大東駿介の反省「ちゃんとしないといけない」 <インタビュー>
2015.07.22 10:00
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俳優の大東駿介(29)が、WOWOWにて現地より生放送される「現地より生放送!ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」のDAY-3とDAY-4(8月8日・9日)のゲストMCを務めることが決定。インタビューでは、昨年末に行われた「COUNTDOWN JAPAN 14/15」に続き、ゲストMCに抜擢された心境や前回の反省、意気込みなどについて語った。
― 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」のDAY-3とDAY-4のゲストMCを担当されますが、まずはオファーがあった時の気持ちを聞かせてください。
大東:「COUNTDOWN JAPAN 14/15」に続いて、今回もまたゲストMCをやらせてもらえるということで本当に嬉しかったです。昨年末までは音楽に関するお仕事をしたことがなかったんですけど、続けて呼んでいただいたことに対して、素直にうれしいと思いました。
― 普段から音楽をよく聴かれているということですが。
大東:はい。生活の中に常に音楽があると言ってもいいぐらい聴いていますね。家にいる時も聴いているし、仕事への移動中も聴いているし、現場での休憩時間も聴いているし、本当にいつも近くに音楽があります。
― 昨年末の「COUNTDOWN JAPAN 14/15」のゲストMCを務められたことで、音楽の聴き方などが変わったりしましたか?
大東:他の人が良いって言ってるバンドやアーティストを聴くようになりました。それまでは、自分が好きなアーティストばかり聴いてたんです。音楽に限らず、映画でもそうだったんですよ。名作映画やヒット作と言われてる映画を敢えて外したりしてて。でも、何かのタイミングで観てみるとすごく良いんですよね、そういう作品って。評価が高くて、たくさんの人に観られるだけのクオリティの高さや理由があるんだなって。音楽も同じだと思いました。今回の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」にも約200組のアーティストが出演します。その数だけ個性があって、それぞれの表現スタイルがある。新しい発見がものすごくあると思うんですよ。まだまだ出会えていないアーティストもたくさんいるので、他の人から「このアーティスト、いいよ」って教えてもらったりしたら、積極的に聴いてみようと思っています。
― 聴くきっかけというのも大事なのかもしれないですね。
大東:そういう意味でも、フェスっていろんなアーティストのライブが観られるのですごくいい場だと思います。今回、ゲストMCなので、ファンの人たちと同じ立場で考えられてないかもしれませんが、自分の好きなアーティストだけじゃなく、初めて知るアーティスト、知らなかったアーティスト、そこまで深くは知らなかったアーティストなど、出演する方たちのことをいろいろ調べました。調べたことによって、大好きになったアーティストもいます。そういう出会いや発見が嬉しいし、楽しいなと思います。
― ゲストMCとして、視聴者の方にどういうことを伝えたいですか?
大東:(「COUNTDOWN JAPAN 14/15」の)ゲストMCを経験して、“熱を伝えること”ができるんだと思いました。ライブを楽しみに来られてる人たちと同じ目線で、フェスを通じて新しいアーティストに出会えました。“このアーティストはこんなに素敵なんだ”ということを伝えることができたので、今回も自分が感じたそのアーティストの魅力をどんどん伝えていきたいと思っています。以前は、自分が好きなアーティストのことを“神様”のように思って、そのアーティストの曲ばかり聴いてたんです。でも、素敵なアーティストがもっともっとたくさんいますし、ジャンルもそうですけど、幅広く音楽を楽しめるようになったのが前回ゲストMCをやらせてもらって一番良かったと思ったことです。
― DAY-3、DAY-4の出演者の中で、特に注目しているアーティストを何組か挙げてください。
大東:BUMP OF CHICKENさんは、さっき話した“神様”のような存在のバンドです。初めて観たのがワンマンライブじゃなくてフェスだったんですよ。その時の感動はずっと残っているので、今年のライブも楽しみにしています。KANA-BOONさんは地元が同じなんです。この前、偶然なんですけど新幹線のホームで駅弁を買ってるところにバッタリ遭遇して、「あ、どうも」って(笑)。夏が似合うバンドなのですごく楽しみです。WHITE ASHさんは“RO69JACK”から勝ち上がってきたバンドで、すごく勢いもあるので観てみたいですね。あと、9mm Parabellum Bulletさんやチャットモンチーさんにも注目しています。それとマキタスポーツさん。かなり異種ですよね(笑)。ステージを観てみたいアーティストを挙げていったら、本当にキリがない感じです。ジャンルも幅広いですし、どのアーティストがどのステージに出演するのか、というのも楽しみなところではあります。
― 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」に対して、どんな印象を持っていますか?
