ショーン・メンデス、2年ぶり来日公演で日本ファンに伝えたメッセージが深い
2019.10.18 14:53
カナダ出身のシンガーソングライター、ショーン・メンデスが16日、単独公演としては約2年ぶりとなる来日ライブを横浜アリーナにて開催。一夜限りの来日公演のチケットを手にした12000人のファンが集結した。
ショーン・メンデス、約2年ぶりの来日単独ライブ
デビュー・アルバム以降3作連続全米アルバム・チャート1位、今年6月にリリースされたカミラ・カベロとのコラボ曲「セニョリータ」は全米シングル・チャートで自身初の1位を獲得するなど、今全世界で大ヒット中のショーン。今回のライブは、昨年のサマーソニック2018への出演以来約1年ぶり、単独公演としては実に約2年ぶりの来日公演となった。
ダイナミックなステージに序盤から会場熱狂
ショーンがステージに登場した瞬間、客席からは大歓声が沸き起こり、スタートから会場は熱狂的な雰囲気に。日本をタイトルにした楽曲「ロスト・イン・ジャパン」でライヴをスタートしたショーンは「トーキョー!一緒に歌って!皆素晴らしいよ!」と会場を盛り上げた。会場には前方のメインステージだけでなく、後方にもステージを用意。大きなバラのオブジェが楽曲に合わせて色を変えていくなど、美しくダイナミックな演出に会場全体が一体となった。
ショーンは「今日は来てくれて本当にありがとう。嬉しいよ。このショーを素晴らしいものにするために一生懸命考えたんだ。ライトをどうするかとかね。でも、一番大切なパートは“みんな”だったんだよ!」と伝え、ファンからは大歓声が沸き上がった。
ショーン・メンデス、日本ファンへ力強いメッセージ
終盤の「ユース」では、「“ユース”(若さ)って言葉は、どれだけ若いかという年齢のことだけを意味してるんじゃない。自由と幸福の気持ちを表してるんだよ」と、真剣なまなざしで観客に語りかけたショーン。さらに「ここにいるみんな一人一人が世界を良くする力を持っているんだ。僕たちの“ユース”は、誰からも奪われないよ!」と力強く伝え、詰めかけた12000人が心を奪われていた。大ヒット中「セニョリータ」も披露 ラストは「イン・マイ・ブラッド」
シンガーソングライターであるショーンはギターやピアノを弾きながら、大ヒット中の「セニョリータ」や、現在CM曲としてもOA中の「イン・マイ・ブラッド」等メドレーを含む全19曲を披露。最後にショーンは「トーキョー、今夜は本当にありがとう!」といいながらステージを去った。本ワールド・ツアーは今年3月に開始、ヨーロッパや北米などで100以上の公演が発表されており、日本の後はオーストラリア、ニュージーランド、南米公演が続く。9月には故郷カナダのトロントでキャリア初のスタジアム公演を完売した(観客数55000人)。
ショーンの来日公演に合わせ、全米1位・グラミー賞ノミネートの最新アルバム『ショーン・メンデス』に、現在までの大ヒット曲をすべて追加収録した『ショーン・メンデス – デラックス・エディション』もリリースされ、同作は日本独自ジャケット仕様でショーンの大ヒット曲がすべて収録された、ショーンのすべてがわかる1枚となっている。(modelpress編集部)
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