前田敦子、AKB48の看板を外して今思うこと モデルプレスインタビュー
2014.12.16 11:15
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女優の前田敦子がモデルプレスのインタビューに応じた。ハリウッド映画『ホビット 決戦のゆくえ』ワールドプレミアに出席し、英俳優オーランド・ブルームと対面。熱いハグを交わし話題を振りまいた前田は、“ソロ”になって2年半弱が経過している。今年公開された『Seventh Code』『エイトレンジャー2』に出演、来年も『さよなら歌舞伎町』(2015年1月24日公開)、『イニシエーション・ラブ』(2015年公開)への出演を控えるなど、AKB48の看板を外し、一人の女優として輝きを増す彼女がいま思うこととは?
2014年もあと僅か。挑戦を繰り返してきた前田は「今年はお仕事的には向かい合っていけたなと感じています。やっと年齢的にも落ち着いてきたかなと。ちょっと自分を客観的に見られるようになった1年だったと思います」と1年を振り返る。充実ぶりをうかがわせ、やり残したことは?の問いかけには「なんだろうなぁ…。うーん…。基本的には全然ないですね(笑)」と迷いながらも答え、「やりたいことは何でもやれている気がします」と微笑んだ。
アクション・アドベンチャー映画『ホビット 決戦のゆくえ』は、主人公とその仲間たちとの冒険のラストを感動的に描く完結編。前田にとって芸能活動の“終着点”は何になるのだろうか?「いやぁ…“終着点”はないんじゃないでしょうか(笑)。この職業は特に。どのジャンルでもそうですが、目指すところはいくらでもあります。目標はおばあちゃんになっても女優さんでいたいですね」。さらりと話したが“おばあちゃんになっても女優”、これを実現できるのはこの業界をまい進する人の中でもほんの一握りだ。
「そのためには、自分の夢を口に出してどんどん喋っていくことが大切だと思います。言わなくても叶うかもしれませんが、私の中では言った方が自分にとって糧になると言うか、『じゃあ、こう頑張ろう』と思えるきっかけになるので。有言実行みたいな感じかな。どこかで負けず嫌いな自分がいるので、それに対して目指しやすいっていうのもあります。今までもこれをずっとやってきて、叶ったら『じゃあ次、これやりたい』と新しい夢を見つけ、そしてまた頑張る、ということを繰り返してきました」。
国民的アイドルグループのセンターを張ってきた彼女の言葉にはやはり説得力がある。今回ワールドプレミアに参加したことも大きな刺激になったよう。「俳優さんたちの“自分たちのペース”というものを、客観的に見てもすごく感じました。とても慌ただしい現場にいるはずなのに、皆がせかせかしていない。それぞれが自分たちの役割を一つひとつ丁寧に果たしているのがとても刺激的でした。自分たちの仕事を全うしているんだなと思って。いま世界中で人気の(ベネディクト・)カンバーバッチさんも、時間を押してまで頑張ってインタビューを受けていました。皆さん、自分を持っているんだなと傍で見て思いました」。そう興奮気味に話し、目を輝かせる。
現在23歳、女性としての魅力も増す一方。何か日々努力をしているのか?「お仕事のためと言うより、一人の女性として、身体、見た目、健康とかにはすごく気をつけたいなと思っています。やっぱり、自分が見ていても醜かったら、人から見たら、とてつもないものになっちゃうじゃないですか(笑)。だから、そういう最低限の範囲ではいつも女性として気にして生きています」と少し照れながら明かした。
また作品を観た感想については「すっごい泣きました!ああ、私はそれだけ好きなんだなぁって実感しましたね。いかに自分が、主人公ビルボとその仲間たちに感情移入していたかが、すごく実感できる作品でした。ビルボの目線になれるというか。さまざまな場面でビルボは、友情や愛を通して成長を遂げていく。それを一緒に観て感動することができました。再会、友情、愛…すべてが詰まっています。どのキャラクターたちにも感情移入できるし、それぞれが素敵な何かをちゃんと持っているんです。なので、ラストに向かっていく戦闘シーンは見応えがあり、凄かったです」と絶賛。
また最後に前田は「壮大な冒険を通して、多くの心に響く言葉があります。それがまたグッとくるんですよ。一言では言い表せないほどに、色んな要素がたっぷりで、見応え十分。とても感動的でした。そして、もう旅が終わったんだっていう…ラスト。なんとも言えないですね」と締めくくり、自身と重ね合わせて観た作品への思いを語ってくれた。
