山本美月は告白できない女?その理由を語る モデルプレスインタビュー
2014.07.31 19:30
モデルで女優の山本美月(23)がドラマ初主演を果たす。モデルプレスは今年3月に大学を卒業、女優として成長著しい彼女を直撃し、現在の心境や今後の目標、さらには恋愛観まで、たっぷりと語ってもらった。
恋愛にまつわる3つのエピソードからなる奇妙で不思議なオムニバス・ラブストーリー『奇妙な恋の物語-THE AMAZING LOVE STORY-』(UULAオリジナルドラマ)。山本がドラマ初主演を務めるのは、その中の一つ「恋するエスパー」。同作は登場する全員がそれぞれ違った特殊能力を隠し持っている“エスパー”という設定。山本演じる奈々が、サークルの先輩・康之(賀来賢人)にテレパシーを使って恋する気持ちを伝えようとすることで、事態が思わぬ方向へ展開してしまう、“不思議な力”と“恋する想い”が交錯する異色のラブコメディとなっている。
山本:すごく面白かったです!最初お話をいただいたとき、エスパーの役って言われて「なんだそのアニメみたいな設定は…」ってワクワクしていて。それで「どういう風になるんだろう?」って楽しみだったんですが、実際に撮影に入ってみると、アニメ的なエスパーではなくて、どっちかっていうと特殊能力が使えて困ってしまう、アレルギー体質みたいなエスパー(笑)。でもだからこそリアリティがあるなって思いました。
― 今回オムニバス作品とはいえ、初めて主演という立ち位置で参加することになりました。自分を中心にストーリーが展開されるわけですが、撮影のときに何かこれまでと違いはありましたか?
山本:それが特になかったんですよ(笑)。現場では一番年下だったので「ちゃんと仲良くできるかな?ドキドキ」みたいな。いつもと変わらない感じで「きちんと会話しよう!」って思っていました。だから主演をやりきったって感覚はあまりないですね。
― では逆に、どのように振る舞ったら主演を実感できそうですか?
山本:これまでいろんな方々を見てきて、積極的にコミュニケーションを取ることは絶対に大事なことだなって思います。撮影時や撮影の空き時間はもちろん、打ち上げのときも。共演者の皆さんやスタッフさんへの気遣い、挨拶…私が簡単に真似できることではないことが多すぎるのですが、できるよう頑張りたいです(笑)。
― それができる“特殊能力”が身についたらいいですね(笑)。
山本:そうですね。でもどうせなら“テレポーテーション”がいいかな(笑)。絶対に便利ですよね。
― 今回登場人物は皆、何かしらトラウマを抱えていますが、山本さん自身にトラウマはありますか?
山本:クラゲとサル。クラゲは一回刺されたことがあって、その痛い思いをすごく覚えていて。海でクラゲがいるかもしれないって言われると絶対に入りたくないんです。でも見た目は好き。綺麗ですし、飼いたいって思った時期もあるくらい(笑)。サルは幼稚園か小学生のときにスカートめくりされたことがあって、それで苦手に(笑)。特にニホンザルが苦手だな…。
山本:(即答で)できないです!
― それは恥ずかしくて?
山本:ちょっと違うかな。そんな怖いことできないといった感じです。フラれるのも怖いですし、頑張って告白して「こいつでいっか」って妥協されるのも嫌です(笑)。
― 成功する確信があれば告白するということですか?
山本:それでも自分からは言いたくないな。相手から言われたら確実じゃないですか(笑)。それに「告白されたから付き合う」っていう風にしたくない。私のことが一番好きって状態で付き合えたら嬉しいので、告白してほしいんです(笑)。
― では好きな人ができたら、どのようにアプローチしますか?
山本:何回も見ます。基本人の目を見るタイプなんですけど「さっき目合ったね」みたいな感じで少しずつ距離が縮まるのが理想(笑)。あと人にはすごく言うかもしれないです。「この人のこと好き」とか「気になる」とか。
山本:テストの心配をする必要がなくなったのは本当に大きいです。先生に「本当ごめんなさい。プリントください」って謝ることも多かったですし(笑)。先輩にもいっぱい助けてもらってましたので。。。。今はノビノビと仕事をやれていますね。今年の目標の一つでもある「フットワークを軽くしよう」も時間ができたことで、少しずつ達成できている…かな。前より、たくさんの人に会って、話して。今後それがいいことに繋がっていったらいいですね。
― いろんな役を演じるためには欠かせない行動になりそうですね。いま一番挑戦したい役などはありますか?
山本:やっぱり戦いたい(笑)。以前やらせていただいたアクションがすごく楽しくて。特に刑事モノとか興味ありますね。悪を捕まえたい!(笑)
― 今後よりパワーアップした“女優・山本美月”が見られる日も近いですか?
