鈴木えみ、子育てに奮闘中の日々に迫る「産んでよかった」「大変なことしかない」 モデルプレスインタビュー
2016.01.26 08:00
views
モデルの鈴木えみ(30)がモデルプレスのインタビューに応じた。2013年2月に1歳年上の一般男性と結婚し、同年10月に長女を出産。現在2歳の愛娘を育てつつも、『MAQUIA』『MORE』『mini』『美人百花』『ar』など、様々な女性ファッション誌やビューティ誌で活躍。そして、自ら編集長をつとめるマタニティ&育児マガジン「s’eee Vol.5 MAMA&BABY(シー ママ アンド ベイビー)」が1月26日に発売される。
出産後も、雑誌を中心にモデルとして第一線で活躍し、“ファッションアイコン”としての地位を確立している彼女。育児に家事、仕事…と、多忙な日々を送っているが、“ママ”鈴木えみも“モデル”鈴木えみもどちらも決して手を抜かない。そして、そのどちらの鈴木えみも、同世代の女性を中心に絶大な支持を受けている。
今年に入ってから保育園に通いだしたそうで「ほかの友達と仲良く遊べるようになったんですよ」と愛娘の成長に感激した様子。子育ては「大変なことしかない」とキッパリと語りつつも、「それ以上に本当に可愛い」「産んでよかった」と“母の顔”を見せてくれた。
今回のインタビューでは、そんな“母の顔”に迫るとともに、ファッションのこだわりや最新の美の事情などを語ってもらった。
鈴木:だいぶ言葉がスムーズになってきて会話ができるようになったんですよ。また、新しい楽しさが増えました!我が非常に強い子なんですけど、基本的には何でもママにやってほしいみたいです。スプーン1つ取るのもママに取ってほしい。パパじゃなくて(笑)。パパが取ったら最初からやり直しなんです。
― そしたら、ちょっとでも離れたら大変そうですね。
鈴木:それが、私がいなかったらいなかったで諦めるんですよ。いると全部ママにやってほしい。だけど、いなかったらパパに気を使って、いい子らしいです。私がいると甘えてしまうので、私はパパが見てるその姿を一生見れないようです(笑)。
― でも最近、保育園に行きだしたそうで…。
鈴木:そうなんです。ほかの友達と仲良く遊べるようになったみたいです。今年から週2で行っているのでまだ10回くらいしか行っていないのですが、すぐにいろんなことを吸収してきて。子どもって本当に成長が早いなと思いました。
― やっぱりまだまだ子育ては大変ですか?
鈴木:その時期によって大変さは違うんですけど、今はわりとコミュニケーションがとれるようになってきたので、人間同士の付き合いが徐々にできるようになってきて、楽と言えば楽になったのですが、叱ることも増えてきました。そうやって、また新たな大変なところが生まれる。ずっとそういう感じになるんだと思います。まぁ、1人の人間を育てるわけですからね。大変なことしかないと思います。でもそれ以上に可愛いですから。
鈴木:全部自分でやらないこと。やろうと思うとうまくいかないので、周りに助けてもらうこと。私がいないときは、主人やベビーシッターさんに見てもらったりしているんですけど、子どもって1人ではなくて、みんなで育てるべきだなと思っています。助けてくれる人には甘えて、力を借りようと。その方が、母親も笑顔になれるので!
― 仕事に育児にと多忙な日々だと思うのですが、リラックス法はありますか?
鈴木:毎日の終わりにクイックルワイパーをやることです(笑)。掃除が好きなんです!クイックルワイパーをして寝ることが、スイッチのオフになれるとき。それでゴミが取れてキレイになるとすごく気持ちがいい。「今日1日分の汚れが取れてキレイになった。おやすみなさい」って(笑)。
― 家事や子育ての面で、旦那さんとのルールとかはあるのでしょうか?