同作は米アカデミー賞(R)11部門の史上最多受賞に輝くピーター・ジャクソン監督が、シリーズ総製作費約800億円と言われる史上最高額の巨額を投じて描くアクション・アドベンチャー。12月13日より全国公開中。(modelpress編集部)
■前田敦子(まえだ・あつこ)プロフィール
生年月日:1991年7月10日/出身地:千葉県/血液型:A型/身長:161cm
AKB48の元メンバー。女優デビューはグループ在籍中の2007年4月、映画『あしたの私のつくり方』。代表作は『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(2011年)、『苦役列車』(2012年)、『もらとりあむタマ子』(2013年)など。今後は『さよなら歌舞伎町』(2015年1月24日公開)、『イニシエーション・ラブ』(2015年公開)への出演を控える。
■映画『ホビット 決戦のゆくえ』
かけがえのない、仲間たちがいた――アカデミー賞受賞のピーター・ジャクソン監督による、シリーズ完結編。臆病で平凡なホビット族のビルボは、竜に奪われたドワーフの王国を取り戻す旅に出た。仲間は13人のドワーフと魔法使いのガンダルフ、やがてエルフたちも加勢。火炎を吐く竜の凄まじい襲撃、財宝をめぐる仲間たちの対立、その裏側に忍び寄るさらに巨大な敵「冥王サウロン」。大地を二分する、壮大な戦いの火ぶたが切って落とされる! 試される友情と絆、そして永遠の別れが訪れる……。
12月13日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他全国ロードショー
<3D/2D IMAX3D同時公開 HFR3Dも公開(※一部劇場にて)>
オフィシャルサイト:http://www.hobbitmovie.jp
オフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/hobbitjp
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/Hobbit_JP
配給:ワーナー・ブラザース映画
前田敦子の“終着点”
インタビューはロンドン・レスタースクエアーで現地時間1日に行われた、映画『ホビット 決戦のゆくえ』のワールドプレミアで実施。前田は『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズの日本ファン代表として招待され、真っ赤な晴れ着姿で登場した。アクション・アドベンチャー映画『ホビット 決戦のゆくえ』は、主人公とその仲間たちとの冒険のラストを感動的に描く完結編。前田にとって芸能活動の“終着点”は何になるのだろうか?「いやぁ…“終着点”はないんじゃないでしょうか(笑)。この職業は特に。どのジャンルでもそうですが、目指すところはいくらでもあります。目標はおばあちゃんになっても女優さんでいたいですね」。さらりと話したが“おばあちゃんになっても女優”、これを実現できるのはこの業界をまい進する人の中でもほんの一握りだ。
「そのためには、自分の夢を口に出してどんどん喋っていくことが大切だと思います。言わなくても叶うかもしれませんが、私の中では言った方が自分にとって糧になると言うか、『じゃあ、こう頑張ろう』と思えるきっかけになるので。有言実行みたいな感じかな。どこかで負けず嫌いな自分がいるので、それに対して目指しやすいっていうのもあります。今までもこれをずっとやってきて、叶ったら『じゃあ次、これやりたい』と新しい夢を見つけ、そしてまた頑張る、ということを繰り返してきました」。
国民的アイドルグループのセンターを張ってきた彼女の言葉にはやはり説得力がある。今回ワールドプレミアに参加したことも大きな刺激になったよう。「俳優さんたちの“自分たちのペース”というものを、客観的に見てもすごく感じました。とても慌ただしい現場にいるはずなのに、皆がせかせかしていない。それぞれが自分たちの役割を一つひとつ丁寧に果たしているのがとても刺激的でした。自分たちの仕事を全うしているんだなと思って。いま世界中で人気の(ベネディクト・)カンバーバッチさんも、時間を押してまで頑張ってインタビューを受けていました。皆さん、自分を持っているんだなと傍で見て思いました」。そう興奮気味に話し、目を輝かせる。
