DOBERMAN INFINITY「男の座談会」最近の“切ない別れ”、「HIROさんからもらった」言葉も<モデルプレスインタビュー後編>
2015.12.02 21:19
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KUBO-C、GS、P-CHO、SWAY、KAZUKIからなる5人組ヒップホップユニット・DOBERMAN INFINITYが、モデルプレスのインタビューに応じた。結成から1年半、12月2日に自身初となる1stフルアルバム「THE LINE」をリリース、2016年3月には全国ツアーもスタートするなど勢いに乗る彼ら。インタビューでは、最新アルバムを元に歌詞にまつわる「男の座談会」を実施。今回は、“切ない体験”や“自分を変えた一言”などをテーマにトークを展開した<後編>をお届け。
▼座談会前編
http://mdpr.jp/interview/1546784
SWAY:基本悲しいことは次の日には忘れちゃう。
KUBO-C:俺もそういうタイプやねんなぁ。
KAZUKI:僕、この時期とかイルミネーション見ると切ない気持ちになります。綺麗なもの見るとなりません?
KUBO-C:なんで!?「きれーい!」じゃなくて切ない?
KAZUKI:「切ない」ですよ!
GS:なんとなく分かる気がしてきた…年末とか感じるかも。
P-CHO:季節の変わり目とかね。
KAZUKI:サンセットビーチは切ないんじゃないですか?
KUBO-C:旅行行って最終日のサンセットビーチは分かる。
KAZUKI:ロマンチックと切ないはセットですね。
KUBO-C:いや、違いますね。
KAZUKI:えー、そんな感じしません?
KUBO-C:基本的に女心分からんて言われるからね、俺。
SWAY:俺も分からないって言われますね。年末はめっちゃ分かりますけど。
GS:今回MV撮影でロサンゼルス行ったとき、ずっと一緒に運転してくれたコーディネーターさんとか日本人のガイドさんとの別れは切なかったな。最終日一緒に飲んで、もうお別れか~って。最初は「この人大丈夫?」とかって思ったけど(笑)、6日間ですごい絆が深まりました。
P-CHO:お互いビジネスで出会ってるのに、気持ちが入っちゃったよね。
GS:俺らがあのMV観たら、ちょっと切なくなるよな。
KUBO-C:HIROさんからもらった「勝つまでやれば負けないから」っていう言葉っすね。DOBERMAN INFINITYを結成してすぐくらいに、メンバー全員にメールもらったんです。DOBERMAN INFINITYとして再スタートを切らせてもらったことに対して、HIROさんにお礼のメールをしたときに、その言葉を返してくださって。グワーッと来た!今でも保存してます。
GS、P-CHO、SWAY、KAZUKI:一緒です。
GS:当たり前の言葉やけど気付かなかった言葉やなって思いましたね。
P-CHO:本当に大事にしてる言葉です。
GS:そのときの僕らだったからこそ余計「なるほど」って感じれたんだと思うんですよ。1回負けても負けじゃない、2回負けても負けじゃない、最後に勝てばそれは勝ちやからって。すごく深いですし、HIROさんからいただいたっていうのもやっぱ大きいです。
SWAY:僕は「Live This Moment」っていう一言が大好きなんです。今日一日がめちゃめちゃハッピーなら、明日もめちゃめちゃハッピーで、それが続けば未来は絶対ハッピーだって思える。だから今をどれだけがんばれるかってことが、未来をどれだけ輝かせることができるかってことに繋がってる。今サボっちゃうと、未来はそこまで輝いかないと思うんです。HIROさんの著書にも書いてあったんですけど、腹筋を10000回やるって考えると遠い話に感じるけど毎日100回してその積み重ねで10000回になるって考えると、いいんじゃないかなって。今をがんばれば、未来は輝きます。
GS:そうですね。なので、夜な夜な飲みに行くことも、未来を良い方向に導くための積み重ねなんですよね。
SWAY:必ずしもそうとは限らない(笑)。
KUBO-C:夜誘われた…でも、ここ行ったらいいことあるかも、とかね(笑)。本当、家にいても始まらないですから。何か行動をした方がいいと思いますね。
GS:俺は「人生は辛いことの連続」。やっぱりそんな楽しいことばかりじゃないって、思うんです。だからこそ辛いのが当たり前と思えば、逆に楽しいことが幸せに感じるし、それが前に進む上での原動力になる。あと、俺はネガティブなんですけど、ネガティブがあるからポジティブが生まれるって思っています。ネガティブな分、マイナスの想定をしていることが多いので、ちょっとプラスがあると、すごく幸せな気分になれるんですよ。辛いことがあるのは当たり前やから、その上で楽しいことを見つければ、きっとがんばれます。
KUBO-C:俺の座右の銘は、「為せば成るなら為してやれ」なんです。「為せば成る」っていうことわざに、「だったらやっちゃえばいいじゃない?」っていうポジティブを足したオリジナルです。
KAZUKI:その言葉すごいっすね。
KUBO-C:俺考えてん。やばくない?
