六藤奈々(C)モデルプレス

歌舞伎町で活躍した12年間、プライド捨て六本木で再スタート 整形きっかけに傷ついた過去乗り越える「ずっと現役で輝けるように努力し続けたい」

2026.01.07 18:00

歌舞伎町で12年間活躍し、今年六本木のキャバクラ「UNJOUR TOKYO(アンジュール)」へ移籍したキャバ嬢・六藤奈々。京都からキャリーケース一つで上京した衝撃のきっかけから、六本木での“新人”としての覚悟、そしてコンプレックスを乗り越えた整形エピソードまで。12年のキャリアを経てなお進化し続ける彼女の「強さ」の源泉に迫った。【インタビュー全2回の1回目】

「売れてやる」キャリーケース一つで歌舞伎町へ

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― まずは、キャバ嬢として働き始めたきっかけを教えてください。

奈々:地元の京都にいた頃、唯一キャバクラで働いている一番の親友がいたんです。私がその子のことをちょっと馬鹿にしちゃったことがあって、そうしたら「お前なんてキャバ嬢になっても売れないのに馬鹿にすんな」って言われたんですよ。それがすごく悔しくて、「じゃあお前より売れてやるよ!歌舞伎町で!」って言い返して(笑)。

― 売り言葉に買い言葉で(笑)。

奈々:そうなんです。それを言った3日後にはもうキャリーケース1つで東京に来ていました。行動力だけはあるので、家も決めずにホテルに泊まりながら不動産屋さんを回って。

― すごい行動力ですね!そこから12年間、歌舞伎町で活躍されてきたわけですが、なぜこのタイミングで六本木へ?

奈々:実は2年くらい前から六本木には興味があったんです。でも、六本木って「女性としての武器をフルに使った接客」というイメージがあって、私のスタイルとは違うかなと逃げていました。

そんな時、周りの方々が「そのままのスタイルでやってみなよ」と背中を押してくれて、前のお店の店長も「無理だったら戻っておいで」と言ってくれた。戻れる場所があるなら挑戦してみようと、覚悟を決めました。
Instagramより
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六本木で感じた“1からのスタート”とプロ意識

― 実際に六本木で働いてみて、歌舞伎町との違いは感じますか?

奈々:全然違いますね。お客様の層も意外と六本木の方が若かったりするんですが、歌舞伎町特有の「ウェイ!」みたいなノリはありません。当たり前のようにテキーラのボトルが空くような、爆発力のある街ですね。

― ご自身の接客スタイルに変化はありましたか?

奈々:めちゃくちゃ変わりました。歌舞伎町時代は生意気な「強気キャラ」でやっていたんですが、六本木に来てからはすごく謙虚になりました(笑)。今までは言わなかった「指名してください」という言葉も言うようになりましたし。
Instagramより
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― 12年のキャリアがあっても、そこまで変える必要があったんですね。

奈々:六本木は可愛い子がいて当たり前。何か一つ長けていないと指名がもらえないんです。だから「12年やってきた」というプライドは捨てて、今は「1からスタート」という気持ちです。昔はいかにサボるかばかり考えていましたが、今は週5で出勤して、売れるために必死です。やっとちゃんとキャバ嬢をしている感覚ですね。

― お店の雰囲気はいかがですか?

奈々:「黒服(ボーイ)」さんのプロ意識が高いのが魅力です。少ししんどそうな顔をしただけで「大丈夫?水持ってこようか?」と気遣ってくれる。女の子をお姫様のように扱ってくれるので、「やってもらっている分、頑張ろう」と思えます。あと、お店の「まかない」がすごいんですよ!バイキング形式で毎日4種類くらいのご飯が用意されていて、女の子たちはみんなそこで食べています。出勤後にしっかりご飯が食べられる環境があるのは、本当にありがたいですね。

ただ、キャストの女の子は「個人プレー」な感じが多いですね。歌舞伎町は「仲間で切磋琢磨しよう」という体育会系なノリでしたが、こっちは「他人に干渉しない」というクールなスタイル。そこは少し寂しい気もします(笑)。

「タイプじゃない」と言われて…コンプレックスを乗り越えた方法

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― これまでのキャリアで、一番自分が成長したなと思う瞬間はいつですか?

奈々:20代後半になった時ですね。若い頃は何も考えず、若さだけでどうにかなっていたんです。でも年齢を重ねて武器が減った時に、「これじゃダメだ、相手に興味を持とう」と気づきました。

― 具体的にどのような接客に変えたのでしょうか?

奈々:お客様にたくさん質問をして、相手を知ることから始めました。あと、意識しているのは「感情の起伏」を作ることです。ずっと楽しいだけだと飽きられちゃうので、わざと喧嘩をふっかけてみたり(笑)。カップルみたいに、喧嘩して仲直りして…という波を作ることで、深い関係性を築けるようになりました。

― 戦略的なんですね!逆に、これまでの人生で挫折や辛かった経験はありますか?

奈々:最初の頃は容姿に自信がなくて、お客様に「タイプじゃない」「チェンジ」と言われるたびに泣いていました。整形前で鼻が低かったのがコンプレックスで…。

― 整形をすることで乗り越えられた?

奈々:整形でコンプレックスを解消したのも大きいですが、一番はメンタルが変わったことですね。今なら「タイプじゃない」と言われたら、「じゃあ誰がタイプ?」って聞きます。「石原さとみ」って言われたら、スマホで石原さとみさんの画像を出して、自分の顔の前にかざして「はい、これで喋ろう!」って(笑)。そうすると「お前おもろいな」って指名をもらえたりするんです。容姿の悩みを行動力とユーモアで乗り越えられるようになりました。

奈々の夢を叶える秘訣

― 最後に、夢を追いかけている読者に向けて「夢を叶える秘訣」を教えてください。

奈々:「努力とメンテナンスを惜しまないこと」です。私が32歳になっても現役でキャバクラを続けられているのは、自分への投資を続けてきたからだと思います。

容姿にコンプレックスがあるなら直せばいいし、中身だって変えられます。私も昔は自信がなくてすぐに怒ったり嫉妬したりしていましたが、自分に自信がついたら心に余裕ができて、全く怒らなくなりました。

― 努力し自信を持つことが何より大切なんですね。

奈々:そうです。努力すれば何とでもなります。私もまだまだ六本木では新人ですが、ずっと現役で輝けるように努力し続けたいと思っています。

― ありがとうございました。
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京都からキャリーケース1つで上京し、歌舞伎町で12年を駆け抜けた六藤奈々。整形で自信を取り戻し、六本木で“新人”として挑み続ける姿勢こそ、多くの人が彼女に惹かれる理由なのだろう。(modelpress編集部)

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