復活したJASMINE、活動を抑えていた理由を告白 モデルプレスインタビュー

2013.07.31 18:35

7月31日に復活第2弾となる新曲「HERO」をリリースしたアーティスト・JASMINEがモデルプレスのインタビューに応じ、新曲に込めた想いはもちろん、約1年間活動を抑えていた理由、さらにはファッションや美容などプライベートについて語った。

  
前作「High Flying」からわずか2ヶ月で発売される今作のプロデュースは、国内外数多くのアーティストを手掛てきたm‐floの☆Taku Takahashiが担当。ダンスミュージックをベースに作り上げた最先端のエレクトリックサウンド(EDM)で、切なさを感じさせつつも、力強く盛り上がり、リスナーの感情を揺さぶるキラーチューンに仕上がっている。

また、今回のリリックはJASMINE自身によるもの。☆Taku Takahashiのトラックにインスパイアされた彼女が、“HERO”というテーマのもと、困難を乗り越えようと必死で頑張っている友達に対してのリアルな感情をストレートに込めている。

【SPECIAL INTERVIEW】ファンとの距離感を大切にしながら…

― JASMINEさんの復活、本当に嬉しかったです。前作「High Flying」、今作「HERO」は外部の作曲家の方々と共同制作となりましたが、楽曲制作のスタイルで変わったなと思うことはありますか?

JASMINE:客観的に見ると、そんなに変わってないように見えると思うんですけど、やっぱり曲調とかジャンルは違うし、関わってくる人も違う、そうなるとその人の嗜好とかも違うので、私の中では全部変わった感じがしています。

― 今作の「HERO」でご一緒した☆Taku Takahashiさんの印象をお聞かせください。

JASMINE:柔らかい感じ。最初「怖いのかな?」って少し思っていたのですが、イメージと全然違ってとても優しかったです。

これまでの活動とこれからについて語ったJASMINE(モデルプレス撮り下ろし)
― 先日、「JASMINE MONTHLY LIVE ‐Jas Vegas‐」に行かせていただいたのですが、「HERO」を歌唱する前のMCがとても印象的でした。「私がみんなのHEROになりたい、エールを送りたい、応援したい」という言葉には、ファンへの強い感謝が凝縮されていたように感じたのですが?

JASMINE:デビュー当時は、ファンの人がいるっていう実感が正直持てなかったんですよ。どう対応していいのかも全然わからなくて…。でも日々感謝が大きくなっていきました。それは自分が個人的にすごく辛いことがあった時でも、パッと入ってくるツイッターなどのコメントですごく救われる。一方で私がいることが、私が歌っていることがファンの人たちにとってすごく大きいことだったりする。そういうふうに思ってもらえることが嬉しいですし、ファンの方からは返しきれないものをたくさんもらっているので、私はもっと頑張ろうって思うし、どんどん喜ばせたい、どんどん強くなっていきたいって思っています。

― ファンの方のブログも拝見しましたが、JASMINEさんの曲に支えられているという声がとても多かったです。アーティストとファンがちゃんと一つになっているんだなと感じました。

JASMINE:私もとても感じています。私にとってファンの方はすごく近い存在。なので作詞もファンのことを考えながら書くことって本当に多い。最初は自己中なものが多かったんですけどね(笑)。でも今はみんなにとって力になる曲がいいなって思っています。

― 「HERO」の作詞のポイントを教えてください。

JASMINE:やっぱり“HERO”という言葉ですね。あれがないとあの曲は全然成り立たないから。あとは聞いたらパワーがもらえるというか、踊り出したくなるというか、明日からもっと頑張ろうとか、そういう前向きな気持ちになれる音楽にしたいなと思いました。

これまでの活動とこれからについて語ったJASMINE(モデルプレス撮り下ろし)

昨年の活動はスローペースに「自分探しの充電期間だった」

― 前作「High Flying」をリリースするまで活動を抑えていた時期が約1年間ありましたが、その期間は何をされていたのですか?

JASMINE:楽曲制作や方向性で悩みつつ、自らを成長させていました。ダンスをしたり、自分にないもの、できないことをやってみたり。これまで自分が見ている世界があまりにも狭すぎたなと感じたのがきっかけです。前までは自分がしたいと思ったことしかしてこなくて、ダンスとかも特に興味はなかったんですけど、やってみたいって本当に思って。「できる限りのことをやらないと死んでも死にきれない」みたいな。いろんな人がいいと言っていたことを片っ端からやってみて、自分には合わないなって思ったら止めて。その繰り返し。旅はしていないけど、そういう自分探しの充電期間になりました。

― ブログやツイッター、フェイスブックを通していろんな反応があると思うのですが、JASMINEさんの中でそれはどのようなものになっていますか?

JASMINE:良い反応と悪い反応はすぐわかる。こういう人間もいるんだなぁとか、自分がどういうふうにそれを捉えればいいのかな、ということをよく考えています。

― 今後さらにシングル、そしてアルバムと、立て続けに作品をリリースするとのことですが、ファンにメッセージをお願いします。

JASMINE:とにかくみんなの力になりたいから私も頑張るし、落ち込んだりとか頑張りたい時とかに「JASMINE聴こう」って思ってくれたら私はそれだけで嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

【PRIVATE Q&A】ファッションや恋愛、美について迫る

JASMINE(モデルプレス撮り下ろし)/NFL「オークランド・レイダーズ」のキャップにボストンバッグ、「マークバイマークジェイコブス」の腕時計、ネックレスはハマっているロザリオ
Q.ブログではコーディネートやアイテムを頻繁に紹介されていますが、JASMINEさんのファッションは何に影響されていますか?

