【DEP・船越剛司氏】「救えない」挫折を経験。“全スタッフが国家資格持ち”異端のピラティスチェーン成長の納得の理由<REAL VALUE×モデルプレス連動>
2025.10.17 19:00
堀江貴文・溝口勇児・三崎優太による経営エンターテイメント番組「REAL VALUE」と「モデルプレス」の共同インタビュー企画。今回は株式会社DEP代表取締役・船越剛司(ふなこしたけし)氏(38)に、生い立ちやこれまでの経緯、成功を掴むまでのエピソード、ビジネスで大切なことを聞いた。
「REAL VALUE」は堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人と各業界のスペシャリストが、本物の起業家を見極め、悩めるすべてのビジネスパーソンに“本当の価値と、本質的な学び”を説いていく番組(※堀江・三崎公式YouTubeで配信中)。
株式会社DEPは、鳥取県を拠点に全国約50店舗のピラティススタジオ「Pilates Studio DEP」を展開。全スタッフが理学療法士・作業療法士の資格保有者という高い専門性を応用したピラティス指導に定評がある。
船越社長:理学療法士として、日本一患者が多いと言われる病院や大学病院などで、10年以上リハビリテーションに従事してきました。
理学療法士の仕事は、事故や怪我で入院した方のリハビリなどが思い浮かぶと思いますが、私は、脳卒中で手足に麻痺が出てしまって歩けなくなった方や、物が握れなくなってしまった方などの麻痺の回復や動作再獲得、腰や膝、肩などの疾患・痛みがある方が手術を回避するための保存的療法としてのリハビリ(徒手・運動療法)や、手術後の機能回復などのリハビリという形の関わりを主にしてきました。
在院中には1500名以上の患者様のサポートをさせていただきました。長年この仕事をしてきて確信したのは、「いくら医療が発展しても、完全に治せないものが沢山ある」ということ。そして「病気になってからでは、どれだけ努力をしてもできることには限界がある」とも痛感しました。
手術をしても後遺症が残ったり、退院後も不自由な生活を強いられたり…。病気をきっかけに、心から笑えなくなってしまった方をたくさん見てきました。だからこそ、「病気になってからでは治せないのなら、病気になる何十年も前から関われたら、きっと未来は違う」と考えるようになったんです。
これが起業に至った、シンプルな理由です。今、ピラティスを用いているのは、在院時に培ったあらゆる治療手段の中で、姿勢・歪みによる不調改善、インナーマッスル強化から効率よく全身の身体パフォーマンスを引き出せる手技として、最も多くの方々のお悩みやニーズにお応えできるものだったからです。
モデルプレス:10年以上にわたる臨床経験の中で、「目の前の患者を救いきれない」という悔しさを感じ、その根本的な解決策を自ら生み出すために起業されたのですね。病気になった人を「治す」のではなく、病気にならない人を「増やす」という発想の転換が、この事業の核にあるのだと思います。
船越社長:ピラティススタジオのフランチャイズ展開を行っており、現在、Pilates Studio DEPは田舎地域も含めて全国に約50店舗を展開しています。一般的にピラティスはフィットネスのイメージが強いですが、当社は業界でも最もメディカル寄りだと位置付けられているのが特徴です。その理由は、全スタッフが国家資格である理学療法士・作業療法士の有資格者のみであり、一定年数の医療関連施設の臨床経験がある人材だけを採用している高い専門性があるからです。
私たちは、療法士の専門知識と技術をピラティスに応用することで、お客様の姿勢や歪み、不調やパフォーマンスアップなどのニーズに対して一度のレッスンで結果を出すことはもちろん、レッスンを受けるたびに、お客様ご自身が身体の特徴を理解し、根本的な問題となっている日常習慣を改善できるようサポートしています。
最終的には「通わないスタジオ(卒業)」を目標にサービスを提供しています。
モデルプレス:ただ身体を動かすだけでなく、お客様自身が自分の身体の専門家になれるよう導いているのですね。その場限りの効果ではなく、お客様の人生そのものを変えることを目指しているからこそ、「通わないスタジオ」という革新的なコンセプトが生まれたのだと思います。
