近野莉菜はなぜJKT48へ? AKB48時代に抱いた本音&成し遂げたい夢を語る モデルプレスインタビュー
今年2月、AKB48からインドネシア・ジャカルタを拠点に活動する姉妹グループ・JKT48へ移籍を発表した近野莉菜(21)。7月1日より本格渡航を果たし、ジャカルタでの活動をスタートさせた。モデルプレスは今回、渡航直前の彼女にインタビューを敢行し、その本音に迫った。
JKT48へ移籍を決めた理由
― 現在の心境を教えて下さい。近野:6月に2週間ほど行ってきたんですけど、その間に単語単語で言葉がわかるようになってきて、意外とイケるんじゃないかなって今自分に期待しているところです。
― もともと海外へ行きたいという想いはあったんですか?
近野:AKB48でシンガポール定期公演があって、4回ぐらい行ったことがあるんです。それから海外っていいなぁとぼんやり思っていたんですけど、いざ自分がってことは考えてなかったですね。
― そんななか、なぜジャカルタに行くことを決めたんですか?
近野:AKB48で7年間やってきて、自分の伸びしろを感じなくなったのが一番の理由です。もっとこれやりたいのに、あれやりたいのにって気持ちがずっとありました。それで今年2月に組閣するとなった時、海外に行きたいって本気で思うようになって、ここだなって踏み出しました。
― 伸びしろに悩みがあったというのは?
近野:やっぱり人気が出ないことに一番悩んでいました。CMも出たいし、選抜にも入りたい。悔しいって気持ちがずっとあって…。
― どういう経緯でジャカルタへ行くことになったんですか?
近野:親にも相談もせず、自分で決めてスタッフさんに伝えました。そのあと親に連絡したんですけど、もうパニック状態でした。「なに?どうして?自分から言ったの?」ってすごい質問攻めで(笑)。
― ジャカルタでの活動に不安はないんですか?
近野:言葉には不安はありますけど、たくさんの経験が積めそうなので、期待の方が大きいです。留学するのって本当に大変じゃないですか。でも仕事を通じて海外へ行って、新しい価値観に触れられて、語学や文化の勉強もできるって考えた時に、こんなチャンスは二度とないなって思っています。
ジャカルタでの生活
― 2週間ジャカルタへ行っていたと思いますが、向こうはどうでしたか?近野:最初の1週間はすごくホームシックになりました。自分が決めたことなのに、弱気になっちゃって、家族の話をするだけで涙が出てきたり…。でも残りの1週間は全くもって平気でした。環境に慣れたんですかね。あんなに帰りたかったのが不思議に感じました。
― メンバーとは仲良くなれましたか?
近野:もうヤバいですよ。すごい歓迎してくれて、一緒にショッピングモールに遊びに行ったり、お互いの言葉を教え合ったりして、仲良くなれました。みんな優しいんですよ、色々丁寧に教えてくれるんです。
― 言葉はどうしてるんですか?
近野:通訳さんがついてくれました。でも自分でも話したかったので、「こういう時なんていうんですか?」って繰り返し聞いてメモして、少しでも早くコミュニケーションが取れるように勉強しています。
― 公演にも出演されていましたが、日本との違いを何か感じましたか?
近野:ファンの方がすごい情熱的だなって感じました。メンバーがMCをしていると、ファンの方同士で「しーっ」ってやるんです。色んな所から「しーっ」が聞こえてきて静かになるんです。すごくないですか!MCでは、ファンの方とメンバーですごい笑い合ったりして、早く言葉を覚えたいって気持ちにさせられました。
― JKT48のファンの方にはどんなことをアピールしていきたいですか?
近野:いま全然喋れないので、喋れるようになる過程を見て欲しいですね。
― インドネシアは日本と違って治安も心配ですよね。
近野:そうですね。基本的に車移動なんです。あと雨も多いので、道路が冠水するとみんなボートで移動するらしいです…。
― すごいですね。向こうではひとり暮らしになるんですか?
近野:仲川遥香ちゃん(※2012年11月にJKT48に移籍)と一緒に住みます。バランスが取れていて丁度いいなって思います。今からすごく楽しみです。
― でも親元を離れるのに寂しさもあるんじゃないですか?
近野:私はもともと実家が苦手だったんです。心配っていうのはわかるんですけど、色々言われるのがすごく嫌で…。でも2週間だけジャカルタに行ってみて、家族の大切さを思い知らされました。今は大好きで、次いつ帰れるかわからないのですでに寂しいです。一緒に過ごせる時間を大切にしたいなって思います。
これからの近野莉菜
― JKT48での目標はありますか?近野:まず選抜入り。そしてバンバンCMに出る、ですね。JKT48を起用する日系企業さんが多いので、バンバン出てファンの方に私を覚えてもらいたいです。そしていつかは日本とジャカルタの架け橋になって活躍します。
― 自信はありますか?
近野:もちろんあります!「顔もそっちっぽいからいいんじゃない?」ってよく言われるので、私はきっとジャカルタで受けるんです!
― では最後に、近野さんの考える夢を叶える秘訣を教えて下さい。
近野:夢が叶うかどうかは、自分の努力次第だと思います。チャレンジ精神をもってどんどん挑戦していかないと、次に進まないと思うので、何があっても努力をし続けることです。私も頑張ってきたから、こういうチャンスに巡り会えたので、新しい場所でも努力を忘れず、たくさんの経験を積んでいきたいと思っています。
― ありがとうございました。
これまで、宮澤佐江や高城亜樹、鈴木まりや、仲川遥香などがAKB48海外姉妹グループの礎を作るため活躍してきた。そんななかまた一人、近野莉菜が飛び立った。日本で7年間活動してきて、自分の思うようにできなかったと悔しさをにじませる近野が、新天地ジャカルタでの飛躍を目指す。彼女のその目からは、ハッキリと自信を感じ取ることが出来た。これからどんな活躍を見せてくれるのか、大いに期待したい。
■近野莉菜(ちかの・りな)プロフィール
生年月日:1993年4月23日
出身地:東京
血液型:B型
慎重:162cm
趣味:絆創膏集め、鼻の観察
特技:ダンス
2007年AKB485期生オーディション合格。同年12月に劇場公演デビュー。2010年の「AKB48選抜じゃんけん大会」で16位をおさめ初の選抜入り。2014年2月の「AKB48大組閣祭り」にてJKT48への移籍を発表。同年6月にJKT48として公演で初お披露目を果たした。
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