佐々木希が今思うこと「悔しい思いもたくさんした」「知ってしまった達成感や充実感」…モデルプレスインタビュー
女優の佐々木希(28)がモデルプレスのインタビューに応じた。出演映画『星ガ丘ワンダーランド』が3月5日に公開。昨年、初舞台を経験し、ひと回りもふた回りも成長した彼女の胸の内に迫った―――。
“ほぼノーメイク”で挑んだ撮影
― 主演の中村倫也さんをはじめ、とても豪華なキャストの方々が集結していますが、今作に携わっていかがですか?佐々木:中村さんは尊敬する事務所の先輩で、そんな中村さんが主演する映画ですので、絶対に面白くて素晴らしい作品になるだろうな、その作品に私も関わることができて嬉しいな、というところからのスタートでした。中村さんは演技のすべてがナチュラルというか、本当に役になりきっていて、また現場での佇まい、空気感など、共演して改めて素晴らしい先輩だと思いました。
― 役を演じる上で苦労はありましたか?
佐々木:私の演じた役は今回ほぼノーメイクでしたし、衣装もわりと地味でした。それがすごく新鮮でとても良い経験になったなと思います。七海は複雑な感情を持つ役どころで、自分が生きてきた環境で重なる部分も少なかったので、想像を膨らませることがかなり必要で、とても大変でした。出来上がった映像を見ても、本音を言うと、満足いく演技にはなっていなかったです。今回に限らず、いつも自分が出演した作品を見るたびに「もっとああすればよかった、こうすればよかった」っていうのは尽きなくて…。一方で周りの方から「よかったよ」とお褒めのお言葉をいただけたのはすごく嬉しかったです。
初舞台で得た「成長」と「経験」
― 昨年は初舞台『ブロッケンの妖怪』も経験されました。佐々木:舞台初日に初めて皆さんの前でお芝居をする時は、舞台袖で本当に緊張していましたね。生瀬勝久さんから「良いところを見せようとすると緊張するから、稽古でやった通り楽しんでやれば大丈夫。お客さんも楽しんでいる希ちゃんを見たらきっと楽しんでくれるよ」って言ってくださったのが記憶に残っています。
― 舞台を通して成長の実感はありますか?
佐々木:舞台は本当に未知の世界で、すごく難しかったし悔しい思いもたくさんしました。でもその分、嬉しい思いもたくさんありました。舞台を終えたら少し休みがほしいな、なんてことも考えていましたが(笑)実際に終えてみると、演技への欲が出てきて、また舞台で違う役をやってみたいなって思って…改めて本当にやって良かったと思います。2回目は「初めてだから…」っていう言い訳もできませんから、よりハードルが上がると思いますが、機会があればぜひ挑戦したいです。
― 何事も変化を恐れないで、新たなことに挑み続けるのは大切ですよね。
佐々木:怖くて一歩踏み出せないことほど、踏み込んで成し遂げた時の景色ってものすごく素晴らしい。やった後は絶対にやって良かったって思えるので、怖いことほどやってみた方が良いと思います。あえて辛い道を選んだことで、もっと穏やかに生きて良いんじゃないかって思う時もありますが、知ってしまった達成感や充実感をまた味わいたくて頑張っちゃいます。
佐々木希のプライベートにちょっぴり迫る!
劇中では幼い頃に爽子が作ってくれた「りんごスープ」の思い出を共有して、温人と七海は、いつしか互いの心をさらけ出していくが、佐々木にとっての「りんごスープ」は、出身地秋田県の郷土料理である「きりたんぽ鍋」とのこと。「やっぱり秋田県を一番思い出します。東京でもよく食べていますが(笑)」としみじみ。また普段から料理をよくするそうで「時間があれば作っています。スーパーに買い物に行くのも大好きなんです。食材を見ながら、作るものを考えるのが楽しい!」と目を輝かせていた。(modelpress編集部)佐々木希(ささき・のぞみ)プロフィール
生年月日:1988年2月8日/出身地:秋田県/身長:168cm/血液型:AB型2006年芸能界入り。以降、モデルを中心に活動の幅を広げ、2009年には人気携帯小説を映画化した『天使の恋』で映画初主演。その後は女優として多数の作品で活躍。近年ではドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ系/14)、ドラマ『黒服物語』(テレビ朝日系/14)、映画『呪怨-終わりの始まり-』(14)、『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』(15)、映画『縁(えにし)The Bride of Izumo』(16)など話題作に出演。2015年は『ブロッケンの妖怪』で初舞台も経験した。今後は映画『カノン』(16年)の公開を控える。
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