GYUTAE(提供写真)

ドラァグクイーン役で俳優デビュー・GYUTAE、メイクは全て自作 人生救われた“神様”からのライブ招待で「こんな幸せがあっていいのか?」【モデルプレスインタビュー】

2026.11.06 17:30

フジテレビの縦型ショートドラマアプリ「FOD SHORT」で配信中のオリジナルドラマ『田中・イン・ワンダーランド』で俳優デビューを果たしたGYUTAE(ぎゅて/31)にモデルプレスがインタビュー。役柄とシンクロし思わず涙が溢れ出たという7分間のノーカット撮影秘話や自身で手掛けた圧巻のドラァグメイクのこだわり、さらに人生の辛い時期を支えてくれた憧れの存在・ジュンス(元東方神起)との奇跡的な出会いまで語ってもらった。

GYUTAE「田中・イン・ワンダーランド」で俳優デビュー

GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)
本作は、誰かのために生きてきたひとりの男が、ドラァグクイーンの世界を通して自分自身と向き合い、本当の自分を見出していく姿を描くストーリー。婚約者を支える芸能マネージャー・田中湊人は、ある夜、伝説のドラァグクイーン・ヴェロニカの舞台に心を奪われる。やがて仲間と競い、傷つき、磨き合い、彼は自分でも知らなかった自分に出会っていく。

GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)
GYUTAEは、主人公の田中とトップの座を競うドルマ・プッタネスカ役を演じ、本作が俳優としての初出演作品となる。

GYUTAE「これが演じる楽しさなのか!」

GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)
― 『田中・イン・ワンダーランド』で俳優デビューされましたが、オファーを受けたときの心境を教えてください。1番難しかったことや苦労したことはなんですか?

GYUTAE:プロデューサーの林さんから直接オファーを頂いたのですが、正直初めての挑戦で引き受けるかすごく迷いました。日々自分で動画を撮影して編集し投稿していますが、誰かの作品に出演し役柄を演じるのは全く未経験の世界なので、「出来なかったらどうしよう…」「他の出演者の方々の足を引っ張ってしまわないかな…」と不安でいっぱいでした。

ただ、脚本を読ませていただいて今回演じさせていただいた「ドルマ・プッタネスカ」という人物に自分自身が重なる部分があり、「この役は絶対に自分が演じたい!」と強く思い、以前から演技に興味があったこともあって、このチャンスを掴みたいと出演を決めました。

演じる中で1番苦労したのは、台本に書いてあるドルマの心情が理解できずどう演じればいいのかわからないシーンに直面した時でした。かなり終盤のシーンで7分間のカット無しでの長回し撮影があったのですが、直前に監督から「ここはドルマには泣いてほしい」との指示があり、なんでこのシーンでドルマが涙を流すのか考えてもわからず、そのまま本番を迎えました。

でも面白いのが、実際に他の共演者の方々と演じていると、考えてもわからなかったドルマの感情が内側から溢れてきて気づいたら涙を流していて、「これが演じる楽しさなのか!」と発見することができました。

GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)

GYUTAE、ドラァグメイクは全て自作

GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)
― ドルマのメイクの完成形にたどり着くまで、どのように研究しましたか?メイクで1番こだわった点も教えてください。

GYUTAE:ドルマのメイクは衣装ごとに3パターンあり、全て僕自身でメイクを行ったのですが、元々普段から色んなメイクをする中で、ドラァグクイーンさんのメイクを真似したり写真を保存したりしていたので特に練習をすることもなく、現場で考えながらかなりスムーズに3つのメイクが完成しました。

「この衣装はこんな雰囲気が合いそう!」「このシーンで登場するならこんな感じがいいよね!」と衣装に使われているブルーと同じ色をアイシャドウで入れたり、ドルマの完璧なルックスとNo. 1クイーンの威厳や圧倒的な説得力、また実際に働かれているクイーンの方が見ても「美しい!」と思ってもらえるよう意識をして、撮影の合間でも気を抜かず1時間半くらいでメイクを行いました。

個人的に1番好きなのは最後のクリスタルのような衣装で披露したメイクです。ウィッグも衣装もとにかくキラキラで顔がどうしても負けてしまうし、色を濃くしすぎるとドルマの美しさからは離れてしまい、せっかくの衣装の透明感や神々しさが失われてしまうので、色は最小限にしつつ3枚重ねのまつ毛でボリュームを出しました。衣装と同じくらい輝くラインストーンを目頭や目尻にたくさん散りばめ、唇にもグリッターをのせてメイクをしたのですが、時間がない中、狭いステージ傍でメイクをしたと思えないほど美しく完璧に仕上がったので、すごく誇らしかったです。

GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)
― 撮影でメイクが長時間崩れないように工夫したことはありますか?