鈴木:主人は朝ごはん担当です(笑)。その他に関しては、1日の流れがだいぶできているので、私が(娘を)お風呂に入れている間に、ベッド周りの、寝る環境を整えてくれるとか、そういうことを自然にできるようにしています。あとは、基本的にやれる方がやる。お互い決まった時間に朝家を出て、決まった時間に帰って来る仕事内容ではないので、やれる方がやるようにしています。
― 臨機応変に助けあっているんですね。では、夫婦円満の秘訣を教えてください。
鈴木:やっぱり本音できちんと話すことと、2人きりのデートの時間を作ること。デートは月に1回あるかないかぐらいなのですが、子どもがいるとちょいちょい会話が中断されてしまうことがあるので、2人きりでちゃんと会話できるだけで、いいんじゃないのかなと思います。
― 公私ともに充実していて、本当に幸せそうですね。
鈴木:ありがとうございます。先日、家族でハワイ旅行に行ったんですよ。でも、それが結構大変でした(笑)。娘は2回目なのですが、前回と違って歩けるようになったはずなのに、ずっと「ママの抱っこがいい」って(笑)。ベビーカーにも乗ってくれなくて、本当に筋肉痛になりました。あと、帰国してから時差ボケにならないように日本時間で過ごしたんですよ。お昼ぐらいに起きて、夜中の3時くらいに寝る生活。ハワイって閉店するのが、9時とか10時とかで早いので、それから寝るまでの5~6時間がずっとホテルの部屋で遊んでいるわけで、それが大変でした…。でも、無事に帰って来れたので一安心です!
― いつまでも変わらぬスタイルで羨ましいです!スタイルキープの秘訣を教えてください。
鈴木:最近、ジュースを飲まなくなったんですよ。妊娠中も産後も食事の量は変わっていないんですけど、加圧トレーニングに行き始めました。あと、家でご飯を食べることがだいぶ増えたので、使う食材や調味料は気にしています。子どもが口にするものなので。妊娠して初めて気にするようになったので、感謝です。
― 美肌の秘訣も教えてください。
鈴木:ニベアクリームを使っています!あとは、最近になって目元の美容液を使うようになったぐらいです。肌が白いのはお父さん譲りなんですよ。
― Instagramに次々と更新される写真はすべておしゃれだなと勉強になることばかりです。ファッションのこだわりはあるのでしょうか?
鈴木:普段からピンヒールはそんなに履かず、フラットが多いので、ママファッションとか、そういうのは気にしていません。もともとモノトーンが多くて、あとはモード要素を入れること。モードは好きなんですけど、行き過ぎているのは、自分的に背伸びし過ぎちゃう感が出てしまうので、等身大のリアルモードで、ストリートスタイルもミックスされているスタイルが好きです。
― 女性として、キレイでいるための秘訣とはなんだと思いますか?
鈴木:自分の気持ちに真っ直ぐに嘘をつかず、素直でいることを大事にしています。なにかを食べるとか、毎日お風呂でこれをやるとか、そういう実践していることはあまりなくて……。気持ちが動けば自然とそうなるんだと思います。
― 前回のデジタルマガジンに最新の撮り下ろしや新たな企画などが加わって、盛りだくさんの内容になっているそうですね。
鈴木:基本は前回のがベースとなっているのですが、最新の情報にアップデードされています。巻頭ページの最新撮り下ろしや、ロングインタビュー、お出かけスポット100など、新しい企画もたくさんあります。最初は、デジタルベースで作ったものを紙にできるのかなってすごく不安だったんですよ。でも、それを全部解体して、デザインも再構築して、アプリを持っている人でも新たな気持ちで読めるようにしました。情報が多いと堅苦しくなってしまうと思うのですが、妊娠出産ってすごくワクワクで素晴らしいことだと思うので、そういう気持ちで読めるビジュアルになっています。
― 娘さんとの2ショット表紙は、本当に可愛いです。
鈴木:インスタで娘を写すときは、下や横を向いているというギリギリのところで(顔がわからないように)撮影しているんですけど、この表紙はギリギリアウトかなと(笑)。横顔までは大丈夫と言って撮影したんですけど、仕上がりをみたら「これ結構わかるねー」って(笑)。
― そうなんですね。撮影は大変でしたか?
鈴木:それが、すごくノリノリでね!撮影が好きみたいです。全部のリクエストにきちんと応えていて、すごかったんです。プロ(モデル)かなってくらいの動きをしていました(笑)。
― 次号を期待しているファンも多いと思います!
鈴木:「s’eee」は自分のその時々のベストを出せる内容にしたいと思っています。今回は、このタイミングで自分の妊娠と出産という大きな出来事があったので、これを挟んだのですが、次出すときはファッションに戻したいなと思っています。
― 楽しみにしています!そう考えると、今回の「s’eee Vol.5 MAMA&BABY」は想い入れの強い作品になったのではないでしょうか?
