名古屋の人気キャバ嬢、男性の心を掴む方法とは?自己投資する美容法&転機も明かす<インタビュー>
2024.12.09 21:30
名古屋にある高級キャバクラ「GLAMOROUS(グラマラス)」で、売上ランキング上位を占める藤崎つかさ、じゃがりこ、鳳まりあ。常に向上心を持ち、己を高め続ける彼女たちに、美容法やスタイルキープ術などをインタビュー。多くの男性の心を掴んできた3人の素顔に迫ります。
目次
藤崎つかさ、小学生の頃の夢叶えキャバ嬢へ「思っていた通り、キレイでした」
― つかささんが欠かさず行っている美容法を教えてください。つかさ:エステは週2、美容クリニックは3か月に1回程度通って、肌のメンテナンスをしています。フェイスラインを上げるためにボルニューマをしたり、その時々の悩みに合わせてメニューは変えていますね。日常的にしていることは、寝る前に欠かさず化粧を落として、たっぷりと保湿すること。寝不足だと肌荒れしてしまうので、睡眠も大切にしています。
ー 周りからのイメージと、ご自身にギャップはありますか?
つかさ:イメージはよく分からないけど、友達からはわがままって言われます(笑)。自分の気持ちを隠さずに話すからかもしれないですね。…内面はちょっと暗いかもしれない(笑)。外に出て遊ぶよりは家にいることが多いんです。本を読むのが好きで、小説から株などの実用書まで、結構幅広いジャンルを読んでいます。株もやっているんですよ。
ー 株は意外です…!今のお仕事を始めたきっかけを教えていただけますか?
つかさ:小学生の時に「女帝」というドラマを見て、やろうって決めました。ドレスを着ていてキレイだなと思ったし、華やかでキラキラした世界に憧れたんです。グラマラスには友達に誘われて入りました。
ー 小学生からの夢を叶えたんですね。入ってみて印象が変わったことはありましたか?
つかさ:思っていた通り、キレイでした。この仕事以外の経験はないですが、人と喋るのが好きだから向いてたなと思います。
ー では、お仕事のモチベーションを上げるために行っていることは?
つかさ:仕事が好きですし、特にモチベーションのためにやってることはないんです。いつもテンションが一定なので、学校のようにお店に通っています。基本いつも楽しくて、感情が出るのは怒るときくらいかな。
ー 売上ランキング上位になるために、努力されたことを教えてください。
つかさ:努力ではないんですけど、お客様といるときは否定しないように意識していますね。仕事で大変だと思うこともないので、困難な状況はなかったかな。若い時は売上で勝てると喜んでいましたが、今はもう穏やかです。いろいろ経験して、達観しちゃったんですかね(笑)。上に行きたい気持ちは持っていますが、繰り返す毎日でも、満足度はすごく高いです。
ー では最後に、つかささん自身の夢を叶える秘訣を教えていただきたいです。
つかさ:常に周囲の方にいろいろとフォローいただいてることを忘れずに、謙虚な姿勢でいること。私は思い描いたことは叶えてきたんですが、いくら稼ぎたいのか明確な目標を立てることで、自然と行動にもつながっていきました。ビジョンを描くことが大事だと思います。
じゃがりこ、目指すは“アイドルの卒業ライブ”「泣いてくれる人をどれだけ集められるか…」
― りこさんが欠かさず行っている美容法を教えてください。りこ:私はラーメンが好きだし、本当にむくみやすくて、キャバクラを始めた時は60キロぐらいあったんです。でもダイエットで10キロ痩せました。キックボクシングは全身使うし、体力もめっちゃ使うので1番効率が良いなと思って、週2で通っています。「はああ!」って気合いを込めるからか、メンタルも強くなりました(笑)。
ー 10キロはすごいですね…!ダイエットは継続が難しかったりしますが、原動力はどこから?
りこ:キックボクシングもエステもジムも、仲が良い子がいるところに行ってます。業務的に行くのは続かないけど、普通に友達と話しに行くような感覚だとハードルも下がるし続けられるんです。
ー りこさんの恋愛観もお聞かせいただきたいんですが、どんな男性に惹かれますか?
りこ:自分から好きになる人が大体ダメ男だったので(笑)、私が好きな人ではなく、私のことを大好きな人がいいですね。「顔が可愛い」「大好き!」と言ってくれる人と付き合ってからは、自己肯定感も上がるし、何もしてないのに周りから「可愛くなったね」って言われるんですよ。それまでは俺様系と付き合ってたんですが、そっちの方がいいなと気づきました。
ー 愛される側ってことですね。そもそも、今のお仕事を始めたきっかけは?