船越社長:シンプルに、病気になって苦しんでいる方々の辛い姿を見てきたスタッフしかおらず、みんなの想いが同じ方向を向いているからです。私たちは、病気になる前にスタジオに来てくれることが、どれだけ価値のあることかを知っています。
お客様がいつまでも健康で楽しく過ごせるよう、「今、自分たちの力が不可欠である」と本気で想って、一人ひとりのニーズに向き合ってレッスンを提供してくれています。
この結果、お客様がお客様を呼び、年間平均10万レッスン以上、Google口コミ総数2000件以上、平均評価★4.9以上という高い顧客評価をいただいています。多額の広告費に頼ることなく、各地にスタジオが増えているのはこのためです。
モデルプレス:理学療法士として同じ経験を共有しているからこそ、言葉を交わさずとも通じ合う、強い信念があるのですね。同じ想いを持つ仲間が健康な体づくりをサポートするという共通の目標に向かって進んでいるからこそ、お客様の心に響くサービスを提供できているのだと感じます。
船越社長:今、皆さんが毎日何気なく過ごしている「当たり前の笑顔を、当たり前に」守りたいということです。これが当社のビジョンです。人は20歳を過ぎると日々老化していくため、何もしなければ必ず身体に不調が出ます。その不調を放っておけば、病気になる確率は格段に上がります。
だから私たちは、お客様がスタジオに来てくださった段階で、専門職として一度の介入で結果を出すことはもちろん、「レッスンの際に訴えられている不調は、普段の日常生活や習慣を包括した結果である」という視点を重要視しています。
根本的な習慣を変える指導を行うプロでなければならないと常に意識しながら、全スタッフが一回一回のレッスンに全力で向き合っています。私たちは、皆さんの“習慣のベストパートナー”になれるような存在になることを目指しています。
モデルプレス:お客様の表面的な悩みを解決するだけでなく、その人が無意識に行っている日常の習慣まで深く探求し、本質的な改善を促しているのですね。「当たり前の笑顔を守りたい」というビジョンが、スタッフ一人ひとりの行動の原点になっているのだと思います。
船越社長:常に一緒に努力できたり、成長できる仲間やお客様がいること、そしてその感動をみんなで分かち合える環境があることです。お客様がレッスンを受けるたびに身体が良くなって笑顔になり、それがきっかけで新たな目標にチャレンジされる姿を見ると、「もっと頑張ろう、良いサービスを提供したい」と思えます。
また、当スタジオは全国に店舗がありますが、オンラインやリアルでの交流が非常に多く、フランチャイズ店舗ということを忘れるほどに、みんなの仲が良いんです。お互いに刺激を受け合い、スキルだけでなく人間としてもたくましく成長していると感じます。
このように、グループ全体が想像していた何倍も楽しく、誰かが誰かの原動力を生み出している。みんなが幸せそうに働いているのが、私自身の大きな原動力です。
モデルプレス:お客様だけでなく、共に働く仲間からもエネルギーをもらっているのですね。一人ひとりが自律しながらも、お互いを高め合うような温かい関係性が、会社全体の成長を支えているのだと感じます。
船越社長:正直なところ、参加を考えた時は恐怖でしかなく、来期に見送ろうかと悩んだ自分もいました。
しかし、溝口さんが「成長したいなら、居心地が悪い場所に身を置いた方がいいよ。人生は周りの30人で決まるから」とおっしゃっていたことが心に響いていて。後世に残るようなサービスを創るために、本当に強い組織・企業を作りたかったので、迷うことなく入会しました。
まだ入会してあまり経っていませんが、メンバーの皆さんと事業の壁打ちができて本当に楽しいですし、毎日活気に満ち溢れています。既に何年分も事業が成長しているような結果が出ているので、心から感謝しています。
モデルプレス:居心地の良い場所から一歩踏み出し、未知の世界に飛び込む勇気が、ご自身の成長と事業の飛躍に繋がっているのですね。常に変化を恐れず、学び続けるその姿勢が、最高の環境と出会いを引き寄せたのだと思います。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
船越社長:理学療法士として病院で働いていた時、「自分がいくら努力をしてもこの人は救えない」という現実を何度も突きつけられました。
