元テラハchay、モデルデビューでぶち当たった壁「いつも怒られていた」 心境の変化と目標を語る
2014.09.04 17:04
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フジテレビ系の人気番組『テラスハウス』(毎週月曜 後11:00)でブレイクのきっかけを掴んだシンガーソングライターのchay(チャイ・23)。今年5月に“まい”名義で女性ファッション誌「CanCam」の専属モデルにも抜擢されると、すぐさま読者から大きな反響を獲得。7月発売の同誌9月号では専属加入からわずか2ヶ月という異例のスピードで表紙にも起用された。しかし彼女は「いつも怒られていた」と振り返る。モデルプレスのインタビューで語った“心境の変化”と“目指す先”とは?
読者の“まいまい化”現象「信じられなかった」
chayが同誌に初登場したのは3月発売の5月号。異例ともいえる“8ページ”のファッション特集が組まれたが、掲載商品は即完売、読者からの問い合わせも過去最高を記録するなど大反響となった。それが決め手となり専属モデル入り。読者の“まいまい化”現象に、彼女自身は「最初は全然信じられなくて『嘘でしょ?』って思いました」と回顧。「でも事の重大さというか、自分が身に付けるものに対しての責任感みたいなのも生まれました」と次第に心境に変化が訪れたようで「だからこそ本当に自分がいいと思えたものを紹介していきたい」と話す。「いつも怒られていました」
「CanCam」モデルになって約3ヶ月半の月日が経過。これまで音楽一筋できたchayにとっては慣れないことの連続だった。「ポージングは最初、いつも怒られていましたし、今でも注意されます」。すぐさま表紙を飾るなど順風満帆にも見えるが、それは「毎日、雑誌を見てポージングの勉強や練習をしています」と影での努力があってこそ。壁にぶち当たることも多いという。「私は背も小さいですし、元々モデル体型でもないところからスタートしています。最初は他のモデルさんたちに囲まれて『どうしよう…』ってなったんですけど、自分も専属モデルにさせていただいた一人。自分にしか出来ないことを探して、それをしたいなって思うようになりました。私は専属モデルになるまで、『CanCam』を買って読んでいる、普通のいち読者の側だったので、読者だったからこそわかるような感覚とか、読者に一番近い存在になりたい。私と同じくらいの身長の方がオシャレの参考にしてくれれば嬉しいですね」。
モデルとアーティスト…二足のわらじを履く
chayと他のモデルの違いは身長だけではない。やはり一番大きな違いは“アーティスト”活動もしていること。「ライブでも全く同じ格好をして来てくれたりとか、同じ髪型をして来てくれたりする方がたくさんいます。そういう方が増えてくれたら嬉しいですね。ファッションの面でも情報共有できれば、よりライブを楽しんでもらえるかなって。そんなアーティストになりたいです」と目をキラキラと輝かす。モデルを始めてから表情のバリエーションが増えたという声も多く、モデルとアーティスト、二足のわらじを履いたことで、いい相乗効果が生まれている。「今までアーティストchayとして見せられなかった部分を見せていきたい。私がずっと目標にしていたのは、耳ではもちろん、目でも楽しめるようなアーティストになること。ライブの衣装も一つひとつ、自分が可愛いと思うもの、見ていて楽しいと思うものをより一層こだわって追求していきたい。これまでのシンガーソングライターがやらなかったことをしていきたい。新しい人になりたいとすごく思います」。―――「テラスハウス」は9月をもって放送終了。番組の看板を外した“chay”がこれから何を発信していくのか、そしてどのように成長を遂げていくのか、興味は尽きない。
モデルとして初ランウェイ
インタビューは8月14日、東京・国立代々木競技場内リゾートステージで開催された屋外ファッションショー「a-nation&GirlsAward lsland collection by CanCam」のバックステージで実施。chayはイベントでモデルとして初のランウェイを歩いたほか、ライブパフォーマンスも披露。新曲「Summer Darling」など全3曲を歌唱し会場を盛り上げた。(modelpress編集部)■chay(チャイ)プロフィール
1990年10月23日生まれ、東京都出身。幼少の頃から歌手を目指し、小学生の頃からピアノで曲を作り始める。大学に入学すると同時にギターを始め、路上ライブを重ねるなど、本格的に音楽活動を開始。2012年10月「はじめての気持ち」でCDデビュー。昨年10月から今年3月までフジテレビ系「テラスハウス」にレギュラー出演し、一気に知名度を上げた。アコースティックギター、一本の弾き語りを中心に、精力的なライブを展開中。
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