KAZUKI:ことわざにオリジナルを足すっていう。
P-CHO:超えてきた感じやもんね(笑)。
KUBO-C:俺結構いろんなところで言い続けてるけど、まだ浸透してないねんな!
全員:(笑)。
P-CHO:「幸せの種っていうのは、世の中のいろんなところにある」って聞いたことがあって、その言葉はいいなって思いました。それを咲かせるか咲かせへんかは自分次第ってことなんですよ。たとえばメンバーで飯食ってて、小さい笑いが生まれたとして、それを本当に楽しいと思えたら、それは幸せってことなんですよね。ひとつひとつの瞬間を大事にして行くことが必要なんかなって。幸せの種はそこら辺にありますから。
KAZUKI:僕は、「神様は乗り越えられない壁は与えない」です。今回の「THE LINE」のレコーディングでも、「上手く歌えないな。ここ無理だな」って毎回絶対思ったんですよ。でも、そのときにもう1人の自分が「ここまでやってきたから、妥協したくない」って思うんです。さっきのHIROさんの言葉通り、「勝つまでやれば負けない」と同じで、最後までやるからクリアできる。諦めたら一生掴むことはできないけど、掴むまでやるからできるんです。自分の中では、この言葉に何度も助けられています。
どんな瞬間もメンバー同士の“絆”を強く感じさせるDOBERMAN INFINITY。インタビュー中、ときにふざけ合いながらも、締めるところはしっかり締める、そのバランスは彼らの音楽にも通ずるところがある。いくつものラインを超えてきた彼らだからこそ、歌える歌――そのすべてを注ぎ込んだ1枚は、今のDOBERMAN INFINITYそのものだ。(modelpress編集部)
【インタビュー特別編】
メンバーがそれぞれ思い入れの強い1曲を紹介。お気に入りの曲、大変だった曲…個性溢れるチョイスにも注目!
KUBO-C:「to YOU」は、ちょっと苦戦しました。元々形ができてたものをブラッシュアップするために歌詞を2度ほど変えて。みんなでテーマを決定して、そこからはスムーズに進んでいきました。それによって、よりいい曲になったのですごく良かったです。
GS:「ON WAY HOME」という最後の曲がオススメです。これは、「喜怒哀楽」の「怒」がない曲。これこそDOBERMAN INFINITYというグループの真骨頂を表現するにあたって、すごい一番分かりやすい曲だなと思っています。DOBERMAN INFINITYというグループは、本当にヒップホップ大好きなメンバーばっかり集まっているんですけど、それが表現されている気がします。新しい曲がまた生まれたな、と思います。
P-CHO:タイトル曲である「XROSS THE LINE」はよくできた曲だなと思ってます。本来交わることのない、KUBO-C、SWAY、KAZUKI、GS、P-CHOっていう、それぞれの線が音楽によって交わる。重なり合って本当に1つのラインができて、そのラインをさらに越えて行く。曲の後半になればなるほど、応援してくれてるみんなとも共有できる、「1人じゃない」「越えられないLINEなんてない」っていうしっかりとしたメッセージも込められているので、ぜひ聞いていただきたいです。
SWAY:「So White So Bright」は、「LOVE SNOW HOKKAIDO 2015-16」のために制作した曲なんですが、出身が北海道なので嬉しかったです。生まれ育った街をいうのは特別ですし、冬の移り変わりというのは身近で見てきたことなので、活かせたかなと思います。
KAZUKI:僕は「INTRO」が大好きです。「これ最初にやったらすごいかっこいいんじゃないか」ってみんなで考えたんですけど、アルバムの本当に最初に相応しい楽曲。あとは、ソロ曲の「LOVE U DOWN」も思い入れがあります。SHOKICHIさんが僕をイメージして作ってくださったというのはすごく光栄ですし、ほかの人から見た自分を表現するのは難しくて、勉強になりました。
http://mdpr.jp/interview/1546784
最近の“切ない別れ”とは?「ロマンチックと切ないはセット」
Q.KAZUKIさんが歌うソロバラード「LOVE U DOWN」は、切ない歌詞やメロディが印象的な一曲ですが、みなさんが最近体験した「切ないエピソード」は?SWAY:基本悲しいことは次の日には忘れちゃう。
KUBO-C:俺もそういうタイプやねんなぁ。
KAZUKI:僕、この時期とかイルミネーション見ると切ない気持ちになります。綺麗なもの見るとなりません?
