モデルプレスのインタビューに応じた中別府葵【モデルプレス】

“8.5等身美女”中別府葵、菜々緒に匹敵?圧倒的スタイルで「サイレーン」出演オファー「3日で5kg落とした」モデルプレスインタビュー

2015.12.01 12:00

モデルで女優の中別府葵(25)がモデルプレスのインタビューに応じた。中別府は、俳優の松坂桃李が主演するドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」(関西テレビ・フジテレビ系/毎週火曜よる10時)の第6話、そして1日放送の第7話に出演。モデルで女優の菜々緒演じる“美しき殺人鬼・橘カラ”に憧れる美女として登場している。

  

菜々緒の影武者?“第2のカラ”を演じる8.5等身の美女に注目

ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」は、週刊モーニングで連載されていた同名人気コミックスのドラマ化。刑事の中でも初動捜査に携わる機動捜査隊(通称:キソウ)の物語で、相棒でありながら実は恋人同士でもある里見偲(松坂)と猪熊夕貴(木村文乃)が、とある殺人現場に突如現れた謎の美女・カラと出会い、運命を狂わされていくクライム・ラブサスペンス。

「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」場面カット(画像提供:関西テレビ)
“整形美人”カラは、その圧倒的な美しさと怖いほどの冷徹さを武器に殺人を繰り返すサイコパス。今回、中別府が演じるのは、カラと同じジムに通うまひる。そのスタイルやクールな雰囲気から、ジム内でも「第2のカラ」と噂される人物。カラも彼女を気にしており、第7話ではついに接触する。

キャスティングには、「カラに似ている」という設定上、菜々緒と同等の圧倒的なスタイルが何より重要視された。そんな中、白羽の矢が立ったのが股下89cmの8.5等身というスタイルを誇る中別府だった。今回は、撮影の裏話を披露するとともに、10周年を迎える彼女にこれまでのキャリアを振り返ってもらった<インタビュー前編>をお届け。

3日で-5kg 役者魂発揮で美ボディメイク

「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」場面カット(画像提供:関西テレビ)
― 第2のカラとして、オファーを受けた際の心境を教えてください。

中別府:とにかく菜々緒さんと同じ体型の人を探していたらしく。私は菜々緒さんより2cm身長が高いんですけど、撮影前は3日間くらいダイエットしました。ボクシングのシーンもあると聞いて、絶対露出度が高い衣装だろうし、菜々緒さんと並ぶと思ったら、そわそわして(笑)。夜ご飯を少なめにしたりヨガに通ったり。結果、3日で5kgくらい落としました。

― 3日で5kg!?すごい…。実際にどの辺に変化を感じましたか?

中別府:二の腕と腰回りが落ちたんですけど、一番はお肌が綺麗になりました。ちょうどダイエット検定のために勉強をしていたところなので、正しい栄養素を食事に取り入れて、余分なものを食べないようにしたら、いい効果ばかりだったんです。

― 具体的にはどのようなものを?

中別府:とりあえずビタミンを摂るために果物、基本的ですけど野菜、そしてタンパク質のためにささみやお魚を。乳製品は、私が牛乳もヨーグルトも合わないので、豆乳にしました。本当に肌が綺麗になったので、自分でも驚いています。あとは、ボクシングのシーンの練習もあったので、それも効いたのかも。

― 本当にお肌がツヤツヤです。ボクシングは今回が初挑戦ですか?

中別府:はい、私は3時間程度しか時間が取れなかったんですが、すごくきつかったです。菜々緒さんは1年位やっているということで、私も役的にはできるように見せなきゃいけなかったので、それも大変で…。でも「センスがある方だ」って言ってもらえました。めっちゃきついので、痩せたい人にはぴったりだと思う。私もやったあとは、全身筋肉痛になりました。

― それだけハードなスポーツということですね。

中別府:背中まで筋肉痛になるってすごいですよね(笑)。最近モデルさんはやっている方が多いので、やってみようかなって思えるいいきっかけにもなりました。

― 実際に菜々緒さんとキックボクシングで戦うシーンは、いかがでしたか?

