「テラスハウス」過去と現在の恋愛・友情“三角関係”も振り返る…今だから話せるエピソード続々<モデルプレスインタビュー>
2015.08.17 16:00
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映画『テラスハウス クロージング・ドア』のDVD/Blu-rayの発売を記念して、番組オンエア時からのレギュラーメンバー、俳優・菅谷哲也とモデル・島袋聖南、さらに雑誌編集者・小田部仁がモデルプレスのインタビューに応じた。
『テラスハウス』とは海の見えるシェアハウスに暮らす男女6人の日々を記録したリアリティショー。2012年10月にテレビ放送をスタートして以来、総勢22人の若者が2年間の台本のない日々を駆け抜けた。23時台では最高視聴率9.1%(14年3月31日)を記録、また番組YouTube公式チャンネルのトータル再生回数は累計2億8千万回を突破するなど驚異的な人気を獲得した。地上波での放送終了後も、『テラスハウス クロージング・ドア』と題して、今年2月に劇場版が公開。週間興行収入ランキングで初登場1位を獲得し、最終興行収入も、副音声版含め、累計12.7億円を記録。根強い“テラハ”人気があることを証明した。
島袋:数字には正直ピンとこないですが、改めてテラスハウスの影響力の大きさにびっくりしました。
小田部:本当に反響が大きい作品なんだなと実感しました。街で声をかけられることも多くなって、少し怖い格好をしたお兄さんにも親しげに「小田部、お前も頑張れよな」って言われた時は、怖かったですが嬉しかったです(笑)。
― このタイミングで改めて聞かせてください。菅谷さん、島袋さんにとって“テラスハウス”とは何ですか?
菅谷:青春!(笑)いろんなことを経験して、たくさん思い出ができて。いろんな人に出会ったことで、いろんな価値観を持てるようにもなりました。“みんな考え方が違ったっていいんだ”って。今まではちょっと否定的な性格でしたが、テラスハウスで過ごした時間が視野を広げてくれました。
島袋:テラスハウスとは家ですね。私の場合、何度も出たり入ったりしていたので(笑)。テラスハウスが終わるって聞いた時は、自分の家がなくなる、もしくは母校が廃校になったような気分でした。私にとっては“人生を変えてくれた場所”でもあるんです。いろんな業種の人に出会って、それぞれが夢に向かって頑張っていて。その背中を見て自分を奮い立たせることも何度もありました。みんなからすごく刺激を受けました。
― 小田部さんは劇場版からということで、「テラスハウス」がある程度、どういうところで、どんな経験ができるのか、イメージしながら参加したと思いますが、実際にどのような感想を持ちましたか?
小田部:僕もテラスハウスの大ファンの一人でしたが、普通の視聴者として、出演者に対して「なんかチャラチャラしているな」「この人たち、なに考えてこんなことやっているのかな?」と思うことも自分が出演する前は正直ありました(笑)。でも実際にその中に入ってみると、みんな毎日戦っていて。自分が必死になって成し遂げたいこと、何か守らなきゃいけないものがそれぞれあって、一人ひとりの芯の強さが見えてきました。僕も2人とは違って短い期間ですが、確実にみんなから影響を受けて背中を押されました。
菅谷:(小田部さんの)優しさを感じました。友情も生まれたと思います。
小田部:人と向き合うっていうのはこういうことなんだなと感じました。
― バチバチにはならなかったんですか?
菅谷:全然なかったです。
小田部:「何だよ!」って思う時はありましたが(笑)、どちらかというと、争うというよりは、一緒に暮らす友だちとして、正々堂々やろうという感じでした。
― 聞きにくいのですが…正直、松川さんにフラれると思っていましたか?