絶望している患者さんを支える最後の砦のような立場なのに、自分の力ではもう助けてあげることができなくて。人が見ていないところで何度も泣く日々でした。同じ現実を経験したくなくて、寝る間も惜しんで勉強や技術向上に励みましたが、それでも救えないという繰り返しが本当に辛かったです。
しかし、その経験があったからこそ、今の事業は絶対に多くの人々のためになる、日本の未来を守れるようなサービスになると確信し、強い信念をもって起業ができました。
そのチャレンジをありのままにSNSで公開していただけで、同じ想いを持った素敵な仲間が自然と集まり、フランチャイズという全国展開の形になっていきました。困難や辛い経験は、自分が成長するために必要な「成長痛」のようなもの。それを乗り越えれば、想像していなかった以上の楽しい未来やチャンスが待っていると信じています。
モデルプレス:誰かを救えない悲しみや悔しさを、世の中を変えるための大きなエネルギーに変えられたのですね。その痛みを経験したからこそ生まれた信念が、多くの人の心を動かし、共感する仲間を引き寄せたのだと思います。
船越社長:Pilates Studio DEPは、皆さんが全国どこに行っても、“当たり前の笑顔の未来を、当たり前に”守るために、2030年までに全国150店舗以上の出店を目指しています。困った時にいつでも頼っていただけるような“習慣のベストパートナー”がいる店舗を、必ずお近くに作ります。
本記事を読んで、同じように「自身の地域の方々の未来を守るような仕事をしたい」「療法士として後世に残る素晴らしいサービスを創りたい」とお考えの理学・作業療法士の方は、ぜひ求人募集やフランチャイズ加盟をご検討ください。
「誰かがそんなサービスを作ってくれたら良いな」ではなく、それを創れるのは「僕たち療法士の資格保有者かつ、辛い現実を見てきた経験がある者だけ」だと私は強く想います。この想いに共感される方はぜひ宜しくお願いします。そんな仲間が各地に増えれば、予防医学に革命を起こすような未来も、きっと夢ではありません。
なお、当店の雰囲気が肌感覚でわかる動画があります。YouTubeで「たけ ピラティス」と検索し「ピラティスで日本の予防医学を変える:全国の仲間が集結する、年に一度のDEPサミット2025」をご覧ください。
モデルプレス:「誰かがやってくれるだろう」ではなく、「自分たちがやるんだ」という強い使命感に、胸が熱くなります。医療現場での辛い経験を乗り越え、日本の未来を変えようとする船越社長の熱い想いは、きっと多くの療法士の方々の心に響くと思います。この会社で働くことは、単なるキャリアアップではなく、自分の専門性を使って社会に貢献できる、最高の挑戦なのだと感じました。
同代表の船越氏は、「病気になる何十年も前からでなければ、今ある“当たり前の笑顔の未来は、当たり前には守れない”。だからこそ、私たちの専門職として培った知識・技術と姿勢・歪みを整え身体機能を最大限に引き出せるピラティスを掛け合わせたサービスで150店舗以上のシェアを実現することは、日本の予防医学を変える可能性がある」と語る。
創業から「通わないスタジオ」というユニークなコンセプトを掲げ、お客様の根本的な健康習慣をサポートし、高い顧客満足度を誇っています。この会社を支えているのは、医療現場での経験を持つスタッフたちが共有する「予防医学で社会に貢献したい」という強い信念。
「成長痛」を乗り越えてきた船越社長の言葉は、今、困難に直面しているすべての人に勇気を与えてくれるでしょう。この会社で働くことは、自分のスキルを最大限に活かし、日本の未来を創り上げるという、この上ないやりがいと感動を経験できるはずです。
3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
株式会社DEPは、鳥取県を拠点に全国約50店舗のピラティススタジオ「Pilates Studio DEP」を展開。全スタッフが理学療法士・作業療法士の資格保有者という高い専門性を応用したピラティス指導に定評がある。
これまでの生い立ちから現在にいたるまで
モデルプレス:これまでの生い立ちから起業に至るまでのきっかけを教えてください。船越社長:理学療法士として、日本一患者が多いと言われる病院や大学病院などで、10年以上リハビリテーションに従事してきました。