現在23歳、女性としての魅力も増す一方。何か日々努力をしているのか?「お仕事のためと言うより、一人の女性として、身体、見た目、健康とかにはすごく気をつけたいなと思っています。やっぱり、自分が見ていても醜かったら、人から見たら、とてつもないものになっちゃうじゃないですか(笑)。だから、そういう最低限の範囲ではいつも女性として気にして生きています」と少し照れながら明かした。
前田敦子がいま思う“仲間”
また同作では“旅の終わり”そして“仲間との別れ”をテーマに物語が展開する。前田もAKB48在籍時は楽しいことも辛いことも、常に仲間と時間を共有してきた。「グループ時代からのメンバーたちとの絆は、きっとよりいっそう深くなっていると思います。生活環境、仕事環境がまったく違うので会うこと自体は少なくなってきていますが、だからこそ会うと絆を感じられることはたくさんあります。そして新しい仲間たちともたくさん出会えていて、そういう人たちがどんどん増えている今は、とっても嬉しいですし、楽しいですね。(メンバーとは)プライベートで会う子もいます。皆それぞれやっていることが違うのですが、何かしらで繋がってはいると思います」。ソロとして活動する今、前田はかつての“同士”との絆の強さを強調した。また作品を観た感想については「すっごい泣きました!ああ、私はそれだけ好きなんだなぁって実感しましたね。いかに自分が、主人公ビルボとその仲間たちに感情移入していたかが、すごく実感できる作品でした。ビルボの目線になれるというか。さまざまな場面でビルボは、友情や愛を通して成長を遂げていく。それを一緒に観て感動することができました。再会、友情、愛…すべてが詰まっています。どのキャラクターたちにも感情移入できるし、それぞれが素敵な何かをちゃんと持っているんです。なので、ラストに向かっていく戦闘シーンは見応えがあり、凄かったです」と絶賛。
また最後に前田は「壮大な冒険を通して、多くの心に響く言葉があります。それがまたグッとくるんですよ。一言では言い表せないほどに、色んな要素がたっぷりで、見応え十分。とても感動的でした。そして、もう旅が終わったんだっていう…ラスト。なんとも言えないですね」と締めくくり、自身と重ね合わせて観た作品への思いを語ってくれた。
同作は米アカデミー賞(R)11部門の史上最多受賞に輝くピーター・ジャクソン監督が、シリーズ総製作費約800億円と言われる史上最高額の巨額を投じて描くアクション・アドベンチャー。12月13日より全国公開中。(modelpress編集部)
■前田敦子(まえだ・あつこ)プロフィール
生年月日:1991年7月10日/出身地:千葉県/血液型:A型/身長:161cm
AKB48の元メンバー。女優デビューはグループ在籍中の2007年4月、映画『あしたの私のつくり方』。代表作は『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(2011年)、『苦役列車』(2012年)、『もらとりあむタマ子』(2013年)など。今後は『さよなら歌舞伎町』(2015年1月24日公開)、『イニシエーション・ラブ』(2015年公開)への出演を控える。
■映画『ホビット 決戦のゆくえ』
かけがえのない、仲間たちがいた――アカデミー賞受賞のピーター・ジャクソン監督による、シリーズ完結編。臆病で平凡なホビット族のビルボは、竜に奪われたドワーフの王国を取り戻す旅に出た。仲間は13人のドワーフと魔法使いのガンダルフ、やがてエルフたちも加勢。火炎を吐く竜の凄まじい襲撃、財宝をめぐる仲間たちの対立、その裏側に忍び寄るさらに巨大な敵「冥王サウロン」。大地を二分する、壮大な戦いの火ぶたが切って落とされる! 試される友情と絆、そして永遠の別れが訪れる……。
12月13日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他全国ロードショー
<3D/2D IMAX3D同時公開 HFR3Dも公開(※一部劇場にて)>
オフィシャルサイト:http://www.hobbitmovie.jp
オフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/hobbitjp
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/Hobbit_JP
配給:ワーナー・ブラザース映画
【Not Sponsored 記事】