菅谷:思っていないですよ!(笑)
菅谷:そうですね。劇場版は何ヶ月かの生活が2時間に凝縮されていて、テレビ版より過去の生活を振り返る感覚が強く、不思議な気持ちになりました。テレビの時は比較的タイムリーで、視聴者にとってはその方がリアルだったかもしれませんが、僕らにとっては映画を観た時に初めてみんなの気持ちを知ったので、よりリアルに感じました。劇場版の方が、より自然に生活ができたし、より素だったと思います。
小田部:素直に「すごいなぁ」って思いました(笑)。OLもやって、グラビアもやって、2人の男から言い寄られているのに、ちゃんと向き合っていて。その時々で自分の気持ちを表現していたことに「うわっ」と思うこともありましたが、普通だったら逃げたくなるところを真正面から対峙していて「偉いな」と思いましたね。
菅谷:松川さんを見て“悪女”と言う方もいますが、生活する中でそういうことは全く思わなかったです。それは映画を観た後でも同じ気持ち。僕らは一緒に生活してきて、彼女のいろんな顔を見てきました。真面目で気配りもできて、なんというか“なでしこ”って感じです。
島袋:順調です。一緒に過ごす時間が増えて、気持ちもより入っています。劇場版でもテラスハウスに参加することになって、もちろん心配もあったと思いますが、私のことを信頼して大きな気持ちで受け止めてくれたので、さらに素敵だなと思いました。
― 結婚を期待するファンも多いですよ。
島袋:大輝はまだ学生なので、ひとまず考えるのは卒業してからかなと思っています。もしかしたら彼はウィンドサーフィンのプロを目指しているので、プロになるという区切りになるかもしれない。時期はまだわからないです。いろいろ段階を踏んで、結婚となればまた報告させてください。
― 幸せそうで何よりです。菅谷さんと小田部さんの最近の恋愛事情についてもお聞きしたいのですが…。
小田部:全く何もないです。が、合コンに呼ばれることは増えました(笑)。でも本当にオイシくなくて、ただの客寄せパンダですね。10分くらいで飽きられます……。
菅谷:いいじゃん(笑)。僕はもっと何もない!
小田部:テラスハウスで過ごしてみて、人との出会いを大事にしていくことが重要だと思いました。編集者という人と会う仕事をしていますが、同年代でこれだけ頑張っている人たちに会う機会はこれまで意外となくて、今回みんなと出会ったことで自分も成長しなきゃと思うようになりました。自分とまったく違う人からこそ学べることは多い。
島袋:地道にコツコツ積み重ねること。ありきたりかもしれないですが、地道に頑張ればいつかそこに近づけると思いました。諦めずに、さらにサポートしてくれる周りの人たちを大切にしていくことも重要です。
菅谷:やりたいことをやるためには、やらなきゃいけないことがあります。その都度、やらなきゃいけないことに向き合って、解決していくことだと思います。
― ありがとうございました。
『テラスハウス』は世界最大のインターネット映像配信ネットワーク・米Netflix(ネットフリックス)にて、9月から、新作『TERRACE HOUSE BOYS AND GIRLS IN THE CITY』が配信されることが決定している。新メンバーもまもなく明らかになり、菅谷は「楽しみです。僕はずっと出る側だったので、今回は『見たい!』という気持ちがとても強いです」と話していた。(modelpress編集部)
キャスト:菅谷哲也、島袋聖南、松川佑依子、和泉真弥、小田部仁、吉野圭佑 ほか
<イントロダクション>
あの日からずっと、テラスハウスは続いていた。
海の見えるシェアハウスに暮らす男女6人の日々を記録したリアリティショー『テラスハウス』。2012年10月にテレビ放送をスタートして以来、総勢22人の若者が2年間の台本のない日々を駆け抜けた。そして2014年9月、多くのファンに惜しまれつつ番組は終了。番組のラストシーンは、最初から最後までテラスハウスに住み続けた菅谷哲也(てっちゃん)が、家の扉を開けたところまでだった。しかしあの日、あの扉の向こうには、本当のラストへと続く新たな日々が待っていた。てっちゃんと新たな住人たち、そして卒業したメンバーたちによる「ラストデイズ」が始まる。
☆Blu-ray&DVD発売記念トーク&握手会、開催決定!菅谷哲也、島袋聖南、松川佑依子、小田部仁、今井洋介の5人が浴衣姿でお台場夢大陸に上陸!
日時:8月19日(水)12時~/会場:お台場夢大陸 オマツリランド 夢やぐら(入場料:一般2,000円、小中学生1,000円)
※会場でBlu-rayまたはDVDを購入すると、先着100名限定で握手会に参加できる。会場販売は10時~。
3人にとっての“テラスハウス”とは?