大東:夏のお祭りという印象があります。以前から観に行きたいという気持ちはあったんですけど、観に行けてなくて…。今回、やっと現地に行くことができます!6つのステージがあって、最大のGRASS STAGEは6万人も収容できる広さですし、いろんなステージを行き来することも含めて、その場の空気や雰囲気を楽しめるのが魅力だと思っています。5月に「JAPAN JAM BEACH 2015」も観させてもらったんです。好きなアーティストのライブを真正面から観るだけが楽しみじゃないと思いました。その時は砂浜から足を伸ばして観ていて、会場の空気を含めてフェスだなぁって思いましたから。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」も、そういう楽しみ方でいいんじゃないかなと思ってます。「次、あのアーティストを観たいから、走っていかないと」とか「急いで!始まっちゃう!」とか、そういうのも大きいフェスならではの楽しみ方ですよね。
― 昨年から2週にわたっての開催になりましたが。
大東:それも面白いなって思います。8月1日と2日をひたちなかで過ごして、月曜日からまた仕事をしたりして日常に戻りつつ、週末の8日と9日はまたフェスで盛り上がる。音楽漬けって感じでいいなぁって。
― 「COUNTDOWN JAPAN 14/15」に続いて2度目のゲストMC。前回やってみて反省や課題は?
大東:反省は山ほどあるなぁ(笑)。もうちょっとちゃんとしないといけないなって思いました。ちゃんとしていたつもりだったんですけど、短い時間の中で伝えたいことを伝えるためには、もう少し丁寧に話さないといけないと思いました。それに、課題というか、わかったこともたくさんありました。テレビで放送することに意味がないということではなくて、「この番組って何のためにあるのかな?」ということに対して僕なりの解釈で答えがいろいろ見つかったのですごくいい機会でしたね。新しい音楽を知ることができて、音楽に愛情を持てるというのが心地よかったんです。出演アーティストのことがすごく好きになりましたし、いろんな音楽に触れて、たくさんのアーティストを好きになる機会を与えてくれた番組だったのかなと思うんです。今回もそんな気持ちで臨みたいですね。
― 音楽の聴き方、音楽への接し方など、ゲストMCをやってみたことで大きく変わったみたいですね。
大東:「COUNTDOWN JAPAN 14/15」では、アーティストの方と話せたことがすごくいい経験になりました。テレビ番組のMCはやったことがあったんですが、「視聴者の方からこんなメッセージが届いています」と紹介するタイプのMCはやったことがなかったので、すごく新鮮で面白かったですね。ゲストの方とのトークだけじゃなく、ゲストに来られたアーティストを愛してるファンの人たちから届いたばかりの生の言葉を伝える。なんて素敵な仕事なんだって思いました。ファンの人たちのアーティストへの想いもわかりましたし、音楽の重みも感じました。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」のWOWOW特設スタジオは野外なんですよ。その日の天候もフェスの醍醐味だと思っていて、野外ということはお客さんたちと一緒にその天候や雰囲気も味わえるんだなって思えたら、ますます楽しみになりました。汗もいっぱいかきそうだから、衣装さんにTシャツをいっぱい用意してもらおうかなって(笑)。
― 前回に続き、今回もホラン千秋さん(MCを担当)と共演になりますが。
大東:ホランさんと一緒ということで、めちゃくちゃ安心です。以前、「TOKYO TRIBE」という映画に出演したんですけど、その映画の中でヒップホップの人たちがフリースタイルでバトルするわけですよ。ホランさんのトークはそれに近い感覚でした。「なんて機転のきく人なんやろ!?」って。あれだけきっちり進行すると、熱が滞りがちになったりすると思うんですけど、ホランさんは違うんです。自分の思う熱量もしっかりと伝えながら、ゲストの方たちの魅力も引き出していくんです。すごく勉強になりましたし、安心できたので、好き勝手にやらせてもらおうかなって。前回も思ったんですよ。「俺、ちゃんとやらんでもええんやな」って(笑)。“ちゃんとやらんでもいい”っていうのは仕事をしないという意味ではなくて、逆に“ちゃんとしない”というのが僕のポジションなのかなって思ったんです。僕は楽しむことに徹していいんだなって。
