忽那汐里、5年ぶり共演の岡田将生の変化を語る モデルプレスインタビュー
5月24日公開の映画「オー!ファーザー」に出演する女優の忽那汐里(21)。主演を務める俳優の岡田将生と約5年ぶりの共演を果たしたことでも話題を集めた同作。今回モデルプレスでは、忽那にインタビューを敢行し、撮影現場の様子や女優業の魅力、さらには今後の目標まで余すことなく語ってもらった。
岡田将生の「人見知りの性格は変わっていない」
― まずは出演が決まったときの心境を教えてください。忽那:伊坂ファンにとっては特別な作品と伺っていたので、それを映像化するからには、まずはファンのみなさんに「映画もいい作品」と思っていただけるように、映画ならではの魅力を表現できればと思いました。
― 人気作品に出演するということで、プレッシャーを感じませんでしたか?
忽那:原作を読んだとき、多恵子ちゃんはいい意味で単純という印象を受けました。この子はどうするんだろうと考えるより、直感のまま行動する子だなと思いました。言動が明確な分、迷いがなかったので、プレッシャーも感じませんでした。
― 岡田さんとは2008年のドラマ「太陽と海の教室」(フジテレビ系)以来の約5年ぶりの共演でしたが、当時と比較し印象の変化はありましたか?
忽那:前回は学園ドラマで私は1生徒役だったので、覚えていらっしゃるのかわかりませんでしたが、再会したときは緊張しましたね。でも、人見知りの性格は変わられていないと思いました。空き時間、岡田さんと2人きりになるとシーンとなってしまったのですが、そこにお父さま方(佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳)がいらしてくれたので、盛り上がりました。私も人見知りをしてしまうので、人見知りの気持ちはわかるので、慎重な方だなと思いました。
― どのようなお話をして、盛り上がりましたか?
忽那:お父さま方とも一緒になってお話すると、1人1人の性格も違うので、会話が成り立っているのかないのか…という感じになってしまうんですよね(笑)。でも、それでも楽しかったので、お父さま方と親子に近い関係になれたと思います。
― 楽しそうな現場ですね。岡田さんと久々に共演し、5年前に比べて成長しているなと感じたところを教えてください。
忽那:主役を張るような役者さんになられたので、主役にしかない責任感を感じていると思います。逆に主役だからこそ見れる景色もあると思うのですが、若くても現場を引っ張っていってくれる姿勢がすごいなと思いました。共演者の中で、年齢が近いので、そういう姿は尊敬しますね。
― この映画をどんな人に観てもらいたいですか?
忽那:すでに私の両親にも観てもらったのですが、率直に反応がよかったので、私より上の世代、同世代、下の世代…とにかく興味がある方には観ていただきたいです。娯楽や家族愛など、普遍的なことがテーマなので、のめり込みやすいと思います。
女優業の魅力、今後の目標も語る
― 数々の人気ドラマや映画に出演している忽那さんにとって、女優業の魅力とは何ですか?忽那:その質問をいつも自分に問いただしているのですが、毎回答えが見つかりません。でも、やはり限度がないことだと思います。あとはたくさんの人たちと共有できること。作品の価値を感じてもらい、ここがいい、これがいいと価値観を共有できるところに魅力を感じます。ほかの仕事では味わえないので、1作品1作品すべて自分の貴重な財産となっています。
― 現在もドラマに出演するなど、引っ張りだこの忽那さんですが、今後の目標を教えてください。
忽那:変な話しですが、若さは永遠じゃないと思っているので、若い今にしかできない役を今のうちにきちんと感じてきちんと形に残していきたいです。そしてこれからもたくさんの人に観ていただくことが、1番の願いです。
― では、挑戦してみたい役はありますか?