鈴木:そうですね!これは、本当に便利な1冊になったと思います。先日、子どもが生まれたばかりの友達に渡したら「自分が何を買ったらいいのかわからなかったけど、迷っていたものが全部載っている」ってすごく喜んでくれました。主人も、新しく加わったお出かけスポットを見て「どこに行くか決められるね」「すごくいいじゃん、この本」ってすごく好評です! 私も妊娠したとき、分厚い本を何冊も買ったのですが、情報が多すぎて実際よくわからなくて、(紹介されているものを)全部買ったのですが、結局使わなかったものも多くて。だから、最低限必要なものはこれ!っていうのも載っているので、これをとりあえず読んでもらい、これをベースに広げていってほしいです。
― 本のデザインも誌面で紹介されているものもすべてがおしゃれなので、真似したくなります。
鈴木:おもちゃもデザインがナイスなものしか紹介していません。子どもが小さいうちに目にするデザインや色は、その経験が積み重なって将来自分の物差しになるので、なるべく美しいものを見てほしいなと。だから“デザイン”は大事にしています。
鈴木:夢って言っていたら夢って叶わないと思います。夢と言わずに、目標を作る。手が届きそうな目標を細かく立てていく。そしたら、辿り着ける。小さい成功の積み重ねで自信って付いていくので、自信を付けることが大事。それが目標と繋がって、大きな夢と繋がります。
― ありがとうございました。
「また新しいことができるようになる。娘の成長が楽しみ」とほっこりとした優しい母の顔で語ってくれた鈴木。はたまた、「まだまだいろんなことがやりたいんです」とキリッとした表情でモデルとしての今後に胸を弾ませていた。私たちは、彼女が“ママ”として“モデル”として次はどんな新たな一面を見せてくれるのか楽しみだ。(modelpress編集部)
1999年、雑誌『seventeen』でモデルデビュー。『PINKY』の専属モデルを経て『MAQUIA』『MORE』『mini』『美人百花』『ar』など、数々のファッション誌やビューティ誌で活躍するほか、自身が持つメディア「s’eee」の編集長を務めるなど、様々な分野でクリエーションしている。
今年に入ってから保育園に通いだしたそうで「ほかの友達と仲良く遊べるようになったんですよ」と愛娘の成長に感激した様子。子育ては「大変なことしかない」とキッパリと語りつつも、「それ以上に本当に可愛い」「産んでよかった」と“母の顔”を見せてくれた。
今回のインタビューでは、そんな“母の顔”に迫るとともに、ファッションのこだわりや最新の美の事情などを語ってもらった。
子育ては「大変なことしかないと思います」
― 2歳3ヶ月になるそうですが、現在、子育てはいかがですか?鈴木:だいぶ言葉がスムーズになってきて会話ができるようになったんですよ。また、新しい楽しさが増えました!我が非常に強い子なんですけど、基本的には何でもママにやってほしいみたいです。スプーン1つ取るのもママに取ってほしい。パパじゃなくて(笑)。パパが取ったら最初からやり直しなんです。
― そしたら、ちょっとでも離れたら大変そうですね。
鈴木:それが、私がいなかったらいなかったで諦めるんですよ。いると全部ママにやってほしい。だけど、いなかったらパパに気を使って、いい子らしいです。私がいると甘えてしまうので、私はパパが見てるその姿を一生見れないようです(笑)。
― でも最近、保育園に行きだしたそうで…。
鈴木:そうなんです。ほかの友達と仲良く遊べるようになったみたいです。今年から週2で行っているのでまだ10回くらいしか行っていないのですが、すぐにいろんなことを吸収してきて。子どもって本当に成長が早いなと思いました。
― やっぱりまだまだ子育ては大変ですか?
鈴木:その時期によって大変さは違うんですけど、今はわりとコミュニケーションがとれるようになってきたので、人間同士の付き合いが徐々にできるようになってきて、楽と言えば楽になったのですが、叱ることも増えてきました。そうやって、また新たな大変なところが生まれる。ずっとそういう感じになるんだと思います。まぁ、1人の人間を育てるわけですからね。大変なことしかないと思います。でもそれ以上に可愛いですから。
夫とのルールは?夫婦円満の秘訣を語る
― 子育てをやりつつ、モデルとしても第一線で活躍されている鈴木さん。仕事と育児を両立するコツはなんですか?鈴木:全部自分でやらないこと。やろうと思うとうまくいかないので、周りに助けてもらうこと。私がいないときは、主人やベビーシッターさんに見てもらったりしているんですけど、子どもって1人ではなくて、みんなで育てるべきだなと思っています。助けてくれる人には甘えて、力を借りようと。その方が、母親も笑顔になれるので!
