ポスト・マローン(提供写真)

ポスト・マローンの魅力に迫る 顔面いっぱいのタトゥーがトレードマーク…実はキュートな日本好き

2019.11.29 20:00

現地時間2020年1月26日にロサンゼルスで開催される「第62回グラミー賞」で、主要部門「年間最優秀レコード」を含む計2部門にノミネートされた若きラッパー、ポスト・マローン(24)の魅力に迫る。

  
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の主題歌で、レイ・シュリマーのスウェイ・リーとコラボした「Sunflower」(2018年)が、「第62回グラミー賞」で、主要部門「年間最優秀レコード」を含む計2部門にノミネートされ、アメリカの有名音楽授賞式「アメリカン・ミュージック・アワード」では今年最多となる7部門にノミネートされたポスト・マローン。今秋リリースの最新アルバム『Hollywood's Bleeding』は、2019年11月時点で通算5週1位を獲得するなど、世界のミュージックシーンを席巻中のアーティストだ。

顔面いっぱいに彫られたタトゥーなど、ちょっといかつい見た目の彼だが、実は、その素顔は意外にもユーモラスな“愛されキャラ”。そんな“ポスティー”ことポスト・マローンの、キュートでクールな魅力をフィーチャー。



過去には首締め事件…?ジャスティン・ビーバーとは正真正銘の親友

2016年、ネット上で話題になった一枚の写真がある。写っているのは、人でにぎわうクラブ内で首を絞められるジャスティン・ビーバーと、ジャスティンの首根っこをつかむポスティーの姿だ。「横柄な態度のジャスティンにポストがキレた!?」と、たちまち拡散される事態となったこの写真だが、実のところジャスティンとポスティーは友人同士。この時は、ただふざけていただけだったらしい。それを証明するためか、後日、ジャスティンがInstagramに、ポスティーの首を絞めるフリをした写真を公開した。


実は公私共に付き合いのあるふたり。2015年に発表した「White Iverson」のヒットでブレイクしたポスティーの才能に目をつけたジャスティンは、2016年3月スタートの自身のワールドツアー「PURPOSE WORLD TOUR」のオープニング・アクトにポスティーを起用した。話題の“ジャスティン首絞め写真”は、公演後のパーティー会場で撮られた一枚だったのだ。

トレードマークの“顔面タトゥー”もジャスティンの影響

もしかすると、一見強面なポスティーの外見も、騒動に一役買ってしまったのかもしれない。ポスティーのトレードマークは、顔や首や腕に刻んだ数々のタトゥー。顔だけでも、有刺鉄線の絵や、「Always Tired(いつも疲れてる)」「Stay Away(あっちへ行け)」といった遊び心溢れる文字など、さまざまな柄が彫られている。

しかしこのタトゥーも、元はジャスティンに影響を受けて始めたものである。アメリカのトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」で語ったところによれば、自身のファーストアルバム『Stoney』の収録曲でジャスティンと打ち合わせをした際、ジャスティンと親交のある彫り師が録音スタジオを訪問したことがあった。その時ポスティーは「すでにいくつかのタトゥーを持つジャスティンよりも、自分の方が全然タフだ!」ということを証明するために、人生初のタトゥーを入れたそうだ。

「ミートボールはフルーツ?」SNSのナゾ可愛い迷言も話題に

強面な外見とは裏腹に、自身のSNSに投稿する“ナゾ可愛い”投稿がたびたび話題にもなるポスティー。

ある時彼は、カンガルーと一緒に撮った写真を自身のInstagramにアップした。しかし、そこに添えられていたのは「今日コアラに会ったよ」というテキスト。いわゆる“ボケ”であったのか、本気で間違えた(?)のか真相は不明だが、ファンたちは「これはラクダだよ」「キリンだろ」「なんてクールな犬なんだ」「みんな何言ってるのよ、これはゾウでしょ」とノリ良くコメントしてみせた。


またある時は、「ミートボールってフルーツ?」とのナゾを問いかけるツイートを投稿。するとたちまちコメント欄は、「そうだよ、高い木に成るのさ」「実は野菜だよ」「そう思うよ。科学の先生に聞いたら『イエス』だって」などと、まるで大喜利のような状態に。ファンたちによる総コメント数は、なんと2,500件以上にものぼった。


ふくらはぎには「犬夜叉」のタトゥー 実は日本のカルチャーが大好き

このように、何かとお茶目なポスティーのSNSだが、過去には、「miku is a legend♡(ミクは最高♡)」のコメントと共に、初音ミクのバーチャルライブ映像を投稿したことも。さらには、日本の人気漫画作品「犬夜叉」のファンを公言しており、キャラクターの一人を左脚にタトゥーで彫っていたりもする。実は日本のサブカルをこよなく愛する親日家なのだ。





さらに、今年8月には、こっそり日本に来日して北海道の函館に滞在。お忍びで来たはずがなぜ公になったのかといえば、一般人と気さくに交流する写真が彼らのSNS上で公開されたからである。そこには、現地の子どもに優しく話しかけたり、地元のお祭りで若者に交じってはしゃぐポスティーの姿が。“ポスト・マローンと飲みに行って一緒にカラオケに来ている”“ほんとに紳士でかっこよかった”といったコメントが添えられた投稿は瞬く間に話題を呼び、彼の気さくで温かい人柄を露呈させることとなった。

楽曲&ライブは最高にクール キャラとのギャップに魅了されること間違いなし

タフな外見からは想像もつかないようなキュートな一面を持つポスティー。しかし彼の真骨頂は、やはり彼自身のつくりあげる音楽にある。


ニューヨーク生まれのテキサス育ち。幼少期に父親がDJだった影響で、ヒップホップ、カントリー、ロック、ヘヴィメタルなど多岐にわたるジャンルの音楽に触れたことが彼のルーツとなっているという。現在の彼の音楽は、ロックやカントリーなどさまざまなエッセンスが融合した唯一無二のスタイル。耳に心地よいメロウな歌声も彼独自の繊細な世界観を形成する要素の一つだ。

ところがその一方、ライブでは、手にした楽器やステージ上に置かれたテーブルやイスを破壊するなどのロックスター然とした豪快なパフォーマンスもたびたび披露している。2018年7月開催のフジロックフェスティバルでは、アコースティックギターを叩き壊したばかりか、観客から投げ込まれたスニーカーに酒をドボドボ注いで飲み干してみせ、観客を大いに沸かせた。

最高にキュート、かつ破天荒でクールなアーティスト、ポスト・マローン。今後ますますの勢いを得て、日本で大ブレイクする日もそう遠くはなさそうだ。いまのうちに、チェックしておこう。(modelpress編集部)
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