【#キャバクラで働く理由】現役で営業職と両立 オーストラリア留学・3ヶ国語習得「心踊る方に直感で」固定概念とらわれず突き進む──福岡中洲・一条すず
2025.08.07 19:00
福岡・中洲「BARCELONA桃李」に勤務する一条すず。保育園の頃に見かけた英会話教室の先生に憧れ、海外に興味を持った。そこから英語、中国語、韓国語を習得し、現在は語学を活かしてお客様とコミュニケーション。営業の仕事も続けている。
一条すず、昼職との掛け持ち
就職活動の時期にコロナ禍だったこともあり、1番採用が多かったシステム系の営業に進んだ一条。「アポも取るし、既に契約してくださっている取引先とのやり取りもあります」と仕事内容を明かした。一条が担当する仕事はほとんどオンラインでできるため「外に出なくなって、閉鎖されている感じがあって寂しい」と孤独を感じるようになったという。そんなときに恋人とも破局したことでさらに1人の時間が増え、「人との関わりがなくなるのは嫌だな」と夜職を始めた。元から話すのが好きだったためコミュニケーション能力が重要なキャバ嬢の仕事は「絶対に向いていると何となく確信しました」と力説。家族に打ち明けたときも、一条が在宅ワークで物足りなさを感じていることを知っていたこともあり、「向いているんじゃない?」と後押ししてくれた。現在は天職とも言えるキャバ嬢として働きつつ、在宅ワークで営業を続けている。
コミュニケーション能力抜群の一条だが、子どもの頃は「全然喋れなかった」と明かし、「多分小学生のときの友達とかが見たらびっくりすると思います(笑)」と今との違いを告白。しかし「知りたい欲が強い」のは幼い頃からで「保育園のときに英会話教室の先生を見かけて、青い目とブロンドヘアがかっこよくて」と憧れを持ち、海外へ興味が湧いた。そこから自らの希望で英語を習い始め、いろいろな国を知る内に「言語が多い方がコミュニケーションとれる人が多い」と思い、「学ぶしかない」と中国語、韓国語も習得。オーストラリア留学にも挑戦した。その語学力は現在も外国人のお客様とのコミュニケーションに活かされている。
一条すずの「夢を叶える秘訣」
2024年10月末に「中洲 人気 キャバクラ」と調べて出てきた「BARCELONA桃李」で夜職デビュー。新店舗という部分に惹かれて入店し、他の店舗のことは知らなかったが「SNSの更新や出勤などに細かいルールがあり、規則がしっかりしているところがいいなと思います」と魅力を語った。実際に働いてみて、お客様からも「フロアで見渡したときの雰囲気が良い」と言われるほどの客層の良さを実感。黒服が飲むこともないため「常に運営もしっかり動いてくれます」と明かし、「困ったときに頼れる存在」だと感謝した。やりたいことを探求し続けてきた一条に夢を叶える秘訣を聞くと、「心踊る方に直感で突き進むしかない」と断言。「やりたくないものを努力しても、自分の中での満足度がそんなに上がらないと思う」と語り、昼と夜の掛け持ちをしている今、「睡眠時間もすごい削られているけどそれ以上に満足度は高い」と笑顔を見せた。
保育園時代からの探究心を原動力に、3ヶ国語を習得、オーストラリア留学を経験、現在は営業職とキャバ嬢を両立させる彼女の生き方は、多くの女性にとって刺激的で憧れの対象となるだろう。「心踊る方に直感で突き進む」という彼女の哲学は、現代を生きる女性たちにとって重要なメッセージである。自分の内なる声に素直に従い、周囲の期待や固定観念にとらわれることなく、自分らしい人生を切り開いていく姿勢は、まさに現代のロールモデルと言えるだろう。(modelpress編集部)
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