理学療法士の仕事は、事故や怪我で入院した方のリハビリなどが思い浮かぶと思いますが、私は、脳卒中で手足に麻痺が出てしまって歩けなくなった方や、物が握れなくなってしまった方などの麻痺の回復や動作再獲得、腰や膝、肩などの疾患・痛みがある方が手術を回避するための保存的療法としてのリハビリ(徒手・運動療法)や、手術後の機能回復などのリハビリという形の関わりを主にしてきました。
在院中には1500名以上の患者様のサポートをさせていただきました。長年この仕事をしてきて確信したのは、「いくら医療が発展しても、完全に治せないものが沢山ある」ということ。そして「病気になってからでは、どれだけ努力をしてもできることには限界がある」とも痛感しました。
手術をしても後遺症が残ったり、退院後も不自由な生活を強いられたり…。病気をきっかけに、心から笑えなくなってしまった方をたくさん見てきました。だからこそ、「病気になってからでは治せないのなら、病気になる何十年も前から関われたら、きっと未来は違う」と考えるようになったんです。
これが起業に至った、シンプルな理由です。今、ピラティスを用いているのは、在院時に培ったあらゆる治療手段の中で、姿勢・歪みによる不調改善、インナーマッスル強化から効率よく全身の身体パフォーマンスを引き出せる手技として、最も多くの方々のお悩みやニーズにお応えできるものだったからです。
モデルプレス:10年以上にわたる臨床経験の中で、「目の前の患者を救いきれない」という悔しさを感じ、その根本的な解決策を自ら生み出すために起業されたのですね。病気になった人を「治す」のではなく、病気にならない人を「増やす」という発想の転換が、この事業の核にあるのだと思います。
通わないスタジオが、人生を変える
モデルプレス:事業内容を教えてください。船越社長:ピラティススタジオのフランチャイズ展開を行っており、現在、Pilates Studio DEPは田舎地域も含めて全国に約50店舗を展開しています。一般的にピラティスはフィットネスのイメージが強いですが、当社は業界でも最もメディカル寄りだと位置付けられているのが特徴です。その理由は、全スタッフが国家資格である理学療法士・作業療法士の有資格者のみであり、一定年数の医療関連施設の臨床経験がある人材だけを採用している高い専門性があるからです。
私たちは、療法士の専門知識と技術をピラティスに応用することで、お客様の姿勢や歪み、不調やパフォーマンスアップなどのニーズに対して一度のレッスンで結果を出すことはもちろん、レッスンを受けるたびに、お客様ご自身が身体の特徴を理解し、根本的な問題となっている日常習慣を改善できるようサポートしています。
最終的には「通わないスタジオ(卒業)」を目標にサービスを提供しています。
モデルプレス:ただ身体を動かすだけでなく、お客様自身が自分の身体の専門家になれるよう導いているのですね。その場限りの効果ではなく、お客様の人生そのものを変えることを目指しているからこそ、「通わないスタジオ」という革新的なコンセプトが生まれたのだと思います。
想いが同じ方向を向いたとき、最強のチームが生まれる
モデルプレス:会社の成長の要因は何でしょう?船越社長:シンプルに、病気になって苦しんでいる方々の辛い姿を見てきたスタッフしかおらず、みんなの想いが同じ方向を向いているからです。私たちは、病気になる前にスタジオに来てくれることが、どれだけ価値のあることかを知っています。
お客様がいつまでも健康で楽しく過ごせるよう、「今、自分たちの力が不可欠である」と本気で想って、一人ひとりのニーズに向き合ってレッスンを提供してくれています。
この結果、お客様がお客様を呼び、年間平均10万レッスン以上、Google口コミ総数2000件以上、平均評価★4.9以上という高い顧客評価をいただいています。多額の広告費に頼ることなく、各地にスタジオが増えているのはこのためです。
モデルプレス:理学療法士として同じ経験を共有しているからこそ、言葉を交わさずとも通じ合う、強い信念があるのですね。同じ想いを持つ仲間が健康な体づくりをサポートするという共通の目標に向かって進んでいるからこそ、お客様の心に響くサービスを提供できているのだと感じます。
「当たり前の笑顔」を守り抜くプロ集団