― 7月25日にはホラン千秋さんと千葉雄大さんと一緒に「生放送!みんなのROCK IN JAPAN FES.~何度でも見たくなるライヴアクト30~」への出演が決まっていますが、この番組の見どころも教えてください。
大東:3人とも音楽の趣味が違うので、トークが楽しみです。ドラマの撮影の現場でも千葉くんと「楽しみだね」って話をしていました。僕ら3人で伝えられることもきっとあると思いますし、フェス気分を高めるためにも、この番組を観てもらえたらうれしいですね。
― 大東さんも今回2度目ですが、“フェスと言えば大東さん”という存在になっていく可能性もありますし。
大東:それはWOWOWの担当者の方次第なので、もっと言ってください(笑)。でも、ゲストMCをやらせてもらって、もっと音楽のことを知りたいなって思いましたし、音楽って楽しいなってより思えるようになりました。
― 会場と視聴者を繋ぐのがゲストMCである大東さんの役割だと思いますが、フェス当日、テレビで楽しまれる視聴者の方にメッセージをお願いします。
大東:「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」、今年で16回目です。その年、その年にしか観られないライブばかりなので、テレビを通してたっぷりと楽しんでいただきたいです。会場で観る生の魅力もありますし、映像で観る魅力もあります。WOWOWの番組スタッフの方たちが、アーティストのライブをどんなふうに撮るのか。何台ものカメラがあって、引きの画があったり、アーティストに寄った画があったり。その撮影スタイルにもちゃんと理由があると思うんです。演奏者だけでなく、撮る側もライブだと思いますから。テレビで観る人も、会場にいる人たちと一緒に「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」を楽しみましょう!
― ありがとうございました。
国内最大規模の音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」は8月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)に茨城・国営ひたち海浜公園で開催。15周年を迎えた昨年は、初の2週末4日間開催で計206組のアーティストが出演し、過去最高の約24万人の観客が熱い盛り上がりをみせた。WOWOWでは、MCにホラン千秋、ゲストMCを千葉雄大(1、2日)と大東駿介(8、9日)が務める番組「現地から生放送!ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」を午後3時より1日5時間・計20時間のボリュームで生放送。会場内特設スタジオから、各ステージのライブパフォーマンスやアーティストを迎えてのゲストトークなどを放送する。
また、7月25日(土)夜10時からは「生放送!みんなのROCK IN JAPAN FES. ~何度でも見たくなるライヴアクト30~」を放送(MC:ホラン千秋、千葉雄大、大東駿介)。これまで放送してきた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の映像素材の中から、視聴者やアーティストが選んだライヴアクト30を紹介。また、同フェスの総合プロデューサー渋谷陽一氏へのインタビューや、自らフェスを主催する宇多丸(RHYMESTER)とTAKUMA(10-FEET)の対談、そして「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」に出演が決定しているアーティストがスタジオに登場するなど、様々な角度からフェスの魅力を浮き彫りにする。その他、MCの千葉雄大、大東駿介が5月に幕張で開催された春フェス「JAPAN JAM BEACH 2015」に参加してきた模様もオンエアされる。(modelpress編集部)
大東:「COUNTDOWN JAPAN 14/15」に続いて、今回もまたゲストMCをやらせてもらえるということで本当に嬉しかったです。昨年末までは音楽に関するお仕事をしたことがなかったんですけど、続けて呼んでいただいたことに対して、素直にうれしいと思いました。
― 普段から音楽をよく聴かれているということですが。
大東:はい。生活の中に常に音楽があると言ってもいいぐらい聴いていますね。家にいる時も聴いているし、仕事への移動中も聴いているし、現場での休憩時間も聴いているし、本当にいつも近くに音楽があります。
― 昨年末の「COUNTDOWN JAPAN 14/15」のゲストMCを務められたことで、音楽の聴き方などが変わったりしましたか?