りこ:エステの専門学校に行ってたので、将来はエステティシャンになろうと思ってたんです。ただ、学生の頃はメイドカフェやバーでバイトをしていて、全部飲み屋感覚で行っていました。その時にシャンパンを煽っていたら「かっこいい」ってお客様に言われて(笑)。昔からYouTubeでキャバクラを見ていたし、私なら絶対1位になれるって思ったんです。お金を稼ぐためではなく、普通にやりたかったことがキャバクラだったっていう感じです。
ー 自分の武器が活かせると気づいたんですね。
りこ:はい。自分は得意だと潜在意識があったと思います。最初は昼職と掛け持ちで始めたんですが、2か月目で「このままじゃ1位になれない」と思って、当時同棲していた人とお別れしました。そのおかげか、3か月目で1位になったんです。 相手には「なんかごめん」って感じですが…(笑)。
ー お仕事のモチベーションを上げるために行っていることを教えてください。
りこ:女性アイドルが好きなので、お風呂でアイドルのダイジェスト動画や、卒業ライブを観ています。あとは、ハイキューの名言集。元から可愛い子や細い子を羨ましく思っていたけど、「不可能と嘆くのは、全ての正しい努力を尽くしてからで遅くない」という言葉に、何も努力せずに負けたと言うのはダメだなと思って。明日からも頑張ろうって前向きになれるので、名言はスマホに保存して見返しています。
ー 最後に、りこさんの夢を叶える秘訣を教えてください。
りこ:これまで、お客様たちが夢を作ってくれていたんです。今、私の競馬系YouTube動画をお客様が作ってくれているんですけど、始めて1か月で1.8万再生まで伸びて。「YouTuberとコラボできるように頑張ろう」って次の夢を作ってくれる。やるからには、キャバ嬢でやれること全部やりたいですね。
キャバクラは長く続けるつもりはなくて、卒業する時に泣いてくれる人をどれだけ集められるか…というのが1番の目標なんです。アイドルの卒業ライブみたいな、ゴールを目指して頑張っています(笑)。
鳳まりあ、お酒アレルギーが転機に「環境は自分で作っていく」
ー まりあさんが欠かさずに行っている美容方法を教えてください。まりあ:月に1回クリニックで血液クレンジング、高濃度ビタミン点滴 、フォトフェイシャル、プラズマシャワーをやっています。あとはハイフとかコルギとか。毛穴のエステは7年ぐらい続けていますね。自分で大きな変化は分からないんですけど、肌が綺麗だねって言われるようになりました。お店の女の子やお客様、インスタでもよく聞かれるので、紹介したりしています。
ー 男性ウケのために意識されていることはありますか?
まりあ:我が道を生きたいので、何もしてないんです。服装も何でも着るんですよ。メンズっぽい服にスニーカーを合わせることが多いんですけど、可愛いフリフリの服を着てみたりもするし。あとは韓ドラを見て、この子の前髪にしたいって担当のヘアメイクさんに言って切ってもらったり、すべて自分の意志ですね。
ー そうなんですね。最近は誰を参考にしたんですか?
まりあ:「7人の脱出」というドラマのハ・モネ役のイ・ユビちゃん。前髪が可愛くて、一昨日前髪を薄めにして短くしたんですけど、昨日気が変わって、重くしてもらいました(笑)。ヘアメイクさんは私が飽きると分かっているから1回は止めるんですけど、変なところで頑固なんです。
ー では、お仕事のモチベーションを上げるために行っていることはありますか?
まりあ:キャバクラは人に見られる仕事だし、自分が商品。自分を売り出すために綺麗でいなきゃって思うので、仕事自体がモチベーションを上げてくれる感覚です。休みの日も美容の予定を夕方ぐらいまで入れています。
あとは、自分が働きやすい環境を作るのが得意かもしれないですね。心理学を勉強しているので、ちょっと喋ったら合うかどうかは分かります。お客様にご指名いただいても、ちょっと合わないなと思ったらすぐ抜けたり、あまり連絡しなかったり。だから、長いお客様が多いです。同僚には、プロデュースのようなことも結構やっています。それこそじゃがりこに「ダイエットしたら」と伝えたら、めちゃくちゃ頑張っていました。
ー 売上ランキング上位になるまでに、努力されたことを教えてください。
まりあ:新人の頃は、色恋を求めてくるお客様も結構いたりして、先輩が「まりあがやりたくないことはやらなくていいよ」って言ってくれたんです。私らしく働けばいいと思っていたから、最初の方は気取っていたし、嫌なことはやらなかった。でも、途中でお酒のアレルギーに気付いて…。「終わった」と思ったんですけど、お酒が飲めないからこそできることを考えて、会話術とかテーブルマナーを学ぼうと人一倍頑張りました。めちゃくちゃ本を読んだし、バラエティ番組も見たし、心理学の本を読んで、お客様がどう思っているのかも勉強しましたね。
ー では最後に、まりあさんの夢を叶える秘訣を教えていただきたいです。
まりあ:自分の存在感を高める努力を欠かさないこと、絶対に嘘はつかないこと、あとは自分に自信を持つこと。自分に引け目があると、それだけでお客様にシャンパンを頼めなかったりとか、一押しができないんです。だから仕事前にヘアメイクに行って、「私、可愛い」と自分を鼓舞してから出勤しています。自分が大切にしてもらえると感じられたら自信もつくので、自分が輝ける場所で働くことも大切だと思います。
ー 皆さん、ありがとうございました。
(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社晋