【「オフライン ラブ」インタビューVol.4 ケンスケ】ナナミとの交際で考え方に変化 旅中に感じていた自信＜全話ネタバレあり＞

Netflixリアリティシリーズ「オフライン ラブ」

舞台となるフランス・ニースの地に集まった、お互いの顔も名前も知らない男女10人。デジタルデバイスを全て手放し、ガイドブックだけを片手にこの異国で旅をする－。彼らに与えられた時間は10日間。出会えるかどうかもわからない、約束することさえままならない中、偶然と必然、すれ違いを繰り返しながらも巡り合い、恋は徐々に「運命」を帯びていく。果たして“運命の相手”と出会い、“運命の恋”をすることができるのか…。

メンバーたちは、レターラウンジ・メゾン・マルゴーを通じて手紙でやり取り。3日目の夜に全員集合し、渡した相手と1日デートができる「WISH LETTER」が配布された。その「WISH LETTER」は、同じ日程を持った相手には渡せず、同性同士であれば交換可能。誘いたい相手に会って渡すことでのみ有効で、渡せるのはデート前日のみというルールだった。

「オフライン ラブ」ケンスケ、ブレなかったナナミへの想い

ケンスケは出会う前にナナミから手紙で4日目のデートの誘いを受け、3日目夜に初対面。カナカ、トウコともデートをしたが、ナナミへの気持ちは変わらず「WISH LETTER」もお互いに送り合う。2人で過ごす時間も多く、無事カップル成立となった。

またユウダイとの友情関係も見どころの一つ。最初にユウダイが目をつけていたコートを、その後お店に訪れたケンスケが購入するという運命的なエピソードや、2人でお出かけする場面もあり、ライバル関係でありながら微笑ましい関係性で癒やしを届けた。

「オフライン ラブ」ケンスケ、ナナミに惹かれた理由

― 現在のお仕事や活動について簡単に自己紹介をお願いします。

ケンスケ：K-PROに所属していて、今芸歴4年目で香呑（かのん）というコンビでコントをしています。月に20本くらいライブに出て、あとはバイトをする生活です。大学生のときに元々ラジオを聞いていて、無料でお笑いを見たいからお笑いライブのスタッフになって、小学校の同級生の相方と「ちょうどやろう」という話になったので、そのままライブスタッフをしていたK-PROに所属しました。

― 「オフライン ラブ」に参加する前はどんな恋愛をしてきましたか？

ケンスケ：人によって違うんですが、ずっと片思いしていて付き合えたけどそんなに会えず別れたり、色々な事情がありました。本気で何かを頑張っている人を見るのが好きなので、そういう人を好きになることが多かったです。

― 最初はカナカさんとデートをしていましたね。

ケンスケ：ブルーのコートで凛と立っていらっしゃって、いきなりすごい人に出会ったなとびっくりしました。話してみたら多才で、絵も描いていらっしゃって、色々なことをやっていらっしゃるのにフランクで魅力的な人だなと思いました。旧市街でデートをしたんですが、そのときは恋愛ではなくフランクに喋れるというのをお互いに感じ取っていた気がしたので恋愛にはなりませんでした。

― ナナミさんに惹かれた理由を教えてください。

ケンスケ：とにかくずっと笑顔で楽しんでいて、たくさん色々なことを考えていて、周りの人のことだったり、気を遣えるところがすごく見える方でした。4日目に会った瞬間に「雨の中、満面の笑みで手を振ってくれた。キラキラした光に包まれてそこだけ晴れてんじゃないかみたいなスポットライトが当たっている」と思って、そこから1日を通して色々なことを考えていること、これから頑張っていきたいこととか目標も明確ですごく魅力的だなと思いました。

― 4日目のデートが決め手でしたか？

ケンスケ：そうですね。手紙をもらっていたのもありますが、3日目にご飯を一緒に食べたときに波長が合うなと。みんなで喋っていて緊張していたんですが、ナナミさんと定期的に目が合って「緊張してますよね？」みたいなやり取りをして安心感がありました。