GYUTAE:ドラァグメイクは基本直すことができないので、ベースメイクがとにかく大事です。ファンデーションとコンシーラーをした後、パウダーが入ったフィックスミストでフィックスさせてから大量のパウダーでベースを固め、最後にまたフィックスミスト+パウダーをしたら早朝から夜まで崩れないメイクが出来上がりました。

この発見で、「普段メイクにも応用できる!」と思い、絶対に崩したくない日には同じベースメイクをするようにしています。

GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)

GYUTAE、人生救った「神様」と対面

GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)
— 『田中・イン・ワンダーランド』や『ダウンタイム』など、これまでGYUTAEさんが発信されてきた美容やメイクが、作品の世界にもつながりました。今回の2作を含め、「発信を続けてきてよかった」と実感したエピソードがあれば教えてください。

GYUTAE:今年に入り、『田中・イン・ワンダーランド』や『ダウンタイム』などの映像作品での新たな挑戦や、故郷である広島のランドマーク「広島PARCO」のアンバサダーとして館内を僕のビジュアルでジャックしていただいたり、『ホンマでっか!?TV』に出演させていただいたり、今までのような自分の発信しているコンテンツ以外の露出の場がたくさん増えたなという印象で、そのどれもが発信を続けていないと巡り逢えなかった奇跡だなと思います。

そんな中でも1番のエピソードは、やはりジュンスさん(元東方神起)との出会いです。僕が14歳の頃メイクを始めたきっかけとなった人で、学生時代にいじめで苦しんでいた時も、上京して挫折をした時も、人生の辛い場面で何度もその歌声に励まされ前を向く勇気をくれた神様のようなジュンスさんに、ひょんなことからライブに招待していただきお会いすることができました。

その後もライブがあると呼んでくださり、いつも終演後にお話をさせていただきながら「こんな幸せがあっていいのか?本当は夢なんじゃないか?」と自問自答してしまいます。僕もいつか誰かにとってそんな良い影響を与えられる存在になれるようこれからももっと頑張っていきたいです。

GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)

GYUTAEをもっと知る一問一答

GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)

Q1.デビューのきっかけは?

GYUTAE:コロナ禍ではじめたYouTubeがバズったのがきっかけ。

Q2.好きな食べ物/嫌いな食べ物

GYUTAE:好きな食べ物は、生ハム、蟹、肉、チーズ、アイス、ラーメン。嫌いな食べ物は、パクチー、牡蠣、なす、白子、ウニ、豚足、内臓全般。

Q3.好きなタイプ

GYUTAE:言葉に責任が持てる、嫌がることをしない、毎日お風呂に入る、運転が上手い。

Q4.好きな言葉

GYUTAE:「類は友を呼ぶ」。

Q5.これだけは他の人に負けない!

GYUTAE:メイクのセンス!

Q6.自分にキャッチコピーをつけるとしたら?その理由は?

GYUTAE:「なんでおじさん」。なんでも曖昧なのが苦手で理解したい性格のせいで、すぐ「なんで?」と聞くから(笑)。

Q7.スタイルキープのためにやっていること

GYUTAE:週3ジムで筋トレ、忙しくて行けない時も宅トレ。

Q8.最近ハマっていることは?

GYUTAE:フィギュア集め。

Q9.最近した初体験

GYUTAE:演技のお仕事。

Q10.今、1番会いたい人

GYUTAE:SEVENTEEN(セブンティーン)のミンギュ(MINGYU)さん。

Q11.今、最も情熱を注いでいること

GYUTAE:コスメ作り(まだ秘密…)。

Q12.今、悩んでいること

GYUTAE:コスメ作り(難しいけど納得いくまで諦めない!)。

Q13.悲しみを乗り越えた方法

GYUTAE:念願だった海外での仕事が決まり5日間スケジュールを確保し、航空券も予約していたにも関わらず、本社のチェックが入り「フォロワー数が少ない」という理由でフライトの1週間前にキャンセルになったことがありました。

「じゃあなんで期待させるようなことするの!」「フォロワー数の基準があるならはじめから話持ち掛けないでよ!」と悔しくて悔しくて仕方なかったのですが、理由がフォロワー数なら「増やすだけだ!」と思い、反応が良さそうな変身メイク動画をたくさん投稿し、過去ないほどフォロワーが増え、1年間で全アカウントのフォロワー数を倍にすることに見事成功!

