エミー賞、作品賞「ブレイキング・バッド」が受賞 主演男優、助演女優、助演男優も獲得し今年度最高の作品に
2014.08.26 12:06
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世界最高峰のドラマアワードとされる第66回エミー賞・授賞式が25日(現地時間)、米ロサンゼルスのノキア・シアターで行われ、ブライアン・クランストン主演の「ブレイキング・バッド」がドラマ・シリーズ部門作品賞を獲得。今年度世界最高のドラマ作品の栄誉に輝いた。今回、モデルプレスは国内WEBメディア唯一の会場独占取材を行った。
「ブレイキング・バッド」は、米国とカナダで2008年1月20日から2013年9月29日まで放送されたテレビドラマシリーズ(全5シーズン)。昨年も同賞ドラマシリーズ部門作品賞を獲得し、全世界で絶賛されてきた。
今年度は同作シリーズ最終章が受賞対象となり、主演男優賞など16部門にノミネートされていた。見事作品賞を獲得しただけでなく、主演男優賞(ブライアン・クランストン)、助演女優賞(アンナ・ガン)、助演男優賞(アーロン・ポール)も受賞。昨年に続き、同作が今年度最高の作品として評価され、シリーズ最終章が有終の美を飾った。
呼びかけのあった共演のアーロン・ポールもブライアン・クランストンのスピーチに思わず涙ぐむ場面も見られた。アーロン・ポールはブライアン・クランストンが受賞する前に同賞ドラマシリーズ部門助演男優賞を獲得しており、喜びもひとしおだった。
同作品は、これまでもエミー賞にて、主演のブライアン・クランストンが主演男優賞を3年連続獲得、アーロン・ポールは助演男優賞を2度獲得してきた。ドラマ部門の作品賞には4度ノミネートされ、2013年に作品賞受賞。さらにブライアン・クランストンはゴールデングローブ賞のベスト男優賞に4度、全米映画俳優組合賞のベスト男優賞に4度ノミネートされてきた。
受賞作品に目を向けると、テレビ・ドラマシリーズ部門では先に述べたように「ブレイキング・バッド」の強さが一際光ったエミー賞となった。
今回ネット上で最大の話題となったのは「ブレイキング・バッド」主演のブライアン・クランストンが「Veep」でコメディ部門主演女優賞を獲得したジュリア・ルイス=ドレイファスに熱烈なキスをしたシーンであった。突然のサプライズで10秒間のキス。プレゼンターに止められるまで続いた。過去の二人の共演作品においてドレイファスがクランストンとのデートシーンを忘れたと発言したことへの洗礼だったようだ。
その他、テレビムービー作品主演男優賞に英国ドラマ「SHERLOCK」のシャーロック役のベネディクト・カンバーバッチ、助演男優賞はワトソン役マーティン・フリーマンが受賞している。同作も人気、実力が高く評価されていた作品。特にその存在感から目が離せないベネディクト・カンバーバッチには、世界中からますます注目が集まっていくだろう。
また、8月11日に自宅で死去した名優・故ロビン・ウィリアムズ氏への追悼メッセージを送るステージも行われた。
主演男優賞:ブライアン・クランストン「ブレイキング・バッド」
主演女優賞:ジュリアナ・マルグリース「グッド・ワイフ」
助演男優賞:アーロン・ポール「ブレイキング・バッド」
助演女優賞:アンナ・ガン「ブレイキング・バッド」
ゲスト男優賞:ジョー・モートン「スキャンダル 託された秘密」
ゲスト女優賞:アリソン・ジャニー「Masters of Sex」
監督賞:ケイリー・ジョージ・フクナガ「True Detective/二人の刑事」
脚本賞:モイラ・ウォリー=ベケット「ブレイキング・バッド」
今年度は同作シリーズ最終章が受賞対象となり、主演男優賞など16部門にノミネートされていた。見事作品賞を獲得しただけでなく、主演男優賞(ブライアン・クランストン)、助演女優賞(アンナ・ガン)、助演男優賞(アーロン・ポール)も受賞。昨年に続き、同作が今年度最高の作品として評価され、シリーズ最終章が有終の美を飾った。