大東:他の人が良いって言ってるバンドやアーティストを聴くようになりました。それまでは、自分が好きなアーティストばかり聴いてたんです。音楽に限らず、映画でもそうだったんですよ。名作映画やヒット作と言われてる映画を敢えて外したりしてて。でも、何かのタイミングで観てみるとすごく良いんですよね、そういう作品って。評価が高くて、たくさんの人に観られるだけのクオリティの高さや理由があるんだなって。音楽も同じだと思いました。今回の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」にも約200組のアーティストが出演します。その数だけ個性があって、それぞれの表現スタイルがある。新しい発見がものすごくあると思うんですよ。まだまだ出会えていないアーティストもたくさんいるので、他の人から「このアーティスト、いいよ」って教えてもらったりしたら、積極的に聴いてみようと思っています。
― 聴くきっかけというのも大事なのかもしれないですね。
大東:そういう意味でも、フェスっていろんなアーティストのライブが観られるのですごくいい場だと思います。今回、ゲストMCなので、ファンの人たちと同じ立場で考えられてないかもしれませんが、自分の好きなアーティストだけじゃなく、初めて知るアーティスト、知らなかったアーティスト、そこまで深くは知らなかったアーティストなど、出演する方たちのことをいろいろ調べました。調べたことによって、大好きになったアーティストもいます。そういう出会いや発見が嬉しいし、楽しいなと思います。
― ゲストMCとして、視聴者の方にどういうことを伝えたいですか?
大東:(「COUNTDOWN JAPAN 14/15」の)ゲストMCを経験して、“熱を伝えること”ができるんだと思いました。ライブを楽しみに来られてる人たちと同じ目線で、フェスを通じて新しいアーティストに出会えました。“このアーティストはこんなに素敵なんだ”ということを伝えることができたので、今回も自分が感じたそのアーティストの魅力をどんどん伝えていきたいと思っています。以前は、自分が好きなアーティストのことを“神様”のように思って、そのアーティストの曲ばかり聴いてたんです。でも、素敵なアーティストがもっともっとたくさんいますし、ジャンルもそうですけど、幅広く音楽を楽しめるようになったのが前回ゲストMCをやらせてもらって一番良かったと思ったことです。
― DAY-3、DAY-4の出演者の中で、特に注目しているアーティストを何組か挙げてください。
大東:BUMP OF CHICKENさんは、さっき話した“神様”のような存在のバンドです。初めて観たのがワンマンライブじゃなくてフェスだったんですよ。その時の感動はずっと残っているので、今年のライブも楽しみにしています。KANA-BOONさんは地元が同じなんです。この前、偶然なんですけど新幹線のホームで駅弁を買ってるところにバッタリ遭遇して、「あ、どうも」って(笑)。夏が似合うバンドなのですごく楽しみです。WHITE ASHさんは“RO69JACK”から勝ち上がってきたバンドで、すごく勢いもあるので観てみたいですね。あと、9mm Parabellum Bulletさんやチャットモンチーさんにも注目しています。それとマキタスポーツさん。かなり異種ですよね(笑)。ステージを観てみたいアーティストを挙げていったら、本当にキリがない感じです。ジャンルも幅広いですし、どのアーティストがどのステージに出演するのか、というのも楽しみなところではあります。
― 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」に対して、どんな印象を持っていますか?
