“第2の吉高由里子”清原果耶、朝ドラレギュラー決定 抜てきが続く本音とは?【モデルプレス】

“第2の吉高由里子”清原果耶、女優デビュー決定 抜てきが続く本音とは? モデルプレスインタビュー

2015.06.23 12:00

2014年10月に開催された、俳優の佐藤健、女優の吉高由里子が所属するアミューズの『オーディションフェス2014』グランプリ・清原果耶(13)が、9月28日放送開始のNHK連続テレビ小説『あさが来た』に出演することがわかった。異例の抜てきが続く彼女の本音とは?モデルプレスが直撃した。

  

抜てきが続く心境

モデルプレスのインタビューに応じた清原果耶(C)NHK
清原は大阪府出身、現在13歳の中学2年生。昨年10月にグランプリを獲得後、異例のスピードで2社のCM契約が決定。さらに新垣結衣・能年玲奈・川口春奈らを輩出した若手人気女優の登竜門、人気ティーン誌『nicola(ニコラ)』の専属モデルとなり、期待の大型新人“第2の吉高由里子”として話題となった。今回、朝ドラレギュラー出演による女優デビューも、事務所に所属後、わずか半年という異例の早さだ。

「朝ドラは経験を積んだ人しか出られないという印象があったので、嬉しさと同時にびっくりもしました。憧れの朝ドラで女優デビューができるということ、そして偉大な先輩たちに囲まれてお芝居をさせて頂けることを光栄に思います」。

清原果耶、女優デビューを果たす(C)NHK
晴れやかな表情を浮かべるが、その素顔は13歳の少女。女優デビューの場が朝ドラ、プレッシャーを感じないわけがない。

「他の出演者さんたちに迷惑をかけることがないように必死です。初めてのドラマの撮影でもちろん緊張もしています。部活は茶道部なのである程度は慣れていますが、着物を着て動くことにも注意しなければいけないですし、京都弁や普段使っているのとは違う大阪弁も意識しないといけない。すごく難しくて覚えるのが大変です」。

グランプリ獲得から今日までを振り返る

平日は地元大阪で学校に行き授業を受け、部活動にも励みながら、放課後を中心にドラマの撮影。さらに週末は東京でモデルの撮影をしたり、芝居や歌、ダンスのレッスンを受けたりと忙しい日々を送っている。それでも「自分が楽しめてやれているので辛くはないです。ファンレターも全国の方からたくさん頂くのですが、それが本当に嬉しくて『もっと頑張らなきゃ』って思えます」と、ひと月に100通以上届くというファンレターを支えに、グランプリ獲得から約8ヶ月を明るく振り返る。

また、「覚えることは苦手」と話すが、セリフ覚えは「京都弁が新鮮で面白いんです。最初は自分1人で読んで、その次に1行ずつ紙に書いて、覚えていきます」と自分なりに楽しさを見出している様子。演技についても「現場で一緒にいる人をできるだけ観察して、帰ってからノートに思ったことや勉強になったことを書いています」と勤勉ぶりをうかがわせ、“天職”であることを感じさせる。

目標は事務所の先輩である吉高由里子。「吉高さんのように、いつの日か自分がヒロインとして朝ドラに出演したい!」と意気込みつつ、「ドラマに出ることができたので、次は映画にも出てみたいって思うようになりました。悪役とか演じられたら楽しいかなって。イメージカラーは黒。学園ドラマでいじめっ子とか!普段の自分とは違うので、逆にすごくモチベーションを上げられそう(笑)」と無邪気に笑う一幕もあった。

モデルとしても日々成長中

一方、モデルとしても成長中の清原。表情、ポージングともに、『nicola(ニコラ)』の専属モデルに抜てきされた当時と比べると、その違いは一目瞭然だ。

「最初は緊張していましたが、みんながフレンドリーに話しかけてくれて仲良くなれたので、撮影がすごく楽しいです。それが表情にも出ているのかな。ポージングは先輩の撮影を見て真似して勉強しています。普段からの姿勢も気をつけるようになりました。あと小さい頃にお母さんから『“へ”の字口だ』とよく言われていたので、広角を上げるように意識しています」。

夢を叶える秘訣

一つずつ目標を叶えていく“シンデレラガール”に最後に、夢を叶える秘訣を聞いてみると…。

「自分もこの世界に入りたくて、小学生の時から習い事をしてきました。その経験を通して、努力の積み重ねと“自分はこうなりたい”って信じることが大事だと思っています。今はドラマに出ることになって、それをやり遂げるために、一生懸命、勉強して学んでいます。私は思いついたら、やれることは全部やってみようという性格。待っているだけではなくて、自分から前に進む。これからも自分から踏み出していきたいと思っています」。

清原の朝ドラ役どころ

清原が女優デビューを果たす、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(9月28日放送開始)は朝ドラ初の江戸時代、幕末からスタート。時代に先駆け銀行、生保を設立し、後には日本最初の女子大学設立に尽力した広岡浅子をモデルに、京都の豪商の次女として生まれたあさ(波瑠)がボンボン夫と激動の時代の大阪を明るく元気に駆け抜ける姿が描かれる。

清原は、ヒロイン姉妹を支える京都随一の豪商・今井家の奉公人“ふゆ”役。純真な人柄で今井家の人々に可愛がられ、大阪有数の名門両替商・山王寺屋に、今井家の長女・はつ(宮﨑あおい)が嫁ぐ際、付き人に選ばれ、山王寺屋で働くことになる。しかし、幕末の激動の中、名門山王寺屋の経営は急激に傾いてしまい、ふゆは、若いながらも、はつを守るために必死に行動する。また、自身も初めての恋を経験し、女性としての幸せを掴んでいけるのかという役どころで、現在13歳の清原ではあるが、劇中では15歳~20代後半までの幅広い年齢のふゆを演じることになる。(modelpress編集部)

清原果耶(きよはら・かや)プロフィール

生年月日:2002年1月30日/出身地:大阪府/血液型:B型/身長:159cm

昨年10月に行われたアミューズオーディションフェス2014で満場一致でグランプリに選ばれる。その後、異例のスピードで三井不動産グループ『三井のリフォーム』、アステラス製薬『臓器移植したきみ』と2つのCM契約、さらに新潮社『nicola(ニコラ)』の専属モデルが立て続けに決定。その後もアダストリア『レピピアルマリオ』、メイクアップ『レディマルグリット』など複数の広告契約が決定。6月5日公開の映画『台風のノルダ』ではノルダ役で声優デビューも果たしている。小学生の頃から習っている歌とダンスが得意。目標とする女優は吉高由里子。学校では茶道部に所属している。清原果耶オフィシャルブログhttp://ameblo.jp/kaya-kiyohara/
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