“世界DJ第8位”ニッキー・ロメロ「ULTRA JAPAN」で興奮 フェスを楽しむ方法&夢を叶える秘訣を語る モデルプレスインタビュー
2015.09.30 13:26
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オランダ人DJのニッキー・ロメロ(26)がモデルプレスのインタビューに応じた。19日~21日の3日間、TOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRA JAPAN特設会場)にて開催された米マイアミ発の世界最高峰都市型ミュージックフェス「ULTRA JAPAN 2015」の20日のメインステージに出演。今回初出演だったが、ステージに彼が登場するとすぐさま熱気に包み込まれ、「Toulouse」などでオーディエンスと一体になっていた。
パフォーマンス終了後、すぐにインタビューに応じてくれた。「さっきDJしてきたばかりだけど、初めてULTRA JAPANでDJできるっていうのはとても特別な経験だね」と興奮冷めやらぬ様子だった。
「DJをしてワクワクするのは、最初のオーディエンスの反応。今日来ている人にとってEDMサウンドは目新しいものっぽかったけど、僕がプレイしたどの曲にも初めて聞いたかのような反応をしてくれて、興奮したよ。すごく特別なものだった。会場を1つにできたと思う」。
世界中のフェスに出演する彼にフェスを楽しむ秘訣も聞いてみると、「すべきことは1つで、その瞬間に自分を捧げること。ルールもないし、自分がやりたいことができる。誰も“ああしろ”とか“それはするな”とか言わない。心を真っ白にして楽しんで。ただその瞬間を生きるだけだよ」。世界のトップDJらしい堂々とした表情で語ってくれた。
「東京のファッションは世界で人気になっていっているのは知っているし、ほら、パリにしてもアムステルダムにしても、僕たちヨーロッパはものすごくファッションに夢中だから。オーダーデザイナーズが多いから、東京にはどんなのがあるか、すごく興味があるよ。僕はそんなにファッションについて詳しくないけど、見てみたいね」と日本のファッションカルチャーに興味津々だった。
この日の正午過ぎ、日本に到着したばかりの彼にとっては、ファッションのみならず、全てが新鮮に映っていたに違いない。「全てがとても清潔で綺麗だと思った。日本人はみんな本当に礼儀正しいし、お互いに気を使い合っている。丁寧に接してくれるし、オランダよりも温かい(家族のような)文化で羨ましい。日本は世界に向けての模範例になると思うよ」と日本の印象も語ってくれた。
「とても良い質問だと思う」と関心しながら、「ちょうど昨日、『HITTING THE APEX』というオートバイレーサーがMotoGPのトップになるドキュメンタリー映画を見ていてそのときちょうど気づいたんだ。何かのトップにいる人みんな、共通にもっているものがある。サッカー選手だとか、ラグビー選手だとか、DJだとか関係なくみんなに共通しているもの。それはみんな、何かを達成したいとものすごく強く思っているということ。絶対に妥協しない。そこに到達するために、他のこと全てを投げ出してでも。その思いは純粋なものでなきゃだめだし、持っているもの全てを捨ててでも達成したいと思わなきゃだめだ。僕は昔、友達と飲みににもでかけなかったし。別にこれを例にするわけじゃないけど、でもこれが何かを成し遂げるために、必要なことで、僕が今もしていること。僕は音楽のために生きている。これがたった1つの道だと思うよ」。
昨年初開催された「ULTRA JAPAN」。今年は規模、内容ともにさらにパワーアップし3日間で9万人を動員。世界トップクラスのDJ陣がULTRA JAPANの為に集結し『ULTRAの世界』を体感できる最高の3日間で幕を閉じた。(modelpress編集部)
実力派EDMアーティストとして彼が有名になるきっかけとなったのは、世界的ハッカー集団アノニマスの仮面を身につけた「Toulouse」のミュージックビデオで、現在までYouTubeで再生回数2億4千万回以上。また、アヴィーチーとの夢のコラボレーションで制作された楽曲「I Could Be The One」はUKチャートで第1位を獲得しヒット曲に。そのほか、デヴィッド・ゲッタ、カルヴィン・ハリス、アヴィーチー、ハードウェル、ナーヴォ、ティエスト、フェデ・ル・グランドなど、数々の有名プロデューサーのサポートを受けている。
EDM以外でもポップスのジャンルで、リアーナの「Right Now」をデヴィッド・ゲッタとともにプロデュースしたり、ブリトニー・スピアーズの「It Should Be Easy」をプロデュースするなど、活動の幅を広げている。
日本での活躍もめまぐるしく、2015年3月25日に発売されたEXILE のアルバム『19』の豪華盤にボーナスディスクとして収録された注目のコンテンツ『EXILE REMIX』には、「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~ -Nicky Romero Remix- 」を収録。また、若者から絶大な支持を誇るバンドSEKAI NO OWARI「Dragon Night」の共同プロデュースもしており、DJとしてだけではなく、プロデューサーとしても大活躍している。
「DJをしてワクワクするのは、最初のオーディエンスの反応。今日来ている人にとってEDMサウンドは目新しいものっぽかったけど、僕がプレイしたどの曲にも初めて聞いたかのような反応をしてくれて、興奮したよ。すごく特別なものだった。会場を1つにできたと思う」。
