号泣モデル続出のファッションイベント　武智志穂、田中里奈ら青文字モデルが集結＜写真特集＞

「mer fes」の開催は今年で2回目。雑誌「mer」は、異性へのモテを目指す「CanCam」などの赤文字系に対し、同性ウケ・自分らしいかわいさを志向する青文字系のNo.1ファッション誌。

イベントがスタートし、モデルの武智志穂が開幕の手紙を読みつつ、感極まり涙。無事開催できたことを喜んだ。ファッションショーやアーティストライブが行われるなか、もうひとつのイベントの軸として同誌の正田編集長と、人気モデルによる「夢」をテーマにしたトークショーも開催された。

号泣モデルが続出したイベント

柴田紗希、村田倫子らが編集長とトークを行い、数年前まではイチ読者だった2人が、今憧れの雑誌のステージに立てていることに、思いが高まり涙を流した。

また武智も正田編集長とトークショーを行った。自身がモデルとなったきっかけである「セレクトショップを開きたい」という夢。それを11年かけようやく実現できたことを話し、思わず涙。「夢を形にしていくのは、労力がかかるし、しんどいと思う時もある。でもそれが糧になって、自分が思い描いていたことが実現していくのはすごく楽しいと感じます」と話した。

読モバンドSilent Sirenの“あいにゃん”こと山内あいなも正田編集長とのトークショーで、あきらめないで続けた音楽の夢を語り、胸をつまらせ涙を見せた。またライブステージでも涙があった。近藤夏子は、ステージで出演モデルたちと「Dream Girl Story」を歌唱。夢を持つ大切さを説いたMCに、感動したモデルたちが号泣。そのまま肩を組み、近藤のライブステージに参加した。

ラストは田中里奈による手紙。「mer」への感謝、そしてイベントをすることができる感謝を泣きながら述べた。涙で言葉が続かない田中に「がんばれー」とファンから声援が飛び、まさにモデルと読者が一体となったイベントとなっていた。

青文字界の温かい空気

青文字界は「読者モデル」たちの活躍が中心のため、ファンとの距離が非常に近い。モデルとファンは“あこがれ”というよりも“共感”というワードで強くつながっていることもあり、会場の隅々まで何とも言えぬ温かい空気が充満していた。そんな優しい空間が、モデルたちの涙腺をゆるくしたのかもしれない。

イベントでは他、三戸なつめによる歌声初披露や、「mer」モデルオーディションファイナリストお披露目、ファンとの握手会、ハイタッチイベントなどが行われた。（modelpress編集部）

■「mer fes．2014」

開催日時：2014年8月31日（日） 開演14:00 終演19:30
場所：東京・恵比寿ザ・ガーデンホール
来場者：約1200人

出演モデル：武智志穂、田中里奈、青柳文子、三戸なつめ、柴田紗希、深澤翠、中田絵里奈、小野寺奈々、阿久津ゆりえ、村田倫子、木村ミサ、西もなか、保木ちひろ、やのあんな、阿部朱梨、あわつまい、山城悠希、新井愛花、上岡由佳、猪鼻ちひろ、水戸悠夏子、伊藤博子、伊藤さやか、松田梓、るうこ、佐藤渚、夏目志乃
出演アーティスト：近藤夏子、Silent Siren
スペシャルゲスト：桃