― 映画は興行収入12億円突破の大ヒット作品になりました。島袋:数字には正直ピンとこないですが、改めてテラスハウスの影響力の大きさにびっくりしました。
小田部:本当に反響が大きい作品なんだなと実感しました。街で声をかけられることも多くなって、少し怖い格好をしたお兄さんにも親しげに「小田部、お前も頑張れよな」って言われた時は、怖かったですが嬉しかったです(笑)。
― このタイミングで改めて聞かせてください。菅谷さん、島袋さんにとって“テラスハウス”とは何ですか?
菅谷:青春!(笑)いろんなことを経験して、たくさん思い出ができて。いろんな人に出会ったことで、いろんな価値観を持てるようにもなりました。“みんな考え方が違ったっていいんだ”って。今まではちょっと否定的な性格でしたが、テラスハウスで過ごした時間が視野を広げてくれました。
島袋:テラスハウスとは家ですね。私の場合、何度も出たり入ったりしていたので(笑)。テラスハウスが終わるって聞いた時は、自分の家がなくなる、もしくは母校が廃校になったような気分でした。私にとっては“人生を変えてくれた場所”でもあるんです。いろんな業種の人に出会って、それぞれが夢に向かって頑張っていて。その背中を見て自分を奮い立たせることも何度もありました。みんなからすごく刺激を受けました。
― 小田部さんは劇場版からということで、「テラスハウス」がある程度、どういうところで、どんな経験ができるのか、イメージしながら参加したと思いますが、実際にどのような感想を持ちましたか?
小田部:僕もテラスハウスの大ファンの一人でしたが、普通の視聴者として、出演者に対して「なんかチャラチャラしているな」「この人たち、なに考えてこんなことやっているのかな?」と思うことも自分が出演する前は正直ありました(笑)。でも実際にその中に入ってみると、みんな毎日戦っていて。自分が必死になって成し遂げたいこと、何か守らなきゃいけないものがそれぞれあって、一人ひとりの芯の強さが見えてきました。僕も2人とは違って短い期間ですが、確実にみんなから影響を受けて背中を押されました。
三角関係を振り返る
― 菅谷さんと小田部さんといえば、会社員兼グラビアアイドルと二足のわらじを履く松川佑依子さんと三角関係になっていました。様々な感情が揺れ動いていたと思いますが、いま改めて振り返ってみていかがですか?菅谷:(小田部さんの)優しさを感じました。友情も生まれたと思います。
小田部:人と向き合うっていうのはこういうことなんだなと感じました。
― バチバチにはならなかったんですか?
菅谷:全然なかったです。
小田部:「何だよ!」って思う時はありましたが(笑)、どちらかというと、争うというよりは、一緒に暮らす友だちとして、正々堂々やろうという感じでした。
― 聞きにくいのですが…正直、松川さんにフラれると思っていましたか?
菅谷:思っていないですよ!(笑)
テレビ版と劇場版の違い
― テレビ版と劇場版で一番の大きな違いは、メンバーそれぞれの心の中を知る時期。テレビ版はオンエアである程度、現在進行形のメンバーの気持ちを知ることができましたが、劇場版はそれがなく、約2時間の映画が完成するまでメンバーが何を思っているのかわからなかったと思います。菅谷:そうですね。劇場版は何ヶ月かの生活が2時間に凝縮されていて、テレビ版より過去の生活を振り返る感覚が強く、不思議な気持ちになりました。テレビの時は比較的タイムリーで、視聴者にとってはその方がリアルだったかもしれませんが、僕らにとっては映画を観た時に初めてみんなの気持ちを知ったので、よりリアルに感じました。劇場版の方が、より自然に生活ができたし、より素だったと思います。
松川佑依子は小悪魔?悪女?
