松本恵奈の“今”…「EMODA」時代の葛藤から新ブランド設立後の苦労&結婚出産後の夫婦円満の秘訣とは モデルプレスインタビュー
2016.03.11 17:00
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アパレルブランド「EMODA(エモダ)」の元プロデューサーで現在、新ブランド「CLANE(クラネ)」のクリエイティブディレクターとして活動している松本恵奈(30)がモデルプレスのインタビューに応じた。彼女は、2013年2月に一般男性と結婚し、同年10月に第1子の長女を出産した。家事・育児にと多忙にも関わらず、昨年2月に「CLANE DESIGN株式会社(クラネデザイン)」を設立し、新ブランドをスタートさせ、同社の代表取締役社長兼クリエイティブディレクターとして活動している。そんな公私ともに順風満帆な彼女の“今”に迫った。
新ブランド「CLANE」の反響と過去の葛藤
― 昨年5月に「CLANE」を発表してから、もうすぐ1年が経過しますが、周囲の反響はいかがですか?松本:「CLANE DESIGN」を設立して1年が経ちますが、「CLANE」があることがとても自然で、それはきっと周囲の方が受け入れてくれているからそう思えるのかなと思っています。私のファンの方も同じように年齢を重ねていっているので「30代以上のブランド」というのも嬉しいと言っていただける方が多く、素材・縫製・デザインなどにも拘っているのでそこに対してもお客様からご好評いただけております。
― 以前は「EMODA」のプロデューサーとして大活躍していましたが、いつ頃から、「CLANE」というブランドを考えていたのでしょうか?それから、ターゲット・30代以上の女性、コンセプト「ORIGINAL STANDARD」に辿り着くまでの道程を教えてください。
松本:(「EMODA」のプロデューサーを)辞める1年くらい前から自然と考えていたと思います。少しずつファストファッションに違和感があり、その頃から自分が服に求めるものが変わっていった気がします。普段からきちんと拘りをもって1枚を大切に着ていけるようにしたいと思いました。そこから「ORIGINAL STANDARD」に辿り着いたのだと思います。
― 以前の会社を退社したとき、“できないことに対しての葛藤があった”そうですが、今回はそのできないことが実現できそうですか?
松本:前社では規模が大きくなっていくとブランドよりも会社が優先になっていくので私としてはとてももどかしい時間もありました。もちろん他にもたくさんありますが、その頃から自分に権限があり信じた道に責任を持って進んでいきたいと思っていました。「CLANE DESIGN」を立ち上げてからは、やりたいことが明確だったのでいろいろ問題がありながらもスムーズに進行しています。今は、色々経験できたことにとても感謝しています。
― 会社を設立し、今までとは違ったやりがいや苦労があると思うのですが…。
松本:最初はプロデューサーという立場から社長という立場になり、これほど、苦労が多いんだと正直、びっくりしました。ですが経験しないと分からない問題ばかりなので今はコツコツと頑張っています。会社としてのやりがいは全てにおいて感じています。本当に小さなところからみんなで作っていってるのでどんな事でもうまくいけば嬉しく思います。1番はお客様に商品や世界観を認めてもらえること、喜んでいただけることがみんなのやりがいに繋がっています。
― 「CLANE」を通じて、女性に伝えたいことは?
松本:どんな人でも素敵になれる。私達の世代はファストファッションに溢れていた時代なので「本当に良い服」を知ってほしいです。「CLANE」がそれのきっかけに少しでもなればいいな、と思います。
― 今後挑戦してみたいことはありますか?