― 仕事に育児にと多忙な日々だと思うのですが、リラックス法はありますか?
鈴木:毎日の終わりにクイックルワイパーをやることです(笑)。掃除が好きなんです!クイックルワイパーをして寝ることが、スイッチのオフになれるとき。それでゴミが取れてキレイになるとすごく気持ちがいい。「今日1日分の汚れが取れてキレイになった。おやすみなさい」って(笑)。
― 家事や子育ての面で、旦那さんとのルールとかはあるのでしょうか?
鈴木:主人は朝ごはん担当です(笑)。その他に関しては、1日の流れがだいぶできているので、私が(娘を)お風呂に入れている間に、ベッド周りの、寝る環境を整えてくれるとか、そういうことを自然にできるようにしています。あとは、基本的にやれる方がやる。お互い決まった時間に朝家を出て、決まった時間に帰って来る仕事内容ではないので、やれる方がやるようにしています。
― 臨機応変に助けあっているんですね。では、夫婦円満の秘訣を教えてください。
鈴木:やっぱり本音できちんと話すことと、2人きりのデートの時間を作ること。デートは月に1回あるかないかぐらいなのですが、子どもがいるとちょいちょい会話が中断されてしまうことがあるので、2人きりでちゃんと会話できるだけで、いいんじゃないのかなと思います。
― 公私ともに充実していて、本当に幸せそうですね。
鈴木:ありがとうございます。先日、家族でハワイ旅行に行ったんですよ。でも、それが結構大変でした(笑)。娘は2回目なのですが、前回と違って歩けるようになったはずなのに、ずっと「ママの抱っこがいい」って(笑)。ベビーカーにも乗ってくれなくて、本当に筋肉痛になりました。あと、帰国してから時差ボケにならないように日本時間で過ごしたんですよ。お昼ぐらいに起きて、夜中の3時くらいに寝る生活。ハワイって閉店するのが、9時とか10時とかで早いので、それから寝るまでの5~6時間がずっとホテルの部屋で遊んでいるわけで、それが大変でした…。でも、無事に帰って来れたので一安心です!
スタイル・美肌・ファッション…キレイの秘訣を明かす
『MAQUIA』『MORE』『mini』『美人百花』『ar』など、様々な女性ファッション誌やビューティ誌で活躍している鈴木。さらに、日々のSNSに公開する“私服”は抜群のセンスで多くの女性の憧れの的に。次は、“モデル”鈴木えみが日々行っているキレイの秘訣を探ってみた。― いつまでも変わらぬスタイルで羨ましいです!スタイルキープの秘訣を教えてください。
鈴木:最近、ジュースを飲まなくなったんですよ。妊娠中も産後も食事の量は変わっていないんですけど、加圧トレーニングに行き始めました。あと、家でご飯を食べることがだいぶ増えたので、使う食材や調味料は気にしています。子どもが口にするものなので。妊娠して初めて気にするようになったので、感謝です。
― 美肌の秘訣も教えてください。
鈴木:ニベアクリームを使っています!あとは、最近になって目元の美容液を使うようになったぐらいです。肌が白いのはお父さん譲りなんですよ。
― Instagramに次々と更新される写真はすべておしゃれだなと勉強になることばかりです。ファッションのこだわりはあるのでしょうか?
鈴木:普段からピンヒールはそんなに履かず、フラットが多いので、ママファッションとか、そういうのは気にしていません。もともとモノトーンが多くて、あとはモード要素を入れること。モードは好きなんですけど、行き過ぎているのは、自分的に背伸びし過ぎちゃう感が出てしまうので、等身大のリアルモードで、ストリートスタイルもミックスされているスタイルが好きです。
― 女性として、キレイでいるための秘訣とはなんだと思いますか?