山本:どうだろう…やっぱり女優として心を動かせるお芝居ができたらいいなとは思っています。どんな役でも器用にこなせるマルチな女優さんも目指したいところではありますが、その役一つひとつに集中して、その役のことを好きになって、感情までくみ取って…とことん突き詰めて少しでも多くの人の心に届けられたらいいですね。何ごとも中途半端にはしたくないです。
― ありがとうございました。
この1年、山本は立て続けに映画やドラマに出演してきた。演技力に磨きがかかったのは誰の目から見ても明らかだろう。その彼女が今年の4月から仕事に専念。「こんなに楽しくて大丈夫かな?」インタビュー中、彼女がふと漏らした言葉だ。どんな変化を見せてくれるのか、期待せずにはいられない。(モデルプレス)
■UULAオリジナルドラマ『奇妙な恋の物語-THE AMAZING LOVE STORY-』EP2「恋するエスパー」(7月31日より配信開始)
出演:山本美月、賀来賢人、白石隼也、小林涼子ほか
監督:深作健太/脚本:高山直也、半澤律子
更新日:毎週木曜(15分×4話)
<あらすじ>
飲み会に集まった、奈々、康之、健、真知子の4人の男女は、全員特殊能力を隠し持ったエスパー。それぞれにその特殊な能力が原因で幼い頃に恋愛のトラウマを抱えており、自分の想いを打ち明けられずにいた。引っ込み思案な性格の奈々も、先輩の康之のことがずっと好きだったが、告白できずにいた。そんな中、康之が留学するという事実を知った奈々は、意を決して封印していたテレパシー能力を使って想いを伝えようとする。しかし奈々に想いを寄せる健、康之に想いを寄せる真知子の特集能力が発動し、事態は思わぬ方向へ…。“不思議な力”と“恋する想い”が交錯する、異色のラブコメディ。
■山本美月(やまもと・みづき)プロフィール
生年月日:1991年7月18日
出身地:福岡県
星座:蟹座
血液型:O型
身長:167cm
趣味:漫画、アニメ、絵を描くこと
特技:テニス
2009年7月、「第1回 東京スーパーモデルコンテスト」でグランプリを受賞後、CanCam2009年12月号で表紙を飾り、同誌専属モデルデビュー。2011年にはフジテレビ系「幸せになろうよ」で女優デビュー、2012年には映画「桐島、部活やめるってよ」で映画初出演を果たした。現在はテレビ東京系「アオイホノオ」(毎週金曜 深夜24:12)で初めてヒロインを演じている。10月にも出演映画「近キョリ恋愛」「小野寺の弟 小野寺の姉」が公開する。
自然体で挑んだ初主演
― 完成した作品を見てどのように感じましたか?山本:すごく面白かったです!最初お話をいただいたとき、エスパーの役って言われて「なんだそのアニメみたいな設定は…」ってワクワクしていて。それで「どういう風になるんだろう?」って楽しみだったんですが、実際に撮影に入ってみると、アニメ的なエスパーではなくて、どっちかっていうと特殊能力が使えて困ってしまう、アレルギー体質みたいなエスパー(笑)。でもだからこそリアリティがあるなって思いました。
― 今回オムニバス作品とはいえ、初めて主演という立ち位置で参加することになりました。自分を中心にストーリーが展開されるわけですが、撮影のときに何かこれまでと違いはありましたか?
山本:それが特になかったんですよ(笑)。現場では一番年下だったので「ちゃんと仲良くできるかな?ドキドキ」みたいな。いつもと変わらない感じで「きちんと会話しよう!」って思っていました。だから主演をやりきったって感覚はあまりないですね。
― では逆に、どのように振る舞ったら主演を実感できそうですか?
山本:これまでいろんな方々を見てきて、積極的にコミュニケーションを取ることは絶対に大事なことだなって思います。撮影時や撮影の空き時間はもちろん、打ち上げのときも。共演者の皆さんやスタッフさんへの気遣い、挨拶…私が簡単に真似できることではないことが多すぎるのですが、できるよう頑張りたいです(笑)。
― それができる“特殊能力”が身についたらいいですね(笑)。
山本:そうですね。でもどうせなら“テレポーテーション”がいいかな(笑)。絶対に便利ですよね。
― 今回登場人物は皆、何かしらトラウマを抱えていますが、山本さん自身にトラウマはありますか?
山本:クラゲとサル。クラゲは一回刺されたことがあって、その痛い思いをすごく覚えていて。海でクラゲがいるかもしれないって言われると絶対に入りたくないんです。でも見た目は好き。綺麗ですし、飼いたいって思った時期もあるくらい(笑)。サルは幼稚園か小学生のときにスカートめくりされたことがあって、それで苦手に(笑)。特にニホンザルが苦手だな…。
山本美月は“告白できない女”?