JASMINE:ベースにあるのは音楽。ヒップホップとR&B、それに育ててもらったって感じですね。ちょっとやりすぎ?ってくらいのド派手なファッションが好きです。昔はビヨンセを目指していました。でも今はTLCのレフト・アイの影響が大きいです。

JASMINE
Q.では最近ハマっているファッション&アイテムは?

JASMINE:最近、歯につけられるアクセサリーのグリルをノリで作りました。世の中で流行っているのかはわかりませんが、私の周りでは流行っています。周りも結構、マニアックなファッションの人ばっかりなので(笑)。

Q.JASMINEさんはキャップファッションをよくされていますが、街のキャップファッションをどのように見ていますか?

JASMINE:キャップ女子、ニューエラ女子って流行っていますよね。でも私たちみたいなヒップホップやR&Bのシーンで育ってきた人からすると少し違和感を感じるポイントもあるんですよね。だから私が本流の被り方、合わせ方を提示していきたいっていう気持ちは強いです。

Q.ファッションの譲れないこだわりを教えてください。

JASMINE:ぶっ飛ぶこと。何がぶっ飛んでいるのか?って聞かれてしまうと、自分でもよくわからないんですけど(笑)。でも“やり過ぎ感”は大事にしています。あとアクセサリーは中学生の時から金って決めています。それでいて大ぶりなもの。最近ではこのロザリオを買いました。

Q.今後「何かプロデュースしたい!」っていう願望はありますか?

JASMINE:「もっとこうだったらいいのに…」と思うことはよくあるんですけど、本格的に創り出していきたいっていう気持ちはまだないです。服屋さんで「うわ、これ超新しい。見たことない!」みたいなアイテムをいかに自分のファッションに取り込むかっていう作業が好きなんですよね。人から変なTシャツとか貰うと「どうやって着よう?」って超テンション上がります。でも「もう新しいものを見なくなったな」って感じたら、将来的にやってみたいっていう気持ちになるかもしれません。

JASMINE(モデルプレス撮り下ろし)
Q.恋愛でファッションが変わるということもありますか?

JASMINE:あまり影響は受けないんですけど、一応(似合っているか)聞きますよ。でも否定されると余計にやりたくなる(笑)。あと、(付き合っていれば彼氏から)服をもらったりすることはあります。

Q.恋愛体質ですか?

JASMINE:恋愛体質ではないですね。結婚願望もまだないんですよね。でも子どもは好きですよ。

Q.スタイルキープのために心がけていることはありますか?

JASMINE:結構キープできないんですよね…(笑)。でも腹筋を割りたいので、よくトレーニングしています。ダンスも始めたので筋トレ、ストレッチはかなりやっています。食事面では炭水化物と肉を抑えて、野菜中心の食生活にしています。肉は食べても鶏肉かな。

あとダイエットは絶対に、自分に合ったダイエットを研究しないとダメ。自分に合った方法って自分でしか見つけられないから。雑誌とかは参考程度にするのがいいと思います。

Q.ではスキンケアはいかがですか?

JASMINE:化粧水と乳液クリームは絶対に毎日塗ります。化粧の乗りが悪いと感じたらパックして寝ます。

JASMINE(モデルプレス撮り下ろし)
Q.ヘアケアについてもお聞かせください。

JASMINE:毎日トリートメントとヘアパックをしています。カラーのメンテナンスは大変なので、定期的に美容院にも行っていますよ。ヘアはどんどん新しいのにチャレンジしていきたいですしね。私ちょっと変な、面白い髪型が好きなんです(笑)。

Q.最後に、夢を叶えたいと頑張っているモデルプレス読者にエールをお願いします。

JASMINE:自分に負けないこと。結局夢を叶えるのは自分だから。でもそれは自分自身にも言えること。背筋に力を入れて「本当にお前それでいいのか!」って聞いたり、ダルいとか面倒くさいとかが頭の中にパッと出てきた時は「でも敢えてここで頑張ってみたらどうなると思う?」って自らを奮い立たせています。私もまだまだこれから。少しでも何かきっかけを与えられるように頑張ります。

― ありがとうございました。

言葉を選びながらファンへの感謝、活動を抑えていた期間に得たものを真摯に語ってくれたJASMINE。時折見せる笑顔もまた、彼女の成長を深く感じさせた。リリックからにじみ出る生き様、信念はデビュー時から彼女を応援し続けるファンはもちろん、まだ彼女のことを知らない世代にもきっと届くに違いない。(モデルプレス)

JASMINE「HERO」(2013年7月31日発売)
1.HERO(Produced by ☆Taku Takahashi)
2.Missing
3.Why (T.O.M Remix for JAS VEGAS)

JASMINE(ジャスミン)プロフィール
JASMINE(モデルプレス撮り下ろし)
生年月日:1989年5月19日
出身地:東京都

17歳頃から本格的にシンガー活動をスタート。2009年6月にデビューシングル「sad to say」でデビュー。同年、Ne‐YoのJAPAN TOURでゲストアクトを行い、各方面から注目を集め、2010年7月に発売された1st Album「GOLD」では、ほぼメディア露出のない中、ランキング3位を記録した。

その後Ne-YoやRihanna、Beyonceなどを手がけるプロデュースチーム“スターゲイト”をプロデューサーに迎え、渡米して新たな曲作りにトライ。その後は、台湾や香港でのライブを成功させるなど、枠にとらわれず広いフィールドで活動し続けている。

【ライブ出演情報】
・「Campus Summit 2013」-Girls Summer Festival
8月2日(金)渋谷O-EAST
・関西コレクション2013 AUTUMN&WINTER
9月21日(土)京セラドーム大阪

JASMINEオフィシャルサイト http://www.jasmine-world.net/



【Not Sponsored 記事】

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