松本:まだ秘密です。だけどまだまだあるので楽しみにしていてください。
― そんな松本さんが考える夢を叶える秘訣を教えてください。
松本:まずは自分を知ることが大切です。
子育て、夫婦円満の秘訣…ライフスタイルに迫る
プライベートでは、2013年2月に一般男性と結婚。10年の交際期間を経てゴールインした。同年5月には妊娠を発表、10月12日に第1子の長女、莉心(りここ)ちゃんを出産。2014年10月にはハワイでの挙式を報告していた。― 松本さんのライフスタイルに憧れている女性はたくさんいると思います。まずは、仕事に、育児に、家事に…と多忙な日々を過ごしていると思いますが、両立するコツなどを教えてください。
松本:仕事もプライベートも両立することはなかなか難しいですが、なんとか周りの環境や人に助けられながらやっている感じです。今はまだバタバタですが、充実した毎日を過ごせています。両立のコツは何事も素直に一生懸命やることだと思います。私が適当に仕事や子育てをしていたらきっと誰も手伝ってくれないと思います。結局一人じゃ何もできないので、わかってくれる人たちが周りにいると本当に助かるし日々、感謝しています。
― SNSを通じて旦那さんを公開するなど、変わらずラブラブのようですが、夫婦円満の秘訣や、夫婦で決めている子育てや家事などのルールを教えてください。
松本:もう旦那とは(交際開始から)13年が経ちますが、今でもなにかあれば面倒くさがらずにお互いを理解しようとしています。子育てや家事は基本、半分半分。どちらかが多く苦労することのないように自然と出来たルールかもしれません。
― お子様は2歳半になると思うのですが、子育てはどうですか?
松本:子育ての苦労はありません。本当に可愛くて楽しくて家族に幸せをたくさんくれて、感謝の気持ちしかありません。
― 旦那さんは子育てに積極的ですか?
松本:旦那はかなりイクメンな方だと思います。子育ても積極的で家では「優しいパパ」ですね。
― 休日は家族揃ってどんなところへ遊びに行ったりしますか?
松本:お台場や水族館、動物園、温泉など子供中心な場所が多いです。
― 仕事頑張っている松本さんが考えている“家族像”などを教えてください。
松本:“みんなが幸せであること”が私の考える家族像です。
― 最後に公私ともに頑張る女性にメッセージをお願いします。
松本:自分が持つ可能性を信じて頑張ってください!!!
― ありがとうございました。
松本がプロデュースする「CLANE」は3月10日より新宿ルミネ2、3月18日より表参道ヒルズにて直営店がオープン。どんなお店になるのか尋ねてみると、「服と世界観を感じられる店。必ず何かが見つかるお店にしたいです。それは商品だけでなく、何か新しい自分を発見できるようなお店に出来たら嬉しいなと思います」と明かしてくれた。(modelpress編集部)
松本恵奈(まつもとえな)プロフィール
生年月日:1985年11月23日出身:三重県
血液型:A型
身長:158cm
渋谷109系ブランド「rienda(リエンダ)」心斎橋店のショップ店長、ファッション雑誌「ViVi」の読者モデルとして活躍後、2009年に自身がプロデュースするブランド「EMODA」を立ち上げ。若年女性層を中心に一世を風靡する大ヒットブランドへと成長させ、ブランドプロデューサーブームを牽引。
プロデューサーとしての手腕を発揮する傍ら、ファッション雑誌「JJ」「ViVi」等の女性誌にも度々登場。2010年には雑誌「Happie nuts」8月号にてブランドプロデューサーとして初の単独表紙に抜てき。また同年、ena名義で「Only one」、「T still love U」でアーティストデビューも果たしている。同作は松本が歌と作詞、SoulJaが作曲とフィーチャリングを務めた。さらに、2013年には同社コスメライン「EMODA COSMETICS」を立ち上げていた。
「CLANE」直営店オープン情報
・3月10日~新宿ルミネ2 2Fオープン・3月18日~表参道ヒルズオープン
※オープンを記念して、3万円以上(税抜き)購入の先着50名に新作TOTE BAGを、5万円以上(税抜き)購入の先着50名にREAL LEATHER BAGをプレゼント
※表参道ヒルズでは、限定商品として「CLANE HOMME」も登場
【Not Sponsored 記事】