アリアナ・グランデ、黒人差別抗議デモ参加「平和的な抗議も報道して」と訴え
2020.06.02 13:20
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現在アメリカ全域に広がっている黒人差別抗議運動を受け、米歌手のアリアナ・グランデは自らデモに参加。自身のSNSで「平和的な抗議も報道してほしい」と訴えた。
アリアナ・グランデ、自らデモ参加
現地時間25日に米ミネソタ州ミネアポリスにて、黒人男性ジョージ・フロイドさん(享年46)が白人警官に首を押さえつけられ死亡した事件をきっかけに、アメリカ全域に広がった抗議運動。一部の市民による暴動が激化したり、警察との激しい衝突が起きたりしているものの、ピースフルなデモ活動も多く行われている。
人々がプラカードを掲げながら平和的に歩く写真を公開し「昨日何時間も何マイルも続いた平和的な抗議はほとんど報道されませんでした。ビバリーヒルズからウエストハリウッドまで、私たちはスローガンを叫びクラクションを鳴らし呼びかけました。私たちは熱を込めて、声を大きく上げそして愛に満ちていました。このことも報道して」と訴えた。
多くのスターたちがデモに参加
アメリカではアリアナ以外にも多くのスターたちがデモに参加。歌手のホールジーはラッパーのヤングブラッドとデモに参加し、警察が撃ったゴム弾に当たったことを明かした。またファンの間では、ホールジーとヤングブラッドが怪我をしたデモ参加者の手当をしている写真も拡散されている。そのほか歌手のショーン・メンデスとカミラ・カベロ、ラナ・デル・レイ、俳優のティモシー・シャラメ、エミリー・ラタコウスキーら多くのスターたちが実際にデモに参加している。
トランプ大統領、軍派遣も辞さない強硬姿勢 反感高まる
なお2日には、米トランプ大統領が記者会見にて、抗議デモの一部が暴徒化している事に関し「国内でのテロ行為」と強く非難したと報道。また、トランプ大統領は暴動抑圧のため、軍を派遣も辞さない方針を明かしている。これに関して、大統領の強硬姿勢が対立を煽っているという批判も大きい。トランプ大統領が29日「略奪が始まれば、銃撃も始まる」と、暴徒化する市民に対して銃撃も辞さない旨のツイートをした際には、歌手のテイラー・スウィフトが「11月の選挙ではあなたを落選させる」と痛烈批判。同じく歌手のビリー・アイリッシュもFワードを連発して怒りをあらわにしていた。(modelpress編集部)
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