中別府:パンチが来る度に怖くて、「うぉー!」ってなってました(笑)。菜々緒さんは「思いっきり来ていいよ」って言ってくださったんですが、人を殴ることなんてないので…。

「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」場面カット(画像提供:関西テレビ)
― 美女2人が並ぶシーンは迫力がありそうですね。

中別府:カラに憧れている設定なので、それが分かるようにしたいなと思って演じました。個人的には「サイレーン」を一視聴者として観ていたので、あのカラさんの目でずっと見つめられるのは怖かったです。少しでもみなさんに「何だあの子は!?」って思ってもらえると嬉しいです。

コンプレックスを武器に芸能界デビュー!10周年でこれまで振り返る

デビュー10周年「本当に早過ぎるくらい早かった」/中別府葵
― 共演シーンが楽しみです。中別府さんは、今年デビュー10周年イヤーを迎えられたということですが、振り返ってみていかがですか?

中別府:あっという間で本当に早過ぎるくらい早かったです。普通に生きていたら社会人2年目とかなんですけど、15歳から親元を離れて仕事をはじめたので、人生のほとんどですね。

― 15歳で上京。熊本からですよね。

中別府:両親も「東京イェーイ!」ってテンションだったので、普通に「いってきまーす」って(笑)。今もそうなんですけど、新しいことに挑戦するときも「どうしよう」とかあんまり考えない性格なんです。

― オーディションでこの世界に入ったということですが、そのときもあまり迷うことなく飛び込んだのでしょうか?

中別府:芸能人になりたいな、とは思っていたんですけど、どうすればなれるのか分からなかったんです。でも、中学3年生の頃に今の事務所が熊本に来て、直接会ってオーディションしますっていう企画があってそれで。その日たまたま近くにいたので、本当に偶然受けました。事前に応募する書類審査があったら、絶対に受けていないので縁ですね。

― その偶然が今に繋がっているんですね。芸能人になりたい、という想いはいつ頃から?

中別府:昔から背が高くて、漠然と。昔はそれがコンプレックスで、芸能界に入ってからは武器になったんです。小学6年生から中学1年生までの半年で14cmくらい伸びて、毎晩膝が痛くてお父さんにさすってもらってたくらい。168cmあったんですけど、朝起きて鏡を見る度に「目線が違う」ってときが何度もあったんです。よく驚かれるんですけど、妹も弟も180cm以上あるので、「分かる」って言ってます(笑)。

― コンプレックスを武器に。現在はモデル、女優の両面で活躍されていますが、それはご自身の希望ですか?

中別府:はい、どちらもできる人になりたいと思います。最初は「このオーディションを受けてきて」って事務所の人に言われるがままにチャレンジしてたんですけど、ドラマとモデルの専属が同時に決まったので、キャリア自体も同じなんです。

― 今年は「mina」の専属をご卒業されて、モデルとしては新たなスタートを切ったタイミングですよね。

中別府:そうですね。「mina」は7年位続けていたので、ファミリーのような感覚でした。25歳になったので、次はもう少しお姉さん向けの雑誌にもチャレンジしたいなと思っています。

― 今後もモデル、女優の二本柱ということですね。

中別府:面白さが違いますから。女優は別の人になれる分、面白い。ただ、課題もめちゃくちゃ多いなと思っています。1回読むと台詞が頭に入るくらい暗記は得意なので、それは良かったなと思ってるんですけどね。

― 1回で?それはすごい特技。

中別府:オーディションでも、その場で台本をもらって演技をするって場面が多いんですけど、私はすぐに覚えられるので、1人だけ台本を持たずにできたり。それで合格するってこともあったので、ラッキーな特技だし武器です。

「夢を叶える秘訣」を語る

夢を叶える秘訣は「とりあえずやってみること、やりたいと思ったことや直感を信じること」/中別府葵
― では、最後になりますが、数々の夢を叶えてきた中別府さんからモデルプレス読者に「夢を叶える秘訣」を教えてください。

中別府:とりあえずやってみること、やりたいと思ったことや直感を信じること。やらないと始まらないので、その上で選択してがんばっていくことが必要だと思います。私は、失敗してもいいじゃんって思うし、見つかるまで挑戦を続けるのもいいと思います。落ち込んだときには、日本のこんな小さいところで悩んでいてもしょうがないって、視野を広げみると楽になれますよ。みなさんにもいろんなことをやってみてほしいです。

― ありがとうございました。

前編はここまで。後編では、8.5等身のスタイルを保つ秘密やプライベートに迫ります。(modelpress編集部)

中別府葵 プロフィール

1990年9月13日生まれ、熊本県出身。2005年第30回「ホリプロタレントスカウトキャラバン」での準グランプリ受賞をきっかけに芸能界にデビュー。2015年3月号までファッション雑誌「mina」の専属モデルを務めていた。数々のドラマ、映画に出演するなど幅広く活躍中。
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