KUBO-C:なんで!?「きれーい!」じゃなくて切ない?
KAZUKI:「切ない」ですよ!
GS:なんとなく分かる気がしてきた…年末とか感じるかも。
P-CHO:季節の変わり目とかね。
KAZUKI:サンセットビーチは切ないんじゃないですか?
KUBO-C:旅行行って最終日のサンセットビーチは分かる。
KAZUKI:ロマンチックと切ないはセットですね。
KUBO-C:いや、違いますね。
KAZUKI:えー、そんな感じしません?
KUBO-C:基本的に女心分からんて言われるからね、俺。
SWAY:俺も分からないって言われますね。年末はめっちゃ分かりますけど。
GS:今回MV撮影でロサンゼルス行ったとき、ずっと一緒に運転してくれたコーディネーターさんとか日本人のガイドさんとの別れは切なかったな。最終日一緒に飲んで、もうお別れか~って。最初は「この人大丈夫?」とかって思ったけど(笑)、6日間ですごい絆が深まりました。
P-CHO:お互いビジネスで出会ってるのに、気持ちが入っちゃったよね。
GS:俺らがあのMV観たら、ちょっと切なくなるよな。
HIROの言葉が運命を変えた――胸に刻まれる“一言”
Q.「Tomorrow Never Dies」には、「この一言変える日常」という歌詞がありますが、その歌詞にちなみ、みなさんにとっての「自分を変えた一言」を教えてください。KUBO-C:HIROさんからもらった「勝つまでやれば負けないから」っていう言葉っすね。DOBERMAN INFINITYを結成してすぐくらいに、メンバー全員にメールもらったんです。DOBERMAN INFINITYとして再スタートを切らせてもらったことに対して、HIROさんにお礼のメールをしたときに、その言葉を返してくださって。グワーッと来た!今でも保存してます。
GS、P-CHO、SWAY、KAZUKI:一緒です。
GS:当たり前の言葉やけど気付かなかった言葉やなって思いましたね。
P-CHO:本当に大事にしてる言葉です。
GS:そのときの僕らだったからこそ余計「なるほど」って感じれたんだと思うんですよ。1回負けても負けじゃない、2回負けても負けじゃない、最後に勝てばそれは勝ちやからって。すごく深いですし、HIROさんからいただいたっていうのもやっぱ大きいです。
モデルプレス読者へ「背中を押すメッセージ」
Q.今回のアルバムには、前向きになれるメッセージがたくさん込められているように感じました。今迷っている人、夢を追いかけている人に向け、ぜひ、背中を押すメッセージをお願いします。SWAY:僕は「Live This Moment」っていう一言が大好きなんです。今日一日がめちゃめちゃハッピーなら、明日もめちゃめちゃハッピーで、それが続けば未来は絶対ハッピーだって思える。だから今をどれだけがんばれるかってことが、未来をどれだけ輝かせることができるかってことに繋がってる。今サボっちゃうと、未来はそこまで輝いかないと思うんです。HIROさんの著書にも書いてあったんですけど、腹筋を10000回やるって考えると遠い話に感じるけど毎日100回してその積み重ねで10000回になるって考えると、いいんじゃないかなって。今をがんばれば、未来は輝きます。
GS:そうですね。なので、夜な夜な飲みに行くことも、未来を良い方向に導くための積み重ねなんですよね。
SWAY:必ずしもそうとは限らない(笑)。
KUBO-C:夜誘われた…でも、ここ行ったらいいことあるかも、とかね(笑)。本当、家にいても始まらないですから。何か行動をした方がいいと思いますね。
GS:俺は「人生は辛いことの連続」。やっぱりそんな楽しいことばかりじゃないって、思うんです。だからこそ辛いのが当たり前と思えば、逆に楽しいことが幸せに感じるし、それが前に進む上での原動力になる。あと、俺はネガティブなんですけど、ネガティブがあるからポジティブが生まれるって思っています。ネガティブな分、マイナスの想定をしていることが多いので、ちょっとプラスがあると、すごく幸せな気分になれるんですよ。辛いことがあるのは当たり前やから、その上で楽しいことを見つければ、きっとがんばれます。
KUBO-C:俺の座右の銘は、「為せば成るなら為してやれ」なんです。「為せば成る」っていうことわざに、「だったらやっちゃえばいいじゃない?」っていうポジティブを足したオリジナルです。
KAZUKI:その言葉すごいっすね。
KUBO-C:俺考えてん。やばくない?