大東:夏のお祭りという印象があります。以前から観に行きたいという気持ちはあったんですけど、観に行けてなくて…。今回、やっと現地に行くことができます!6つのステージがあって、最大のGRASS STAGEは6万人も収容できる広さですし、いろんなステージを行き来することも含めて、その場の空気や雰囲気を楽しめるのが魅力だと思っています。5月に「JAPAN JAM BEACH 2015」も観させてもらったんです。好きなアーティストのライブを真正面から観るだけが楽しみじゃないと思いました。その時は砂浜から足を伸ばして観ていて、会場の空気を含めてフェスだなぁって思いましたから。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」も、そういう楽しみ方でいいんじゃないかなと思ってます。「次、あのアーティストを観たいから、走っていかないと」とか「急いで!始まっちゃう!」とか、そういうのも大きいフェスならではの楽しみ方ですよね。
― 昨年から2週にわたっての開催になりましたが。
大東:それも面白いなって思います。8月1日と2日をひたちなかで過ごして、月曜日からまた仕事をしたりして日常に戻りつつ、週末の8日と9日はまたフェスで盛り上がる。音楽漬けって感じでいいなぁって。
― 「COUNTDOWN JAPAN 14/15」に続いて2度目のゲストMC。前回やってみて反省や課題は?
大東:反省は山ほどあるなぁ(笑)。もうちょっとちゃんとしないといけないなって思いました。ちゃんとしていたつもりだったんですけど、短い時間の中で伝えたいことを伝えるためには、もう少し丁寧に話さないといけないと思いました。それに、課題というか、わかったこともたくさんありました。テレビで放送することに意味がないということではなくて、「この番組って何のためにあるのかな?」ということに対して僕なりの解釈で答えがいろいろ見つかったのですごくいい機会でしたね。新しい音楽を知ることができて、音楽に愛情を持てるというのが心地よかったんです。出演アーティストのことがすごく好きになりましたし、いろんな音楽に触れて、たくさんのアーティストを好きになる機会を与えてくれた番組だったのかなと思うんです。今回もそんな気持ちで臨みたいですね。
― 音楽の聴き方、音楽への接し方など、ゲストMCをやってみたことで大きく変わったみたいですね。
大東:「COUNTDOWN JAPAN 14/15」では、アーティストの方と話せたことがすごくいい経験になりました。テレビ番組のMCはやったことがあったんですが、「視聴者の方からこんなメッセージが届いています」と紹介するタイプのMCはやったことがなかったので、すごく新鮮で面白かったですね。ゲストの方とのトークだけじゃなく、ゲストに来られたアーティストを愛してるファンの人たちから届いたばかりの生の言葉を伝える。なんて素敵な仕事なんだって思いました。ファンの人たちのアーティストへの想いもわかりましたし、音楽の重みも感じました。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」のWOWOW特設スタジオは野外なんですよ。その日の天候もフェスの醍醐味だと思っていて、野外ということはお客さんたちと一緒にその天候や雰囲気も味わえるんだなって思えたら、ますます楽しみになりました。汗もいっぱいかきそうだから、衣装さんにTシャツをいっぱい用意してもらおうかなって(笑)。
― 前回に続き、今回もホラン千秋さん(MCを担当)と共演になりますが。
大東:ホランさんと一緒ということで、めちゃくちゃ安心です。以前、「TOKYO TRIBE」という映画に出演したんですけど、その映画の中でヒップホップの人たちがフリースタイルでバトルするわけですよ。ホランさんのトークはそれに近い感覚でした。「なんて機転のきく人なんやろ!?」って。あれだけきっちり進行すると、熱が滞りがちになったりすると思うんですけど、ホランさんは違うんです。自分の思う熱量もしっかりと伝えながら、ゲストの方たちの魅力も引き出していくんです。すごく勉強になりましたし、安心できたので、好き勝手にやらせてもらおうかなって。前回も思ったんですよ。「俺、ちゃんとやらんでもええんやな」って(笑)。“ちゃんとやらんでもいい”っていうのは仕事をしないという意味ではなくて、逆に“ちゃんとしない”というのが僕のポジションなのかなって思ったんです。僕は楽しむことに徹していいんだなって。
