神楽ゆあ(C)モデルプレス

札幌すすきのトップキャバ嬢・神楽ゆあ「自惚れていたなって気づけた」挫折からNo.1になるまで<モデルプレスインタビュー1回目>

2025.04.18 18:00

札幌すすきのにあるキャバクラ「P&J」で2024年にNo.1の座を獲得した神楽ゆあ。憧れから飛び込んだ世界で、初めてのレースでは悔しい思いを経験。そこから「2023年とは違う行動をしよう」と決意し、努力を積み重ねた結果、グループNo.1とレースNo.1を達成した。毎日を「楽しい」と思いながら働く彼女が、成長の過程で学んだこととは?挫折を乗り越えたマインドや、仕事を続ける上でのこだわりに迫る。【インタビュー全2回の1回目】

憧れからキャバクラの世界へ

神楽ゆあ(C)モデルプレス
― まずはキャバ嬢として働き始めるまでの経緯を教えていただけますか?

神楽:元々、キャバクラの業界にすごく興味があったんです。キラキラしたキャストさんのInstagramもよく見ていたし、ひめかちゃんが好きで、いつか働いてみたいなって。通信の高校を卒業した後に美容の専門学校に行っていて、その時の友達が働いていたバルセロナグループの「P&J」を紹介してもらい働き始めました。

― 専門学校に通いながら?

神楽:専門学校は自分に向いてないなって思って、1年くらいで辞めちゃいました。そこから中古車屋さんやアパレルのお仕事もしましたが、その後にキャバクラで働き始めた流れですね。

― 働き始めたきっかけは憧れが大きかったですか?

神楽:そうですね。お金を稼ぐためというより、楽しいから働いている感じです!

― キャバクラで働くことに対して不安はありませんでしたか?

神楽:お酒がめっちゃ強いわけではなかったから、不安だったのはそれくらいでしたね。アパレルで働いていた頃から接客は好きだったし、お仕事が辛いと感じることはないです。

でも、やっぱり入る前に考えていたより大変な仕事だなとは感じます。毎日遅い時間までお酒を飲んで、出勤していない時間もお客様へ連絡するので。頑張った分だけ稼げるのは、このお仕事のいい部分でもありますね。

自惚れに気づいて変化した仕事観

神楽ゆあ(提供素材)
― 現在のお仕事で、どのような部分にやりがいを感じますか?

神楽:私にとってはお金というより、働いていて楽しいことがやりがいなのかなって感じます。毎日ほんとに楽しいって思いながら働いているし、そこに見返りは求めてないですね。もちろん頑張ればそれだけお金がもらえて好きなこともできるようになるので、それはプラスアルファって感じ。

― 逆に悩みはありますか?

神楽:あんまり無いんですよね。深く悩んだことがあまり無くて、寝たら忘れるタイプ(笑)。悩んで相談することもあるんですけど、話したら「すぐ解決!」みたいな。お仕事もプライベートも引きずって悩むことはほとんど無いですね。

― それではお仕事をする上で大切にしているルールはありますか?

神楽:当たり前のことですが、「ありがとう」と言葉で感謝を伝えるように心がけています。あとは嫌なことも含めて、思ったことがあれば言葉にして伝えるようにしています。

― キャストとして働き始めて丸2年とのことですが、これまでにターニングポイントになった出来事はありますか?

神楽:2024年2月ごろに初めてレースに参加したんですが、その時かなと感じます。入店してから上位にはいたので、安定していればいいやって思ってたんです。それまでは順位もあまり気にしてなくて、とりあえず上位にいればいいやって。
「P&J」神楽ゆあinstagramより
― でもそのレースで気持ちが変わった?

神楽:そうですね。結果は8位ですごく悔しかったんです。もっと上位に行きたいと思い、とりあえず「2023年とは絶対違う行動をしよう!」と仕事に対する意識を変えました。年末のレースは絶対上位に入るという気持ちで毎日出勤していました。

― そして年末のレースでは念願のNO.1を獲得しましたね。

神楽:めっちゃ嬉しかったです!NO.1を目指してはいたけど、バルセロナは可愛い子がたくさんいるので厳しいだろうなって思っていました。努力した甲斐がありました!

神楽ゆあの挫折を乗り越えた方法

神楽ゆあ(C)モデルプレス
― 神楽さんがこれまでの人生の中で挫折や辛いと感じた経験はありますか?

神楽:あまり辛いと思うことはないんですけど、やっぱり初めて参加したレースかなぁ。入店してからなんだかんだ売上も上位で、バースデーの時はNO.1を獲ったこともあったんです。だから賞レースも甘い考えで「参加してみようかなぁ」って。でも結局8位で、それがすごく悔しかったんです。

入って1ヶ月ぐらいで上位のパネルに乗れちゃって、それが良くなかったですね。それで調子に乗っちゃって。レースに出たおかげで、自惚れていたなって気づけました。

― そこから嫌にならず、頑張ろうと?

神楽:もちろん辞めたいとか、1回休みにしようかなと考えたこともありました。でも性格的に1回休んだら戻ってこれない気がしていて。だから出来るだけ休まないように出勤していました。

― 気持ちが落ち込んだ時はどのようにモチベーションを?

神楽:よくよく考えた時に、辞めるにはまだ早いなって。年齢的なものもありますけど、まだやり切ってないと思ったんです。人生1回きりだし、辞めるにしても目標を立ててちゃんと頑張ってからにしようと思いました。レース参加前まではお客様ごとに接客を変えることもなかったけど、一人ひとり求めていることは違うし、それに私も合わせるようにしていきました。

神楽ゆあの夢を叶える秘訣

「P&J」神楽ゆあinstagramより
― それでは最後に夢を追いかけているモデルプレス読者へ、神楽さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

神楽:頑張ったら良いことが絶対あるって思いながら、諦めないことですね。私は頑張れば良いことは絶対あると思うし、良いことがあるって思えば頑張ることもできる。当たり前のことだけど、それが一番大事かな。

― 仕事に行きたくない時に、諦めない秘訣は?

神楽:行きたくないと思った時は10秒以内に動くようにしています。10秒数えてそれでも動けなかったら、本当に無理な時なので思い切って休みにしちゃいます。

行きたくないなぁって考えながら1日過ごすのはもったいないから、切り替えて休みを思いっきり楽しみます。そうすればリフレッシュにもなりますし、明日は頑張ろうってモチベにも繋がります!

― ありがとうございました。


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「2023年とは違う行動をしよう」と決意し、掴んだNo.1の座。楽しいことも、大変なことも全部ひっくるめて頑張る彼女の姿に、多くの人が惹かれたのだろう。インタビュー2回目では、彼女のプライベートや美容の秘訣に迫る。(modelpress編集部)

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