怒りや悲しみも全て頑張る原動力に変えて、むしろ成長するチャンスに変える。悔しかったら結果で見返すのが僕なりの最大の乗り越え方です。

Q14.今後チャレンジしたいこと

GYUTAE:新しいプロジェクトを成功させる!

Q15.夢を叶える秘訣

GYUTAE:僕は昔から叶えたいことは「〜したい」ではなく「〜する」と言い切り形で言葉にするようにしています。

「今年中に貯金を◯◯円貯める!」や「◯◯と必ず会う!」と声に出して言っていると、自分の中で常に意識できるからか、夢物語じゃなく現実もそれに寄せられて、僕は今まで有言実行できてきました。スピでもなんでもなく言霊の力は本当だと思います。

あともう1つ大切なのは、「継続する力」です。僕みたいな仕事は特に、競争が激しく元気いっぱいにスタートしても何年も上手くいかず、埋もれてしまい諦めてしまう人がほとんどだと思います。ただ、人生は何が起こるかわかりません。2、3年続けて上手くいかなくても、コンスタントに投稿をして諦めず継続していると思わぬ転期が訪れます。そのチャンスを確実に掴み、そこから埋もれないよう更に継続して努力を続ける。それが出来てやっと夢が叶うのかなと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

GYUTAE(ぎゅて)プロフィール

GYUTAE(提供写真)
GYUTAE(提供写真)
1994年12月23日生まれ、広島県出身。Beauty Creator(ビューティークリエイター)、モデルとして活動し、SNS総フォロワー数は300万人を超える。10代で発症した全身脱毛症と向き合いながらも、前向きな姿勢と生き方が幅広い層から共感を集める。メイクを通じてコンプレックスを強みに変える方法を発信し、性別や国籍、ジャンルを超えた変身メイクが度々話題に。その技術は多方面で注目を集め、中島美嘉のMVではメイクを担当。2022年には「ベストスタイリングアワード2022」、2023年には「ネイルオブザイヤー」を受賞した。さらに2022年には初の著書『無いならメイクで描けばいい』(幻冬舎)、2025年には初の写真集『FULL MOON』(講談社)を出版している。12月20日には、初のファンミーティング 「GYUTAE 1st FAN MEETING【RE:PRESENT】」 が東京・ユナイテッドシネマアクアシティお台場にて開催される。
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. GYUTAE、黒リップのドラァグクイーン姿で雰囲気ガラリ 俳優デビュー作での自作メイクが話題「完成度がすごい」「一瞬誰か分からなかった」
    GYUTAE、黒リップのドラァグクイーン姿で雰囲気ガラリ 俳優デビュー作での自作メイクが話題「完成度がすごい」「一瞬誰か分からなかった」
    モデルプレス
  2. “整形級メイク”話題のGYUTAE、黒髪定着前の髪型遍歴が話題「なんで全部似合うの」「美しい」
    “整形級メイク”話題のGYUTAE、黒髪定着前の髪型遍歴が話題「なんで全部似合うの」「美しい」
    モデルプレス
  3. 全身脱毛症公表のGYUTAE「一生手に入れることができない」ビジュアル面で落ち込んだ時期 向き合う中で光になったもの・夢を叶える3つの秘訣【インタビュー後編】
    全身脱毛症公表のGYUTAE「一生手に入れることができない」ビジュアル面で落ち込んだ時期 向き合う中で光になったもの・夢を叶える3つの秘訣【インタビュー後編】
    モデルプレス
  4. “整形級メイク”話題のGYUTAE、人生リスタートした理由 圧倒的なセンスの秘訣に迫る【インタビュー前編】
    “整形級メイク”話題のGYUTAE、人生リスタートした理由 圧倒的なセンスの秘訣に迫る【インタビュー前編】
    モデルプレス
  5. GYUTAE「人生悔いなく」それぞれの幸せ重視する大切さ「行動力あるのが全てじゃない」
    GYUTAE「人生悔いなく」それぞれの幸せ重視する大切さ「行動力あるのが全てじゃない」
    モデルプレス
  6. “整形級メイク”話題のGYUTAE、メイク始めたきっかけは元東方神起ジュンス「ビジュアルに衝撃を受けて」人生で1番幸せな瞬間の2ショットも公開「忘れられない」
    “整形級メイク”話題のGYUTAE、メイク始めたきっかけは元東方神起ジュンス「ビジュアルに衝撃を受けて」人生で1番幸せな瞬間の2ショットも公開「忘れられない」
    モデルプレス