思わず涙ぐむ場面も
今回、同賞ドラマシリーズ部門主演男優賞を獲得したブライアン・クランストンは受賞スピーチにおいて「私は俳優業が大好きで死ぬまで演技をしたいと思います。サポートしてくれた家族に感謝します。共演したアーロン・ポールもいつもお互いに助け合ってましたし、彼には感謝しています」と喜びと感謝の言葉を述べ、会場から大きな歓声が上がった。呼びかけのあった共演のアーロン・ポールもブライアン・クランストンのスピーチに思わず涙ぐむ場面も見られた。アーロン・ポールはブライアン・クランストンが受賞する前に同賞ドラマシリーズ部門助演男優賞を獲得しており、喜びもひとしおだった。
同作品は、これまでもエミー賞にて、主演のブライアン・クランストンが主演男優賞を3年連続獲得、アーロン・ポールは助演男優賞を2度獲得してきた。ドラマ部門の作品賞には4度ノミネートされ、2013年に作品賞受賞。さらにブライアン・クランストンはゴールデングローブ賞のベスト男優賞に4度、全米映画俳優組合賞のベスト男優賞に4度ノミネートされてきた。
今回のエミー賞授賞式を振り返る
司会のセス・マイヤーズによる軽快なテンポのMCは、俳優たちとのジョークの掛け合いで会場を終始和やかなものにし、視聴者の笑いも大いに誘った。受賞作品に目を向けると、テレビ・ドラマシリーズ部門では先に述べたように「ブレイキング・バッド」の強さが一際光ったエミー賞となった。
その他、テレビムービー作品主演男優賞に英国ドラマ「SHERLOCK」のシャーロック役のベネディクト・カンバーバッチ、助演男優賞はワトソン役マーティン・フリーマンが受賞している。同作も人気、実力が高く評価されていた作品。特にその存在感から目が離せないベネディクト・カンバーバッチには、世界中からますます注目が集まっていくだろう。
また、8月11日に自宅で死去した名優・故ロビン・ウィリアムズ氏への追悼メッセージを送るステージも行われた。
エミー賞とは
エミー賞は、世界の放送業界において顕著な実績のあった番組や俳優、プロデューサー、制作技術者に贈られる放送業界で最も権威と歴史のある賞。1948年に設立され、1949年の第1回授賞式以来、今年で66回目を迎える。その授賞式の模様はアカデミー賞と同じく全米で放送。なお、日本では海外ドラマ専門チャンネル・AXNと、ミステリー専門チャンネル・AXNミステリーにて独占で生放送されている。(modelpress編集部)「ブレイキング・バッド」
主人公の高校の科学教師ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)は、妻と長男と暮らしていたが肺がんが発覚。死ぬ前に家族に財産を残すために彼が選んだのは覚せい剤の一種であるメタンフェタミンの密造であった。かつての教え子ジェシー・ピンクマン(アーロン・ポール)とメタンフェタミンの闇販売を始めていく。エミー賞/ドラマ・シリーズ部門
作品賞:「ブレイキング・バッド」主演男優賞:ブライアン・クランストン「ブレイキング・バッド」
主演女優賞:ジュリアナ・マルグリース「グッド・ワイフ」
助演男優賞:アーロン・ポール「ブレイキング・バッド」
助演女優賞:アンナ・ガン「ブレイキング・バッド」
ゲスト男優賞:ジョー・モートン「スキャンダル 託された秘密」
ゲスト女優賞:アリソン・ジャニー「Masters of Sex」
監督賞:ケイリー・ジョージ・フクナガ「True Detective/二人の刑事」
脚本賞:モイラ・ウォリー=ベケット「ブレイキング・バッド」
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