLODE』にメンバーのELLYとともに映画初出演。2014年4月27日には、「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」で合格しEXILEに加入する。
映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
監督:三木康一郎
脚本:渡辺千穂
音楽:羽毛田丈史
主演:岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers)、高畑充希
<ストーリー>
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?噛みません、しつけのできた良い子です」
普通のOL・さやかの目の前に、ある晩現れたのは、生き倒れた青年・樹。突然、2人の「半年」という期限付き同居生活が始まった。しかし彼は、自身の名前と、野草に詳しいということ以外は、謎に包まれていた。
「彼氏じゃないんだよね…?」
知らない世界を優しく教えてくれる樹と過ごすうちに、積もっていく「好き…」という気持ち。けれども、樹は突然さやかの前から消えてしまう。彼には、ある秘密があった——。
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