― 山本さん演じる奈々は“告白できない女”ですが、山本さんは恋をしたら告白できるタイプですか?山本:(即答で)できないです!
― それは恥ずかしくて?
山本:ちょっと違うかな。そんな怖いことできないといった感じです。フラれるのも怖いですし、頑張って告白して「こいつでいっか」って妥協されるのも嫌です(笑)。
― 成功する確信があれば告白するということですか?
山本:それでも自分からは言いたくないな。相手から言われたら確実じゃないですか(笑)。それに「告白されたから付き合う」っていう風にしたくない。私のことが一番好きって状態で付き合えたら嬉しいので、告白してほしいんです(笑)。
― では好きな人ができたら、どのようにアプローチしますか?
山本:何回も見ます。基本人の目を見るタイプなんですけど「さっき目合ったね」みたいな感じで少しずつ距離が縮まるのが理想(笑)。あと人にはすごく言うかもしれないです。「この人のこと好き」とか「気になる」とか。
“目指す女優像”心を動かせるお芝居をするために…
― 今年3月に大学を卒業。お仕事に集中できる環境になりましたね。山本:テストの心配をする必要がなくなったのは本当に大きいです。先生に「本当ごめんなさい。プリントください」って謝ることも多かったですし(笑)。先輩にもいっぱい助けてもらってましたので。。。。今はノビノビと仕事をやれていますね。今年の目標の一つでもある「フットワークを軽くしよう」も時間ができたことで、少しずつ達成できている…かな。前より、たくさんの人に会って、話して。今後それがいいことに繋がっていったらいいですね。
― いろんな役を演じるためには欠かせない行動になりそうですね。いま一番挑戦したい役などはありますか?
山本:やっぱり戦いたい(笑)。以前やらせていただいたアクションがすごく楽しくて。特に刑事モノとか興味ありますね。悪を捕まえたい!(笑)
― 今後よりパワーアップした“女優・山本美月”が見られる日も近いですか?
山本:どうだろう…やっぱり女優として心を動かせるお芝居ができたらいいなとは思っています。どんな役でも器用にこなせるマルチな女優さんも目指したいところではありますが、その役一つひとつに集中して、その役のことを好きになって、感情までくみ取って…とことん突き詰めて少しでも多くの人の心に届けられたらいいですね。何ごとも中途半端にはしたくないです。
― ありがとうございました。
この1年、山本は立て続けに映画やドラマに出演してきた。演技力に磨きがかかったのは誰の目から見ても明らかだろう。その彼女が今年の4月から仕事に専念。「こんなに楽しくて大丈夫かな?」インタビュー中、彼女がふと漏らした言葉だ。どんな変化を見せてくれるのか、期待せずにはいられない。(モデルプレス)
■UULAオリジナルドラマ『奇妙な恋の物語-THE AMAZING LOVE STORY-』EP2「恋するエスパー」(7月31日より配信開始)
出演:山本美月、賀来賢人、白石隼也、小林涼子ほか
監督:深作健太/脚本:高山直也、半澤律子
更新日:毎週木曜(15分×4話)
<あらすじ>
飲み会に集まった、奈々、康之、健、真知子の4人の男女は、全員特殊能力を隠し持ったエスパー。それぞれにその特殊な能力が原因で幼い頃に恋愛のトラウマを抱えており、自分の想いを打ち明けられずにいた。引っ込み思案な性格の奈々も、先輩の康之のことがずっと好きだったが、告白できずにいた。そんな中、康之が留学するという事実を知った奈々は、意を決して封印していたテレパシー能力を使って想いを伝えようとする。しかし奈々に想いを寄せる健、康之に想いを寄せる真知子の特集能力が発動し、事態は思わぬ方向へ…。“不思議な力”と“恋する想い”が交錯する、異色のラブコメディ。
■山本美月(やまもと・みづき)プロフィール
生年月日:1991年7月18日
出身地:福岡県
星座:蟹座
血液型:O型
身長:167cm
趣味:漫画、アニメ、絵を描くこと
特技:テニス
2009年7月、「第1回 東京スーパーモデルコンテスト」でグランプリを受賞後、CanCam2009年12月号で表紙を飾り、同誌専属モデルデビュー。2011年にはフジテレビ系「幸せになろうよ」で女優デビュー、2012年には映画「桐島、部活やめるってよ」で映画初出演を果たした。現在はテレビ東京系「アオイホノオ」(毎週金曜 深夜24:12)で初めてヒロインを演じている。10月にも出演映画「近キョリ恋愛」「小野寺の弟 小野寺の姉」が公開する。
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