モデルプレス:仕事をする際に心がけていることを教えてください。船越社長:今、皆さんが毎日何気なく過ごしている「当たり前の笑顔を、当たり前に」守りたいということです。これが当社のビジョンです。人は20歳を過ぎると日々老化していくため、何もしなければ必ず身体に不調が出ます。その不調を放っておけば、病気になる確率は格段に上がります。
だから私たちは、お客様がスタジオに来てくださった段階で、専門職として一度の介入で結果を出すことはもちろん、「レッスンの際に訴えられている不調は、普段の日常生活や習慣を包括した結果である」という視点を重要視しています。
根本的な習慣を変える指導を行うプロでなければならないと常に意識しながら、全スタッフが一回一回のレッスンに全力で向き合っています。私たちは、皆さんの“習慣のベストパートナー”になれるような存在になることを目指しています。
モデルプレス:お客様の表面的な悩みを解決するだけでなく、その人が無意識に行っている日常の習慣まで深く探求し、本質的な改善を促しているのですね。「当たり前の笑顔を守りたい」というビジョンが、スタッフ一人ひとりの行動の原点になっているのだと思います。
誰かが誰かの原動力になる、最高の環境
モデルプレス:がんばるための原動力は何ですか?船越社長:常に一緒に努力できたり、成長できる仲間やお客様がいること、そしてその感動をみんなで分かち合える環境があることです。お客様がレッスンを受けるたびに身体が良くなって笑顔になり、それがきっかけで新たな目標にチャレンジされる姿を見ると、「もっと頑張ろう、良いサービスを提供したい」と思えます。
また、当スタジオは全国に店舗がありますが、オンラインやリアルでの交流が非常に多く、フランチャイズ店舗ということを忘れるほどに、みんなの仲が良いんです。お互いに刺激を受け合い、スキルだけでなく人間としてもたくましく成長していると感じます。
このように、グループ全体が想像していた何倍も楽しく、誰かが誰かの原動力を生み出している。みんなが幸せそうに働いているのが、私自身の大きな原動力です。
モデルプレス:お客様だけでなく、共に働く仲間からもエネルギーをもらっているのですね。一人ひとりが自律しながらも、お互いを高め合うような温かい関係性が、会社全体の成長を支えているのだと感じます。
恐怖心を乗り越え、最高の出会いを掴む
モデルプレス:「REAL VALUE CLUB」(※)に参加を決めた理由は何ですか?船越社長:正直なところ、参加を考えた時は恐怖でしかなく、来期に見送ろうかと悩んだ自分もいました。
しかし、溝口さんが「成長したいなら、居心地が悪い場所に身を置いた方がいいよ。人生は周りの30人で決まるから」とおっしゃっていたことが心に響いていて。後世に残るようなサービスを創るために、本当に強い組織・企業を作りたかったので、迷うことなく入会しました。
まだ入会してあまり経っていませんが、メンバーの皆さんと事業の壁打ちができて本当に楽しいですし、毎日活気に満ち溢れています。既に何年分も事業が成長しているような結果が出ているので、心から感謝しています。
モデルプレス:居心地の良い場所から一歩踏み出し、未知の世界に飛び込む勇気が、ご自身の成長と事業の飛躍に繋がっているのですね。常に変化を恐れず、学び続けるその姿勢が、最高の環境と出会いを引き寄せたのだと思います。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
「救えない」という悲しみが、革命の原動力に
モデルプレス:今までの人生で怒りや悲しみを乗り越えたエピソードを教えてください。船越社長:理学療法士として病院で働いていた時、「自分がいくら努力をしてもこの人は救えない」という現実を何度も突きつけられました。
絶望している患者さんを支える最後の砦のような立場なのに、自分の力ではもう助けてあげることができなくて。人が見ていないところで何度も泣く日々でした。同じ現実を経験したくなくて、寝る間も惜しんで勉強や技術向上に励みましたが、それでも救えないという繰り返しが本当に辛かったです。
しかし、その経験があったからこそ、今の事業は絶対に多くの人々のためになる、日本の未来を守れるようなサービスになると確信し、強い信念をもって起業ができました。
