ド派手ネイルに賛否両論…話題の黒ギャルを直撃「誰にも迷惑かけてない」 モデルプレスインタビュー
2014.03.27 15:00
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今年1月の成人式当日、ひとりのギャルがネット上を大きく騒がせた。
ド派手すぎるネイルが話題に
そのギャルとは、強め黒肌ギャルユニット「black diamond(ブラックダイヤモンド)」のメンバーで東海エリア代表のはるたむ。今年めでたく成人を迎えた彼女は、一生に一度の成人式のために準備したネイルと振り袖コーディネートを自身のTwitterで公開。長いネイルにはサンリオの人気キャラクター「マイメロディ」の特大パーツが所狭しと盛られ、振り袖は肩と生足を大胆に露出した“花魁風”の着こなしを披露した。その“ド派手すぎる”いでたちはTwitterでたちまち拡散され、ネイル写真は2万リツイートを記録。「かわいい」「すごい」といった驚きのほか、「生活に支障が出るのでは」と心配の声も寄せられたが、はるたむは「男ウケより女ウケより自分ウケ だからただの自己満だしやりたいことやってるだけ」「批判されても気にしないしそりゃ邪魔だけど料理から始まり家事やお風呂トイレ化粧もカラコンもできるよー!生活できなかったらさすがにやらない」と自らのこだわりを主張した。
◆はるたむのネイルが広告媒体に
賛否両論を呼んだはるたむの成人式ネイルだったが、その反響が思わぬ方向に。とある企業が、彼女のネイルを広告媒体として販売するという斬新な企画を発足。その第一弾として、人気パズルゲーム「Candy Crush Saga」の広告掲載が決定した。
モデルプレスのインタビューに応じたはるたむは、成人式を振り返り「あのようなネイルは今までも日常的にしてきていたものなので、あんなにもニュースになってびっくりしました」と率直な心境を明かした。批判の声に対しては、「誰にも迷惑かけてないし、一生に一度の成人式だからこそ、100%の自分ウケにしたかった。全く気にしません」ときっぱり。コーディネートのこだわりを聞くと「ピンクの髪の毛で、振袖をミニで着て人形っぽくしたいっていうのはずっと決めていたんです」と明かした。
黒ギャルは「飽きるまで一生」
黒ギャルになったきっかけは「人生のお手本」にしているというアーティストの浜崎あゆみ。16歳から今のようなド派手ネイルを楽しんでいるという。今回のネイル広告については「自分の趣味でやっていたネイルがこんなふうにネイル広告につながってとても嬉しいです」と歓喜。キャンディを盛ったデザインもお気に入りの様子で「今回のネイルは歴代のネイルの中でも1番パーツが大きくて、とてもポップな感じに仕上がりました」と満足気だ。一方で、「black diamond」としてのアーティスト活動も順調。2ndシングル「CRAZY TRIBE feat.HAYATO/PERSONA」(4月4日発売)に収録される「PERSONA」では、同じ東海エリア代表のりちゅと共にメインボーカルをつとめる。今後の活動について聞くと「もっとたくさんテレビに出演したいです。化粧品や洋服など、商品プロデュースをする仕事に1番興味があるので、女の子が欲しい!と思う商品を作って、みんなに使ってもらえるような会社をつくるのが目標です」と意気込み。黒ギャルをいつまで続ける?という質問には「自分が飽きるまでは一生やりたいです」と宣言した。
最近は渋谷の街でもめっきり見かけなくなってしまった黒ギャルだが、「black diamond」には全国47都道府県から総勢150名以上の黒ギャルが所属しており、その文化はひそかに息づいている。「自分ウケが1番」という姿勢を貫くことで、自ら活躍の場を切り開くはるたむ。彼女のようなギャルが、渋谷カルチャー再燃の大きなきっかけとなりそうだ。(モデルプレス)
black diamond(ブラックダイヤモンド)
近年めっきり減少してしまった“強め黒肌ギャル”のブームを再燃させるべく、2012年7月に結成されたギャルサークル。全国47都道府県から総勢150名以上の黒ギャルが所属。2013年9月にはオリジナルソング「AVANT GYARUDE(アバンギャルド)」を欧米を中心とした世界122ヶ国で配信し、CDシングル化も実現。2014年4月4日に2ndシングル「CRAZY TRIBE feat.HAYATO/PERSONA」を発売する。
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