― 映画公開後は松川さんを“小悪魔”とする声も多数上がりましたが、お二人は映画を観た後、松川さんに対してどのように思いましたか?小田部:素直に「すごいなぁ」って思いました(笑)。OLもやって、グラビアもやって、2人の男から言い寄られているのに、ちゃんと向き合っていて。その時々で自分の気持ちを表現していたことに「うわっ」と思うこともありましたが、普通だったら逃げたくなるところを真正面から対峙していて「偉いな」と思いましたね。
菅谷:松川さんを見て“悪女”と言う方もいますが、生活する中でそういうことは全く思わなかったです。それは映画を観た後でも同じ気持ち。僕らは一緒に生活してきて、彼女のいろんな顔を見てきました。真面目で気配りもできて、なんというか“なでしこ”って感じです。
聖南&大輝カップルの現在&今後
― 劇場版でもたびたび、島袋さんと恋人、伊東大輝さんの日常が流れましたが、現在も順調ですか?島袋:順調です。一緒に過ごす時間が増えて、気持ちもより入っています。劇場版でもテラスハウスに参加することになって、もちろん心配もあったと思いますが、私のことを信頼して大きな気持ちで受け止めてくれたので、さらに素敵だなと思いました。
― 結婚を期待するファンも多いですよ。
島袋:大輝はまだ学生なので、ひとまず考えるのは卒業してからかなと思っています。もしかしたら彼はウィンドサーフィンのプロを目指しているので、プロになるという区切りになるかもしれない。時期はまだわからないです。いろいろ段階を踏んで、結婚となればまた報告させてください。
― 幸せそうで何よりです。菅谷さんと小田部さんの最近の恋愛事情についてもお聞きしたいのですが…。
小田部:全く何もないです。が、合コンに呼ばれることは増えました(笑)。でも本当にオイシくなくて、ただの客寄せパンダですね。10分くらいで飽きられます……。
菅谷:いいじゃん(笑)。僕はもっと何もない!
夢を叶える秘訣
― 「テラスハウス」では夢を見つけて目指し、しかし挫折する、一方で立ち上がってもがく…そんな必ず夢が叶うという予定調和ではない、筋書きのない人間ドラマが反響を呼びました。最後にそこで生活した菅谷さん、島袋さん、小田部さんが“夢を叶えるために必要”だと感じたことを聞かせてください。小田部:テラスハウスで過ごしてみて、人との出会いを大事にしていくことが重要だと思いました。編集者という人と会う仕事をしていますが、同年代でこれだけ頑張っている人たちに会う機会はこれまで意外となくて、今回みんなと出会ったことで自分も成長しなきゃと思うようになりました。自分とまったく違う人からこそ学べることは多い。
島袋:地道にコツコツ積み重ねること。ありきたりかもしれないですが、地道に頑張ればいつかそこに近づけると思いました。諦めずに、さらにサポートしてくれる周りの人たちを大切にしていくことも重要です。
菅谷:やりたいことをやるためには、やらなきゃいけないことがあります。その都度、やらなきゃいけないことに向き合って、解決していくことだと思います。
― ありがとうございました。
『テラスハウス』は世界最大のインターネット映像配信ネットワーク・米Netflix(ネットフリックス)にて、9月から、新作『TERRACE HOUSE BOYS AND GIRLS IN THE CITY』が配信されることが決定している。新メンバーもまもなく明らかになり、菅谷は「楽しみです。僕はずっと出る側だったので、今回は『見たい!』という気持ちがとても強いです」と話していた。(modelpress編集部)
映画『テラスハウス クロージング・ドア』DVD/Blu-ray
8月19日(水)発売キャスト:菅谷哲也、島袋聖南、松川佑依子、和泉真弥、小田部仁、吉野圭佑 ほか
<イントロダクション>
あの日からずっと、テラスハウスは続いていた。
海の見えるシェアハウスに暮らす男女6人の日々を記録したリアリティショー『テラスハウス』。2012年10月にテレビ放送をスタートして以来、総勢22人の若者が2年間の台本のない日々を駆け抜けた。そして2014年9月、多くのファンに惜しまれつつ番組は終了。番組のラストシーンは、最初から最後までテラスハウスに住み続けた菅谷哲也(てっちゃん)が、家の扉を開けたところまでだった。しかしあの日、あの扉の向こうには、本当のラストへと続く新たな日々が待っていた。てっちゃんと新たな住人たち、そして卒業したメンバーたちによる「ラストデイズ」が始まる。
☆Blu-ray&DVD発売記念トーク&握手会、開催決定!菅谷哲也、島袋聖南、松川佑依子、小田部仁、今井洋介の5人が浴衣姿でお台場夢大陸に上陸!
日時:8月19日(水)12時~/会場:お台場夢大陸 オマツリランド 夢やぐら(入場料:一般2,000円、小中学生1,000円)
※会場でBlu-rayまたはDVDを購入すると、先着100名限定で握手会に参加できる。会場販売は10時~。
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