「インタビュー」カテゴリーの最新記事

  1. KO1KEYZ・KOSUKE「諦めなくてよかった」今実感する“夢を叶える秘訣” TOWAに感謝しているパート明かす【ソロインタビューVol.4】
    KO1KEYZ・KOSUKE「諦めなくてよかった」今実感する“夢を叶える秘訣” TOWAに感謝しているパート明かす【ソロインタビューVol.4】
    モデルプレス
  2. &TEAM・JO、Kとの初ドーム公演カバーステージ秘話・映画初主演で問われた“なぜ踊るのか”の答えまで【「ワンダンス」インタビュー後編】
    &TEAM・JO、Kとの初ドーム公演カバーステージ秘話・映画初主演で問われた“なぜ踊るのか”の答えまで【「ワンダンス」インタビュー後編】
    モデルプレス
  3. 【&TEAM・JO「ワンダンス」インタビュー前編】MAZZEL・RANから受けた刺激 アーティストとしての確固たる意志「パフォーマンスする時だけは絶対に違う自分でいたい」
    【&TEAM・JO「ワンダンス」インタビュー前編】MAZZEL・RANから受けた刺激 アーティストとしての確固たる意志「パフォーマンスする時だけは絶対に違う自分でいたい」
    モデルプレス
  4. 最大体重80キロから劇的変身 グラビア×モデルの注目株・タグラン南の素顔に迫る【モデルプレスインタビュー】
    最大体重80キロから劇的変身 グラビア×モデルの注目株・タグラン南の素顔に迫る【モデルプレスインタビュー】
    モデルプレス
  5. KO1KEYZ・KEITO、元会社員としての視点・大切にしている“当たり前”「不安な気持ちは今もまだ消えない」乗り越えるため自身に言い続けていること【ソロインタビューVol.3】
    KO1KEYZ・KEITO、元会社員としての視点・大切にしている“当たり前”「不安な気持ちは今もまだ消えない」乗り越えるため自身に言い続けていること【ソロインタビューVol.3】
    モデルプレス
  6. KO1KEYZ・ISSA、結成後メンバーと仲深める チームでの成長を感じたこと「最初と今を比べたらすごく変わった」【ソロインタビューVol.2】
    KO1KEYZ・ISSA、結成後メンバーと仲深める チームでの成長を感じたこと「最初と今を比べたらすごく変わった」【ソロインタビューVol.2】
    モデルプレス
  7. 作詞作曲家/音楽プロデューサー・岡嶋かな多、世界の第一線でヒットを生み出す秘訣とは?2児の母の時間との向き合い方に迫る<「シチズン クロスシー」インタビュー>
    【PR】作詞作曲家/音楽プロデューサー・岡嶋かな多、世界の第一線でヒットを生み出す秘訣とは?2児の母の時間との向き合い方に迫る<「シチズン クロスシー」インタビュー>
    シチズン時計株式会社
  8. KO1KEYZ・DAIKI、リーダー就任で感じた自身の変化 夢を追う中で抱いた葛藤「こなしてるだけじゃだめだ」【ソロインタビューVol.1】
    KO1KEYZ・DAIKI、リーダー就任で感じた自身の変化 夢を追う中で抱いた葛藤「こなしてるだけじゃだめだ」【ソロインタビューVol.1】
    モデルプレス
  9. KO1KEYZ・KOSUKE&RYUJI&TOWA&YUKI、実質マンネは?ぬいぐるみと一緒に寝る理由 兄にしたいメンバーは満場一致【ユニットインタビューVol.3】
    KO1KEYZ・KOSUKE&RYUJI&TOWA&YUKI、実質マンネは?ぬいぐるみと一緒に寝る理由 兄にしたいメンバーは満場一致【ユニットインタビューVol.3】
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事