鈴木:自分の気持ちに真っ直ぐに嘘をつかず、素直でいることを大事にしています。なにかを食べるとか、毎日お風呂でこれをやるとか、そういう実践していることはあまりなくて……。気持ちが動けば自然とそうなるんだと思います。
「s’eee Vol.5」は「本当に便利な1冊になった」
そんな彼女は“ママ”&“モデル”の経験を活かし、「s’eee Vol.5 MAMA&BABY」をリリース。同書は、2014年9月に初のデジタルマガジンとして発表されたもので、読者からの熱望を受けて書籍刊行が決定。自らの妊娠・出産を経ての「MAMA&BABY」をテーマに、妊娠発覚から出産までの心の動き、育児の大変さと喜びが伝わるインタビューをはじめ、初公開のマタニティフォト、ママのファッション&ビューティ、キッズのおしゃれとインテリアなどが彼女ならではのおしゃれなビジュアルで展開。さらに、表紙は愛娘との2ショットを披露している。― 前回のデジタルマガジンに最新の撮り下ろしや新たな企画などが加わって、盛りだくさんの内容になっているそうですね。
鈴木:基本は前回のがベースとなっているのですが、最新の情報にアップデードされています。巻頭ページの最新撮り下ろしや、ロングインタビュー、お出かけスポット100など、新しい企画もたくさんあります。最初は、デジタルベースで作ったものを紙にできるのかなってすごく不安だったんですよ。でも、それを全部解体して、デザインも再構築して、アプリを持っている人でも新たな気持ちで読めるようにしました。情報が多いと堅苦しくなってしまうと思うのですが、妊娠出産ってすごくワクワクで素晴らしいことだと思うので、そういう気持ちで読めるビジュアルになっています。
― 娘さんとの2ショット表紙は、本当に可愛いです。
鈴木:インスタで娘を写すときは、下や横を向いているというギリギリのところで(顔がわからないように)撮影しているんですけど、この表紙はギリギリアウトかなと(笑)。横顔までは大丈夫と言って撮影したんですけど、仕上がりをみたら「これ結構わかるねー」って(笑)。
― そうなんですね。撮影は大変でしたか?
鈴木:それが、すごくノリノリでね!撮影が好きみたいです。全部のリクエストにきちんと応えていて、すごかったんです。プロ(モデル)かなってくらいの動きをしていました(笑)。
― 次号を期待しているファンも多いと思います!
鈴木:「s’eee」は自分のその時々のベストを出せる内容にしたいと思っています。今回は、このタイミングで自分の妊娠と出産という大きな出来事があったので、これを挟んだのですが、次出すときはファッションに戻したいなと思っています。
― 楽しみにしています!そう考えると、今回の「s’eee Vol.5 MAMA&BABY」は想い入れの強い作品になったのではないでしょうか?
鈴木:そうですね!これは、本当に便利な1冊になったと思います。先日、子どもが生まれたばかりの友達に渡したら「自分が何を買ったらいいのかわからなかったけど、迷っていたものが全部載っている」ってすごく喜んでくれました。主人も、新しく加わったお出かけスポットを見て「どこに行くか決められるね」「すごくいいじゃん、この本」ってすごく好評です! 私も妊娠したとき、分厚い本を何冊も買ったのですが、情報が多すぎて実際よくわからなくて、(紹介されているものを)全部買ったのですが、結局使わなかったものも多くて。だから、最低限必要なものはこれ!っていうのも載っているので、これをとりあえず読んでもらい、これをベースに広げていってほしいです。
― 本のデザインも誌面で紹介されているものもすべてがおしゃれなので、真似したくなります。
鈴木:おもちゃもデザインがナイスなものしか紹介していません。子どもが小さいうちに目にするデザインや色は、その経験が積み重なって将来自分の物差しになるので、なるべく美しいものを見てほしいなと。だから“デザイン”は大事にしています。
“夢を叶える秘訣”とは
― 最後にモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。鈴木:夢って言っていたら夢って叶わないと思います。夢と言わずに、目標を作る。手が届きそうな目標を細かく立てていく。そしたら、辿り着ける。小さい成功の積み重ねで自信って付いていくので、自信を付けることが大事。それが目標と繋がって、大きな夢と繋がります。
― ありがとうございました。
「また新しいことができるようになる。娘の成長が楽しみ」とほっこりとした優しい母の顔で語ってくれた鈴木。はたまた、「まだまだいろんなことがやりたいんです」とキリッとした表情でモデルとしての今後に胸を弾ませていた。私たちは、彼女が“ママ”として“モデル”として次はどんな新たな一面を見せてくれるのか楽しみだ。(modelpress編集部)
鈴木えみ(すずき・えみ)プロフィール
生年月日:1985年9月13日/出身:京都府1999年、雑誌『seventeen』でモデルデビュー。『PINKY』の専属モデルを経て『MAQUIA』『MORE』『mini』『美人百花』『ar』など、数々のファッション誌やビューティ誌で活躍するほか、自身が持つメディア「s’eee」の編集長を務めるなど、様々な分野でクリエーションしている。
【Not Sponsored 記事】