KAZUKI:ことわざにオリジナルを足すっていう。
P-CHO:超えてきた感じやもんね(笑)。
KUBO-C:俺結構いろんなところで言い続けてるけど、まだ浸透してないねんな!
全員:(笑)。
P-CHO:「幸せの種っていうのは、世の中のいろんなところにある」って聞いたことがあって、その言葉はいいなって思いました。それを咲かせるか咲かせへんかは自分次第ってことなんですよ。たとえばメンバーで飯食ってて、小さい笑いが生まれたとして、それを本当に楽しいと思えたら、それは幸せってことなんですよね。ひとつひとつの瞬間を大事にして行くことが必要なんかなって。幸せの種はそこら辺にありますから。
KAZUKI:僕は、「神様は乗り越えられない壁は与えない」です。今回の「THE LINE」のレコーディングでも、「上手く歌えないな。ここ無理だな」って毎回絶対思ったんですよ。でも、そのときにもう1人の自分が「ここまでやってきたから、妥協したくない」って思うんです。さっきのHIROさんの言葉通り、「勝つまでやれば負けない」と同じで、最後までやるからクリアできる。諦めたら一生掴むことはできないけど、掴むまでやるからできるんです。自分の中では、この言葉に何度も助けられています。
DOBERMAN INFINITYの絆
「今回のアルバムには、みなさんとの繋がり、僕たちの絆、今まで越えてきたライン、今これから越えていかなきゃならないライン、などすべてが込められています。そういうメッセージを感じ取ってほしいです」(KUBO-C)。どんな瞬間もメンバー同士の“絆”を強く感じさせるDOBERMAN INFINITY。インタビュー中、ときにふざけ合いながらも、締めるところはしっかり締める、そのバランスは彼らの音楽にも通ずるところがある。いくつものラインを超えてきた彼らだからこそ、歌える歌――そのすべてを注ぎ込んだ1枚は、今のDOBERMAN INFINITYそのものだ。(modelpress編集部)
【インタビュー特別編】
メンバーがそれぞれ思い入れの強い1曲を紹介。お気に入りの曲、大変だった曲…個性溢れるチョイスにも注目!
KUBO-C:「to YOU」は、ちょっと苦戦しました。元々形ができてたものをブラッシュアップするために歌詞を2度ほど変えて。みんなでテーマを決定して、そこからはスムーズに進んでいきました。それによって、よりいい曲になったのですごく良かったです。
GS:「ON WAY HOME」という最後の曲がオススメです。これは、「喜怒哀楽」の「怒」がない曲。これこそDOBERMAN INFINITYというグループの真骨頂を表現するにあたって、すごい一番分かりやすい曲だなと思っています。DOBERMAN INFINITYというグループは、本当にヒップホップ大好きなメンバーばっかり集まっているんですけど、それが表現されている気がします。新しい曲がまた生まれたな、と思います。
P-CHO:タイトル曲である「XROSS THE LINE」はよくできた曲だなと思ってます。本来交わることのない、KUBO-C、SWAY、KAZUKI、GS、P-CHOっていう、それぞれの線が音楽によって交わる。重なり合って本当に1つのラインができて、そのラインをさらに越えて行く。曲の後半になればなるほど、応援してくれてるみんなとも共有できる、「1人じゃない」「越えられないLINEなんてない」っていうしっかりとしたメッセージも込められているので、ぜひ聞いていただきたいです。
SWAY:「So White So Bright」は、「LOVE SNOW HOKKAIDO 2015-16」のために制作した曲なんですが、出身が北海道なので嬉しかったです。生まれ育った街をいうのは特別ですし、冬の移り変わりというのは身近で見てきたことなので、活かせたかなと思います。
KAZUKI:僕は「INTRO」が大好きです。「これ最初にやったらすごいかっこいいんじゃないか」ってみんなで考えたんですけど、アルバムの本当に最初に相応しい楽曲。あとは、ソロ曲の「LOVE U DOWN」も思い入れがあります。SHOKICHIさんが僕をイメージして作ってくださったというのはすごく光栄ですし、ほかの人から見た自分を表現するのは難しくて、勉強になりました。
DOBERMAN INFINITY プロフィール
2014年6月、DOBERMAN INC として活動して来た、KUBO-C、GS 、P-CHOの3人に加え、札幌のクラブシーンを中心に全国で活動、また劇団EXILEのメンバーで、“野替愁平”名義で俳優として、ドラマ、映画、舞台などで活動中のSWAY 、『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 4』ファイリストのKAZUKIが新メンバーとして加入。ユニット名をDOBERMAN INCから『DOBERMAN INFINITY』へ改名し、新たなスタートを切った。
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