忽那:もうダメダメな女の子とか(笑)。毎日ジャージを着ているような、ロックでパンチで汚い役をやりたいです。
― 最後にモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
忽那:見た目は日本人なのですが、私は日本で生まれて育ったわけではないので、このような世界で仕事をしていること自体が考えられないことです。田舎者の私ですが、叶いそうにもないほど目標を高く設定してここまで来れたので、したもんがちだと思います。目標を立てることは減るものではないので…。完璧にではなくてもちょっとした形で叶うものなので、目標をたくさん立てることが大事です。
― ありがとうございました。
淡々とした口調ながらも、しっかりとした意思を語ってくれた忽那。また、真剣な表情から一変、時折見せる笑顔からは無邪気な一面も垣間見れた。どんなカラーにも染まる演技を見せてくれる彼女は今後も活躍の場を広げ、ますます欠かせない女優へと成長するだろう。(モデルプレス)
■忽那汐里(くつなしおり)プロフィール
生年月日:1992年12月22日
出身地:オーストラリア
身長:160cm
血液型:A型
2006年に行われた「第11回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞。2007年、ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)で帰国子女の少女の役を演じて、女優デビューを果たした。その後、「メイちゃんの執事」(フジテレビ系)、「家政婦のミタ」(日本テレビ系)、「家族ゲーム」(フジテレビ系)などの人気ドラマに多数出演し、その名をお茶の間に知らしめた。映画「許されざる者」で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞、現在ドラマ「ビター・ブラッド」(フジテレビ系)に出演中。
あわせて読みたい
-
忽那汐里「友達が極端に少なかった」
モデルプレス
-
佐藤健、共演女優から“優しい人”に選ばれずガックリ
モデルプレス
-
忽那汐里、岡田将生を見つめ照れ笑い
モデルプレス
-
田中聖、NMB48、忽那汐里&岡田将生が登場 初の那覇レッドカーペット<沖縄国際映画祭/写真特集>
モデルプレス
-
視聴総合ランキング
2025年05月31日 06:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。
-
01
波うららかに、めおと日和
第6話 運命の人と過ごす初めての夜
5月29日(木)放送分
TVerで見る -
02
アメトーーク!
個人事務所芸人
5月29日(木)放送分
TVerで見る -
03
PJ ~航空救難団~
第6話 出動!大規模災害発生!取り残された命を救え!
5月29日(木)放送分
TVerで見る -
04
子宮恋愛
#8 運命の告白
5月29日(木)放送分
TVerで見る -
05
対岸の家事~これが、私の生きる道!~
#9 専業主婦、有休いただきます!
5月27日(火)放送分
TVerで見る
最新ランキングはこちらPowered by -
-
綾野剛、壇蜜、忽那汐里ら「新人俳優賞」受賞で歓喜のスピーチ<第37回日本アカデミー賞>
モデルプレス
-
忽那汐里、男装風スタイルで魅了 ファンタジーな世界観に興奮
モデルプレス
おすすめ特集
おすすめ記事
SPECIAL NEWS
記事ランキング
RANKING
-
01
「25時、赤坂で」「ラブエア」で話題の南雲奨馬、刺激を受けた共演者は?BLドラマ出演のための徹底した体作り・キスシーン秘話【モデルプレスインタビュー】
モデルプレス
-
02
【本田響矢「めおと日和」インタビュー】瀧昌がなつ美への好意を自覚したのはいつ?心を開いたタイミングは?演じた本人に聞いた
モデルプレス
-
03
JO1豆原一成&INI池崎理人「人見知り」と「グイグイ」が“安心する存在”になるまで 最初に交わした会話は「身長がでかいな」【「BADBOYS」インタビューペア編】
モデルプレス
-
04
【INI×アディダスコラボ動画公開】木村柾哉、アルペン店員接客センス選手権で意外な才能開花<裏側潜入&インタビュー>
アディダスジャパン株式会社
PR -
05
芳根京子&本田響矢、“ときめいたこと”が偶然の一致「びっくりしました」互いの印象語る【「波うららかに、めおと日和」インタビュー】
モデルプレス