そのチャレンジをありのままにSNSで公開していただけで、同じ想いを持った素敵な仲間が自然と集まり、フランチャイズという全国展開の形になっていきました。困難や辛い経験は、自分が成長するために必要な「成長痛」のようなもの。それを乗り越えれば、想像していなかった以上の楽しい未来やチャンスが待っていると信じています。
モデルプレス:誰かを救えない悲しみや悔しさを、世の中を変えるための大きなエネルギーに変えられたのですね。その痛みを経験したからこそ生まれた信念が、多くの人の心を動かし、共感する仲間を引き寄せたのだと思います。
理学療法士のあなたへ。日本の未来を変える「最高の挑戦」を
モデルプレス:求める人材像、一緒に働きたい方への熱いメッセージをお願いします。船越社長:Pilates Studio DEPは、皆さんが全国どこに行っても、“当たり前の笑顔の未来を、当たり前に”守るために、2030年までに全国150店舗以上の出店を目指しています。困った時にいつでも頼っていただけるような“習慣のベストパートナー”がいる店舗を、必ずお近くに作ります。
本記事を読んで、同じように「自身の地域の方々の未来を守るような仕事をしたい」「療法士として後世に残る素晴らしいサービスを創りたい」とお考えの理学・作業療法士の方は、ぜひ求人募集やフランチャイズ加盟をご検討ください。
「誰かがそんなサービスを作ってくれたら良いな」ではなく、それを創れるのは「僕たち療法士の資格保有者かつ、辛い現実を見てきた経験がある者だけ」だと私は強く想います。この想いに共感される方はぜひ宜しくお願いします。そんな仲間が各地に増えれば、予防医学に革命を起こすような未来も、きっと夢ではありません。
なお、当店の雰囲気が肌感覚でわかる動画があります。YouTubeで「たけ ピラティス」と検索し「ピラティスで日本の予防医学を変える:全国の仲間が集結する、年に一度のDEPサミット2025」をご覧ください。
モデルプレス:「誰かがやってくれるだろう」ではなく、「自分たちがやるんだ」という強い使命感に、胸が熱くなります。医療現場での辛い経験を乗り越え、日本の未来を変えようとする船越社長の熱い想いは、きっと多くの療法士の方々の心に響くと思います。この会社で働くことは、単なるキャリアアップではなく、自分の専門性を使って社会に貢献できる、最高の挑戦なのだと感じました。
株式会社DEPについて
鳥取県倉吉市に本店を構え、全国各地に約50店舗のフランチャイズ展開を行っている株式会社DEP。全スタッフが医療関連施設を経験した理学・作業療法士の資格保有者であり、同業界ではメディカル系ピラティスとして認知されている。同代表の船越氏は、「病気になる何十年も前からでなければ、今ある“当たり前の笑顔の未来は、当たり前には守れない”。だからこそ、私たちの専門職として培った知識・技術と姿勢・歪みを整え身体機能を最大限に引き出せるピラティスを掛け合わせたサービスで150店舗以上のシェアを実現することは、日本の予防医学を変える可能性がある」と語る。
まとめ
理学療法士として多くの患者と向き合う中で、「病気になってからでは手遅れになる現実」を目の当たりにした船越社長。その悲しみと悔しさを乗り越え、「当たり前の笑顔を守る」ために立ち上がったのが、株式会社DEPです。創業から「通わないスタジオ」というユニークなコンセプトを掲げ、お客様の根本的な健康習慣をサポートし、高い顧客満足度を誇っています。この会社を支えているのは、医療現場での経験を持つスタッフたちが共有する「予防医学で社会に貢献したい」という強い信念。
「成長痛」を乗り越えてきた船越社長の言葉は、今、困難に直面しているすべての人に勇気を与えてくれるでしょう。この会社で働くことは、自分のスキルを最大限に活かし、日本の未来を創り上げるという、この上ないやりがいと感動を経験できるはずです。
「REAL VALUE」とは
「REAL VALUE」はビジネスの第一線で活躍し続ける堀江貴文・溝口勇児・三崎優太が認める各領域のトップ経営者だけを厳選して始動した経営エンターテイメント番組。堀江・三崎の公式YouTubeにて配信中。3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
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