― 7月25日にはホラン千秋さんと千葉雄大さんと一緒に「生放送!みんなのROCK IN JAPAN FES.~何度でも見たくなるライヴアクト30~」への出演が決まっていますが、この番組の見どころも教えてください。
大東:3人とも音楽の趣味が違うので、トークが楽しみです。ドラマの撮影の現場でも千葉くんと「楽しみだね」って話をしていました。僕ら3人で伝えられることもきっとあると思いますし、フェス気分を高めるためにも、この番組を観てもらえたらうれしいですね。
― 大東さんも今回2度目ですが、“フェスと言えば大東さん”という存在になっていく可能性もありますし。
大東:それはWOWOWの担当者の方次第なので、もっと言ってください(笑)。でも、ゲストMCをやらせてもらって、もっと音楽のことを知りたいなって思いましたし、音楽って楽しいなってより思えるようになりました。
― 会場と視聴者を繋ぐのがゲストMCである大東さんの役割だと思いますが、フェス当日、テレビで楽しまれる視聴者の方にメッセージをお願いします。
大東:「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」、今年で16回目です。その年、その年にしか観られないライブばかりなので、テレビを通してたっぷりと楽しんでいただきたいです。会場で観る生の魅力もありますし、映像で観る魅力もあります。WOWOWの番組スタッフの方たちが、アーティストのライブをどんなふうに撮るのか。何台ものカメラがあって、引きの画があったり、アーティストに寄った画があったり。その撮影スタイルにもちゃんと理由があると思うんです。演奏者だけでなく、撮る側もライブだと思いますから。テレビで観る人も、会場にいる人たちと一緒に「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」を楽しみましょう!
― ありがとうございました。
国内最大規模の音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」は8月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)に茨城・国営ひたち海浜公園で開催。15周年を迎えた昨年は、初の2週末4日間開催で計206組のアーティストが出演し、過去最高の約24万人の観客が熱い盛り上がりをみせた。WOWOWでは、MCにホラン千秋、ゲストMCを千葉雄大(1、2日)と大東駿介(8、9日)が務める番組「現地から生放送!ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」を午後3時より1日5時間・計20時間のボリュームで生放送。会場内特設スタジオから、各ステージのライブパフォーマンスやアーティストを迎えてのゲストトークなどを放送する。
また、7月25日(土)夜10時からは「生放送!みんなのROCK IN JAPAN FES. ~何度でも見たくなるライヴアクト30~」を放送(MC:ホラン千秋、千葉雄大、大東駿介)。これまで放送してきた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の映像素材の中から、視聴者やアーティストが選んだライヴアクト30を紹介。また、同フェスの総合プロデューサー渋谷陽一氏へのインタビューや、自らフェスを主催する宇多丸(RHYMESTER)とTAKUMA(10-FEET)の対談、そして「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」に出演が決定しているアーティストがスタジオに登場するなど、様々な角度からフェスの魅力を浮き彫りにする。その他、MCの千葉雄大、大東駿介が5月に幕張で開催された春フェス「JAPAN JAM BEACH 2015」に参加してきた模様もオンエアされる。(modelpress編集部)
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