クリスタルボイスを巧みに操る注目のイケメン男性シンガー、恋愛観・歌が上手くなるコツを語る モデルプレスインタビュー

2012.04.18 12:41

クリスタルボイスを巧みに操る注目の男性シンガーとして話題のSO-TA(ソータ)が、約2年半ぶりとなる2ndアルバム「SO-TA」(4月18日発売)に込めた想いや、恋愛観、歌が上手くなるコツなど、モデルプレスのインタビューに応じてくれた。

  
2009年11月にアルバム「Why」でメジャーデビューしたSO-TAは、ハイトーンボイスで歌いあげる本格派シンガー。18日発売の雑誌「an・an」(マガジンハウス)にも取り上げられるなど、その注目度は日に日に高まっている。

2ndアルバム「SO-TA」について

- アルバムのタイトルが自身のアーティスト名と同じ“SO-TA”ですが、どのような想いから名付けたのですか?またアルバムのテーマがあれば教えてください。

SO-TA:約2年半ぶりのリリースということで、より多くの人に“SO-TA”という存在を知っていただきたいという気持ちから名付けました。

今回のアルバムは、僕が仙台出身ということもあり、去年の震災の影響をかなり受けています。中でも震災を通して“言葉の大切さ”をとても感じたので、歌詞に対してはひとつひとつ大切に作りました。

- 制作する過程での苦労などがあれば教えてください。

SO-TA:一作目はデビューして間もない期間でのリリースだったので、正直自分の中で音楽や楽曲制作のことについて、あまり吸収しきれずに作ってしまったのかなっていう部分がありました。しかし今回は、細部のコーラスワークだったり、ここをこういう表現で歌ってみよう、っていう一作目にはなかったものを出せるようにこだわりましたね。

- シンガー舞花を迎えたリード曲「君がいない feat. 舞花」は、別れた相手を想う気持ちをつづったラブソングに仕上がっていますが、どのような心境で歌詞を書きましたか?

SO-TA:すごく切ない楽曲を作りたいという想いから制作をスタートしました。引っ越すときって部屋を掃除するじゃないですか?僕は大学から上京してきたんですけど、部屋を掃除して何もなくなったときに、とても寂しい感情になっちゃって。恋愛感情もきっといっしょで、“誰かがいなくなった後の部屋ってもっとつらいんだろうな”っていうイメージから歌詞を書きました。

- アルバムでプリンセス プリンセスの名曲「M」をカバーしていますが、この曲を選んだ理由を教えてください。

SO-TA:デビュー前からいろいろなライブで歌わせていただいていて、自分の中では勝手ながら思い入れがあったからですね。あと自分の魅力はハイトーンボイスだと思っているので、どうしても女性ボーカルの歌をカバーしてみたかったという理由もありました。

- そのハイトーンボイスに対して“クリスタルボイス”と絶賛する声も多いですが、SO-TAさん自身ではどのように感じていますか?
SO-TA
SO-TA:そのように言っていただけるのは嬉しいですね。小学校5、6年生のときに合唱部に入っていましたが、当時からソプラノを歌っていました。もちろん変声期は迎えているので、昔はもう1オクターブぐらい高かったですね(笑)。

- 最も尊敬するアーティストは“スティーヴィー・ワンダー”と公言されていますが、SO-TAさんが感じている彼の魅力はどこにありますか?

SO-TA:僕が音楽を好きになったきっかけは父親の影響。幼稚園、小学生からブラックミュージックを聞かされて育ちました。その中で一番興味を持ったのがスティーヴィー・ワンダーでしたね。小学生だったのでもちろん英語の歌詞はわからないのに、それでも好きになったってことは、メロディーセンス、表現センスが素晴らしいからだな、って今になって改めて実感しています。

恋愛観について

- 好きな女性のタイプを教えてください。

SO-TA:友達感覚でいられる人。付き合ってもあまり恋人っぽくイチャイチャするのが苦手なので(笑)。今までお付き合いした方も友達感覚で付き合えた人が多いですね。

- 女性にグっとくる瞬間や仕草はありますか?