世界中のフェスに出演する彼にフェスを楽しむ秘訣も聞いてみると、「すべきことは1つで、その瞬間に自分を捧げること。ルールもないし、自分がやりたいことができる。誰も“ああしろ”とか“それはするな”とか言わない。心を真っ白にして楽しんで。ただその瞬間を生きるだけだよ」。世界のトップDJらしい堂々とした表情で語ってくれた。
初来日で「全てがとても清潔で綺麗」
ULTRAと言えば、音楽のみならず、ファッションも楽しみのひとつ。初来日の彼にとってオーディエンスのファッションはどう映ったのか。「正直、じっくり皆のファッションを見る時間はなかったんだけど、グラマーなのもあったし、レイブカルチャーが入っていたり。もしかしたら明日見られるかな」と胸を弾ませながら、答えてくれた。「東京のファッションは世界で人気になっていっているのは知っているし、ほら、パリにしてもアムステルダムにしても、僕たちヨーロッパはものすごくファッションに夢中だから。オーダーデザイナーズが多いから、東京にはどんなのがあるか、すごく興味があるよ。僕はそんなにファッションについて詳しくないけど、見てみたいね」と日本のファッションカルチャーに興味津々だった。
この日の正午過ぎ、日本に到着したばかりの彼にとっては、ファッションのみならず、全てが新鮮に映っていたに違いない。「全てがとても清潔で綺麗だと思った。日本人はみんな本当に礼儀正しいし、お互いに気を使い合っている。丁寧に接してくれるし、オランダよりも温かい(家族のような)文化で羨ましい。日本は世界に向けての模範例になると思うよ」と日本の印象も語ってくれた。
世界DJ ランキングで8位のニッキー・ロメロが語る“夢を叶える秘訣”
常に世界中を駆けまわり、休む間もなく立て続けに様々なフェスに出演。DJ Magによる2014年世界DJ ランキング「TOP 100 DJs」では8位を獲得した経歴もある彼に、夢を叶える秘訣を聞いてみた。「とても良い質問だと思う」と関心しながら、「ちょうど昨日、『HITTING THE APEX』というオートバイレーサーがMotoGPのトップになるドキュメンタリー映画を見ていてそのときちょうど気づいたんだ。何かのトップにいる人みんな、共通にもっているものがある。サッカー選手だとか、ラグビー選手だとか、DJだとか関係なくみんなに共通しているもの。それはみんな、何かを達成したいとものすごく強く思っているということ。絶対に妥協しない。そこに到達するために、他のこと全てを投げ出してでも。その思いは純粋なものでなきゃだめだし、持っているもの全てを捨ててでも達成したいと思わなきゃだめだ。僕は昔、友達と飲みににもでかけなかったし。別にこれを例にするわけじゃないけど、でもこれが何かを成し遂げるために、必要なことで、僕が今もしていること。僕は音楽のために生きている。これがたった1つの道だと思うよ」。
「ULTRA JAPAN 2015」
エレクトロニックダンスミュージック(EDM)の火付け役となった、世界最大級の野外フェス「ULTRA MUSIC FESTIVAL」(通称:UMF)。1998年からマイアミで始まり、高層ビルを見上げる普段の生活圏のなかで、世界のトップDJたちが入れ替わり立ち代わり最高のプレイを披露するスタイルが特徴。出演DJの数も桁外れで、世界中のTOP DJがこのフェスへの出演を熱望し、スケジュールを調整。昨年初開催された「ULTRA JAPAN」。今年は規模、内容ともにさらにパワーアップし3日間で9万人を動員。世界トップクラスのDJ陣がULTRA JAPANの為に集結し『ULTRAの世界』を体感できる最高の3日間で幕を閉じた。(modelpress編集部)
Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)プロフィール
2014年度の世界DJ ランキング(DJ MAG“TOP 100 DJs”)8位にランクインしている26歳(1989年1月生まれ)のオランダ人DJ/プロデューサー。実力派EDMアーティストとして彼が有名になるきっかけとなったのは、世界的ハッカー集団アノニマスの仮面を身につけた「Toulouse」のミュージックビデオで、現在までYouTubeで再生回数2億4千万回以上。また、アヴィーチーとの夢のコラボレーションで制作された楽曲「I Could Be The One」はUKチャートで第1位を獲得しヒット曲に。そのほか、デヴィッド・ゲッタ、カルヴィン・ハリス、アヴィーチー、ハードウェル、ナーヴォ、ティエスト、フェデ・ル・グランドなど、数々の有名プロデューサーのサポートを受けている。
EDM以外でもポップスのジャンルで、リアーナの「Right Now」をデヴィッド・ゲッタとともにプロデュースしたり、ブリトニー・スピアーズの「It Should Be Easy」をプロデュースするなど、活動の幅を広げている。
日本での活躍もめまぐるしく、2015年3月25日に発売されたEXILE のアルバム『19』の豪華盤にボーナスディスクとして収録された注目のコンテンツ『EXILE REMIX』には、「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~ -Nicky Romero Remix- 」を収録。また、若者から絶大な支持を誇るバンドSEKAI NO OWARI「Dragon Night」の共同プロデュースもしており、DJとしてだけではなく、プロデューサーとしても大活躍している。
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