「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)

2023年「egg流行語大賞」TOP10 発表

2023.11.01 17:00

雑誌「egg」が2023年の流行語に関するアンケートを実施。集計結果を「egg流行語大賞2023」として発表する。

  

2023年「egg流行語大賞」TOP10発表

1位:なぁぜなぁぜ?
2位:100枚つけま
3位:ひき肉です
4位:かわちぃ
5位:厳しい戦い
6位:話題のギャルならうちらだし
7位:お前今日何したんだよ
8位:不安だな〜
9位:ぷるい
10位:N

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
2023年は、MAU(=月間アクティブユーザー)がジワジワと毎年伸び続けているTikTokでトレンド入りしたワードのラインクインが目立つ結果に。“日本一有名なJK"・あいさなど、若者から支持の厚いインフルエンサーがTikTok上で使用することによって、一気に拡散されたと言える。

また、これらのワードがここまで幅広い世代で認知・使用される様になったのは、シンプルなワードでありながらも、印象的なフレーズ、そして、誰にでもマネができる動画フォーマットが相まって、知名度・性別・年齢に関わらず、多くのSNS利用者に活用され、社会全体で大きなインパクトを与えた要因として考えられる。

1位:なぁぜなぁぜ?

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
理不尽に感じたことや不満に思っていることを、可愛らしく言い換えるときに使われた。「お前今日何したんだよ」をバズらせたあいさが、またもや大きく貢献し、あいさのサブアカウント「あいさの日常」にて、総再生数5000万回再生を記録した。

あいさ(提供写真)
また、「なぁぜなぁぜ」の発祥は、六本木のラウンジ「FABRIC LOUNGE ROPPONGI 7」に勤務する桃園ありさ(ももらんどありさ)が、TikTokに動画を投稿したのが始まりと言われている。「なぁぜなぁぜ」を使った関連投稿は6.4億回視聴された。

使用例:

「大切な日に限って大雨降ってビジュ崩れるのなぁぜなぁぜ?」

「あれだけイケメンの彼氏がいて浮気とか心配にならないんですかってDM来たけど、やまは1mmも心配にならないのなぁぜなぁぜ?」

2位:100枚つけま

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
「egg」のYouTube『ドギャルならつけま100枚似合う説』の企画から100枚つけまのモデルをTikTokに投稿する、見た目のインパクトから再生回数合計8700万回を突破。国内だけでなく、国外からも大きな反響を呼び、人気漫画『姫ギャルパラダイス』のウニつけまに似てると多く視聴者からコメントが寄せられ、姫ギャルパラダイス×「egg」のコラボレーションも実現した。

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)

3位:ひき肉です

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
中学生YouTuber「ちょんまげ小僧」のメンバー・ひき肉の挨拶として浸透した。独特なイントネーションとコミカルな動きの中毒性が高く、独特な体の動きにハマる人が続出。TikTokでは「ひき肉です」の挨拶をアレンジしたという音源とともに体を動かす「ひき肉ダンス」が流行し、あのや本田翼といった有名人も「ひき肉です」のポーズを決め、Yahoo!ニュースでも取り上げられた。TikTokでは、「ひき肉です」関連動画が4億9000万回視聴されており、大きく話題になった。

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)

4位:かわちぃ

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
文字通り「かわいい」という意味で使用される。語尾を「ちぃ」にすることで、「かわいい」が持つ意味をさらにかわいく表現することができる。TikTok内でインフルエンサー達が、「かわいい」を「かわちぃ」と表現し、発信し始めたことから、日常の会話などでも使用されるようになった。

使い方:

「この服かわちぃお気に入り」や「〜〜が、かわちぃ」

5位:厳しい戦い

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
際どいときや、困難なことにぶつかっているときに使用される。「egg」モデルのerikaが多用し浸透。「この状況はマズい、、、」と思いながらもどうにかポジティブに立ち向かおうとするギャルマインドを反映した言葉と言える。

使用例:

A「化粧まだ途中だけどあと5分で家でないと遅刻する」B「いけそう?」A「厳しい戦いだね」

6位:話題のギャルならうちらだし

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
兄・SUNNY-PLAYと妹・Janet真夢叶からなる大阪出身の兄妹ポップラップユニット、ぺろぺろきゃんでーの「話題のGAL」の歌詞の一部。「うちら誰よりもイケてるギャルだし」とアピールするために使用する音源。ぺろぺろきゃんでーは、“低音女子”の妹の歌唱・ラップと“天才兄者”のトラックメイクがTikTokやYouTube Shortsを中心に絶大な人気を集めている。

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)

7位:お前今日何したんだよ

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
主にSNSの短尺動画の冒頭で、視聴者に対しての問いかけとして使用される。発端となったのは、日々のトレーニングの記録を発信するShein(シェイン)の投稿。あいさのTikTokサブアカウント「あいさの日常」で「お前今日何したんだよ」を投稿すると、多くの若者が類似投稿を行い、流行が生まれた。

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)

8位:不安だな〜

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
「多分ダメだね」というテンションの特に使われる。「egg」編集部員が使い始め、そこからモデルに浸透した。

使用例:

A「今日のメイク盛れてないけど、大丈夫そ?」B「不安だな〜」

9位:ぷるい

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
唇がプルプルの状態であることを指す。2023年のトレンドである純欲メイク・中韓メイクの特徴の1つに「うるうるキラキラ艶がかっている唇」があり、唇がプルプルしていることから「プルい」という言葉が誕生した。

使用例:

「〇〇ちゃんの唇、過去一ぷるい!」「ぷるってるリップはどこの?」

第10位:N

「2023年ギャル流行語大賞」(提供写真)
NGの略語。読み方はそのまま「エヌ」。言葉を略して使用することの多いギャルを中心に若者の間で流行した。

使用例:

「このリップの色、Nだなー」

A「明日空いてない?遊ぼうよ!」B「明日はNだね〜」

「egg流行語大賞」

2018年以降、毎年年末に年間トレンドワードをランキング形式で発表。「egg」専属モデル・「egg」公式LINE@メンバー・「egg」公式インスタフォロワーを対象に、年間の流行ワードを調査し、集計。毎年、多くのメディアに取り上げられ、注目を集めるコンテンツとなっている。

<調査概要>

調査期間:2023年10月6日〜10月31日
調査機関:株式会社エイチジェイ 「egg」編集部
調査対象:「egg」専属モデル26人・egggirls6人・「egg」公式LINE登録者 約21000人
調査方法:Googleフォームアンケート

「egg」

「egg」2023秋号(提供写真)
TikTokで5000万回以上再生された『なぁぜなぁぜ?』、『お前今日何したんだよ』などのトレンドワード創出の先駆けとなった"あいさ"などのギャルモデルが所属し、日本独自の”ギャル“文化を牽引するメディアとして、多くの若者に支持されている。2014年に一度休刊したものの、2018年にWEB上で復活し、2019年に紙雑誌を復刊。YouTubeなどのSNSを中心に、ギャルカルチャーの情報を発信している。(modelpress編集部)
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