SO-TA:不意なボディータッチですね。肩を叩かれたりとか…イチコロです(笑)。

- 好きな女性のファッションなどはありますか?
SO-TA
SO-TA:僕自身、Tシャツにデニムにスニーカーといったラフな格好が多いので、女性もTシャツにデニムにパンプスといった感じがいいですね。スカートよりもパンツ派です。

- 外見で大切にしている世界観や、保つために努力していることはありますか?

SO-TA:世界観ですか…あまり気にしていないですね。自然体かな(笑)?でも体型に関しては、キープするためにランニングをしています。中学生のとき、陸上部で長距離をやっていたのもあって、走ることは大好きですしね。神奈川から渋谷を往復してひどい目にあってしまったこともありますけど…(笑)

歌が上手くなるには…

- では、ハイトーンボイスを保つためにしていることはありますか?

SO-TA:お酒やタバコなど、あまり喉によくないことは控えていますね。

- 逆に、声や喉にいい食材などはありますか?

SO-TA:うーん…わからない(笑)。ナスは、喉の栄養分を全部奪ってしまうので良くないっていうのは聞いたことがあります。

- 歌が上手くなる秘訣があれば教えてください

SO-TA:一番は好きになること。“音”を“楽”しむのが音楽ですからね。もちろんテクニックや音を外さないっていうことを、歌が上手い基準にする人もいるかもしれないけど、僕はいかに自分が楽しく音楽を好きでいられるかの方が大切だと思っています。

今後の活動について

SO-TA
- 今後の目標を教えてください。

SO-TA:9月に先輩アーティストであるLGYankees(エルジーヤンキース)を筆頭にした全国ライブツアーがあります。2009年に続き、2回目の参加となるので、成長した部分を是非皆さんに見せたいですね。

あとは、2ndアルバムで今の自分を全て出し切りましたが、さらに上を目指すために、新たな角度から新たな挑戦をしていきたいです。

- 最後に、モデルプレス読者へ夢を叶えるためのメッセージをお願いします。

SO-TA:エンターテイメントは、いかに楽しませるかと、自分が楽しむか。もちろん発想力も大切だとは思いますけど、まずはいかに自分が楽しむか。“好きなものを自分がどれだけ愛せるか”だと思います。夢が叶うまで、絶対に諦めてほしくないですね。

- ありがとうございました。

気取らず、飾らず、等身大でインタビューに応じてくれたSO-TA。どこにでもいる青年のように無邪気な表情を見せる一方で、ときに見せる力強い瞳からは音楽に対する熱いこだわりを感じた。同時に、彼の心地よい歌声に魅了される人がこれからさらに増えるであろうことを予感した。(モデルプレス)

■SO-TA(ソータ)プロフィール

出身地:宮城県仙台市
血液型:A型

幼い頃から音楽漬けの生活であった彼は、ピアノ暦8年、合唱団に2年、中学生のときはバンドでギターと、少年時代は音楽が常に隣にあった。
SO-TA
高校生の頃からR&B/HIP HOPを聴き始め、ブラックミュージックの奥深さにのめり込んでいく。

そんな彼が尊敬するアーティストは、スティーヴィー・ワンダー。さまざまなジャンルの音楽を違和感無く自身の音楽に消化してしまう彼の生き方に共感し、「ジャンルにとらわれず幅広い楽曲を作っていきたい」という信念を持って彼は唄い続けている。

レーベルメイトでもあるフィメールシンガー・Noaの2ndアルバム「LUCY LOVE -SEASONⅡ-」収録曲「far away feat. SO-TA」で証明されたクリスタルボイスを武器に、2009年11月アルバム「Why」でメジャーデビュー。そして2012年4月18日、2年半ぶりに待望の2ndアルバム「SO-TA」をリリースした。

SO-TAオフィシャルサイト
http://nodoubttracks.com/artistlist/sota.php
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