― ナナミさんを一途に想い続けられた理由はありますか？

ケンスケ：この人と一緒にフランスを過ごすのが僕に合っていて楽しいですし、僕はこの人を一番楽しませられる自信があって、この人がフランスにいる姿をとにかく目に焼き付けたい、とにかくこの人と時間を共有したいと思いました。見た目も内面も一目惚れに近い感じでした。

― 他の人に目を向けることは考えませんでしたか？

ケンスケ：僕の心の中での割合はナナミさんへの気持ちが大きかったので、その状態で他の人に行っても僕の気持ちも変わらないですし、相手の方にも失礼かなとも思って、ナナミさんといっぱい一緒にいたいなと思いました。

「オフライン ラブ」ケンスケ、恋のライバル・ユウダイへの想い

― ユウダイさんとのコンビも微笑ましかったです。

ケンスケ：ユウダイは高身長でイケメンで、会った瞬間に「なんだこのキラキラした男の子は」と思いました。聞いてみたら同い年で、いっぱいニコニコしているしすごく可愛らしい。やっぱりみんなイケメンが好きだと思うんですけど僕も好きで、すごく良い匂いもしますし、本当に良い奴なんです。ユウダイもナナミちゃんをずっと追いかけていましたが、あまりそこに関してはお互い触れなくてもそれぞれ自分が思うようにやれば良いし、そこで何かあるとかもない。お互いがお互いにただ気持ちを伝えて、結果はナナミちゃんが決めるものということを話していました。

― ライバルと感じた瞬間、ナナミさんを取られたくないと感じた瞬間はありましたか？

ケンスケ：あまりライバルと思っていなくて、（ユウダイは）そう思っていたんですかね…。僕ができることは全部やろうという気持ちで、ユウダイよりは行動したいと思っていました。

― “運命の恋”がテーマですが、旅の中で運命を感じた瞬間はありますか？

ケンスケ：ナナミちゃんが4日目に僕ではなくて、他の人に手紙を出していたら4日目に会えなかったので、そこでナナミちゃんの中で気持ちが動いていたらどうなっていたのかなと思います。だから、この日にたまたま僕に手紙をくれて本当に良かったです。

「オフライン ラブ」ケンスケ、成立後のナナミとの近況

― 成立したナナミさんとの帰国後の近況を教えてください。

ケンスケ：この前もサイゼリヤ行ってドリアとピザを2人で頼んで食べました！腹パンになりました！！

― 帰国後、ナナミさんの印象に変化はありましたか？

ケンスケ：たくさん考える子だと思ってはいましたが、やっぱりたくさん色々なことを真剣に考えていてすごいなと思ったり、楽しむところは楽しんで友達を大切にしていたり、より素敵な人だなという印象になりました。

― 参加して一番成長した部分や学んだことを教えてください。

ケンスケ：今まで本当に脳みそを使わずに生きてきたので、ニースから帰ってきて、ナナミさんとお付き合いもさせていただいて、色々なことを考えるようになりました。今まで自分のことすらも考えてこなかったんですが、自分のこと、周りの人のこと、未来のことを真剣に考えるきっかけになりました。

あと、フランスには「一生分のご飯を食おう」という気持ちで行って、本当に食べすぎて、帰ってくる飛行機の中でめちゃくちゃお腹を下してしまって、帰ってからは熱が出て、病院行ったら「食べ過ぎ」と言われました。だから食べ過ぎも良くないなと学びました（笑）。食べ過ぎで胃がおかしくなっちゃって、そこから1、2週間ずっとトイレにいたので、食べ慣れていないものをたくさん食べるのは良くないです。

（modelpress編集部）

「オフライン ラブ」参加メンバー10人

アツシ（30）／元水球日本代表
アル（30）／ダンサー・振付師
ケンスケ（24）／芸人
ショウ（22）／大学生・モデル
ユウダイ（24）／俳優・モデル
カナカ（25）／ブランドプロデューサー
トウコ（24）／俳優
ナナミ（25）／俳優
マホ（30）／モデル
ミミ（20）／アルバイト

※年齢は撮影時